NHKのBSプレミアムで放映されている「ニッポンの里山」はとてもよい放送だと思います。日本中の里山を紹介して、自然と人、動物、植物が共存していく有様を美しい映像で紹介しています。
でもこれはブログ友のtak0404さんの受け売りです。彼は今はブログを書いていませんが、FBには時々写真を載せたり、このようなものをシェアしたり、紹介したりしています。仕事が忙しく、アマチュアオーケストラのファゴット奏者でもあるので、ちょっとブログには手が回らないようです。残念ですが・・・。
朝7時とか夕方7時15分とかまちまちなので録画をとっているとのこと・・・。「里山」という言葉に魅力を感じた私は、早速録画を開始しました。毎回取れるよう設定して。
今日は「野焼きでよみがえる大草原」と題して、阿蘇山の大噴火で出来たカルデラの大草原をとりあげていました。
そこには牛が放牧されるのですが、その前に人々は草原に火を放ち、野焼きをするそうです。そうしないと藪が生い茂って、木で覆い尽くされるそうです。その面積は1万6000ヘクタール、山手線の内側の2倍以上になるそうです。
この風習は1000年以上前から続いているとのこと。野焼きといっても草の表面を焼くだけで、牛が食べる草の芽は無事で、1週間もすると芽吹いてきます。野焼きの灰を養分にして・・・。
そこへ牛を放つ。牛1頭で40キロ~50キロの草を食べます。いつも草の丈を短く食べてくれます。農家の人が言っていました。「この草原は私たちが管理しているのではない。牛が管理しているのだ」と。
草原には、草のほか、花も咲きます。春になると、サクラソウ、オキナグサなど。オキナグサは成長し終えると綿毛を生やし、風に乗って子孫を遠くに飛ばします。
その他藪の下の日蔭では育たない、クララという花が日を浴びて良く育ちます。これには毒があるので牛は食べませんが、これを好んで食するのが、絶滅を危惧されているオオヌクシジミという幻の蝶です。
というナレーションとともに映し出される映像がまたいいのです。広々とした緑の草原。野焼きの赤い炎。放牧された牛がゆったりと草を食む様子。サクラソウなどの美しい花々。オキナグサが開き始める所から、花弁を全開に開き、綿毛になり風に乗って飛んで行くまで、高速カメラで写したものを一瞬のうちに見せてくれます。
オオヌクシジミのアップも。夜の月の出、星のまたたき。みんな素晴らしい映像です。
5分くらいの放送だけど、疲れて帰ってきたあとに見ると、ほんとうに癒されると、takさんは書いています。「また音楽もいいのです」とも。本当にそうでした。お勧め番組です。
そしてこれがまた興味をそそるのですが、最後に季語の紹介があるのです。
今日の季語は「蝶」でした。小さな「紋白蝶」などは春の季語。大きな「アゲハ」は夏の季語、と。日本語の豊かさ、奥深さまで教えてくれます。
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