震災 0
全5件 (5件中 1-5件目)
1
紙は木からできている。わかってはいても、紙を消費することが木を消費していることにつながりません。ちょっと机を拭くのにティッシュを使ったり、ちょっとメモをとればすむことでも、A4のコピー用紙に印刷したり、といったことをついやってしまいます。それが積み重なって日本はアメリカに次ぐ第2の紙消費大国になっています。日本で使われているティッシュやコピー用紙の原料はタスマニアやスマトラの森からやってきています。タスマニアの森林伐採の90%は日本へ製紙原料として輸出されていました。最近ではスマトラ島の森林伐採も問題になっています。日本和紙造形研究所は紙に携わることをやっているので、なにかできることをやろうということで、ワークショップをとおしてこのこと↓を呼びかけています。「紙は木からできている。紙の消費は森の消滅。紙は大事に使おう!」特に今年は「捨てる紙あれば、拾う紙あり!」と題して、裏面未使用のコピー用紙の回収もしました。普通、会社では情報漏洩になるので、裏面未使用のコピー用紙を外に持ち出すことはないとは思いますが、それでも何人かの方が可能なものを持ってきてくれました。今年はアースデイ40周年でもありますので、「紙漉きで絵を描く。和紙造形体験ワークショップ」では地球に感謝して、なにかイメージを漉き込んでもらいました。↓そのときにできた作品です。このようなものが30~40分でできます。ワークショップに参加された方の感想を一部ですが紹介します。「紙はとても貴重なものなんだなと実感できるステキなワークショップですね!継続してください!」江東区 GSさん「私も牛乳パックの紙すきをやっていましたので、身近に感じられました。資源を大切にすることは大切ですね」松戸市 YEさん前回の記事「2010 tesukiはがきアート展。受賞者発表!」にも多くの方の感想を掲載しています。よろしければご覧下さい。最後になりましたが、今月の19日から世田谷美術館で和紙造形公募展を開催します。ぜひ、見にきてください。和紙造形公募展「漉き込まれたイメージ」2010年5月19日(水)~23日(日)10:00~18:00(最終日のみ16:00終了)世田谷美術館主催/日本和紙造形研究所今日はこのへんで。読んでいただいてありがとうございます。よろしければ、上の「blog Ranking」のバナーをクリックしてください。1日1回クリックしていただけると、たいへんうれしいです。お手数ですが、よろしくお願いします。参考までに、上の「blog Ranking」のバナーをクリックしても、ブログランキングのページが表示されるだけです。なにかを記入したりする必要などはまったくありません。ブログランキングのページが表示されたら、他のページをのぞいてもいいですし、終了するのも自由です。●yunさんの運営する「和紙造形のコミュニティ」がMixiにあります。Mixi会員の方だけになりますが、ぜひのぞいてみてください。
2010年05月10日
コメント(0)
昨日はアースデイ東京2010の記者発表がありました。昨年のアースデイではイベント内食料自給率100%をめざして、「田植えから始める米づくり」でおむすびを作り、記者発表でも試食していただいたのですが、今年はアースデイ東京10周年でもあり、同時にアメリカでのアースデイ誕生40周年でもあるので、それを祝って記者発表で日本酒をふるまおうということなったのです。以下、アースデイ東京2010記者発表の配付資料より--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------千葉県神崎町で330年つづく酒蔵『自然酒 寺田本家』のご協力をいただき、完全無農薬・有機栽培の米作りから、昔ながらの自然発酵でつくりました。多くの参加者、協力者が集まり、愛情を込めてつくったこともあって、まさに『愛と平和の地球の祭典』を象徴するお酒になりました。※この地球力100%自然酒【earth】は、当日、会場で限定販売されると同時に、他の国々のアースデイの仲間たちに、東京からの『アースデイギフト』としてプレゼントする予定です。--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------このお酒のラベル160枚を日本和紙造形研究所で作成いたしました。ちなみにお酒の名前は加藤登紀子さんの命名で題字もご本人によるものです。この記者発表はアースデイ東京2010の実行委員長C.W.ニコルさんと野中ともよさん、水野美紀さんらによるトークや加藤登紀子さんの歌などでアースデイの意義が発信されました。この模様はUSTREAMとtwitterでLIVE中継されました。USTREAMはこちらで↓ご覧いただけます。http://www.ustream.tv/recorded/5174390<< アースデイ東京2010とは >>http://www.earthday-tokyo.org/開催日:4/17(土)、18日(日) @代々木公園等 を中心に開催地球に感謝し、地球を守る意識を共有する日、アースデイ。1970年から毎年、世界中で開催されるアースデイムーブメントが、今年で40周年を迎えます。アースデイ東京も10回目です。アースデイ東京・代々木公園は、地球を想う多彩なアーティストが駆けつける「アースデイ・コンサート」、多数のNGO/NPOが参加する「アースデイ・NPOビレッジ」他、フェアトレード商品を軸としたマーケット、オーガニックフード屋台、有機農産物や食品の直売、ワークショップ、パフォーマンスの披露等々で構成される市民によるエコイベントです。大人から子どもまで広く楽しむことができます。今年もこのイベントで日本和紙造形研究所はワークショップと手漉きはがきアート展を開催いたします。4月17日(土)~18(日)代々木公園昨年の様子はこちらから「紙漉きで絵を描く」和紙造形ワークショップhttp://washizokei.jp/ed_workshop.html手漉きはがきアート展2009http://washizokei.jp/tesuki_hagakiart.html今日はこのへんで。読んでいただいてありがとうございます。よろしければ、上の「blog Ranking」のバナーをクリックしてください。1日1回クリックしていただけると、たいへんうれしいです。お手数ですが、よろしくお願いします。参考までに、上の「blog Ranking」のバナーをクリックしても、ブログランキングのページが表示されるだけです。なにかを記入したりする必要などはまったくありません。ブログランキングのページが表示されたら、他のページをのぞいてもいいですし、終了するのも自由です。●yunさんの運営する「和紙造形のコミュニティ」がMixiにあります。Mixi会員の方だけになりますが、ぜひのぞいてみてください。
2010年03月05日
コメント(0)
先週の土日、アースデイ東京2009 @ 代々木公園が終了しました。昨年の来場者は12万人。今年は13万人の予想でしたが、それを上回り、18日(土)が65000人、19日(日)が75000人。2日間で14万人の来場者がありました。代々木公園の出展参加は383グループ、テント数238張り。参加ボランティア461人、当日の取材メディア85社。やはりアースデイは日本最大の環境イベントです。4月22日は本当のアースデイ「地球の日」。1970年4月22日、アメリカのネルソン上院議員が環境問題に関する集会を呼びかけ、当時スタンフォード大学の大学院生だったデニス・ヘイズの働きによって実現したのです。アースデイ東京は21世紀の最初の年、2001年に開催されました。つまり来年2010年は「アースデイ40周年」でもあり、「アースデイ東京10周年」でもあるのです。和紙造形体験ワークショップはどうだったかというと、写真のようにかなりの人出でにぎわいました。手描きの横断幕は作るのはたいへんでしたが、よく目立ったようです。体験ワークショップの参加者は約100名、大人も子どももたくさん参加されて、午後2時にはその日の予約がうまってしまうほどの人気でした。のべ18名の方に手伝っていただいたのと、また空いた時間に手伝いに来ていただいた方々のおかげで、なんとかまわしていくことができました。和紙造形は「紙漉きで絵を描く」新しいアートだということを確実ににアピールできたようです。同時に開催した「tesukiはがきアート展」は出品点数50点、来場者の人気投票が85名でした。投票は好きな作品を1人3点記入する方式です。みなさんしっかり観賞してくれているようで、感想も真剣に答えていただいたようです。一部紹介いたします。「和紙特有の光にすける感じがとてもすてきでした」「どれも漉き込んだとは思えなくステキな作品です。ワークショップでみなさんが体験した作品もステキでした」「自己表現の新しさを実感できました」「想像力の高まる趣味でとても素敵だと思います」「表現力がすごい !!」「描いたようにみえますが、漉き込んでるハガキはみんなステキですね」「工夫次第で色々なもようが出来るのに驚き」集計結果やその他の感想はまた次回に紹介いたします。今日はこのへんで。読んでいただいてありがとうございます。よろしければ、上の「blog Ranking」のバナーをクリックしてください。1日1回クリックしていただけると、たいへんうれしいです。お手数ですが、よろしくお願いします。参考までに、上の「blog Ranking」のバナーをクリックしても、ブログランキングのページが表示されるだけです。なにかを記入したりする必要などはまったくありません。ブログランキングのページが表示されたら、他のページをのぞいてもいいですし、終了するのも自由です。●yunさんの運営する「和紙造形のコミュニティ」がMixiにあります。Mixi会員の方だけになりますが、ぜひのぞいてみてください。和紙造形のイベントはほかにもあります。↓これは現在募集中です。「小さなノート:イロドリチョウを作ろう!」~自分で紙を漉く世界にたったひとつのノート~日記をつけたり、毎日の予定を書き込んだり、思いついたことを書き留めたり・・・小さなノートに気持ちを綴るだけで、1日1日がキラキラと輝きはじめます。毎日を彩る「イロドリチョウ」を、自分のため、誰かのために作ってみませんか。全2回のワークショップです。初回は糸や紙、リボンなどを漉き混んで表紙を製作し、2回目はその紙を使ってハードカバーのノート(蛇腹綴じ・ゴム付き)に仕立てていきます。詳細はこちらから→http://washizokei.jp/↓こちらは少し先のことですが…。「虹の会 '09 WASHI造形展」和紙造形大学20期の作品展「テーマ・空」7/14~7/19(日)10:00~18:00(初日は13:00開場、最終日は16:00終了)世田谷美術館
2009年04月23日
コメント(6)
世田谷和紙造形展、昨日終了いたしました。天気もよく、世田谷美術館のある砧公園には一足早い花見客がいっぱいでしたし、「平泉~みちのくの浄土~」展も列ができるほどの人気でした。おかげで世田谷和紙造形展にもたくさんの方に来場いただき、会場もにぎわっていました。来週から、和紙造形大学22期生の卒業制作展がはじまります。世田谷和紙造形大学第22期本科 卒業制作展日程/4/5(日)~4/18(土)場所/三軒茶屋キャロットタワー2F カフェくりっくさて、いよいよ来月「アースデイ東京」が4/18(土)、4/19(日)の2日間に開催されます。JR原宿駅のビルボードに設置されました。協賛企業のJUNグループによるものです。ほかにも小田急電鉄の協力で社内吊り広告もされています。アースデイは毎年この時期に代々木公園で開催される日本最大の環境イベントです。事前準備から終了後の撤去まで運営はすべてボランティアの手によるもので、学生だけではなく社会人の方も多く参加されています。そのボランティア・スタッフの昼食は、これまたボランティアの手によって昨年からこのために育てられた米をつかったオーガニック弁当なのです。以前行った記者発表でも約100名の記者にこの弁当と、小田原放置農園をボランティア活動で再生した夏みかんジュースをふるまいました。アースデイ内での自給率100%を目指しています。代々木公園会場では、使用済み天ぷら油をリサイクルしたバイオディーゼル燃料の導入を始め、太陽光、水素エネルギーなどの自然エネルギーを使って、ステージ・会場内の電気を供給します。使用済み天ぷら油は家庭に埋もれている油田なのですよね。アースデイ・コンサートは次のようなラインナップで、出演者もすべてボランティアなのです。4/18(土)ズクナシ、曽我部恵一BAND、浜崎貴司、Yae、YAOAO4/19(日)orange pekoe、いとうせいこう、岸眞衣子(Magnolia)、喜納昌吉&チャンプルーズ、東田トモヒロ、本門寺重須孝行太鼓、湯川潮音また、飲食エリアのアースデイキッチンには人気のオーガニック店が出展します。人気の店ばかりですのでランチタイムは時間をずらしたほうがいいかもしれません。最後に、もちろん和紙造形体験ワークショップも無料で行いますので、この機会にぜひご参加ください。ただの和紙を漉くのではなく、植物の繊維を絵の具にして絵を描くワークショップです。紙が木からできているのは知っていても、紙を消費することが木を消費しているということを連想する人は少ないですよね。このワークショップをとおして、このことを実感してもらえればと思います。消費するための和紙を作る従来の紙漉きとは違い、ARTを作るための新しいKAMISUKI、それが「和紙造形」なのです。同時に「tesukiはがきアート展」も開催します。これもはがきに絵を描いたものではなく、色と形を漉き込んだはがきの作品を展示いたします。来場者に好きな作品の投票もしてもらう予定です。「紙漉きで絵を描くって...?」和紙造形体験ワークショップ日時 4/18(土)~4/19(日)10:00~17:00場所 代々木公園会場 ステージ前無料出展場所はステージの真ん前ですので、見つけやすいと思います。テントの両脇には和紙の原料である楮(こうぞ)の木を立てます。この木の枝に不要となったチラシや包装紙などの紙を結びつけてください。紙の花をさかせたいと思っています。かなりの人出が予想されますので、このワークショップの後方支援をしてくれるボランティア・スタッフを募集しています。参加した人は、和紙造形実習体験を受けることができます。和紙に興味のある人やお祭り好きな人はぜひこの機会にご参加ください。詳しくはこちらのページから。今日はこのへんで。読んでいただいてありがとうございます。よろしければ、上の「blog Ranking」のバナーをクリックしてください。和紙造形のイベントはほかにもあります。「Washi Art '09」和紙造形大学15期有志による、和紙造形作品や雑貨の展示・販売4/14~4/19(日)11:00~19:00(最終日は17:00終了)GALLERY 2104(青山)東京都港区南青山2-10-4 TEL.03-5411-2104「虹の会 '09 WASHI造形展」和紙造形大学20期の作品展「テーマ・空」7/14~7/19(日)10:00~18:00(初日は13:00開場、最終日は16:00終了)世田谷美術館●yunさんの運営する「和紙造形のコミュニティ」がMixiにあります。Mixi会員の方だけになりますが、ぜひのぞいてみてください。
2009年03月30日
コメント(0)
エコ&アート展というのが開催されています。「アートが地球のためにできること」というのがテーマです。アートというのはそもそも、自然に手を加えたものだとも言えます。西洋の庭園をみてもわかるように、シンメトリーに樹木を配したり、植物を刈り込んで、動物に見立てたりしています。(日本庭園はその逆で、自然の中に美を見いだそうとしていますが…)人工的という意味の英語はアーティフィシャル〈Artificial〉です。また、職人はフランス語でアルチザン〈Artisan〉といいます。つまり自然の反意語はアートでもあるわけです。極論ですが、人類は自然に反することを楽しんできたわけです。そのつけが現在の地球環境となっているわけですから、そのアートが地球のためにできることという発想は、いま必要とされているのかもしれません。エコ&アート展には若手クリエーター、アーティストからの興味深い応募作品がいろいろ展示してあります。紙に関するものがけっこうありました。左から、植物でできた「エコマスク」。レジ袋を使用した「umigame」。ゴミ出しも楽しくなりそうな「おにぎりごみ袋」。中でも気に入ったのはこの作品「Rubbish Stool」。下の写真は制作者の和田 卓さん。これは新聞紙を細くカットしたものです。これで約1ヶ月分の新聞紙を使用したとのこと。実際に座ってみると、意外! 座り心地がいいのです。ビジュアルアーツ部門とプロダクト&コミュニケーション部門にわかれていろいろ展示してあり、受賞作は3月22日(日)に発表されるようです。「eco&art展 2009」3月23日(月)まで開催コニカミノルタプラザギャラリー(新宿)エコといえば、「アースデイ東京2009」が今年も4月18~19の2日間、代々木公園で開催されます。ここで「紙漉きで絵を描くって…?~和紙造形体験ワークショップ~」と「tesukiはがきアート展」を開催します。「紙漉きで絵を描くって…?~和紙造形体験ワークショップ~」では植物の繊維を絵の具とする新しいアート、和紙造形を無料で体験してもらいます。和紙造形が従来の紙漉きとどこが違うのかというと、従来の紙漉きが消費するための和紙を作るものだとすると、和紙造形はARTを作るための新しいKAMISUKIなのです。このイベントのねらいは「紙は木からできている」ということ。つまり紙の消費は木の消費につながるということをアートとして楽しみながら実感してもらいたいと思っています。同時に開催する「tesukiはがきアート展」は本人が漉いたもので、なおかつ50円切手で郵送できることが条件とされるtesukiはがきの和紙造形作品展です。作品はロープに木の洗濯バサミではさんで展示いたします。当日、来場者に好きな作品を投票してもらいます。きっとtesukiならではの独創的はがきアートが見られるはず。そして、和紙造形ブースの両脇には和紙の原料である楮(こうぞ)の木を立てる予定です。この木の枝にゴミとなるチラシや包装紙などをくくりつけて、紙の花を咲かせようという計画もしています。ただいま、このイベントのボランティア・スタッフを募集しています。参加した方は、和紙造形実習体験を受けることができます。詳しくはこちらのページから。今日はこのへんで。読んでいただいてありがとうございます。よろしければ、上の「blog Ranking」のバナーをクリックしてください。1日1回クリックしていただけると、たいへんうれしいです。お手数ですが、よろしくお願いします。参考までに、上の「blog Ranking」のバナーをクリックしても、ブログランキングのページが表示されるだけです。なにかを記入したりする必要などはまったくありません。ブログランキングのページが表示されたら、他のページをのぞいてもいいですし、終了するのも自由です。●yunさんの運営する「和紙造形のコミュニティ」がMixiにあります。Mixi会員の方だけになりますが、ぜひのぞいてみてください。
2009年03月20日
コメント(0)
全5件 (5件中 1-5件目)
1