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うん、今回は良かったですね。やはりジュバルメインだと見ごたえのあるストーリーになるようです。事件は「CSI」的で、最後「そっちかい!」と思いました。(笑)立入禁止地区の森の池の中から次々と女性の絞殺遺体が上がる。被害者は年齢がほぼ同じくらいで同じ地域に住む既婚者。最初に発見されたベアトリスは8日前に失踪届が出ていた。水没しているので性的な暴行を受けているかどうかははっきりしないが、その可能性は否定できない。2人目のモナは5週間前に失踪しており、3人目のディアンは11週間前の失踪、同一犯人による連続殺人事件だと推定すると、犯行の間隔が短くなっている。犯人は被害者の結婚指輪を奪ったようだ。被害者の家族などに聞き込みを指示する一方、ジュバルは14ゲージの電線を使う点で、かつて担当したコリー・マクメイの犯行と手口が似ていることに注目する。マクメイは当時ジュバルとコンビを組んでいたリナ・トレンホルムが有罪に持ち込み、マクメイは8年間刑務所に入っている。ジュバルは密かにリナを呼び、あれは冤罪だったかもしれないと告げる。事件当時のジュバルは酒浸りでリナとは不倫をしており、どん底だった。身内によるアリバイ証言はあったが、被害者からはマクメイのDNAが検出されており、リナは間違いはないという。さらに、リナはテロ対策班の責任者になる瀬戸際にいて、昔の話を蒸し返してほしくないという。マギーとOAはベアトリスの夫から話を聞く。仕事がバーテンダーだったということで、客からしつこく迫られる可能性もあったためバーの従業員テイトにも話を聞く。しかし話に嘘があり、テイトが店から逃亡したため、自宅で逮捕する。テイトは女性へのサイバーストーカーの前歴があった。ベアトリスがテイトを相手にしなかったことに腹を立て、彼女を貶める画像を作ってインセルのサイトにアップしていた。そのサイトでは被害を受けた女性たちの個人情報がさらされており、会員なら誰でも見ることができる。カスティーヨはSNSに会員の実名を提出するよう求める。ジュバルはマギーとOAにマクメイの件を調べてほしいという。当時アリバイを証言したのは姉で、偽証を頼まれたことを認めるが、マクメイはドラッグ依存でひどい状態ではあったが人を殺すようなことはないという。カスティーヨはジュバルにマクメイの事件を蒸し返すことを辞めるようにいう。4人目の被害者が発見される。今回は湖に遺体を捨てることができなかったのか、クリークに遺体を捨てていた。シートのようなものにくるんで現場まで引きずってきたと見られ、遺留品を探す。現場周辺の交通カメラを調べたところ、ベアトリスの時と昨夜で同じ車が走り回っていることがわかる。ナンバープレートは泥でわざと隠しており、盗難車とわかる。所有者のピーター・デレオンは数ヶ月前に盗まれたという。デレオンは小児科病棟のボランティアをしており、かつてそこで白血病で入院していた。リナはマクメイの事件を調べるジュバルに、仕事を失うことになると文句を言う。それでもジュバルは勘を根拠に、マクメイに面会する。間違いがあったかも知れないというジュバルが真実を話してほしいと求めても、マクメイは自分ははめられた、真実を話しているのに疑うのかと態度を硬化する。インセルのサイトから被害者のネタ画像を閲覧した人物の情報がもたらされた。カフェを経営するケネス・ヒグビーで、14ゲージの電線を購入していた。しかしヒグビーは犯人像とは合わず、店のIPアドレスから名前が特定されたことがわかる。4人目の現場から遺体を包んだとみられるビニール片が見つかり、犯人のDNAが検出された。何と、刑務所に入っているマクメイのものと判明した。一方、ヒグビーのカフェの客がサイトにアクセスしたと見られ、出入りする客の画像にはデレオンの姿があった。デレオンは白血病の治療でマクメイから骨髄移植を受けていたのだった。デレオンの自宅からは被害者の結婚指輪が見つかり、キメラ現象によってマクメイのDNAで間違った犯人を有罪にしてしていたのだった。ジュバルはマクメイに謝罪し、釈放の手続きが取られることになった。リナはキメラ現象なら、捜査のミスということにはならないと喜ぶ。ジュバルはリナと最後に会った夜から連絡を取っていなかった。その時は泥酔し最悪の状態で、帰宅すると何かを轢いたようだ。その日から依存症の会に通うようになり離婚した妻や子どもたちとも今は良好な関係だ。しかし、あの時に轢き殺したかも知れない動物の事は忘れないという。今までベル、ジダンと表記していましたが、面倒なのでファーストネームで呼びます。カスティーヨはまあ、そのままかな。ティファニーはファーストネームですが、スコラはそのままです。スチュアートなんて、呼べません。(笑)さて、マギーはネスターとの関係をOAには明かしましたが、リナは彼の上司になるのじゃないか?だとすると、元不倫関係のジュバルとリナ、ネスターとマギーが秘密の交際関係という布陣で、何か起こりそうな予感。OAがネスターのことを好きじゃないというのが、マギーとのパートナー関係に影響するとか?ネスターが打算的な一方、冤罪よりも自分のキャリアを心配するリナもどうなのか。ジュバルは自分の依存症のことと結びつけていますから、忘れることも割り切ることもできない。ずっと抱えて生きていくことになるのでしょう。マクメイにしてみたら、間違いでした、ではすみませんよね。結局ジュバルが勘を信じて動いたわけですが、当時のジュバルの勘が鈍っていたというよりも、やはりコピーキャットか?という事件が起こったから、真犯人に結びついたのでしょうね。DNAによる犯人特定ができないでのはCSI的には、一卵性双生児の場合がまず浮かびますが、たしかにキメラ現象ってCSIのエピソードでありましたね。あれはものすごくレアなケースですが、骨髄移植となるとちまたには多くのレシピエントがいるので、可能性としては多くなるでしょうね。
March 31, 2023
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もう、タフガイ・ステイプラーがアクションヒーローみたいで、ノリノリで笑っちゃう。見ていて、気楽だわ~ステイプラーはアルバニア人の若いウェイトレス、リタを気にかけている。リタが店を休んでいることをきっかけに、幹部のルカから言いがかりを付けられ「お前なんか信じられない」と言われたステイプラーはルカを殴りつけてしまう。ルカはジョン・コスタの娘と婚約しており、レジーはルカに暴力を振るえばコスタから恐ろしい制裁を受けると怯える。特捜班では、ハッカーのマラカイにギャングが使う携帯の情報を筒抜けにするシステムを作らせ、その携帯を新たにギャングに売り込むことにした。携帯を流通させているのはマルクという男で、マルクを逮捕してマラカイが新たな携帯を売り込む。予想通りコスタがステイプラーを呼び出し、レジーは今すぐ逃げろという。ステイプラーは大丈夫だと押し切り、殺されるかもしれないという特捜班にもコスタに近づくチャンスだと、捜査続行の意思を貫く。ベルとブルースターが監視する中、ステイプラーがボクシングジムの事務所に入っていくと、アルビの口添えで命拾いをしたことがわかる。コスタはルカに代わって、ステイプラーに強盗の仕事を命じる。アルバニア出身のボクサーが明日の試合で有力視されているにも関わらず、セルビア人のノミ屋から負けるよう八百長を持ちかけられたという。コスタは負けるように命じ、となると、ノミ屋の経営するスポーツバーの金庫には大金があるだろう。ステイプラーは強盗も実行するとベルらに告げる。アルビの妻フルートラから夫の留守中に自宅に来るよう、誘いがあった。ステイプラーは話を合わせている間に飲み物に薬を入れて、フルートラを眠らせる。そのスキにアルビの家を漁り、未成年の女性らのパスポートを見つける。最近姿を見せないリタのパスポートもそこにあった。アルビと入れ違いで家を出たステイプラーは、レジーらとスポーツバーに押し込む。しかし、その姿を通行人に見られてしまい通報される。監視していたベルは、現場に現れたパトカーを阻止するため、車をぶつけて時間を稼ぐ。金を奪ったものの、客の一人が銃を向けたためステイプラーが銃を撃ってしまう。店内には特捜班のマルドナド刑事が潜入していて、その様子を録画していたため、最悪のケースは避けられそうだが、厄介なことになった。ステイプラーがアルビの家で見つけた書類は、人身売買の証拠になりそうだ。ベルはSVUに知らせるべきかという。ステイプラーのトレーラーハウスにフルートラがやってくる。薬を盛られたことは気がついていないようで、ステイプラーはトレーラーハウスにフルートラを引き入れる。時に007のようなスマートなスパイ活動をし、時に絵に書いたようなワイルドなステイプラー、やりたい放題だわ。ポーカーも本当に勝ったのか、イカサマをしていません?それができるのもジェームズ・ボンド並ということになりますが。フルートラもすっかりステイプラーの虜のようです。昨夜は紳士で、今日はワイルドできっと熟女を満足させるのだろうなあ、すごいぜ、ステイプラー。とはいえ、殺されるかもしれないと覚悟して自宅に戻るとイーライを抱き寄せ、念のためにオリビアにもメッセージを残す。「君を愛していると言ったとき」というのは、先シーズンでしたっけ?とにかく、「あれは本気じゃなかった」のか「本気だった」のか、そこで邪魔が入るのもお決まりですね。コスタは娘に甘くて、好きではない男をしかたなく婿に迎えるというセリフも「ゴッドファーザー」みたいで良かった。しかし、捜査のためにはなんだってやるぜと強気だったステイプラーも、発砲してしまい、ショックを受けている様子。ベルもブルースターもこのままステイプラーに引きずられていてはいけません。意外と面白かったのがジェットとマラカイのやり取りですね。ドSなジェット、女王様のようなジェットに「惚れてまうやろ」とマラカイに言わせるなど、これはもっとやらせてほしい。これまでにないキャラ、ジェットは良いですね。キャラが立っているといえば、マンチを思い出しますが、そういえばリチャード・ベルザーは今年亡くなったのですね。SVUのエピソードでも何らかの言及があるでしょうか。
March 28, 2023
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新シーズンプレミア。といっても、本国から2年遅れの視聴なので、さすがに「そこでマスクする?」という気持ちになってしまいました。そういう面では現実をドラマに取り入れることは必ずしもプラスになるとは限らないですね。でも「ニューアムステルダム」の場合は医療ドラマなので、当時の医療関係者がどれほど大変で献身的に事態に向き合ったのかということが伝わってくるので、時期がずれても感情移入できるのですけどね。現金なものですね。産休明け、否、潜入捜査からマギーが戻り、新人が加わって体制を整えての新シーズンとなりました。極端にリベラルな評論や思想を発信する、エクトメディア社の社屋の前で、覆面をした2人組による銃乱射があり、記者4人が射殺される。この会社では日常的に脅しを受けているという。クリステンの後任として、ティファニー・ウォラス特別捜査官が赴任し、スコラの相棒となった。ベルは潜入捜査で16人を逮捕する成果を上げ、職場に戻ってくる。事件の目撃者を探している中、現場近くにいた黒人にウォラスが食い込み、青いセダンに乗っていたという情報をつかむ。ジダンに情報提供者のゼインから連絡があり、乱射事件の犯人を乗せた運転手の情報があるという。「ビッグ・マイク」という運転手は盗難車の運転手を引き受けたが、まさか乱射事件に加担するとは思わなかった。犯人の名前がタイラーとエディということまではわかっており、ジダンはゼインにDCでの仕事を紹介するつもりだ話す。しかし現場近くで目撃された青い盗難車の映像を探すと、何と運転手はゼイン本人だったことがわかる。ジダンはゼインが乱射に関わったとは信じられないが、FBIはゼインの身柄を確保するよう命じる。ベルとジダンがゼインの自宅を訪れると、ゼインは今回の事件の現場や犯人らしい人物などの写真を集めており、監視していたように見られる。あるいはゼインが事件に直接関わったという疑いも否定できない。ゼインのもたらした情報と写真から、実行犯はタイラー・ハドックとエディ・ホワイトと判明し、いずれも白人至上主義者の団体「自由の闘士」のメンバーとわかる。FBIは団体の本拠地をガザ入れし、逃亡しようとした男を逮捕する。男はコナー・ラングといい、組織のメンバーだったが、乱射事件とは無関係だという。ラングはゼインについて、有色人種などへのヘイト発言をしていたと証言する。ジダンは信頼していたゼインの行動だとは信じられないが、ベルは監視するつもりで接した組織の思想にゼインが染まっていったのではないかという。それでもゼインを信じるというジダンに、ベルは捜査から外れるべきと言う。コナーによると、組織は次の行動を起こす計画があり、FBIはゼインの身柄確保に急ぐ。ジダンはゼインの父親と接触し、行方がわからなくなっているゼインと連絡を取る。ゼインは犯人に近づくために、自ら運転手役を買って出たが、まさか乱射事件を引き起こすとはおもわなかったと弁明する。ジダンの説得でゼインと会う約束をするが、ゼインはFBIの姿を見て逃げ出し、追い詰められ人質を取って立てこもってしまう。交渉人は潜入捜査でベルと一緒だったネスター・ヴェリッツで、ネスターは人質救出のために強硬手段を取ることをいとわない。ジダンは次のテロの情報を得るためだと、ゼインを殺さないよう訴え、直接話をする機会を得る。ウィリアムという男が関わっているということがわかったため、自宅の家宅捜索を行うと、自家製のパイプ爆弾が見つかった。ウィリアム・エリスという男の行方を追う一方、ジダンはゼインに人質の開放を呼びかけ続ける。エリスの狙いがわからないが、FBIはエリスの自宅を捜索し、パイプ爆弾を作っていた証拠を得る。エリスはすでに爆弾を持って出かけたと見られ、車の行き先からワシントンハイツ近くで行方を探す。スコラとウォラスが駐車中のエリスの車を見つけ、付近を捜索すると歩いているエリスを発見する。ウォラスが止まれという命令するも無視して建物に入ろうとしたため発砲し制圧する。エリスは手製の爆弾を所持しており、新たな犯行は阻止された。ゼインの立てこもり現場では、もはやゼインを生かしておく理由もなくなったとして、ヴェリッツは人質救出を優先して狙撃の命令を下そうとしていた。ジダンはヴェリッツに自分が直接ゼインと話をして投降させると訴え、たてこもっている店に入る。ゼインは興奮しており、国外に逃亡させろなど要求していたが、ジダンが本当にDCで仕事を紹介しようとしていた事を理解し、銃を下ろす。危険を顧みないジダンの働きで人質は無事開放され、事件は解決した。ジダンはヴェリッツに口添えしてくれたベルに礼を言う。ベルはこれから勲章を授与される式典に出席するところだが、浮かない顔をしている。潜入捜査中に親しくなったターゲットの妻を捜査官を守るために射殺したのだった。クリステンは本人の希望でダラスに転属したようですが、中の人の意向とは違うでしょうね。新たなスコラのパートナーは至って元気で、クリステンとは対称的なタイプですね。NYPDではセクハラをしてきた上司を殴って辞職してきた。スコラの上から目線に対して、ステファニーはわが道を行く姿勢を見せ、なかなか良いと思いました。ホワイトカラー課から異動してきたのですね。スコラが年寄りみたいな嫌なタイプの捜査官役を引き受けることになり、ますます売りというか、魅力がないキャラになるような気がします。(笑)これは想像ですが、復帰したとはいえミッシー・ペリグリムはまだ子育てへの配慮が必要で、出番を減らしているのではないか。そのためにも、足で稼ぐ仕事は当分はステファニーにお任せということなのかのも知れませんね。今からもう、ステファニー推しになりそう。さて、復帰したベルとネスター・ヴェリッツとは、潜入捜査中に何かがあったような雰囲気ですね。となると、そのストーリーも展開するのかな。今回事件は目新しい事がなくてOAがいいヤツなのばかりが残りました。ゼインも白人至上主義者を逮捕するために協力しているのに、無謀な人質事件を引き起こしてしまい、唐突な印象です。相棒だからマギーがOAを信じて肩を持つのは当然で、ネスターのことでOAとのパートナーシップに多少動きがあるかも知れないですが、やはり一本筋が通ったOAが主役だなと思ってしまう。新シーズンが始まったばかりですが、今のところ個人的にはこのシリーズには興味を失いつつあるところで、そうならないためにもぜひ盛り上げてもらいたいなと思います。
March 25, 2023
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タフガイ、イケイケ・ステイプラーが実に楽しい!潜入捜査のハラハラも、このシリーズの売りなのでしょう。それでも気楽に見られるのが良いですね。ドラッグを盛られて、オリビアの自宅を訪ねたステイプラーはかなり混乱した状態で、オリビアは潜入捜査官のプロトコルに従わなければならないと言い聞かせる。しかしステイプラーは「あの手紙は俺が書いたのではない」と言い出す。ローマから戻ったステイプラーがオリビアに渡した手紙は、長い間オリビアと話すことができなかったステイプラーのために、妻のキャシーが文面を考えたものだった。2人の関係は本物ではなかった…お互いの存在が、それぞれが必要とされる人物になるのを邪魔をした…オリビアにふさわしい男性がいるとしたら、優しく裏切ることのない、尽くしてくれる男だ…ステイプラーは、最後の「パラレル世界では常に君と俺がいるだろう」というのを自分で書き足した、と明かす。オリビアは通報せずに、ステイプラーの身柄をベルの自宅に送る。ドラッグを盛られた事を通報すると、ステイプラーは潜入捜査から外されることになるからだ。ステイプラーはアルビから連絡を受け、死体の処理を頼まれる。アルビは若い男を殺したが、組織に知られたくないらしく、スレイブラーは秘密を守ると約束する。しかしステイプラーは組織犯罪班に知らせ、埋めた男を掘り出して身柄を特定するように依頼する。コスタから支給された携帯をはなぜか通話できないため、ジェットに調べてもらう。それによると、暗号化されたメールがあり、アプリを書いたのはマラカイと呼ばれるハッカーだという。ジェットは週末に開かれるハッカーの大会でマラカイに接触することにする。ベルとデニースはキルブライド議員に面会し、甥っ子の裁判に肩入れする狙いを尋ねる。ステイプラーはアルビの妻フルートラに目をつけられる。アルビが殺した男の身元がわかり、ステイプラーが自宅を調べようとすると、その部屋はフルートラの名義の部屋だという。アルビはフルートラにちょっかいを出す者は容赦しない。妻の浮気を知ったアルビが間男を殺したのか。ブルースターの部下ノバが、殺されたペンダの葬式のために休みを取りたいと言いに来る。しかしノバのボスでマーシーの幹部ヒューゴが出所することから、ブルースターは持ち場にもどれという。反発するノバに、ベルは自分も部下を殺されたと語りかける。ベルは単独でキルブライドに面会し、裁判を手助けする裏に何があるのか問う。キルブライドもかつて警察官で、ベルと同じように警察組織を変えようとした。ベルもいずれ壁にぶち当たるだろう。キルブライドは真の権力は法を作るところにあるという。ステイプラーはフルートラに接触し、殺された男の名前を出すが、フルートラは知らないと答える。アルビとは冷え切った関係というので、アルビを監視すると、アルビはゲイが集まるクラブに入っていった。驚いたステイプラーはアルビに見つかり、銃を突きつけられる。ステイプラーは巧みにアルビを懐柔し、秘密を守ると言って切り抜ける。ベルはノバに潜入捜査に戻るよう説得する。ジェットはマラカイを炙り出し逮捕し、アルバニア・ギャングが使う携帯のアプリの暗号解読キーを渡す代わりに、マラカイの犯した罪を司法取引することに成功する。ヒューゴが出所し、ノバは恋人の敵を取るという。ステイプラーが出したナヴァロの名前は、SVUのシーズン23の3話のことですね。手紙の件が思わせぶりですが、キャシーがわざわざこの世ではステイプラーとオリビアは結ばれないと、書かせたのは、夫の気持ちを代弁したということか?あるいは妻の立場でそうであってほしいと望んだということか?でも、最後に付け加えたのは俺だ、というところは、そこに真実があるということか?オリビアもそのことについて、話をしようとステイプラーを訪ねたのでしたね。でも、ステイプラーはそれを断った。ま、それもタフガイのロマンの部分と理解しましょう。熟女から熱視線を送られるのも、ムキムキの体で穴を掘るのも、アルビに気に入られるのも主人公だからですよ。キルブライドとベルの会話からすると、金や自分の名誉のために甥っ子の裁判を利用するわけではなさそう。彼が関心があるのはベルなのですね。警察組織の改革がベルに委ねられるなら、今後の組織犯罪班の捜査にも影響があるかも知れませんね。キルブライド役のRonさん、「This is Us」でのランダルの実の父親役とのギャップがすごくあって、さすが俳優さんという感じです。
March 23, 2023
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ギャングストーリーに関してはますます、クリストファー・メローニ・ショウになってきて、あまりの派手さにクスッと笑ってしまうところもあり。だんだんブルース・ウィリスに見えてくる。(笑)しかし「ステイプラー家」のストーリーについては、SVU時代から引き継いだ大河ドラマ級の濃さがあり、唸らされます。ステイプラーはレジーの叔父アルビからコスタへの忠誠を試されることになった。コスタとマーシーはイタリア系ギャングのフルガッティの倉庫を襲い、組員を殺した上ステイプラーに倉庫をまるごと燃やすように命じる。ステイプラーは切断された組員の指を持ち帰る。ベルはコスタと同盟を組んだマーシーの動きを探るため、組員の「ノバ」を組織犯罪班のスパイに仕立てようと考える。しかし、ノバは共同捜査のブリュースターが送り込んだライリー刑事で、その事をベルは知らされていない。ステイプラーはさらに、イタリア系ギャングがみかじめ料を集めていたベーグル店が火事になったのを検証するように命じられる。アルバニア系が強引にイタリア系から奪った店で、アルビは放火の疑いがあるという。ステイプラーが判断を決めかねていると、アルビは放火だと決めつけ店主を撃ち殺す。さすがに責任を感じたステイプラーはベルに、遺族のために放火ではないと処理してほしいと頼む。ステイプラーが提出した指先から、殺された男たちの身元がわかり、コスタとマーシーがイタリア系ギャングの縄張りを奪おうとしていることがわかった。これからコスタは殺人を続けるのだろう。ステイプラーの母親バーナデッドが少年への暴行で逮捕される。バーナデッドは精神の病気の症状があり、記憶も混乱していた。イーライやキャスリーンと一緒にバーナデッドの自宅を訪れると、薬や生活を自分で管理できない状態だった。施設には行きたくないというバーナデッドをとりあえず、ステイプラー家で預かることになった。ベルの妻デニースの甥っ子が警察官から暴行を受けた件で、警察側から15万ドルの和解金の提示があった。甥っ子が求めるのは警察の謝罪と当事者の解雇だが、それはなく、裁判となると厄介なことになる。ベルは中立の立場だが、デニースは納得できない。コスタの息がかかった店に銃弾が撃ち込まれ、店でレジーと会うため近くに来たノバが巻き込まれる。ノバは恋人のペンダと一緒で、ペンダは殺されてしまう。フルガッティの仕返しと見られ、ベルはノバを取り込むチャンスと考える。しかしノバは組織犯罪班のオフィスに現れ、ブリュースターの部下だと明かす。ベルは情報を共有しなかったブリュースターを批判する。コスタにフルガッティから話し合いの要望がもたらされる。イタリア系の地元に向かったコスタ一行だが、フルガッティは素直に縄張りを引き渡すつもりはない。お互いが武器を向けあった時、遅れてステイプラーが現れRPGを向けた。ステイプラーの機転で、コスタはステイプラーを仲間として受けいることになった。しかし、祝宴の席でステイプラーは薬物を盛られたのか、意識がもうろうとして、店を出て必死でオリビアのアパートに向かう…本当にバーナデッド・ステイプラーはお久しぶり!でした。SVUのシーズン10以来でしたね。同じ役を演じるエレンさんは、相変わらずすごい存在感、演技でした。キャスリーン役のアリソン・サイコもその時からのお付き合いですから感慨深いですよね。潜入捜査をしながら老親の介護なんてできるのかなあと思いつつ、身近な話題ですね。アメリカではどういう風に対応していくのか、興味深く見守りたいと思います。レジーのいかれ具合はかなりで、暴力の描写はTVで大丈夫かと思うくらい。まあ、それだからステイプラーがつけ込むスキがあるわけですが、組織の重鎮アルビは凶暴な上に用心深い。同族による組織運営なのでステイプラーを疑って当然で、まだまだ安心はできないな。女性を使って薬物を盛ったのはもてなしだったのかも知れませんが、ステイプラーには禁忌だったのでしょう。必死で耐えながらたどり着いたのがオリビアの部屋、となると、話が複雑になるかなあ。あるいは、それも幻覚だったのか。ママがキャシーとオリビアを混同しているこというのも伏線か。人不足の組織犯罪班に刑事が2人加わりましたね。アジア系とラテン系で多様性には配慮している感じがしました。
March 15, 2023
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新シーズンプレミア。Law & Orderシリーズの1話完結とは違うタイプの本作なので、おさらいのため前話をチェックしました。なるほど、継続するウィートリーのストーリーで出た名前がこう繋がるのね。一方、製作の方向が変わり、SVUでお目見えした強面のステイプラーの理由も納得です。制作側が「ゴッドファーザー」というのも、そのまま言及するくらい、ベタでしたね。ちなみに、その後「アメリカン・ギャングスター」や「スカーフェイス」と展開するらしい。気楽に見ることにします。アルバニア系のギャング「コスタ」にエディ・ワグナーとして潜入中のステイプラーは、コカインの密輸の場で、「コスタ」のレジーが手懐けているはずの港湾警察が現れ、どさくさにまぎれてバイカーにブツを奪われてしまう。港湾警察との間で暴力沙汰となり、ステイプラーも含め逮捕されるが、麻薬課も同じ出どころを捜査中だったことから、ベル巡査部長が責められる。麻薬課のブリュースター巡査部長はベルのかつての上司だった。捜査は続行となり、ステイプラーらは釈放となった。ステイプラーは港湾警察の悪徳警官の背後に誰かがいるのではないかという。レジーは叔父のアルビに不始末の申開きをするのにステイプラーを伴う。ステイプラーはすっかりレジーに信用されており、アルビに奪われたブツを取り戻す約束をする。ステイプラーの情報で、特捜班は港湾警察を退職したボー・キャンベルを特定し、ステイプラーはレジーにその情報を掴ませる。レジーに襲われたキャンベルは「レッドブル」という人物に雇われて物を奪ったと明かす。レッドブルとは、マーシー・キラーズのメンバー、ランス・フラワーズのことで、マーシーは国際的な犯罪組織にのし上がり、麻薬課がライリー刑事に潜入捜査をさせているところだった。レジーとステイプラーは強引にコカインを買うと、それが奪われたブツだとアルビに報告する。ライリーはコスタのブツを奪ったことを刑務所にいるヒューゴに報告し、ヒューゴはウェッブに対処を頼む。アルビはマーシーへ大掛かりな報復の襲撃を計画し、市民への影響を心配するメニグ警部はベルとブリュースターに共同で指揮を取るよう命じる。しかし、襲撃に向かうアルビに中止するよう命令が下った。ステイプラーはレジーに連れられ、コスタ一族の家族のパーティに参加する。そこにマーシー・キラーズの面々が現れ、奪ったブツを返すと共に、ビジネスの面で手を取り合うことをオファーする。コスタのボス、ジョン・コスタはオファーを受け入れ、ステイプラーの存在に注目する。起訴から3ヶ月たち、ウィートリーの裁判の判決が言い渡される。数々のリコ法違反の容疑については、連邦機関への情報提供によりウィートリーは無罪となった。しかし、ステイプラーの妻殺害の裁判があるため、引き続き勾留される。ウィートリーの元妻アンジェラは毒をもられてから意識を取り戻すが、裁判の証人となるにはまだ回復していない。マーシー・キラーズがキルブライド下院議員と接点を持っているというのは、前話のでウィートリーの息子が指摘していて、それが回り回ってただいま潜入中のステイプラーの関係先と繋がるのだから、これは何か起こりそうですね。キルブライド議員は「This is Us」のおじいちゃんだった。こちらも、地域の黒人のために長年活動している政治家ではあるが、ベルの妻の甥が警官に暴行を受けた件で関心を示しているし、ベルにも影響を与えそう。妻を殺され荒ぶっていたステイプラーは潜入捜査することで、精神的にはおちついた様子です。しかし潜入がバレることがないのか、ハラハラしますね。だって、コスタがマーシー・キラーズと繋がるということは、ウィートリーにも繋がることになるわけですからね。レジーの母親のコーヒー占いで「愛する人に想いを伝えなさい」と言われて、どっち?と思いました。アンジェラの状態は相当悪いようですが、回復するのでしょうか。今のところ特捜班はジェットしかいないのか、人材不足のようですね。
March 8, 2023
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