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『仕組まれた計画、前編』
でも、チャンネルを超えたお楽しみに感謝します。
アリーナのコンサート会場の地下空調室で、警備員は爆弾を仕掛けようとしている人物を逮捕する。
それはアビーだった。
アビーは空調の3つのダクトに仕掛けられた時限爆弾に風船をくくりつけていた。
2日前、アビーは国土安全保障省のアール・ゴッダードからアリーナのVIP席にサリン攻撃を仕掛ける方法を考えて欲しいと持ちかけられた。
アールは警備のシミュレーションとして、テロのシナリオを求めていた。
これまでにもアビーはこの手の相談をもちかけられ、そのたびに断ってきた。
今回はテロ集団がサリンを入手したという情報があり、シンクタンクを結成して警備の弱点を探し出してもらうのだという。
アビーは悪人になり切って考えるのが抵抗があるという。
それでも、ヴァンス局長の命令でアビーはアールに協力することになった。
逮捕されたアビーは、セーフワードを言うがシミュレーションだと信じてもらえない。
やっとギブスが到着し事情を話して解放してもらうが、見つかるはずのない作戦がなぜ見つかったのだろう。
爆弾処理班が偽物の爆弾を処理すると、3つ目は本物の爆弾だったことが判る。
しかも、風船にはサリンが仕込まれていた。
本当に爆発すれば死者が出ていたが、これは間違いだったのか、あるいは何者かがシンクタンクの作戦を悪用したのか。
アールと連絡できなくなっており、アビーは作戦後に集合する予定にホテルに向かう。
シンクタンクのメンバーはアビーの他に、シナリオを考える映画監督のJJアキショム、CDCの研究者グレダ、物流担当のフィルがいた。
ホテルの部屋は無人だったが、バーで3人がアビーを待ち構えていた。
アールは、作戦開始直後にアリーナへ行き、警備員にセーフワードを伝える事になっていたという。
しかし、伝わっていなかった。
間もなく、アールが駐車場のバンの中で死亡しているのが見つかる。
ダッキーはおそらくサリンを使って殺害されたと思われる。
連絡を受けた国土安全保障省のエリコットが現れ、アールには何も疑われる事は無かったという。
NCISはシンクタンクのメンバーを尋問するが、爆弾や風船などはアールが自分で調達していたという。
アビーの役割はバンドの楽屋に花を届ける事で、怪しまれることはなかった。
風船には数滴のサリンが入れられていたが、盗まれたサリンの容器は15CCのサリンがまだ残っているはずだ。
アールのPCには、シンクタンク入りを切望していたビショップの名前があり、アールはアリーナの監視カメラにアクセスしていたことが判る。
ラボに戻ったアビーは、事件を解決できない自分に苛立つ。
サリンを盗んだのはアール本人だと判る。2日前、アール名義のカードを使って化学研究室に入っていた。
さらに、国土安全保障省はアールの部署の全員のデータが消去した事がわかる。
エリコットを呼び寄せ話を聞くと、事故の夜、自宅で仕事をしていたところハッキングされ、危険を回避するためにデータを消去したという。
エリコットのPCは遠隔操作されていたが、マクギーが調べるとIPアドレスはニューオーリンズだった。
NCISのニューオーリンズ支局で調べた所、フレンチクォーターの空き室となっている部屋からアクセスされていた。
さらに、シンクタンクが考え実行した何十もの作戦を含む「プレイブック」が奪われていた。
これは、空港や駅、官公庁などの弱点が指摘されており、攻撃への対策も含まれていた。
すでに戦略ブックがオークションにかけられていて、政府も問題視している。
トーレスは、潜入捜査の経験から、昔の情報提供者から情報を得ることができるとヴァンス局長に訴える。
国土安全保障省は、アリーナでのテスト前に報告書を提出していたが、ビショップがNSAに確認したところ、サリンを入手した組織があるというのは報告書を改ざんしたものだと判る。
つまり、アリーナでのテストをわざと強行しようとしたことになる。
アビーが仕掛けたダクトの内、11番のVIP席に通じるものがあり、そこには偽名を使って使用し、銃を持った警備員を伴っていた客がいた。
銃の登録番号から使用したのはボスニアの外務大臣ヨヴァン・デジッチと判る。
デジッチは息子とコンサートを見に来ており、かつては共和国軍の一員として大量虐殺に関わった人物だった。
フィルはボスニア出身で、両親を殺され、アールに出会ってアールを父親のように慕っていた。
デジッチの訪米を知り、アールのカードを使ってサリンを盗み、報告書を改ざんして作戦を実行させた。
アビーが持っていた風船はフィルがすり替えたもので、アールはテストを中止しようとした。
デジッチへの復讐のために、なぜ父親と慕うアールを殺したのかと問われ、フィルはただ殺したかったと答える。
デジッチの本来の訪米の目的は心臓手術だったが、フィルの家宅捜査で残りのサリンが見つかった。
病院で使うつもりだったのか。
デジッチの病室には果物のの届け物があり、息子が緩衝材として入っていたエア・クッションを潰そうとしていた。
NCISはそのクッションの中にサリンが入っているのを見つけ、事なきを得た。
アビーが警備員に捕まったのは、アールが殺される直前に無音の警報を作動させたからで、アビーは善人が悪人に勝ったと喜ぶ。
トーレスの情報で、ベネズエラから情報を売買しているピスコがやってくるという。
トーレスはかつてピスコの手下として働いており接触することができる。
ピスコは策略ブックを手に入れようとしているに違いない。機密を取り戻すチャンスだ。
ヴァンス局長はトーレスとマクギーをニューオーリンズに送り込むことにする。
サリンという言葉が出ると、どうしても意識してしまいますね。
アビーが逮捕されるとか、爆弾を仕掛けようとしていたとか、ショックなシーンがありましたが、すぐにそういうつもりではなかったというのが判って良かったです。
善悪に関して、アビーらしく悩んでいるところが良かったし、最後は笑顔でホッとしました。
金をかけて雇うシンクタンクは、あんなゆるい感じで良いのでしょうか。
映画監督がJJて、ジョークなのかな。
ニューオーリンズとのコラボというエピソードにしては、ほとんどDCで話が進んで、繋がりは簡単でしたね。(笑)
ビショップがカイ・チェンをまだ追っているだとか、クィンが何だか悩んでいそうだとか、伏線もありました。
ダッキーとリーブスの会話は早く見たかったシーンですね。
バーミンガム出身なのは、役者さん本人がそうだからでしょうか。
ダッキーとミュージカル談義はどういう意味があるのかな、今後も2人だけしか通じないような会話を見せてほしいです。
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