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1997年の1月5日、もしくは6日。
私はボストンに戻りました。
どうしてそれがわかるかというと、6日(月)にテニスをした記録が残っているからです。
ポールと私が組んだダブルスで、マーティン / フレッド組に次のスコアで勝ったことが記されていました。
6-1、6-4、6-0、12-10
第四セットが12-10とは、すごい接戦でした。4セットやったということは、いつもの枠の二倍、二時間以上試合をやっていたのだと思います。
その次の記載は、8日(水)。
以前試合をして6-2、6-2で勝ったレーティング4・9のアートと再戦、8-6、3-1のスコアでした。以前よりも接戦となっていますね。
ちょっと間があって12日(日)には、以前6-1,6-2、6-0と圧勝したレーティング5・0のヴィックと再戦し、6-1、4-3のスコアでした。
そして、いよいよ13日の週から期末試験シーズンに突入します。
期末試験シーズンといっても、すでにメディア論と統計学は12月に終わっています。
残っているのは、ミクロ経済、マクロ経済、そして国際金融論で、14(火)、15(水)、17(金)にそれぞれイン・クラスのファイナル試験がありました。私の記憶が正しければ、教室内で1時間半~2時間くらいかけて問題を解く形式だったと思います。
後で結果が分かったのですが、最初のミクロ経済はあと5点多く点数を取っていれば A -だったのに結果は B +に、マクロ経済は予想通り A -。中間テストではクラストップの点数だった国際金融は期末試験でデフォルトのケースを論述しなかったことで減点され、 A -に落ちてしまいました。
すでにお話ししたように、 B +だとあきらめていたメディア論はファイナル・エッセイで Aを 取ったので A -に上昇。統計はファイナル試験をちょっとミスして、 A には1点足りずに A -でした。
これによって、最初の学期の成績が出そろいましたね。
A -が4つに B +が1つでした。
まずまずの成績です。この成績でしたら、最後の学期は3教科でB-を取っても卒業できる計算です。
しかしB-はほとんど勉強しなかった、あるいは理解できなかったときに取る成績です。
普通に、まじめに勉強していればB+は取れるのだということが実感できた学期でもありました。
(続く)
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