南ドイツ 小さな谷の旋律

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May 16, 2008
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テーマ: コーラス(2664)
カテゴリ: その他のコーラス
練習の始まる20時ちょっと前に、着いたら、いつもより集まっている人が少ない。

しかも女性ばっかり。
今週と来週は学校の休みだし、もしかして、やっぱり練習ないのかな、とちょっと不安になっていると、見覚えのある顔、事務局の仕事をしている人がいた。

今日って練習無いの?

あるある。もう中に入ってて

やっぱりあるんだ。
考えてみれば、次の日に別のコーラスの時間と場所をもらってわざわざ補習をやるくらいだから、レギュラーの練習がなくなるわけはなかった。

この日は、メンバーの集まりも遅かったし、指揮者のヴォルフガングがちょっと遅れて来たので、練習が始まったのはいつもよりもさらに遅かった。
何度も書いてるけど、こういうの、一番嫌だわ。
それでいて、終了時間が過ぎても、もう少しだけって練習を続けてる。
練習に熱が入って時間が長引くのは全然気にならないんだけど、始まりが遅くなってその分長く練習するのって、気分が悪い。

まず最初に、テキストだけを抜き出した紙が配られた。
A4の紙の両面に全パートのテキストが構成に沿ってプリントされている。
原語のテキストが、ドイツ人が発音しやすいアルファベット表記にしてある。
ドイツで大学生をしているネイティブスピーカーが作ったらしく、発音が分かりやすい。
ネイティブの子がすべてのテキストを最初から最後まで一度通して発音してくれた。

どうやら、本番では楽譜を持たずに歌え、このテキストの紙だけはO.K.ということらしい。
確かに、私たちがもらった楽譜はコーラスの部分だけを抜き出して、切り張りしてコピーしてあって、A3が3枚とA4が1枚(男性はこれにプラスして、男声だけの部分も何頁かある)。
両面コピーな上に、スペースいっぱい使ってあるから、つなぎ合わせたり製本したりすることは不可能。
100人からのコーラスが歌いながら、頁をめくり目的の箇所を探す図はもちろん、非常に鬱陶しい。

しかし、、、原語のテキストを見ながら歌うことに慣れてしまっているので、ドイツ語表記されたテキストを見て歌うと、ものすごく混乱する。
つい、PとRの発音を取り違えてしまう。
かといって自分で書き写したらA4一枚にはまとまりそうになりし、、、。
やっぱり暗記するしかないのか


もともと配られた音符にもドイツ語表記で発音が入れてあるんだけど、ヴォルフガングが自分でインターネットなどで探しながら入れたらしく、所々間違いがある。
全然違うテキストになっている箇所なんかもあって、原語を読めない人たちは間違えたまま歌っている。

そこ、テキストがちがーーーう!
だから、最初にテキストを配って、貴重な時間を掛けて確認しただろ??
確認するためにわざわざ配ったんだからちゃんと活用するように!!


さっきテキストを配られたからって、いきなり正しく歌えなんて言われても、そりゃあ無理だって

楽譜を置いて!
もう1ヶ月以上も練習してるんだから、テキストなんかわかってるだろ?
誰もこっちを見てなかったら、一体どうやって指揮すればいいんだ!!


今日も熱いヴォルフガングだった。
カワイイな~

ヴォルフガングは、年もまだ30歳くらいで実際に若いんだけど、
キャラクターが近所の子供をまとめるリーダー(ガキ大将とはちょっと違うんだけど)っていう感じで、
「みんなでなんかすっごいことやって、大人達を驚かせてやろうぜっ」て、ワクワクして夢中になっている、プロジェクトを一つ一つ作り上げていくプロセスを楽しんでいる雰囲気がある。


しかし、いつも思うことだけど、指揮者ってホントに大変そう。

ふとした瞬間に緊張が緩むとすぐにおしゃべりが始まる。100人から居るから、あっという間に練習場全体がざわついてしまう。

静かに~。
みんなが一度にしゃべったら何も分からなくなるじゃないかっ
しゃべるのは指揮者だけだ!!


なんて、まるで小学校低学年の担任みたい。

はっぱをかけて、喝を入れてテンションを上げさせて、
時には声を荒げて感情をぶつけ、
ユーモアを交えながら笑いも取りつつ、
うまく乗せて、褒めてその気にさせて。

指揮者やってる人って、人間的に魅力的な人が多い。
人を惹きつけてまとめるタレントというか、人柄がすごく重要なんだな。
少々毒舌でけなされても、笑って許せてしまう無邪気さというか、
指揮者があんなに必死なんだから、こっちもその思いに応えないと、と思わせるエネルギー。


来週はなんと4回もOヴォーカルの練習がある。
うち、3回は祝日と週末の午後、3時間ぶっ通しで、オケとソリストとの全体練習。
すっごく楽しみ。

でもその前に暗譜しないとね。







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最終更新日  May 19, 2008 02:22:46 AM
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