最近の中国のニュースから

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2007年01月28日
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 2005年9月1日、教育部が大学生の管理規定を変更し、学生結婚する場合に大学の同意を得る必要がなくなり、学生結婚が増えているようです。北京の海淀区という大学密集地域では、2006年に結婚登記した3割は在校生だったという記事がありました。

 しかし、学生結婚してもそのための住居などが提供されるわけではなく、離婚も多いという記事もあり、目出度いだけではなさそうですが、下は雲南での学生結婚の光景です。



結婚式の様子
 女子寮の7階にある花嫁の住んでいる部屋の入口には大きな赤い「喜喜」の文字がはられ、午後1時半、ルームメートに付き添われた花嫁が純白のウェディングドレスを着て部屋に帰ってきた。

 1時45分、3台の花嫁を迎える自動車隊がやってきた。新郎が上ってきて、部屋をノックしたが、花嫁は「先に階下から求婚して頂戴。私はそんなに簡単に出て行きませんからね」と追い返した。

 2時、新郎が外から、上に向かって大声で「早く降りてきて!」と何度も叫ぶと、「花嫁の家人」がやっとバルコニーへ出てきた。周囲の寮からは何事かと学生たちが顔を出し、見に来る学生も増えた。

 「花嫁の家人」が「そんなんではダメ、『私はあなたを愛します』と言いなさい」。最初新郎は茫然としていたが、顔を上に向けて大声で「私はあなたを愛します」と叫んだ。「花嫁の家人」は「声が小さくて聞こえません」、この時、新郎の連れも一緒になって大声で叫んだ、「私はあなたを愛します」

新郎:なんでまだ降りてこないんだ?
花嫁:そんなに簡単に行けないわ、結婚したら誰が洗濯をするの?
新郎:俺がやるさ
花嫁:ご飯は誰が作るの?
新郎:俺が作るさ
花嫁:食器は誰が洗うの?
新郎:君だ
花嫁:子供の面倒は誰が見るの?
新郎:俺が見るさ
花嫁:誰がお乳をやるの?
新郎:君だ。(周りから拍手と、口笛、叫び声や笑い声)

 「花嫁の家人」が、「月亮代表我的心」を歌い始めると、周囲から唱和の声が上がり、学生寮の一帯は沸き立った。それに続いて次々と恋歌のデュエットが始まった。

 2時半、新郎が再び花嫁を迎えに7階まで登り、10数分後、新郎は花嫁を背負って1階まで降りてきた。自動車がゆっくりと入口につけ、友人たちの祝福の声の中、自動車は大学の門を出た。





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最終更新日  2007年01月28日 07時53分10秒
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