Pastime Paradise

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2007.10.24
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カテゴリ: 林正英&霊幻道士
 「 霊幻道士 」といえば、80年代半ばに一大キョンシーブームを巻き起こした香港映画である。嗚呼、アレでしょ、テンテンちゃんやスイカ頭なんていう ガキ 子供達が出ていた…おいおい、それは「霊幻道士」をパクって台湾で製作された「 幽幻道士 」ですがな でもスイカ頭って、テンテンちゃんの実の兄らしいけど。
 まあバッタもんの話は置いといて、「霊幻道士」はキョンシーという摩訶不思議なキャラクター(っていうか死体なんですけど)が受け、大ヒット!とはいえこの映画、コメディ映画としてもアクション映画としてもホラー映画としても、まさに香港映画史に残る傑作だと思う(若干誇張あり)。まあ、監製(プロデューサー)である 洪金寳 (サモ・ハン・キンポー)のアイデア勝ちですな。

 サモのアイデアもさることながら、なんといっても一番の見所は道士様こと 林正英 (ラム・チェンイン。“はやしまさひで”さんじゃないっすよ)! キョンシーと戦うラム先生のアクションのキレのよさは格別。子供の頃から春秋戲劇學校で京劇を学び、卒業後はカンフー映画のスタントや武術指導等をしていただけのことはある。一方、コーヒーの飲み方が分からず苦労する場面や、牢に入れられてあたふたする場面など、お笑いシーンもたっぷり。
 この作品で、すっかりラム先生=道士様のイメージが定着してしまい、後にわらわらと製作された続編やTVドラマでも道士役といえば林正英であったが、残念なことに97年11月8日、肝臓癌のため44歳という若さで亡くなられてしまった…(T T)

 ラム先生以外にも「 Mr.Boo! 」シリーズでお馴染みのホイ三兄弟の三男・ 許冠英 (リッキー・ホイ)が、ここでもいい味を出している。バンバンジー(キョンシーと同じく死体の化け物(?)。勝手に日本で付けた呼び名)に噛まれたのが元で徐々にバンバンジー化していく過程には大笑い。
 負けじと笑わせてくれるのが警官役の 樓南光 (ビリー・ロウ)。バンバンジーになってしまった伯父にやられそうになるシーンや、キョンシー退治に出かけた山で得体の知れないモノに追いかけられるシーンは爆笑モノ。
 二枚目の 錢小豪 (チン・シウホウ)は若くして死んでしまった女幽霊シャンシー( 王小鳳 …ポーリン・ウォン)に取り憑かれたりしながらも、ラム先生をサポートしてキョンシーと戦う。彼も子供の頃から武術を学んでいて、14歳で地元の少年武術大会で入賞、翌年映画界入りしてからはカンフー映画やアクション映画で活躍していただけあって見事なアクションを披露している。

 残念なことに、キョンシーのみ一人歩きして一大ブームを起こしたせいで作品自体が評価されず、「霊幻道士」というと“昔話題になったキョンシーの映画”と思われがちだ。本来の「霊幻道士」とは全く似て非なる「幽幻道士」や、これまた台湾のバッタもんキョンシードラマ「 来々!キョンシーズ 」も、キョンシーブーム凋落且つ「霊幻道士」=低レベル作品と思われる要因の一つであろう。うーん、実に惜しい! ホンマに面白い映画なんだけどなあ…
 ちなみに当時の宣伝文句は「 怨念20%、恐怖40%、カンフー・アクション40%、特異キャラクターのユニークさ60%の合計160%に、オカシ、オソロシの魅力60%を加えた220%大満足の摩訶不思議な最新ホラー 」…って、百分率にする意味ないやん!

 原題「僵屍先生(Mr.VAMPIRE)」 85年
 導演(監督); 劉觀偉 (リッキー・ラウ)
 主演;林正英、許冠英、錢小豪、陳友、樓南光、李賽鳳、王小鳳、午馬

夏休みの思い出

 ・おどろおどろしいオープニング。日本語吹替版→ こちら
 ・ビリー・ロウのおばかぶりに大笑い(^^) ラム先生の吹替は青野武さん→ こちら
 ・マニア向け。道士様こと林正英先生を偲びつつ…(T T)→ こちら





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Last updated  2012.04.07 15:39:14
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すまん...  
全部同じシリーズと思っていました...

テンテンがバッタもんだったなんて...
ショックですToT)
嘘でもいい...こっちが本家と言ってくれ!!(笑)
ではでは。
(2007.10.24 08:36:57)

Re:霊幻道士(10/24)  
Yori Halford  さん
なんと、霊幻道士見たことないんですわ!みんながキョンシーの真似してピョンピョンピョンピョンしたもんだから「何やねんそれは!ワイは流行には乗らんで!」となってしまったのです。チョンボがバンバンジー化するのは見たいので今度借りてこよう・・・。 (2007.10.24 08:47:09)

Re:霊幻道士(10/24)  
Sheeena  さん
あのサモ・ハン・キンポーがプロデュースしたんですね!へぇ!
私も、幽幻も霊幻も、ごっちゃにしていました・・・。
そういや、先日、娘が、キョンシーみたいに飛び跳ねていたので、教えてやったとこでした。旬な話題だ・・・(!?)

しかし、100%越える時は、せめて、120%くらいにして欲しいですね。220%って・・・! (2007.10.24 09:07:26)

しょうがないなあ~(^^ゞ  
楊ぱち  さん
たけおみさん、こんにちは。
>嘘でもいい...こっちが本家と言ってくれ!!
うーん、もう、しょうがないなあ~(^^ゞ

「こっちが本家です」(うそ)

「霊幻道士」のプレビュー等でも混同してらっしゃる方がかなりいたので、私もショックでした。
テンテンちゃんは幼くして日本で人気者となったせいで一時は人生が狂ってしまったようで…(んなオーバーな!)
成長したテンテンちゃんはさんまさんの番組に出演したこともありましたが、今はどうしているのやら(T T)
(2007.10.24 17:48:57)

もったいないおばけがすぐそこに!  
楊ぱち  さん
Yoriさん、こんばんは。
ななな、何ですと!? 見たことない!?それは勿体ない!
…でもお気持ちはよく分かります。
私も同じ理由で、「E.T.」を見たのは大人になってからでした。
とはいえ、今回ばかりは声を大にして言わせていただきます。

「頼むから見てみて下さい!絶対に損はさせません!(得もないけど)」

確かに当時は猫も杓子もキョンシーの真似をしちゃったりなんかしましたが、キョンシーが登場するのって最初と最後だけですし…。
何より、チョンボが実に笑わせてくれます。
ブーでは地味な役回りだったチョンボですが、この作品ではチョンボの出番になると大笑い(^^)
彼の良さが見事に生きております。
機会があれば、ぜひチョンボの名演技を堪能して下さい! (2007.10.24 18:04:57)

あのデブゴンが!  
楊ぱち  さん
Sheeenaさん、こんにちは。
そうなんです、サモ・ハンのアイディアによってキョンシーブームは誕生したのであります。
「霊幻道士」の前にサモは“サモハン・ホラー3部作”といわれる「鬼打鬼」等3作品で既にキョンシー映画を製作し、これらのヒットを受けて「霊幻道士」が作られ、世界中で大人気となった次第でありんす。

母「おみゃーさん、そうやってピョンピョン飛び跳ねてるとキョンシーみたいだぎゃあ」
娘「キョンシーって…?」
母「キョンシーっていうのはね、昔映画に出てきた中国のゾンビで、額に御札を貼ってそうやって飛び跳ねてたんだぎゃあ」
娘「???何それ?」
…きっとSheeena家ではこのような会話が繰り広げられたことでしょう(^^ゞ

(2007.10.24 18:17:39)

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