お見合い結婚です。
１勝１敗１引き分け。
勝率５割。

最初のお見合いは、こちらからお断り。
２回目は相手から、お断り。
３回目は、今のニョーボ。
で、前述の勝率。

友人達に散々イヤミを言われた。
「オマエが、お見合い結婚ネェ。」
若かりし頃は恋愛結婚至上主義者。
「テメ～のニョーボになる、女なんぞ、テメ～で見つけられないで、ど～するよ。」
カッコＥ～！
何人か両親に紹介したこともある。
実らず。

「彼は恋多き男で、その結果は全て振られたと、聞いております。」
人生の先輩の結婚式でのスピーチ。
全て、とは言わんが、まぁ当たらずとは言え遠からず。

２８歳の時、６３歳でオヤジが他界。
気丈な母親がヨレっときたので、こりゃアカン。
「母親をサポートしてくれる人を」との思いで、お見合いスタート。
オヤジが生きていれば、いまだに優雅な（？）シングルライフを送れていたかもしれないのに。
ニョーボには、ゆ～とりません。

お見合いをして気づいたこと。
なんと、よく出来た「システム」か。
結婚のための障害になるであろう課題が、最初に検討される。

「どこの、おジョ～さん？」
「彼の年収は？」
「ご家族は？」
家系は？長男？長女？同居？学歴？勤務先？宗派？お墓？ｅｔｃ．
面倒くさいハナシが最初に出てくる。

そこで様々な条件が合わなければ、お見合いそのものが成立しない。
予備審査ってやつ。
お見合いに至らなかったケースも３件ほどあった。
お見合いの席に着く以上、相手もこちらの「悪条件」は承知の上。
だから、同じような「悪条件」のふたりが出会う。

互いの条件は整った。
後は何をするか？
相手を気に入ったなら、自分をスキになってもらうだけ。

恋愛は逆。
最初に「惚れた。」ありき。
そこから、「ややこし話」に挑戦。
課題が多すぎると、互いに調整に疲れ果てて恋が終わる。

恋することと、愛することは違う。
説明すると、又、なが～くなるので割愛。
「ドラマは『結婚式』で終わり、人生はそこから始まる。」
至言。

出会いの形は何でも構わない。
恋愛、お見合いパーティー、出会い系サイト、街で行きずり、ｅｔｃ．
そんなものは、なが～い結婚生活とは全く関係ない。

結婚生活は互いが作り上げてゆくもの。
上手く行かない理由を、「出会いの形」のせいにしても意味が無い。

考えてみれば不思議なもので、この広い世界で、たった一人の男とたった一人の女が出会う。
その確率は？
しかも結婚するとなると、また、その確率は？
東京で鹿児島の男性と、北海道の女性が知り合って結ばれる。
そんな例もありました。
「縁は異なもの味なもの」さのよいよい♪

お見合いも悪かぁない。
出会いの一つ。
一度、お試しあれ。

ナニ？
貴君は既婚者？
そりゃ、出来まへんナァ
しかも大恋愛の末だった？
良かったじゃないですか。
それなのに、「今のニョーボは・・・・。」

「そんな私に、誰がした！？」
我がニョーボ殿のご発言。
「あんたが、勝手になったんや。」とは、言えず・・・・。
「すんませんなぁ。」

名将は負ける戦（いくさ）は、いたしません。
っと、自分に言い聞かせる。
やっぱ、この頃、やったらサブ～いよねぇ。
ガタガタ、ブルブル。

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