流行の法則

流行の法則

2006/05/17
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商品価値が1.5年で半分ですか・・。ま、アパレルも良く似たもので、たいていの場合には、流行に気がついてからだと、丁度その程度の期間で、価値は半減します。(その倍の時間もたつと、ほぼ0になりますね・・・)
実際のところ、現象の上からは流行に気がつくのは、過ぎてからということがほとんどです。

対処方法としては、販売の対象客層を変えることで、もう少し長く保つことも出来ますが、お店などの場合には、お店全体のイメージに引っ張られるので、部分(個々の商品)を生かすのか全体(お店)を生かすのか、難しい決断を迫られることになります。
そのほかにも、マイナス要素をカバーすることで、価値を保つ(価値をつける・・?)方法もありますが、商品によっては大胆な判断を迫られることも多いので、よほど要素主義を理解してもらわないとお奨めできません。
また、何処の業界でも大手は良いところを掻っ攫っていくように見えますが、その実、内情はお寒いことも多いようですので、(笑い)なんとも言えません。
私が商品の企画をしていたときには、一番のお得意さんは、各大手メーカーのデザイナーであったりしましたので、何処ともそれなりに苦労はあるようですよ・・・笑・・・。

ま、小さな規模だから融通が利くという点もあるので、柔軟性を持って、戦略を練るのが楽しみになれば良いのだと思います。
何しろ、大手になると価格ひとつ変えることができないですから・・・
ちなみに、以前、どうしようもない在庫品などは、値段ではなく、イチゴ1パックと交換などとやってみたことがありますが、なかなか受けは良くて、その後は差し入れが増えましたよ・・・笑。

このような例は極端だとしても、経済学の観点からすると物々交換は非効率的であるとしても、アイデアとしては頭の片隅に持っておかないといけないということなのだと思います。
例えば、ネット環境が発達したことで、特に家電製品などの、ナショナルブランドの品番管理をされている商品などは、検索をかけると即座に価格の比較も出来てしまうので、大変な激戦になっているようです。
そのため、既存のTV通販なども、複数の商品を組み合わせて価格を比較できないようにして、まとめ売りという小手先の方法をとり始めているようですね。

これからの戦略としては、個々の商品の価格を比較できないようにするのか、検索にかからないようにオリジナルの品番化するのか、徹底して販売経費を縮小して価格比較の出来るようにするのか、それとも・・・いずれにしろ、発想方法の転換を要求されているのだと思われます。異業種での異端児の、お話も少しは役に立てれば良いですが・・・・





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Last updated  2006/05/17 11:48:01 AM
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