aituに乾杯

aituに乾杯

2017.06.30
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カテゴリ: 写文俳句


雨粒のひとつひとつに梅雨の空









小学校の頃から
何度か転校をくり返した

初めての転校は
九州の田舎から大阪へ家族で出て来た時だった
国訛りが子供心に恥ずかしかった
何度か転校するうちに
訛りはなくなってきたけれど
そのうち一人でいるのが好きになった
雨の日は
雨に濡れるグラウンドの風景よりも
窓の雨粒に目の焦点が合うようになった
一人を楽しむようになった

今でも
雨の窓景色を見ると
オートフォーカスのように
雨粒に視線を合わす自分がいる







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最終更新日  2017.07.06 23:46:08
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