幻の夏

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2007.09.04

テーマ：ハワイ旅行記(941)

カテゴリ：ハワイの日々

昨夕、無事帰国しました。

１か月ぶりのニッポンの印象は、猛暑に耐えかねて、
しかめつらをしているようでした。
夏は暑く、冬は寒い・・・過酷な国だなあ。(-_-;)

人々は、気ぜわしく動きまわり、
街はひしめいて、電線が風景を縛りつけて見えました。
ぴりぴりとした神経は、今にも爆発しそうな印象。

さすがに、うちのある広島の郊外にもどったときは、ほっとしました。
大きな山が「おかえり～」とほほえんでくれたような気がしました。
「ただいま～」。(*^。^*)

ハワイの日々を振り返ると、まるで幻のよう。
毎日見ていたエメラルド・グリーンの海。
椰子の葉をゆったりと揺さぶるそよ風。

のんびりして笑顔だった現地の人々。
世界中から集まった休暇を楽しむ人々。
１日たっただけなのに、今は遠くなってしまいました。

驚く早さで、空港から宅配したスーツケースが届きました。
ハワイではオーディオがなくて聴けなかったCDがいっぱい。
再生してみると、ハワイの風がよみがえってきました。

今回出会えたアーティストは、IZ。
スーパーでも、本屋でも、CDショップでも、
おすもうさんのような体躯の男性のポスターがはってありました。

「この太った人は一体だれ？？？」と気になっていました。
ある本屋で視聴することができ、
一瞬で、その声にココロ惹かれました。

彼の名は、Israel "IZ" Kamakawiwo'ole.
すでにこの世を去られています。
彼が亡くなったときは、ハワイの人みんなが悲しみに沈んだそうです。

まさに、伝説のアーティスト！
今、IZの歌を聴きながら、ハワイで過ごした幻の夏を、
懐かしみ、深い感謝でいっぱいになり泣きたくなるのでした。

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