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虚の場合
例えば 酸味が肝に入るのを補と言います。酸味が肝を生じる母(腎)に入り、腎を助ける事を助と言います。酸味が肝を剋する又は肝の母(腎)を生じる肺に入る事を益と言います。
例えば辛味の補は肺に入り、助は脾に入り、益は心に入ります。
例えば苦味の補は心に入り、助は肝に入り、益は腎に入ります。
例えば甘味の補は脾に入り、助は心に入り、益は肝に入ります。
例えば鹹味の補は腎に入り、助は肺に入り、益は脾に入ります。
實の場合
自らを剋する臓に入る味を用いて實を減らします。
肝實(瘀血)は辛味を用いて、その實を減らします。 牡丹皮(辛 寒)
心實(心熱)は鹹味を用いて、その實を減らします。 牡蠣 (鹹 平)
脾実(胃熱)は酸味を用いて、その實を減らします。 烏梅 (酸 平)
肺實(肺熱)は苦味を用いて、その實を減らします。 山梔子 (苦 寒)
腎實(腎熱)は甘味を用いて、その實を減らします。 地黄 (甘 寒)
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