2005.10.04
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恋歌~亡霊の出現っ!?

★ ★ ★ ★ ★


日曜日から、NHK連続ドラマの「ハルとナツ」を見ています。

第1話をみたときに、オランダ映画「アンナとロッテ」を思い出しました。
仲の良い姉妹が、貧困と戦争が原因で離れ離れになり、
運命に翻弄されて、再会するも、分かり合えない。
一方の病気が原因で運命が分かれ、送りあった手紙が届かず、
どちかかが、強烈に和解を図ろうとするところまで共通しています。

映像的にも、姉妹が引き裂かれるシーンを強調するところなんか、
橋田さんも、あの映画か、ベストセラーになった原作を
見たんだろうな~と思いました。
こういうことは、脚本の世界では、常套手段であると思ったのです。

しかし、今朝、 ヤフーのニュース で、ある映像作家が、
自作の作品と酷似していると、NHKに「質問状」を出していると知りました。

おおおおお。うああ。そんなことあるんだあ。

無名ながら、お話をつくっていると、「オリジナル問題」を突きつけられます。
ミュージシャンたちは、アルバムをリリースして、
しばらくは憂鬱な日々を送るのだそうです。
「この曲は、あの曲に似ている!」といわれることを
恐れているのだそうです。

だってさ~。
アイデアなんて、どこからやってきたか、わかんないじゃん。
女神の微笑みだと感じた「ひらめき」が、
実はどこかでなにげなく見たり、聞いたりした
誰かの作品だってことってありえる。
盗作しようなんて、悪気は全くなくて、意識もしていなかったりして。

私だってコワイです。
んじゃあ、オリジナリティってなんなのだろう?
同じニンゲン、同じ時代の空気を吸って、同じようなことを感じたりして。
こんなふうな描き方が、今ウケテイルらしいとかさ。
自分じゃない人は、どう感じるんだろうと想像して、
追体験のために、人の作品を読み込むなんてことは、大切な修行でさえある。

私たちに、オリジナリティなんて、本当にあるんだろうか?
逆に、まったく同じものをつくれったら、絶対無理だ。
コピーや引用ならありえるかもしれないけどね。

「脚本を書こう!」の原田佳夏さんが、 
「自分の書いたものを先輩や師匠に盗まれないためには、
どうしたらいいでしょうか?」というシツモンに対して、
「人から盗まれるようなものを書いてみたい、と思う私は駄目ですかね」と
答えていました。

ディズニー映画「ライオンキング」が、
手塚プロダクション「ジャングル大帝」の盗作ではないかという論争のとき、
「おおおお、ディズニーに盗まれるとは、ボクたちってすごいじゃん!」と
のんきに感動したというエピソードを聞いたことがあります。

・・・とりあえず、私は、そういうとぼけた作家をめざそうかな?
※話題は、自分が盗作してしまう可能性じゃなかったっけ?(^^ゞ





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Last updated  2005.10.04 09:49:26
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