優美の南米旅日記

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2007.11.25
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「昨夜寝てるときに、コウモリが来たのわかった?」と、インディアン青年は朝食を取ってる最中に言った。

1morning.jpg
photo:Breakfast in Amazon jungle

「あ、そういえば夜中にパタパタしてきたの、あれ、コウモリだったの?」と、私は言った。

「そう。ああやって風を送って体温をさましてから噛みついてくるんだよ」

もちろん、私達はモスキトーネット(この場合はコウモリネット??)でプロテクトされてたので大丈夫。

それにしてもアマゾンのジャングルで一夜を送ったわりには、とくに危険な目にもあわなかったし、予想より超楽勝。。。。というちょっと肩すかしな印象をいだきながら、ロッジへ向かうボートへ乗り込んだ。

17boat volver.jpg

「前回ツーリストを連れてあそこへ泊まったときは、非常に危険な毒蛇がいたんだ。」と、インディアン青年が言った。

「ど、毒蛇??」と、私は聞き返した。

「僕は命がけで一匹殺したんだ。でも蛇はつがいで行動するので、もう一匹が夜通し近くで鳴いてて、いつ襲われるかと思って一睡もできなかった。」

「え?それ、ツーリスト達はびびってたんじゃないの?」と、まあくん。

「いや、彼らにはあそこを去るまで一言も言わなかった。言ったらパニックになるでしょう?僕はあまりに恐ろしくて、その後ずっとあそこには行ってなかったんだ。」

「ひえええ、洒落にならないなああ。。。」と私は言った。

1.jpg

「あと、あそこの隣の島では、40年くらい前まで石油が出て、50人くらいの人が住んでたんだ。」と、いいながら青年は指を指した。

「でも、ある日娼婦がいなくなっんだ。そして一ヶ月後もう一人違う娼婦が姿を消した。その数日後、近くで鹿を食べたばかりのアナコンダがお腹をパンパンに膨らませているのを島の人間が見つけたんだ。」

「え??まさか………」

「二人とも、アナコンダに食べられたんだ。。。。。」

「ええええっっ??人間食べちゃうの???」と、私は驚いた。

「そう。まず、首をねらって巻き付き息の根を止める。そして死んでから食べるんだ。」

「ひええええええええええ」

「この辺りの川でも、以前知り合いが一人でボートを漕いでいて、水中を泳いでたアナコンダに体当たりで攻撃されてボートが転覆したんだ。」

「で、どうなったの?」

「ラッキーなことに、川岸の近くだったので、あそこの家に逃げ込んだんだ」といいながら少年は岸辺のところにある掘っ立て小屋を指した。

「この辺で???ってことは、今、私達がアタックされてもおかしくないの??」と、聞くと、青年は特になにも言わない。

「ちょっとちょっと、アマゾンって何にもないなあと思ってたけど、何かあったら死と隣り合わせってことじゃないっ!!!」と、私はまあくんに言った。

「当たり前でしょ。。。優美ちゃんは何も分かってないからねえ。。」と、まあくん。

無事ロッジへ着くと「そこの川で泳いだらどお?」と、青年は私達に言った。

「え?だって、ピラニアもいるし、アナコンダもいるんでしょ?」

「ここのピラニアは人を食べないから大丈夫。でも、泳ぐときは必ず二人で泳いでね。そうでないと、アナコンダに攻撃されるから」

「ちょっと待ってよ、二人だったらアナコンダは攻撃してこないの??」

「大丈夫。必ず二人以上で泳いで」と、青年は行ってロッジへ向かった。

「なんで二人だったら、大丈夫なんだ?」と、私はまあくんに言った。

「知らん。。。。一人が攻撃されてる間に逃げるとか??」

「まあくん、私が襲われたら助けてくれる?」

「アナコンダが相手だったら勝ち目がないでしょう」

「じゃあ、私がアナコンダに食べられてもいいっていうのっっっっっ!!!?」といいながら、私はまあくんの腕にすがった。

「いやああ、二人で死ぬより、一人が助かった方がいいでしょう」

「ねえええええ、優美ちゃんが死んじゃうんだよっっっ!!それでもいいのおお??」

「相手はアナコンダだよ??わかってんの??」

「あっっそう。。。。ったく、思ったほど頼りにならないねえ。。。。。。わかったよ。。。あんただけは当てにしないよ。。。。」と言いながら、私はロッジへ向かってスタスタ歩いた。

「あのねええ。。。。。」

私達はもちろん泳ぐのは遠慮して、マナウスへ戻る荷造りをすることにした。。。。。

1sayonara.jpg





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Last updated  2007.11.25 12:26:05
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