やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2020/05/04
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カテゴリ: 過去の山行記録
10年前のメモの書き起こしと
写真の大幅な追加。

夜中は雪がザーッザーッと
テント生地を流れていく。

5:00 起床。視界良好。毛勝三山方面の
雪稜に朝日が当たる。一晩で30cmほど
吹き溜まった。


こんなところに幕営していた。
風は吹き続けている。朝食は
カニ雑炊に高野豆腐とタラ昆布がけ。


行動中は登下降いずれも雪崩が
心配だ。アイゼン、ハーネスを
着けての出発とする。


7:00 2225m 出発。


高度感ありまくりの西仙人谷。


小窓直下は斜度が立つ。


7:40 2330m 小窓に到着。日差しの中。
小窓雪渓はデブリなくきれい。

すれ違ったのは名古屋ASCの1名、
千種アルパインの3名。鹿島槍から黒部川を
横断、剱本峰を経由して早月尾根を下降との
こと。


小窓ノ王。でかい。


小窓から東芦見尾根を眺める。


8:06 我々はまぶしい小窓雪渓を
下降し、三ノ窓尾根の取り付き点を
探す。


牛首山から鹿島槍ヶ岳の山塊と、
棒小屋沢の先の爺ヶ岳。


小窓雪渓を見上げる。
これはスキーで滑らないと!


8:45 1920m 三ノ窓尾根取り付きは、
標高1900m付近の雪斜面とする。
小窓雪渓が北東に屈曲する手前。


9:15 登攀開始。雪は軟らかい。


ロープなしでガンガン登る。


10:10 2070m 支尾根上で休憩。


11:05 2185m 三ノ窓尾根(本筋)
に合流する。


八ツ峰。


青一色のスカイラインに
チンネの鋭峰が見えた。


カニトラバース。


11:35 2215m カニトラバースの
先は雪割れがあり、ロープを出す。


カモシカの親子が先行する。


1ピッチ目 やまやろうトップ。

登攀ではなく滑落防止目的なので、
トップとラストを潅木で固定する
簡単なシステム。


2ピッチ目 S竹トップ。


3ピッチ目 やまやろうトップ。
4ピッチ目 やまやろうトップ。

三ノ窓雪渓側の切れ落ち方を
見ると、雪稜登攀をやっている
んだと心が躍る。


5ピッチ目 S竹トップ。


6ピッチ目 やまやろうトップ。



15:10 2245m ロープで自己確保
しながら、雪斜面を一張り分切り崩して
テントを設営する。


こんなところで幕営。
後ろの三角形の山は、坊主山。


仙人池ヒュッテは雪に
埋もれている。


平の池にはスキーヤーのテント。


三ノ窓にはテントが数張り
見える。


18:00 夕食はポテトサラダと牛丼。

昔の尾西のアルファ米は200g。
一袋で晩と朝の分が作れるので
廃棄物が少なかった。チャックは
ないので、お湯を入れたらナイフ
の紐で締めておく必要がある。

今日は暖かくて過ごしやすい。
明日は三ノ窓までという控えめな
目標とする。軽量化のために酒を
積極的に飲んでおくw


アルコールと日焼け、
どちらで赤くなったのかー。

20:20 就寝。満天の星空だ。

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Last updated  2020/05/10 06:55:39 PM


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