徒然
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漢方薬のツムラの企業理念は、「病気を治すのではなく、体を治す」です。病気は「体のどこかが悪い」という原因に対して、体調や健康状態の変化を通じて表れる「結果」なので、体を健康にすれば、悪い結果がアウトプットされることはない…。つまり、「病気」を治す必要はなくなる、というシンプルかつ本質的な理念です。この理念を弁えたツムラの社員は、おそらく「病気の治療にはウチの製品がオススメですよ!」という営業トークも、行動も、思考も、行わないでしょう。なぜなら、「わが社の扱う商品は、何に対してどういう問題解決を提案するか」を理解しているからです。商品企画も販売戦略も、「体を治す」という理念に従って決められ、「風邪を引いたらすぐ○○○」という他社とは違った、独自路線を歩むこともできます。このように、自分の役割や行動を正確に定義付けておくこと、つまり行動の動機付けを的確に行うことは、やたらめったに行動する以上にずっと大事なことです。このように、短くも物事の本質を突いた名句を見たら、色々な対象に当てはめてみたくなります。人間関係なら「癒すのではなく、夢を育てる」「悩みを聞くだけでなく、決断させる」では、転職ならどうか。「転職のやり方ではなく、職業観を変える」になると思います。仕事が楽しみなら、そこに行き着くための転職活動も楽しい。逆に言えば、どれだけ恐怖や笑いで本質をごまかしても、肝心の仕事が楽しみでなければ無意味です。「仕事って楽しいんだ!」「早く自分も社会に出たい!」と思うことで、行動が変わり習慣が変わり思考が変わりそして、達成が自覚でき、結果に自信を持てるから。「正社員になったら遊べる」「転職活動が終わったら苦がなくなる」といった「課題のモグラ叩き」など、やっても無駄で何の意味もありません。結局のところ、自分が、どうするかより、どうあるべきか。それが大事だと思います。
2012.08.29
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