2007.08.09
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カテゴリ: ハワイの日々


★ ★ ★ ★ ★

今日は、語学研修の一環として、クラスでホノルル美術館に行きました。
最初は、100年以上前の古典的なアメリカの絵画や家具、
ハワイを題材にした絵などを見ました。

暗い色調と、きめ細やかな筆致に、その時代の世界的潮流を感じます。
欧米の画家たちは、こんなに明るいハワイにいても、
暗い絵を描いていたんですね~。

ハワイやポリネシアの民族芸術だけでなく、
日本の展示室もありました。
浮世絵や屏風、茶道具が展示してありました。

私は、担任のビル先生に「アメリカ人は、日本のアートを見ると、
どんな気持ちがするのですか?」と聞いてみました。
「奇妙で新鮮」という返事を想像していたのですね。

ところが、先生は、「日本のものを見ると、気持ちがとても落ち着くよ。
ある人々は、前世があるというけれど、
僕の前世があるとしたら、きっと日本にいたのだと思うよ」と言われました。

私のすでに亡くなったイギリス人の恩師も、
全く同じことを言われていたのを思い出しました。
前世が日本・・・。

そんなことを感じさせる日本って、なんなのでしょう?

ハワイの人々も、日本に憧れ、旅行したり、留学する人が多いようです。
私からしてみれば、なぜ、楽園からあの窮屈な国に行きたくなるのか、
理解に苦しみます。

人の心を惹きつける国に生まれたんだという
静かな感動・・・。
この不思議な実感を大切にしたいと感じました。





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Last updated  2007.08.09 14:50:03
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