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権現岳の朝が始まった。 秋暁や大気にはかに動き出す南アルプスから朝日が昇り始めた。 秋暁の茜広がる雲の上 そして 冠雪の富士雲海に翔び出しぬそして八ヶ岳の朝。 雲海の上に雲浮く秋の空景色を眺め、朝食を摂って6:30青年小屋を経由し西岳に向かった。注意するところはあったが危険なところはなく終始良い景色を眺めながら。諏訪湖方面。雲に覆われているが一部諏訪湖が見えた。 アルプスの下界を覆ふ秋の雲青年小屋と編笠岳。ちょうど一時間くらい経過。少し休憩し西岳に向かう。(写真の右手を通って)木漏れ日の中を通って。青年小屋から5分ほどのところに水場があった。 源流に喉潤して秋深む水の補給と顔を洗った。(権現小屋では水がなかったので。歯ブラシはスポーツドリンクで済ませていた。)一時間ほどで西岳到着。ここからの景色もすばらしい。南アルプス。中央アルプス。乗鞍岳もみえる。北アルプス。ここからは富士見ゴルフ場へ下山。 朝の日に大気定まる草紅葉 信玄の棒道たどる紅葉狩りここからは舗装道となり信濃境の駅に向かう。地図では、1時間10分となっていたが1時間30分もかかってしまった。舗装道路は歩きにくく足や腰が痛く長い道中だった。
2009年10月23日
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三つ頭から権現岳までは、一時間弱。真ん中のちょこっと尖がっているところが山頂である。最初は、下って登りに入る。山頂付近を登っていく人、下ってくる人が見えた。下りは良かったが、登りになって3歩歩いては立ち止まる繰り返し。途中、めまいと息苦しさで大休止。(水、食料を補給) 草の実に励まされては山登るようやく山頂下の鎖場の下に着いた。小休止。そして思い切って一気に登った。山小屋が見えるかと思ったら見えない。この写真のところでダウン。リュックをほっぽり出して倒れるように座った。もう動けない状態で5分。リュックにトラベルミンがあることを思いつき慌てて飲んだ。3分。効き目があったようでめまい、息苦しさがさあーと消えた。一人しか立てない山頂だ。そして、権現小屋へ。今日の宿泊小屋だ。(赤岳展望小屋と書いてある)あれ?なんだろう!山小屋にしては小さいなぁ???開いてみよう! 赤岳展望小屋てふトイレ秋澄みぬ赤岳が良く見えた。登ってくる人に権現小屋は寒いから青年小屋まで行ったほうが良いよとアドバイスを受けていたが、次の日の朝の景色を考えるとこの小屋が良いのでここに泊まることにした。夜は、確かに寒かった。 秋夕焼け影となりゆく八ヶ岳そしてこの小屋のもうひとつの現実が分かった。 釣瓶落し電気も水もない宿に 燈下親しランプで過ごす山の宿宿泊は20人前後。夕食はカレーライス。早々に布団に入ったが途中でストーブの消える音が。寒い。布団が短い。足が出るので縮こまって寝た。朝起きたら掛け布団を横に掛けていたのが分かった。朝は5時過ぎ起きて景色の見えるところに向かった。つづく
2009年10月21日
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秋晴れの中、10月11、12日八ヶ岳の権現岳に向かった。朝4時に起き、鈍行列車で甲斐大泉に向かった。途中の駅で 秋晴れや岩肌荒き駒ケ岳甲斐駒が目の前に迫ってくる。ものすごく天気が良い。9時半甲斐大泉に着。天女山までのタクシーが1台しかなかったので3人で相乗り。タクシー代が節約できちょっぴりうれしい。 秋うらら天女山まで相乗りし天女山から権現岳への登山口。最初は緩やかな道のり。 木漏れ日のまぶしき中の薄紅葉最初の絶景地、天の河原に着いた。 黄落や富士のひかりを浴びながら 黄落・・・こうらく、木の葉が黄ばんで落ちるのをいう。 置石に囲まれ揺れる松虫草 振り返り振り返り見る秋の富士なにか急登になる予感がしてきた。 紅葉照る八ヶ岳へとつづく道標高2000m地点。あと700m。段々、きつい登りになってきた。紅葉の林が美しい。 木漏れ日の千の槍さす紅葉山少し大げさか! 紅葉の樹間に眺む大富嶽 大富士や大秋晴れの大空に2時間40分ほどで前三つ頭(2364m)に着いた。ここからも富士山が美しい。昼食後、山の向こうにある三つ頭に向かう。南アルプスもくっきり見える。甲斐駒、北岳、鳳凰三山、仙丈ケ岳などなど。 一山の大秋晴れに洗はれて50分ほどで三つ頭に到着。 草の実や富士全貌の岩の山 草紅葉の果てに聳ゆる八ヶ岳ようやく八ヶ岳が見えてきた。右から赤岳、中岳、阿弥陀岳、権現岳。この頃から体調に異変が。極端に脚が遅くなり始めたと同時にめまいがしてきた。高山病か?普段の不摂生か?富士山を登っても大丈夫だったから単なる疲れか。まだまだ権現岳は遠い。
2009年10月20日
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