『赤谷の日』に出かけますが
今月は大学生6名と若い方達の参加も多く、総勢25名が
群馬県みなかみ町相俣にある『いきもの村』に集まりました。
一日目は4グループに分かれ、私は南ヶ谷湿地保全に参加したのですが
湿地手前の林道を彩っていた花や草の一部を紹介します。
アヤメ
タニウツギ
マルバフユイチゴ
ギンラン
日本の野生蘭のひとつ
マムシグサ
南ヶ谷湿地は何十年も前には
遠くからも広い水面が見えたようですが
年々水面が少なくなり、
クロサンショウウオやモリアオガエルの環境保全の為に
泥をすくう浚渫作業を行ないました。
浚渫作業は若い人が4人も立候補!!
腰までの長靴胴長を着用して
水中の泥、葉、枝などを手ですくい
陸に放り投げるという腰に負担がかかる力仕事を
学生さん達が頑張ってくれて
水面が沢山出てきました。
作業中、ヤゴやカエルを観察したり、
楽しんでくれながらの作業だったのは良かったです。
モリアオガエルの産卵木の下の泥も取って水面を出しました。
私は大カマを使ってのヨシ狩りをしましたが
ヨシ刈りをする事によって湿原に日が射すようにになり
モウセンゴケ、ミズチドリなどが増えてきたようです。
ヨシ刈りや浚渫作業を行うにあたっては
人間の手を加える事の是非の議論を長年重ね
ようやく昨年から着手したようです。
いきもの村にはヒメシジミが沢山いて
束の間の蝶観察もできました(^_-)v
二日目はサルメンエビネの調査、
小出俣渓畔の巨樹観察等ありましたが
私は花の名山・平標山に行ってきました。
その様子は次回に(^-^)/
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