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Mar 11, 2008
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カテゴリ: 観る・読む・聴く



もう1ヶ月程前に観た映画ですが、エリザベス女王を演じたヘレン・ミレンの威厳ある姿がいまだに目に焼きついているほど、その演技が素晴らしかった作品でした。

1997年8月。パリでダイアナ元妃が交通事故にあって亡くなったのはまだ私たちの記憶に新しい。
亡くなってからの1週間の王室の苦悩をエリザベス女王中心に描いている。
この1週間の出来事はあくまでフィクション。
けれど、実際の映像でみるダイアナ元妃を観ているとまるで真実であるかのように思えるほどリアルに描かれていた。
女王にとって、ダイアナはもう家族でもなく、王室の一員でもない。
ダイアナの死について王室は何も語らなかった。
そのことがイギリス国民の反感を招くことになっていく。
ダイアナ人気のイギリスではダイアナを讃える声が広がると同時に、ダイアナへのコメント避け続ける王室への避難の声も大きくなっていく。

女王と言う立場であるがゆえに国民の声を無視できない女王の苦悩が見事に描かれていた。
中でも鹿をみて、一人涙するシーンは胸が痛んだ。
女王にも夫、息子、孫、姑がいて、家族がある。そんなことを気付かされた。
そしてその家族が女王の支えでもあるように思えた。
けれど女王としては孤独だ。

そんな女王に助言したのがブレア首相。王室と国民の間に入って和解を勧める。
若き日のブレア首相も好演だった。

宮殿の前にダイアナの死を悼む花束の数。その前をゆっくりと通る女王。
そこでも女王の品格を失わず、堂々と国民の前を通り過ぎる。
ヘレン・ミレンは女王そのもののようだった。
品格、身のこなし、全てにおいて完璧な演技だった。
それだけでも観る価値のある映画だと思う。
ただ、時々スクリーンに現れる鹿が何を意味しているのか私にはいまだわからない。

公式HPは こちら





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最終更新日  Mar 11, 2008 04:03:22 PM
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