やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2013/10/14
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テーマ: 沢登り(77)
カテゴリ: 沢登り
二日間の沢登りで、体重が60kgを切ったやまやろうです。ダイエットには最大の効果が発揮できますな。

やまやろうとしては11年ぶりに訪れた釜谷である。何か変わったのかと言うと、変わったところもあるし、変わっていなかったところもある。余り記憶はないが渓相は変化していると思う(あると思った滝がなかったり)。変わっていなかったのは、標高1700m付近の草付きの幕営地。

釜谷でテントを張るとしたら、おそらくここが一番高いところであろう。この上は地形が険しい。草地を整地してテントを立て、昼間から焚き火と酒を楽しむ。これが沢登りの醍醐味! でも開催が早いと、夜には飲むものがなくなっちゃうね。

夕暮れから宵のうちが素敵な時間帯。富山平野の向こうにオレンジ色の太陽が沈む。空も我々の周囲も茜色に染まり、ああこの色彩感覚は11年前と一緒だと感動した。落日のイベントが終わると、今度は月の登場だ。余り明るくして欲しくないのだが、それでも星達のきらめきは十分堪能できた。ぼんやり星空を眺めていると、すいーと流れ星。叫ぶと消える。でも2回目撃した。

焚き火があるから気温が低くでも平気。いつまでも語り合いたい気分であったが、酒がなくなった。残念ながらお開きだ。

やまやろうにとっての釜谷遡行は、11年前のトレースによる記憶の呼び起こし、感動の再確認という意味合いが強く、翌日の遡行はおまけみたいなもの(結構なボリュームであったが)。前回とルートを変えたし。まあ、ルートとしては今回のがスマートであった。地形図の読解力の賜物である。

なんだかんだ言っても、魚津市最高峰の釜谷山(2415m)に立つのは気分がいいものだ。天気も最高で、山並みがよく見渡せた。露出は難しかった。特に見ごたえのあった剱岳・立山方向は逆光になっていたのだ。露出を何パターンが変えて撮っては見たものの、これはというものは余りない。

釜谷山から毛勝南峰経由で毛勝山に至る。まあ長かったなぁ。しかしここの区間の草紅葉は見事であった。西北尾根の下りはきついな。やまやろうは個人山行での西北尾根の往復は、今後好んですることはない(いや多分ない)。毛勝山に登頂するのが目的なら、残雪期にスキーを使って阿部木谷を登ると思う。早いし楽だし安全。

ここの山行記録は、山ちゃんに任せた(なら溜まっている自分の記録を書きなさい・・・)。写真は提供するちゃ。

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釜谷(かまたん)という名前の由来となった、釜。甌穴(おうけつ)、またはポットホールとも。名づけた当時のものは埋まってしまって、現在は見られないものと思っていた(11年前は見つけられなかった)。今回、高巻き終了地点に見事な甌穴を発見した。かなり嬉しい。





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Last updated  2013/10/14 10:05:20 PM


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