昨日、声楽のレッスンを受けているお仲間と4人で、エヴァ・メイのコンサートに行ってきました。紀尾井ホールでした。
先生と同門の方で、レジェーロだから勉強になるからと勧められ、お仲間を誘って聴きに行ったのです。
洗練された声。蚊の鳴くような小さな声(それでも会場に響くのです)からボリュームのある力強い声まで、声の幅も、音域も広く、感情豊かに歌いあげていました。
やはり高音の澄んだ声が素晴らしく、拍手もひときわ大きかったようです。
1部はイタリア古典歌曲、衣装も黒のスーツに一見見えましたが、退場の時背中が、楕円形に穴があいているのが見え、お肌が見えて、ちょっと粋な演出。
これは私も最初に習った曲ばかり。こんなにも美しく繊細に歌うのかと感心しました。習い始めで無我夢中で歌っていた歌が、芸術作品になっていました。
2部はオペラのアリア、モーツァルト、グノー、ベッリーニ。モーツァルトのフィガロの結婚からは、伯爵夫人、スザンナ、ケルビーノ、バルバリーナの4役をこなしていたのには驚きました。でもその中では、スザンナの歌、その他ではコロラトューラで歌う「宝石の歌」、歌劇「清教徒」より「あなたの優しい声が」などが良かったと思います。やはり高音の響く声が素晴らしい。
2部の衣装は明るい赤。アリアの華やかさを引き立てていました。
ピアノは浅野菜生子さん、黒のパンツに黒のチュニック、スパンコールが施されていました。ピアノも歌に寄り添うように、素敵でした。
拍手が鳴りやまず、アンコール。「連隊の娘」「ムゼッタのワルツ」など。最後にジャンニ・スキッキの「私のいとしいお父さん」。涙がこみ上げるほどしっとりと歌いました。
ブラバーの掛け声が響き、最後のアンコールの曲が終わっても拍手が鳴りやまず、メイさんは何度も舞台へ。
大成功のリサイタルでした。
帰りレストランにより、お二人はお食事、私ともう一人はコーヒーで、おしゃべり。
イタリア本場のベルカントを楽しんだ一日となりました。
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