あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

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2008年10月10日
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カテゴリ:
今日は母とお芝居見物
自分は仕事が終わってから劇場に駆けつけるので、果たして母とうまく落ち合えるか、ちょっと心配
だって母はあまり外に出歩かない人だし、携帯電話も持っていない
電車の乗り換えを間違えないだろうか?
迷わず劇場まで来れるだろうか?
などと、車のハンドルを握りながら、あれやこれやと心配する
親が子を心配する のは分かるけれど、 子が親を心配する だなんて、ちょっとおかしいか
でも心配なんだよね
母もだいぶ歳とったし…

小雨振るなか、新宿駅の地下駐車場に車を停めると、繁華街の歌舞伎町へ
開演の30分前に、待ち合わせ場所の新宿コマ劇場に到着
高速道路が空いていたから、ちょっと早く着いたみたい
と、カフェにでも入って時間を潰そうと思ったら、不意に後ろから自分の名前を呼ぶ声が…
母だった
うまく会えて、ヨカッタ、ヨカッタ
って、随分と大荷物だなぁ…
手提げ袋のなか何入ってんの?って聞いたら、お弁当だって!
なんや用意周到やなぁ

新宿・歌声喫茶の青春
今日観る舞台は、新宿コマ劇場の地下にあるシアターアプルにて公演中の 『新宿・歌声喫茶の青春』

青春という言葉がまだ素晴らしい輝きを放っていた時代、若者達の喜びと悩みを、歌声と共に色鮮やかに描いた音楽劇
“今日よりも、もっといい明日へ”
誰もがそんな希望を抱けたあの頃…
あの日みんなが夢見た“明日”はいったいどこへ…

(公演あらすじより)

劇場に入って ビックリ!
自分は色々な舞台を観るけれど、 今までで一番観客の年齢層が高い かもしれない
昭和30年代の歌声喫茶を舞台にしているというから、昔を懐かしんで観劇される方が多いのかもしれない
ほんと、自分を含めて若い人が少ない
そんな現代の高齢化社会を目の当たりにしつつ、舞台の幕は上がった…

ロシア民謡が流れる食堂が舞台
そこに歌が好きな若者たちが集い、歌って盛り上がったことがキッカケとなり、“歌声喫茶”が誕生する
時代の脚光を浴びる“歌声喫茶”
夢が現実となり、日々充実した生活を送るが、時代の流れとともに、夢や希望に燃えていた人々の心も変わり…

歌声喫茶が舞台ということで、数々の名曲を楽しむことができる
「トロイカ」、「雪山賛歌」、「かあさんの歌」、「おお牧場はみどり」、「花」、「ともしび」、「山のロザリア」、「赤とんぼ」 と、数え上げたらキリがないのだが、ロシア民謡、愛唱歌など数々のメロディーが歌い上げられる
自分には馴染みのない曲ばかりなので、なかなか新鮮な感じで聞いていた
ところで、歌声喫茶のシーンでは、舞台上に歌詞の字幕が浮き上がり、
『さぁ一緒に歌いましょう!』
と、舞台上の出演者の方々から促される
えっ?
と思ったんだけれど、すぐに納得することができた
パンフレットに、 “お客様参加型の音楽劇” と書いてあって、どういう意味かな?って思っていたんだけれど、こういう意味だったんだね
客席の観客の人たちが歌声喫茶に来たように、 舞台と客席とが一体となって一緒に歌おう ってことなんだ
でも、やっぱり恥ずかしいのか、客席からはあまり歌声は聞かれない
このまま静まり返った状態なのかな?って思ったら、舞台が終幕にいくにつれて、お客さんのボルテージも上がってきたみたいで、後半の「カチューシャ」や「千の風になって」のときは、結構盛り上がっていた
自分の両脇のお客さんも口ずさんでいたしね
出演者の方々も盛り上げ方が上手だから、観客もうまく乗せられて、舞台と客席が一体になった感じがあって、すごくよかった
自分?
自分は、心のなかで大熱唱してた
だって、声に出すのは恥ずかしいモン

主演は由紀さおり氏
舞台に登場してきた時の女子大生役には、ちょっと、いやかなり無理があるんじゃない?なんて思ったが、歌のシーンになると、さすが!
ほんと歌声が澄んでいて、思わず聞き惚れてしまったほど
舞台では何曲も披露してくださるので、さながら “由紀さおり・ワンマンショー” といった感じ

麻丘めぐみ氏は、出番も多くないし、嫌味な女性の役なので損な役回りだが、その美しさは今も昔も変わらずで、舞台に登場すると、パッと華やぐ
あまり美声が聞けないのが残念だったが、老婆に扮しての「千の風になって」は、心温まるシーンとして印象が残った

物語のラストシーン
急に今までのトーンとは打って変わり、思いもよらないメルヘンチックな展開に少々面食らってしまったが、すごく心憎い演出になっていて、自然と 大粒の涙がポロポロ と頬を伝った
完全にヤラレタ
身体がカッカと熱く燃え、鼓動は激しくなり、涙が止まらない
その涙は、舞台の幕が下りるまで止まらなかった
すごくイイ!
なかなかこんな感動は味わうことができない
これだから、芝居見物はやめられない

数々のメロディーに彩られた歌声喫茶を舞台に、夢や希望、成功に挫折、愛と死と、色々な人間模様が描かれていて、当時を知らない世代の自分でも楽しむことができた
母も、懐かしのメロディーを耳にし、だいぶ楽しんだみたい
ほんと、ヨカッタ
曲のタイトルが分からないんだけれど、気に入ったメロディーを口ずさみながら帰ります


シアターアプル・10月公演
『新宿・歌声喫茶の青春』
10月3日(金)~10月14日(火)まで
出演/三枝澪…由紀さおり/瀬川ひかる…麻丘めぐみ/木崎英雄…佐藤輝/鶴吉・錦城昭彦(2役)…山田純大/ソーニャ…安田ひろみ ほか







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最終更新日  2009年09月18日 20時07分46秒
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