やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2024/08/05
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カテゴリ: 登山





会員からもベテランと見られている。こっちからすれば迷惑な話なんだけれど。

何せ登攀レベルが低いからリーダー格ではない。それなのに夏合宿ではリーダーとなった。自分のやりたい山域があったからだ。

結果的には、夏合宿は中止となった。リーダーである自分が、不参加を突然申し出たからだ。

週末の偵察で、夏合宿を遂行できる体力・気力はないと判断したからだ。

なぜそう思うのか?夏合宿で起こるであろう艱難辛苦が、ありありとイメージできるから。

予定ルートは何度も歩いたことがあり、アプローチの困難さを痛感している。夏の日差し、きつい登り、歩きの長さ、難しいルーファイなどなど、山行の思い出は辛かったことばかりだ。

そこへ、また行くことになる。目的地まで何時間かかって、何が辛くて大変かというのが、予め明確に分かっているのだ。

そこまでして現地に行って、得られるものは何だ?高揚感とか達成感とかは一瞬でしかない。行動のほぼ全ては辛いことなのだ。そうだと分かってしまったら、行く気になるか?

これはたくさん登山をしてきた弊害だ。何なら山に登らなくても、どうなるかイメージができてしまう。バーチャル登山体験もできる。辛さばかりのイメージだが。

辛いことが分かっているからモチベーションが出なかった。そこが中止の一番の原因。あとはクライミングの練習不足。今のレベルではセカンドで甘んじるしかないと思っているから、練習に身が入らなかった。練習しないと連れて行ってもらえないレベルなんだけれど。

同行者との連携もうまくいかず(本音の話合いの場がなかった)、催行直前になっても何も決まっていなかった。自分が率先してまとめ上げることができなかった。

25年も登山をやっていると、先が読める。これほどつまらないことはない。登山へのモチベーションが最近だだ下がりなのは、登っても登らなくても感じることが同じだから。どっちも同じなら面倒臭くて登らなくなるのは当然だ。

同じようなところばかり登っているからこうなるのだ。行ったことがないからどうなるか分からない未知の山域を登るか、新たなアクティビティに手を出して、ワクワクを取り戻すしかないと思う。

同行者にここまで迷惑をかけたら、山岳会に在籍する意味も考えないとならない。






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Last updated  2024/08/05 10:37:05 PM


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