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散歩の途中の草むらでカラスノエンドウが生い茂っているのを見つけました。子供のころはこの豆を集めておままごとの材料にしていました。花にはあまり興味を持たなかったような…でもこの鮮やかな赤紫が,理科の実験にピッタリだなと思いちょこちょこと摘んで帰ってきました。紫キャベツなどは少量の水と一緒に凍らせて解凍すると,簡単に色水になるので同じようにしよう~と製氷機に入れ。解凍してみたのですが,あんまり意味がなかった結局楊枝でつぶして色水を作って実験開始。いろいろな台所の薬品などをくわえてみました。酸性だとピンク,アルカリ性だと青くなりました。(比較としてムラサキイモでもやってみました。)(アルカリ=セスキ炭酸ソーダです)この実験は紫色系統の花や葉っぱなら多くの植物で行うことができます。カラフルで楽しい実験です。(一番上の「BTB」は小中学校でよく使う酸(黄色)アルカリ(青)となる薬品です。)実験の時の注意点ですが,1.薬品どうしは混ぜない2.塩素系の洗剤では実験しない3.薬品を入れるのに用いたものは,その都度洗う です。1.2は必ず守って楽しく実験してくださいね。※次亜塩素酸,次亜塩素酸ナトリウムについて消毒に用いている方も多いと思います。調べてみると,次亜塩素酸はとても弱い酸のようです。炭酸より弱い数値になっていました。塩酸ほど強い酸ではなくてもいろいろな酸と反応するようです。クエン酸などの酸はもちろんアルカリ性の重曹も水中で炭酸を生じていますしアルカリ+アルカリは反応しない,などと考えずに注意したほうが良いかなと思いました。また,別の反応ですがアルコールとも反応するとありました。色々な消毒薬を混ぜるのはほんとに危険ですね。気をつけようっと。調べてみよう♪酸・アルカリ③ムラサキイモで洗い物を科学する。 透明なメッセージ 解読できるか挑戦してみよう。
2020.04.15
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3回目の砂糖の結晶づくり。ずっと飾ってあった前回の結晶が夏の間に小さくなってしまったので溶かして作り直すことにしました。作り方は前々回と同じですが核を氷砂糖ではなくお菓子にしてみました。思えば毎年涼しくなってくると作ってくるような?熱い砂糖水を作り,砂糖菓子を吊るしてしばらくしたらあっ,落っこちたので,2つめをつるし,1週間ほどで小さな結晶角がいっぱい出てきました。3か月後。それぞれの結晶が一回り大きくなりました。あまり大きくならなかったので,砂糖の濃度が足りなかったみたいです。とはいえ,観ていて飽きない綺麗さです。台所で癒されています。2か月間ほとんど変化なし。また溶かして作り直そうかな。自然の美~結晶づくり。ドライアイスで作る氷の結晶大きなミョウバンの結晶を作ってみよう成長が楽しみ砂糖の大結晶試験管に降る雪 塩化アンモニウム結晶松ぼっくりを尿素の結晶でおめかし綺麗な形の塩の結晶にチャレンジdesigned by
2020.03.06
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慌ただしい年末年始が過ぎ,仕事もスタートしてしまいましたがふと空いた夜。ずっとやってみたかった"光る人工イクラ"に挑戦しました。クイズノックというウェブメディアのYouTubeチャンネルで[「光るタピオカ」を作っていて,これは面白そう~お正月に食べよう!と思ったら「トニックウォーターはとても苦い」と聞きでは食べないもので遊ぼう~と人工イクラにしてみることにしました。最近は"つかめる水"として100均でも手に入るようになったアスパラギン酸を使います。原理はこんな感じ。(最近のキットは塩化カルシウムではなく乳酸カルシウムが使われているようです。)トニックウォーターにはキニーネと言う成分が含まれておりブラックライトを吸収して蛍光が見られます。酒屋さんでトニックウォーターだけを買う私に店員さんは「これはお酒を割るお水になるのですが…?」と不思議そうでした。(余談:実は最初にスーパーで購入したトニックウォーターは,家でブラックライトを当てても光りませんでした。調べてみると日本で売られている多くのトニックウォーターにはキニーネは含まれていないようです。)これをアルギン酸ナトリウム水溶液にした状態ではピカピカと怪しい~ゲルが出来上がっていたのですが…塩化カルシウムの中に滴,滴,と落としてイクラ化すると光らなくなってしまいました。悲しい。調べるとキニーネはpHによって光の吸収量が大きく変わってpHが高い状態の方が吸光度が高いようです。トニックウォーターは酸性でしたので,アルカリ→酸と変化させて傾向を観察してみました。ほんとだ。酸を入れれば元に戻るので,電子状態が変化するのかな。さて,人工イクラを作る過程でキニーネが光らなくなるのもpHの変化のせいでしょうか??人工イクラの本体,アルギン酸は海藻に含まれる多糖類。セルロースやデンプンとよく似ていますが酸性を示すCOOH基がついています。アスパラギン酸ナトリウムはこれを中和した弱酸の塩なのでアルカリ性かと思いましたがBTB溶液を入れたら黄色になりました。酸性なんですね。イクラ化するまえは蛍光が見えていた一つの理由かな。反応していないーCOOH基があるのかなと思いセスキ炭酸ソーダを加えてみたら細かい泡がたくさん出てきました。対してイクラ化に使う塩化カルシウム水溶液は中性ですがカルシウムイオンが空気中の二酸化炭素と反応して炭酸カルシウムになるせいか水溶液はアルカリ性を示します。これでイクラ化したとたんに光らなくなるのかな?ためしにトニックウォーターを入れない紫キャベツ染色の酸,アルカリ,中性のイクラを作ってみました。酸性のイクラは酸性のままのようです。トニックウォーター+紫キャベツイクラでも同じ結果。やっぱりアルカリ性になってしまうほどは反応しないみたいです。ですがpH5くらいでも光らなくなるようですのでそのせいなのかなあ。早めに取り出せば中心部だけは弱弱しく光っているのが観察できました。…そんなわけで今回は結局わからないことだらけいろいろ失敗してしまいましたが思いがけなくあれこれ調べて勉強にはなりました。他にも色々な人工イクラを作って遊んだのでまたブログにまとめたいと思います。それでは,2020年も楽しく手作りしたいと思いますお読みいただけたら嬉しいです!
2020.01.14
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ティッシュとトレペ。見た目はよく似ていますが、薄めたうがい薬を垂らしてみると…(ポピドンヨードのもの)トイレットペーパーはヨウ素デンプン反応を示して黒くなります。水に溶けやすいようにデンプンを糊にしているんですね。 これティッシュかな?トレペかな?って思ってうがい薬を垂らしてみる…ということはないと思いますがヨウ素デンプン反応の1つの題材として簡単で楽しい実験です。コツは、うがい薬を薄めること。原液だと色が濃すぎてしまいます。 ついでに色々な紙でも調べてみました。1 キッチンペーパー2ティッシュペーパー3コーヒーフィルター4トイレットペーパー5再生紙ティッシュペーパー6紙ナプキン再生紙ティッシュペーパーにもデンプンが入っているみたいですね。 スマホ顕微鏡でも観察してみました。破いて繊維を出すと差が分かりやすいです。キッチンペーパーやコーヒーフィルターは、繊維が長いです。いかにもごわごわしていそう。これと比較して細かい繊維がびっしりのティッシュペーパー。トイレットペーパーは穴が目立つような再生紙ティッシュペーパーは糊でくっついているように見えなくもない改めて見ると目的によって作り方が違うのがわかって新しい発見があるのではないでしょうか。ポピドンヨード入りのうがい薬が一滴あれば調べられます。うがいのついでに遊んでみてはいかがでしょうか?design by sa-ku-ra*
2019.11.28
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● My Diary ●色の重なりが楽しい水彩ペンですが、実は色の分解も楽しいのです。意外と今まで日記にしたことがなかったので夏らしい実験(?)なのでやり方をまとめてみました。やりかたは簡単で,コーヒーフィルターを5ミリくらいの幅に切って水彩ペンで下から5ミリくらいのところに濃いめの点を描きます。 フィルターにほんの少し触れるくらいまで水を入れると フィルターが水を吸って上がってきて, 一緒にインクも溶けて上がってきます。時間と共にインクの種類によってはいくつかの色に分かれてきます。水によく溶けるものは、遠くまで上がっていく,と考えてよいかな。 有機物の溶けるの定義は難しいですが…(下の点が分離する前)オレンジや赤のペンは1色でできているようですが、 茶(蒲)色はピンク、茶色、青が見えます。 黒(墨色)も黒以外の色が見えます。 青(瑠璃)色にはピンクが混じっていますね。 紫(杜若)色はほとんど動かない茶色い点が見えます。…想像できない組み合わせもあり, 分かれていくのを観察しているのんびり時間が 夏の昼下がりにぴったり。 色が大きく広がるものと,残るもの,広がりにくいもの を組み合わせるときれいな模様を作ることができます。 紫(杜若)色,茶(蒲)色,黄緑(若草)色,青(瑠璃)色を用いて栞を作ってみました。 丸く切って,好きなようにペンを打って,真ん中にスポイトで水を垂らします。6あとは紐を付けるだけ。 点の描き方,水のたらし方,一期一会の色合いが楽しいです。実験のコツ ペンで描いたところが直接水に触れないようにします。 中間色が多いペンの方が,楽しいことが多いです。design by sa-ku-ra*
2019.09.03
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1gより軽いものを量ることができるかわいい天秤量りを作ってみました。シンプルですが,けっこう正確なのです。ストロー折り紙針、糸折り紙で箱を折り、糸でストローの両端に取り付けます。写真の順番で縫い付けると安定します⚖中心付近を針で刺してちょうど釣り合う場所を探して決まったら糸を通します。どこか引っ掛ける場所にかけて,出来上がり。私は今回はバナナスタンドを使っています。今回はエクセルの円グラフを使って目盛りをつけてみました。適当に色を付けたのですが,これは読みにくかったです 汗中心は分かりやすく他と違う色にしたほうがいいです。1めもりちょうど,丸小ビーズ1個分でした。さて,準備ができたので,まずは重り代わりビーズの重さを量ってみました。一円玉=1gとして手持ちのビーズを4種類はこんな感じ。まるで分数のお勉強ですね。9mmビーズは3個で約1グラムで,これにそろばんビーズを足すと1グラム。つまり1個分は1/3g+そろばんビーズ1/3個分。そろばんビーズ1/3個分(=0.02g)なんて,無視してもいいんじゃない?と思いますが電子ばかりに1つずつ載せて量っていったときのの表示と15個くらいからずれが生じます。なんだか算数のお勉強だらけになってしまったので1gより軽いものを量ってみよう~と朝,庭に咲いていたツユクサを量ってみたら丸小ビーズ2,3個分。かる~い。健気です。1円玉が1gなのはよく知られていますが,実はお札も約1gです。比べてみたら,一万円札の方が丸小ビーズ1個分(約0.01g)重かったです。お金の価値と,イメージが違いますね~。一円玉も大事です。作るスケールによって,いろいろな重さのものをはかる天秤ができます。手作りの秋に,おひとついかがでしょうか。 ence/science_experiment/88_31.gif" width="88" height="31" border="0" alt="にほんブログ村 科学ブログ 科学実験・工作へ" />。
2019.08.25
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ムラサキイモパウダーは、紫色のお菓子を作るのによく用いられますが,これをホットケーキミックスに加えて紫色のホットケーキを焼こうとすると、暗緑色の、なんとも言えない色に変わってしまいます原因は材料に含まれるアルカリ成分にあります。主にはベーキングパウダーに含まれる重曹(炭酸水素ナトリウム) と卵 があげられます(他にもあるのかもしれません)。ところが,ネットでレシピを調べると,ベーキングパウダーを用いたムラサキイモのケーキが紹介されていて,ベーキングパウダーの種類によっては紫色のままのケーキを作ることもできるようなのです。私も紫色のケーキが作りたいなということでベーキングパウダー探しの旅に出ることにしましたベーキングパウダーの主成分である重曹は,「酸(炭酸)」と「塩基(水酸化ナトリウム)」からなる「塩(酸が残っているから酸性塩)」であり,水溶液中で水から水素イオンをもらってアルカリ性を示します。熱分解すると二酸化炭素を発生させ,お菓子を膨らませ,炭酸ナトリウムになります。炭酸ナトリウムは重曹より強いアルカリ性を示します。この熱分解をコントロールするのが「酸性剤」。お菓子が膨らむちょうどよいスピードで熱分解させたり,出来上がりのお菓子のアルカリ性をおさえたりしています。炭酸ナトリウムといえば"セスキ炭酸ソーダ"の成分ですからそんなアルカリ性のもの食べちゃうの?と思いますがそんなことはないんですね~。さて,スーパーに3種類のベーキングパウダーが販売されていましたのでこの中の酸性剤の中身を比較してみました酸性剤を1.酢酸やクエン酸のように,そのまま水に溶けて酸としてはたらくもの2.○○酸ナトリウムのようなナトリウム,カリウム,カルシウム塩で 重曹のように無機物で酸と塩基からできているが,水中で酸としてはたらくもの3水と反応して酸になるものの3つに勝手に分けて,分子の数の割合にしてみました。(物質によっては1つの分子中にいくつかの酸としてはたらく成分があるものもありましたが,全部はたらき1として計算しました。)余談ですが,最近問題視されているベーキングパウダーに含まれる"アルミニウム"というのは「ミョウバン」のことで,タイプ2の酸性剤として添加されています。(今回用いた3つはいずれもアルミフリーです。)これを見るとBP1は酸性に偏っていて,ムラサキイモが変色しにくいんじゃないかなムラサキイモの入った生地を数パターンつくって加熱して色が変わるか試してみました。やっぱりBP1は加熱後もアルカリ性になっていないと思われます。次にムラサキイモの乾燥粉,小麦粉,砂糖を使って蒸しパンにするとこんな感じ。蒸しパンくらいの加熱温度なら,さほどの色の差はありません。BP1が一番きれいな赤紫です。BP2,3は黒ずんだ感じ。ただそれほどの違和感もありません。ふわふわ感はBP2が一番でした。 180℃で焼いてスコーンにすると…表面上は同じ感じですが断面を見るとBP1のみがきれいな赤紫でした。というわけでムラサキイモのお菓子に関してはBP1が一番見た目がよかった,という結果になりました。ただし,味はどれも同じですね…子供たち,全然気にもせずに緑色のスコーンを食べています時間はかかったけど,予想通りの結果が得られて嬉しいここまで読んでくださった方,ありがとうございましたdesign by sa-ku-ra*
2019.07.06
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透明感を楽しむレジンクラフト。色々なものを閉じ込めて,オリジナルなモノづくりが楽しめるアイテムですが,発泡スチロールの粒を入れると水に浮くパーツを作ることもできます。重さを調整すると単に水に浮くだけでなく「塩水には浮くけれども水には沈む」、とか「水には浮くけれどオイルには沈む」といった微妙な比重のものが作れます。この重さの違うレジン球を5つ作って,食塩が水に溶けていく様子を観察してみました。真水では,全て水に沈みます。ここに塩を加えると軽いものから順に浮いてきます。100gの水に溶ける食塩の質量で計ると順に5,7,19,23,24g食塩を入れたところで浮いてきました。これで,食塩水の中の塩の分布を見ることができます。5つのレジン球の間を取って18g食塩/100g水となるように36gの食塩を瓶に入れ200gの水をそっと入れて放置。3月26日に実験をスタートしました。丸1日過ぎたところで下のほうに濃い食塩水ができて浮かびはじめ1か月ほどで濃い食塩水の層ができ,次第に全体に広がっていきました。2か月経ったところでで揺らしても水溶液にゆらぎが見えなくなったので実験終了。食塩19gで浮くレジン球と同じ濃度になりました。2か月もかかったことにびっくり。グラデーションで表してみるとこんな感じかな?思った以上に時間がかかったので水が少し蒸発したことや食塩濃度が低い上の方のビーズにはカビが生えてしまったり…(汗いろいろ正確性に欠けますが,食塩が広がるようすは写真に収められたかな。面白かったです。~参考~重さはビーズの個数で変えています。これは食塩179g/水100gに浮くレジン球は写真の量のビーズに8mm発泡スチロール球1個を入れています。例えば5gと7gは2ミリそろばんビーズ1個分(約0.006g)の差をつけています。
2019.06.10
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塩の結晶は最も簡単に結晶の形を見ることができる物質だと思います。これは本当に簡単で食塩水を作り,放置するだけです。コツは,スタートは少し薄めの食塩水にすること。濃くすると小さい結晶がたくさんできてしまいます。 容器の壁や周りに薄い食塩の板ができるので深めの器を用意して,周りが汚れないように注意してください。季節は湿度が低い時がお勧めです。塩は吸湿性が高く,夏に塩を乾かすのは難しいです。これは色を付けた食塩水から塩を取り出していところ。出てくる塩の結晶は透明です。このように不純物が入った溶液から目的の物質を取り出すことを"再結晶"といいます。水の蒸発と共に四角い結晶が成長していきます。だいたい5ミリ角,2ミリ厚,くらいの結晶ができます。水が浅いと薄く大きな結晶になるような気がします(未検証)。肉眼でも分かりますが顕微鏡で見るとたくさんの四角が見えます。塩の結晶はいろいろな形が市販されています。マルドンの塩は熟練した職人の方が作っているというピラミッド型の塩で,とても綺麗です。塩事業センター 食塩 1kg結晶づくりはシンプルな塩で。クリスタルソルトマルドンの塩は缶入りがおすすめ
2019.05.28
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最近お気に入りの紫キャベツ液スーパーで1/4玉195円でゲットしたため現在冷凍庫にストックがたくさん出来たので思いつくこといろいろ遊んでいます。酸またはアルカリの水溶液で色がカラフルに変化する紫キャベツですがミョウバンの水溶液に関してはちょっと違っていて酸性の水溶液なのに鮮やかな紫色になります。一般的な指示薬であるBTBと比べると違いが分かります。ミョウバンはナスやキュウリの漬け物を色鮮やかにするために使われますが,これと同じ働きをしているんですね。キッチンマットやろ紙に浸み込ませると,発色がとても良くなっているのが分かります。pH試験紙も作れます。今回はこれで紫陽花を作ってみました。まず,濃いめの紫キャベツ液を作ります。今回のレシピ紫キャベツの葉1/2枚分をみじん切りにして水切り袋に入れて冷凍し水50ccを加えて自然解凍し,しっかり揉んで色を出します。これにミョウバンの飽和水溶液を20ccほど加えます。コーヒーフィルターを作りたい大きさに切り,4つ折りして図のように角をカットして花の形にします。これを紫キャベツ液の中に入れ,乾いたらクエン酸,重曹の水溶液をほんの少し付けて好みのグラデーションを作ります。(特に重曹は濃すぎるとアントシアニンが脱色してしまいます)重ねたまま乾かしたりすると濃淡もついて色々なグラデーションが作れます。真ん中にワイヤーでビーズを入れて,紫陽花ボールに仕立ててみました。UVレジンを塗ると丈夫になり,透明感も出ます。レジンは手につかないように注意してくださいね。キッチンマットだと柔らかい感じ。ワイヤーで長くつないで…麻紐に巻き付けて形を整えてリース風にしてみました。キッチンマットは水に濡れたら色が抜けてしまいますので濡れないところで愉しんでください。ちなみにミョウバンは園芸用としてはアジサイを鮮やかにするためにも使われているそうで,最初に気付いた方はすごいですね!ミョウバン 2kg 明礬実験した後,アクセサリーも作れて楽しい実験でした
2019.05.15
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焼きミョウバンでの結晶作りに慣れてきたので12水和物を購入して,より良い状態の結晶づくりに挑戦してみました。作り方は基本的に電球の器で,ミョウバンの結晶づくり。 と同じです。結晶を育てるスタート温度で飽和水溶液になるように水溶液を作り,ゆっくり温度を下げて,種結晶を吊るして結晶を育てます。溶解度のグラフを見ると,カリミョウバン12水和物は100gの水に50℃で約30g溶けます。ゆっくり温度を下げると過飽和になるのでこの濃度で水溶液を作り45℃になったら種結晶を入れることにしました。種結晶は3~5ミリくらいの,形がしっかりとできている物を選びます。種結晶を入れたら発泡スチロールや保温材でしっかりくるんで1日程度置くと,1センチ角くらいになります。わりときれいな八面体になっています。八面体の角を切り取った形状です。1~2㎝までは全面が綺麗に育ちます。1か月くらい時々ミョウバン液を足しつつ,冷蔵庫で水分を蒸発させると4センチくらいまで大きくなりました。でもこの方法だと,下面は綺麗に育つのですが…反対から見るとなんだこりゃ?上面が育たないので,いびつになってしまいました。<転がして育てる方法もあるようですが…大きく育てるのはなかなか難しいです。まだまだ修行が足りません。種結晶付きのキットがありました。 こちらは転がしながら育てるタイプのキットです。【3980円以上で送料無料】結晶 研究 キット 手づくり 手作りキット ミョウバン 尿素 ハンドメイド キラキラ 結晶 ふわふわ 結晶 きらきら 手作り 夏休み 作品作り 自由研究 女の子 男の子 小学生 子ども 子供 幼稚園 保育園 親子 工作 室内 おもしろ 可愛い //宅配便発送のみ
2019.05.01
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紫キャベツなどで作った色水は酸性、またはアルカリ性の水溶液でさまざまな色に変化します。10種類水溶液を用意しました。今回は4種類の紫の色水で作ってみました。小粒の製氷皿を使ってみたら、パレットみたいにきれい。それぞれの内容はこんな感じ。正確に酸,アルカリが分かるようにBTB溶液も加えました。左から順に酸が強い→アルカリ の順に並べたつもりが石けん水と酢酸ナトリウムの位置を間違えちゃった。ちなみにミョウバンの水溶液は酸性ですが,漬け物の色を鮮やかにするはたらきがあって紫キャベツはきれいな紫になっています。 これだけでも楽しかったのですがこれを使ってメッセージが描けたら楽しいなと思って酸、アルカリの水溶液を並べてみました。 何もないように見えますが順に色水を加えていくとH → R と出てくるようにしてみました。平成 → 令和 ということで。ちょっと,見えないメッセージを解読!のような感じで親子で出し合ったりしても面白そう。 工夫次第で色々な楽しみ方ができそうです。あ~絵心があればなあ… 各種水溶液→アンモニアはキンカンのスポンジを水の中でプシュプシュしました。酢は原液のままです。それ以外は飽和水溶液(溶かしきれないほど入れた上澄み)を使っています。 紫の色水の作り方 紫キャベツ→千切りにして冷凍後,少し水を入れて自然解凍しています。 (急ぐときはお湯で2,3分煮ても作れます。)レッドキャベツスプラウト,ヒポエステス→冷凍後,少し水を入れて自然解凍しています。ムラサキイモ→輪切りにして煮て煮汁のみ使用。紫キャベツは売っていないお店も多いです。私は近所に一軒だけ常備しているお店があるので,頼りにしています。味は普通のキャベツとほぼ同じだと思うのですが,色が違うだけで違和感があって,正直本当は違うのか,わかりません。ちなみにウィキペディアでは紫キャベツは,「赤キャベツ」として掲載されています。これに比べてスプラウトは販売している店も多く,赤いのは茎の部分ですが,葉っぱの部分とさほど変わらない変化を示します。栄養価が高い野菜のようなので実験しない分はしっかりいただきましょう。ムラサキイモはパウダーもあって,保存に便利。お菓子作りにも使えますがベーキングパウダーや,卵白を入れると変色してしまうので注意が必要です。 ※ヒポエステスは,単に我が家に咲いているので取り上げています。詳しくは調べてみよう酸・アルカリ♪④色水作りにお勧めの植物。 に載せています。以上,おうちラボの参考になればうれしいですこちらもよろしければ…調べてみよう酸・アルカリ♪①紫キャベツで色遊びのすゝめ。酸,アルカリの語源。調べてみよう♪酸・アルカリ②朝顔の色水で,朝顔の折り紙。 調べてみよう♪酸・アルカリ③ムラサキイモで洗い物を科学する。*designed by
2019.04.20
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塩水と水の重さの違いを使って,こんな綺麗な色水を作ってみました。ちょっと夕焼け空みたい?濃い塩水(青),薄い塩水,水(赤)を3つのしきりに分けて入れておきます。今回は定規に緩衝材を巻き付けて仕切りを作りました。右側を外すと軽い水(赤)が上の層になります。わかりづらいですね~。次に濃い食塩水(青)がの仕切りを外すと重いので下に沈みます。これは分かりやすいですね。41日くらいはこの状態が続き,少しずつ混ざっていきます。インスタグラムに動画アップしました(2枚目です)。今回は50gの水に15g,7gの食塩を加えて塩水を作りました。それぞれの密度は,こちらの表をお借りして計算すると,こんな風に計算できるようです。塩は水に溶かしても体積は変わらない…として計算するよりだいぶ小さいので塩もたくさん溶かせば体積が変わるということが分かります。何となく思いついて始めた実験でしたが奥が深いなぁ~と思いました。
2019.01.19
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::::::::::::::ドライアイスでもうひとつ,ちょっとお勉強っぽい実験をしたいと思います。(1つめはこちら"フリクションペンの字が復活!簡単実験してみました。 "↑1つめの実験はドライアイスが冷たいということを利用しましたが今回はドライアイスの素材を利用したいと思います。ご存じの方も多いと思いますが,ドライアイスは固体の二酸化炭素です。大気圧で,室温だと二酸化炭素は気体なので放置しておけばどんどん気体に戻っていきます。(これを"昇華"といいます。)冷凍庫の製氷機の氷が放っておくとだんだんなくなるのと同じです。3種類水溶液を用意してみました。左から水道水(青BTB) 水道水(紫ヒポエステスの色水),比較実験として重曹を加えた(青ヒポエステスの色水)を用意しました。(水道水は中性ですが,使用したBTBがもともと青くなっていたのでそのまま青くなっています。)ドライアイスを投入~二酸化炭素は水にわりとよく溶ける気体なので5ミリくらいのドライアイスのかけらを水に入れてブクブク.。o○すると二酸化炭素が水に溶け炭酸の水溶液ができて,これは酸性を示します。とってもめずらしく,反応式を書いてみました左2つは色が変わりましたが重曹を加えた水は酸性になりません。これは重曹を溶かすと炭酸水素イオンができるのでこれが炭酸から出る酸と反応するためです。このような水溶液を「緩衝液」と言ったりします。人間の血液が酸性にならないようにする一つの手段としても使われています。そんなわけで,今回は炭酸についてちょっと真面目に取り組んでみました。インスタグラムに動画を載せてみましたおうちでやってみたい方へドライアイスの比重は1.56.氷と違って水より重いので水に沈みます。小さじ1はいの体積で約4Lの気体になりますので加える量はほんの少しにします。大きい塊の場合はタオルなどでくるんで周りに飛び散らないように割ってください。容器のふたは開けて行ってください。二酸化炭素が部屋に充満しないように換気もしてくださいね。酸・アルカリの実験の日記調べてみよう酸・アルカリ♪①紫キャベツで色遊び。調べてみよう♪酸・アルカリ②朝顔の色水で,朝顔の折り紙。 調べてみよう♪酸・アルカリ③ムラサキイモで洗い物を科学する。 調べてみよう酸・アルカリ♪④いろいろな植物で調べてみよう。 * *designed by
2019.01.16
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書いた字がこすれば消える,便利なフリクションペン。ゴムの摩擦熱で透明に変化して見えなくなります。温度が変わると色が変わる物質は昔からあって,商品もいろいろなものがありますが特定の温度で色が変化し,その温度になればまた元の色に戻ります。フリクションペンの優れた点のは,冷えても消えたままであるところ。インクに様々な工夫があるようです。開発の歴史も面白いです。パイロットのフリクションペンのHPで調べると変色温度幅は65℃から-20℃ということでしたので-79℃のドライアイスなら色が戻るかな?と試してみました。低温のアイロンを軽く当てます。当てた瞬間,字が消えます。ドライアイスを置き,3秒くらい待ちます。1秒くらいで字が戻ってきます。浮かび上がってくる感じが面白い。数回やってみましたが,同じように変化しました。-20℃ということだと冷凍庫でも難しい温度かもしれないので消した文字を蘇らせたいというときにはドライアイスを使うのも一つの方法かもしれません。北海道では-20℃を記録したということでしたので外に放置しておいたら消したはずの文字が見えていたりするのかしら?簡単で我が家の子供たちも喜んでいましたがアイロン,ドライアイス,どちらも火傷の原因になりますのでお試しする場合は軍手をしてドライアイス,アイロンの置き場所を決めるなどの準備を大切になさってください。また使い終わったドライアイスは密室に置きっぱなしにしないように注意してください。2センチ角のドライアイスは大体800倍6Lくらいの気体になります。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 温度で色が変わるもの* 先日東芝未来科学館で,印刷が消せるコピー機というのを拝見しました。frictionペン同じ原理のトナーを使うそうです。色々な発想がありますね。 *designed by
2019.01.14
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おうちでできる化学実験の中でも楽しいものの一つとして酸・アルカリで色が変わる色水があります。紫キャベツが定番ですが,紫や赤系の植物にはこの実験ができるものがたくさんあります。エアコンが効かない~寒い我が家ですがけなげに花を咲かせている植物があります。ヒポエステスという植物。1センチくらいの鮮やかな紫色の花が咲きます。斑入りのきれいな葉っぱが気に入ってダイソーで5センチほどの赤ちゃんを購入し,今1mくらいまで成長しています。花は一日で枯れてしまうので摘んで冷凍しておきます。これを集めて水切りネットに入れて水に漬けておくときれいな紫色の水溶液になります。酸,アルカリの水溶液に加えるといろいろな色に変化します。まとめるとこんな感じ。特に酸性にしたときの赤が鮮やかで感動しました。紫キャベツよりきれいです。(アルカリの変化は紫キャベツの方がきれい)花だけでなく,赤みがかった葉っぱから色水が取れるものもあります。この葉っぱは細かく切って水に漬けた状態で凍らせて自然解凍することにより色が取り出せました。(ちなみに紫キャベツもこの方法が簡単,煮るよりお勧めです♪)前回使ったムラサキイモの煮汁とあわせて色の変化を比べてみました。大まかな色は似ていても,変化し始める場所や色あいが少しづつ違って面白いです。指示薬として使われているBTBと比べると色の変化がなだらかなこともわかります。「これは紫だから色水が作れる」と喜んでも上手くいかないものもあったり,酸を入れるととても綺麗な色になって嬉しかったりきれいだなと思っても次の日には退色しちゃったり植物によって色々なところが楽しいです。色の取り出し方としては上に書いた凍らせる方法の他に煮る,アルコールに漬ける,塩水につけるなどの方法もあります。↓②で朝顔の色紙を作った時はアルコールを使いました。植物によって取り出しやすい方法が違ったりまた取り出し方によって色味に違いがあったりしますのであれこれ,試してみるのもまた楽しいです。また,作ったものを保存したい…というときは腐敗,誤飲に注意してくださいね。ペットボトルに入れて冷蔵庫…は危険です。せっかくの実験ががっかり…にならないように安全には配慮して,楽しんでくださいね他にも,ツユクサが全体に紫になったように見えるムラサキゴテン。こちらはアルカリ性のブルーがきれいだと思ってます。マロウブルーは喉を傷めがちなこの季節におすすめのハーブティー。ブルーが綺麗ですが退色が速いのが欠点。他に朝顔も花が大きいので扱いが簡単です。逆に,今のところ色が取り出せないのがメキシカンセージや紫陽花。次に花が咲く季節までに,何か方法が思いつけばいいな。※ヒポエステスの花の名前が間違っていましたので修正しました。大変失礼いたしました。酸・アルカリの実験の日記調べてみよう酸・アルカリ♪①紫キャベツで色遊びのすゝめ。酸,アルカリの語源。調べてみよう♪酸・アルカリ②朝顔の色水で,朝顔の折り紙。 調べてみよう♪酸・アルカリ③ムラサキイモで洗い物を科学する。 *
2019.01.13
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ハロウィンが近づいてきて,お料理に紫イモを使う機会がある方も増えてきているのでは…?この煮汁,きれいな紫色をしていますが,酸性,アルカリ性の水溶液を加えると色が変化する楽しい液体なのです。**インスタグラムに実験した様子を動画で載せてます。**haretara_iine酸性の水溶液で赤,アルカリ性の水溶液で緑→青になります。重曹でアルカリ性にした水溶液に,クエン酸で酸性にした水溶液をゆっくり加えていくと泡が出て中性→酸性と変化して楽しいさてお料理が終わり,後片付け。ここで苦手な洗い物を少しでも楽しくしよう!と洗剤,重曹,セスキ炭酸ソーダ,石鹸水で水に浮いた油がきれいになるかアルカリ性に変化があるかをチェック洗剤や石鹸は水に浮いている油が乳化しましたが重曹やセスキ炭酸ソーダは油に作用するわけではないので水面に油膜が残ったままになっています。また,油汚れはよく"酸性の汚れ"と言われますが油そのものに酸としての性質はないので水溶液はアルカリ性を示したままです。(洗剤は紫イモの煮汁も溶かしているようで色が薄く,黒っぽくなっています)水に溶けにくい重曹は研磨剤としての効果が高いです。石鹸を塗った鍋にセスキ炭酸ソーダと重曹を振りかけてこすってみると,重曹の方はピカピカに鍋は傷つかないちょうどよい固さなんですね~。一方でセスキ炭酸ソーダはタンパク質の汚れに効果的です。アルカリとしての効果ですが,酸とアルカリの反応ではなくちょっと専門用語ですが,加水分解という反応です。手がぬるぬるしますので,手袋をしたり,目に入らないように注意が必要ですね…うーん楽しかったけどかえって洗い物が増えたようなさてさて頑張って片付けようっと。design by sa-ku-ra*
2018.10.25
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水と,ベビーオイルは混じらないので2層に分かれています。(水の方が重いので下層が水)多くのものは水に溶けるか,または油に溶けるか,どちらかなのですが(上の写真が油に溶ける染料,下が水に溶ける染料)市販の茶色いうがい薬(ポビドンヨード)は面白い溶け方をしますベビーオイルの層とは混じらないので,球状に落ちていき,境目で弾けます。しっかり蓋をして,振り混ぜるとベビーオイルの方にヨウ素が溶けてきます。溶媒により違いがあるようですがわたしが使ったものはきれいなピンク色になりました★インスタグラムに動画で載せてます☆さらにこれにうすいデンプン水溶液を加えると下層の残っているうがい薬はヨウ素デンプン反応で紫になります。★インスタグラムに動画で載せてます☆ちなみに私が読んだ本には,”油の層にあるヨウ素もデンプンに吸着される方が安定なので水に移動して透明になる"とあったのですがピンクのままでした。その実験はヘキサン/ヨウ素液 ということで家庭ではなかなか難しいかな?という組み合わせでしたが条件を変えるとそんな風景が見られるのかな?色が変わる実験って,なんだかワクワクしますよね色々実験してみたくなったら,油と水への溶け方の違いを考えてみるのも面白いですね。ベビーオイルと水の2層の溶媒に左からすりおろしたニンジン,ほうれん草,ビーツを加えてみました。ニンジンやほうれん草はオイルの層も色がついています油に溶ける栄養素が入っているということですね。おうちで試す際の注意点市販のベビーオイルには「界面活性剤」が入っているものがあり,これは水と混じるため使えません。水とは混じらない油は色々な種類のものが手に入りますが,引火点の高いオイルを使い,台所では行わないでください。こぼすとぬるぬるして危ないので,汚れても良い場所,服装で。誤飲を防ぐためにもペットボトルなどの飲料が入っていた容器は使わないでください。写真のような細いスクリューキャップの容器は試料もが少量で済むのでお勧めです。私は古布に浸み込ませてビニールに入れて処分しました。処分はお住まいの規則に従って行ってください。簡単な実験ですが,せっかくのお楽しみががっかり…に変わらないようにポイントを押さえて楽しんでくださいね
2018.10.16
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先日塩の結晶を作ったのと同じ方法でミョウバンでも結晶のオブジェを作ってみました。1ミリくらいの細めのアルミニウム針金で形を作り木綿の太目の糸を巻き付けます。これが浸るくらいのミョウバンの飽和水溶液を作ります。電子レンジで50℃くらいまで温めてミョウバンを溶かし,オブジェを浸し,一度乾かします。こうするとミョウバンが付きやすくなります。もう一度ミョウバンを温めて,オブジェを入れて放置してさらに冷蔵後に入れて,5分おきに付き具合を確認します。一面に結晶が付いたら取り出して乾燥させます。今回はスワロフスキーを接着剤でくっつけて,ぶつかっても壊れないようにニスを塗りました。付けすぎると形が分からなくなってしまいます。これはこれでかわいいかな。もし付けすぎちゃってもまた溶かせばよいので大丈夫です。ミョウバンのオブジェといえばモール飾りが定番ですが,アルミだと錆びないし,形も作りやすいです。クリスマスまでにおひとついかがですか?焼きミョウバンでも作れますが,水和物になっている試薬のカリミョウバンの方が準備が簡単です。大粒が作りたい方はこちら
2018.09.05
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塩やミョウバンを一度溶かしてからゆっくり取り出して作る「結晶」。物質によって形が決まっていて食塩は四角い形が層状に積み重なります。うまく作れるとキラキラ宝石のように光るオブジェが作れます。ラインストーンやビーズなどを使わずに自分でキラキラの素から作れたら楽しいですよね結晶を取り出す方法は色々ありますが,アルミワイヤーを使った方法が楽しかったのでこれで雪の結晶を模して作ってみました。約1mmのアルミワイヤーでこんな風に形を作ります。私はネットで探したものを作りたい大きさに印刷し,針金をあわせて曲げながら作りました。木綿の糸を針金に巻きつけます。糸がないところには塩がほとんどつかないのでまんべんなく巻いてください。オブジェが浸る量の飽和食塩水を作ります。食塩は100mLの水に約40gくらい。ぐらぐらと煮立てても塩が残るくらい入れます。熱いうちに耐熱性の器に移し,作った針金を吊るし,保温剤でくるんで1日放置します。うまく結晶がつかないときは針金を一度取り出して乾かすと糸の上に核ができ,結晶が付きやすくなります。 満足いく量の結晶が析出したら取り出して乾かしたら出来上がり。壊れやすいので私はプラモデル用の接着剤で補強してからオーナメントにしています。安全に楽しく♪のためのコツ。※飽和食塩水も誤って食べたりすると大変危険です。 廃棄の際は薄めて流すようにしてください。※糸の太さ,温度,温度の下げ方,いろいろな条件で もっと大きな粒が育つと思いますので 是非楽しく育ててみてください。ちなみにゆーっくり室温で蒸発させると,こんな粒の結晶を得ることができます。詳しくはこちら顕微鏡で見ると正方形の面に対角線が見えます。こんな結晶が自作できたら楽しいですが…"マルドンの塩"【マルドンの塩】マルドン クリスタルシーソルト スモーク/125g イギリス産 塩 ソルト 海塩 マルドン 高級レストラン 食塩 125g saltピラミッド型で一見の価値ありです。
2018.08.06
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100均に行くとついつい買ってしまう電球型の器。ガラス製のものを発見前回あまり満足できなかった砂糖の結晶にリベンジしてみることにしました。前回とほぼ同じ水40g 溶けた砂糖80g 結晶40gの完成図を想像して,砂糖120g/水40gの熱い水溶液を作ります。数字を見ると「砂糖を濡らした感じ?」ですがわりと,しっかり水溶液です。前回よりはスムーズに準備ができて,結晶の成長もスムーズでした。少しずつ大きくなっていくようすは見ていてとても楽しいです。意外と,底から成長してきた結晶が透明で綺麗です。球面なので拡大されてよく見えます。うーん,透明なものを写真に撮るのは難しい…実は結晶をぶら下げないほうが面白いものが出来たりするのかなあ?奥深くて,また作りたくなります。今度はどんな器で作ろうかな ちょっと前の写真なのですが,八天堂で見つけたムーミンのクリームパン。可愛くておいしかった~フレンチトーストおいしそう~!
2018.02.23
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塩化アンモニウムという物質があります。食品添加物として通販で買うことができます。塩化アンモニウム 1kg北欧ではサルミアッキというお菓子に使われるようです。食品以外にも肥料など,いろいろな用途があるみたいです。水に溶かすと吸熱反応をおこし,水温が下がります。食塩にもこの性質はあるのですが塩化アンモニウムは単位あたりの吸収量が大きいのに加え沢山溶けるので器がひんやりし,それだけでも子供は喜びます。25℃の水が8℃まで下がりました。これを水15mLに対して塩化アンモニウム6~8gの割合で溶かすと面白い水溶液ができます。ちょっと溶かすのが大変なのですが…湯煎で50℃くらいにあたためていくと,透明になります。(ここであまり高い温度にしてしまうと,永遠に透明の水溶液になってしまう…という失敗を何度かしたことがあるので温度は上げすぎず,じっくり湯煎してください。)これをゆっくりと冷やしていくと,瓶の中に雪が降るように結晶が析出してきます。瓶の中に対流が起きて,落ちながら結晶が成長してきます。インスタグラムに動画載せてみました。(2019.3撮影)軽く振ると沢山降ってきます。とても幻想的で楽しいです。瓶の厚みによっては,瓶の表面を少し水で冷やすとうまくいく場合もあります。うまく結晶が出なければまた溶かして試せます。この際にも温めすぎには注意してください。細長い器が欲しかったので今回は100均でオイル用の瓶を使ってみました。ペットボトルでもよいのですが耐熱温度が低いので要注意です。50℃以上に温めないように気を付けます。1キロも買ってしまったので他にも何か作ってみたいです。
2018.02.06
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尿素を使って,松ぼっくりでできたクリスマスツリーに雪を降らせてみました。こんなつぶつぶの結晶を同量の水で溶かし少しだけ洗濯のり,さらにちょっとだけ洗剤を加えます。これをスポンジに浸み込ませると,結晶が出てきたな~なんて目を離してしばらくして戻ってくると立派なハリネズミになっています。おもしろ~い。これをスプレーで松ぼっくりのクリスマスツリーにたっぷりスプレーしてみました。ママズキッチンで見つけた15センチくらいある大きな松ぼっくりツリー。雪化粧して,かわいくなりました⛄ クリスマスのものはなんでも可愛いですね~クリスピー・クリーム・ドーナツ。かわいいですね~ツリーのバナナ味が一番好きでした。ブログ読んでくださったみなさまにもよいクリスマスでありますように🎄 design by sa-ku-ra*
2017.12.23
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砂糖でも大きな結晶が出来ると聞いて挑戦水温を高くして沢山溶かして,冷やして結晶を作るプロセスはミョウバンと同じなのですがミョウバンは室温の水100gに15gしか溶けないのに対して砂糖は200gも溶けるのでとにかくいっぱい溶かさないといけないのです。砂糖は,ずっと前に梅ジュースを作ったきりちっとも使わない氷砂糖を使用。今回これくらいの大きさの結晶が作りたいな~と,量りとってみたところ,30gくらい。瓶が120g入りなので,つまり,目指すところは水40g 溶けた砂糖80g 結晶30gみたいな感じ?というわけで110gの砂糖を量りとって,水を加えて,実験開始。最初のお水は目分量で,煮詰めながら重さをはかって150gになったところで‥と思ったのですが途中であまりにも水あめ状態になり心配になり,ちょっと早めに瓶に移しちゃいました。種結晶は氷砂糖。なるべくきれいな形を選んで,蓋に穴を開けて,ワイヤーで吊るしています。ちょっと思いついて砂糖水に色を付けて,熱い砂糖水に,種結晶を沈めて‥2週間ほど放置して,やっぱり早めに煮詰めるのをやめたせいか結晶の成長がいまひとつだったので残っている砂糖水を少し煮詰直すと,ここまで大きくなりました。なんだか,ほとんど砂糖?取り出してアルコールで洗ったもの。形はなんともいびつ。薄く水色が付きました。偶然にも予定通り30g。大きさは45mmくらいです。今度はもっときれいな形にできるといいな~お試ししたい方へ,注意点まとめ・煮詰めた水溶液はプチプチと泡が跳ねると 熱いので火傷に注意です。・周囲にも水あめが飛ぶので固まらないうちに お掃除したほうが良いです。・上から乾いて固まらないように 蓋ができる器で作ります。・熱いので,ペットボトルはNGです。ガラス瓶がおすすめ。 なかなか冷めないので保温はしないで大丈夫です。
2017.10.12
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100均でかわいい電球の器を見つけたので久々に,ミョウバンの結晶づくりをやってみました。よく行く乾物屋さんで売っているのは,アンモニウムミョウバンの焼きミョウバンです。こちらからいただいたデータだと,水和水を含んだアンモニウムミョウバンは60℃で水100gに51.1g溶けます。これより焼きミョウバンが溶ける量を計算すると22.6gになります(たぶん)。今回60g入りを購入したので水300gを加え,加熱して溶かしてゆっくり冷ます,を3回ほど繰り返すと半透明な結晶になってきます。通常はここから大きめの結晶を選んでテグスなどで結び種結晶にするのですが今回思いついて,スワロフスキーを使ってみました。結晶を熟成させるのに選んだのは100均一で見つけたカワイイ豆電球の形のもの。PETボトルなので耐熱性が低いです。80℃ほどに熱してゴミをろ過して,50℃になったら上澄みだけそっと注ぎ,スワロフスキーをつるしてプチプチでくるんでゆっくり冷やします。50℃はしっかり計らないと,容器が変形します。器の球面で結晶が拡大されて,きれいです。ママズキッチンで買った小さな器でも作ってみました。スワロの色が透けて,きれいだな~と思っていたら溶液に色がついてきちゃいました。まあ,これはこれでいいかな。と放置中。カリミョウバンの方が綺麗な結晶が出ます。ただ,失敗も多いかも。形にこだわらず大きな結晶にするならアンモニウムミョウバンの方が簡単な気がします。(とっても,個人的な意見)また時間ができたらいろいろ試してみたいです。吊り下げできる!ハーバリウム用のプラスチックボトル。形も可愛い!※以前作った大きな結晶の日記です。焼きミョウバンで,結晶づくり。
2017.10.10
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朝顔といえば夏に咲くお花の代表ですがうちではまだまだ元気に咲いていましたので(ちょっと種まきが遅かったかな)色水を作って遊んでみました。花を10個くらい摘んで花びら部分だけを水切り袋に入れ少量のエタノールで揉みだし,半紙を4つに折って漬けます。アルコールですので火気厳禁そのまま屋外に放置してアルコール分を乾かすと薄いピンクの色紙ができます。これはpH試験紙として使うことができます。やっぱり折り紙にするならこの形にしたいですね~酸とアルカリで色を変えてみました。葉っぱも折って緑色にするのも楽しそうです。※参考※アルコールは乾かすのが楽なようになるべく少量で,使う際はゴム手袋を使います。安全眼鏡もあれば安心♪火気のないところ,換気のよいところで。乾かす際は風に飛ばされないように注意します。pH試験紙だけ作りたいときは,漂白したコーヒーフィルターも扱いやすいです。酸・アルカリの実験の日記調べてみよう酸・アルカリ♪①紫キャベツで色遊びのすゝめ。酸,アルカリの語源。 調べてみよう♪酸・アルカリ③ムラサキイモで洗い物を科学する。 調べてみよう酸・アルカリ♪④色水作りにお勧めの植物。 design by sa-ku-ra*
2017.09.26
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通りがかりのお店で一抱えもある紅花の花束が300円で売っているのを見つけ,お持ち帰り。なんかお花を抱えて歩くっていうのは幸せなひとときです。幾つかドライフラワー用に残して,ベニバナ染めに挑戦してみることにしました。ずっと作り続けているハートのヨーヨーキルトの一端にしたいな~と白い木綿のヨーヨーキルトを作りました。サテンのはおためし。花びらを水切り袋に入れて,セスキ炭酸ソーダと水を入れて,一昼夜漬け置き。取り出して黄色を洗い流してみるとこんな色合い。クエン酸を入れてよく揉むと紅花が繊維に吸着します。かわいいピンク色にカルタミンという染料が入っているそうですが魔法のように色が変わって楽しいです。家にあったいろいろな木綿で作りましたが,染まり具合は同じくらいでした。サテンは全く染まらず。合成繊維だったみたい。レース糸も染めてみようかな。しばらく楽しめそうです。紅花が手に入ったら,簡単なのでお子さんにも楽しめます。*花のがくなどがチクチクして痛いです。厚手のゴム手袋か 軍手なら2枚重ねくらいするとよいです。*染色液はアルカリ性なので素手で触ったり,目に入ったり しないように注意してください。ネットで見ると高いですね…今回は20本くらい使っています。5本くらいあれば,ハンカチくらいは染められるかな?
2017.07.18
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洗濯のり(PVA水溶液)を利用した,スーパーボールづくりをためしてみました。参考にしたのはこちらレシピでは水100cc,食塩40g,洗濯のり100ccとなっていますが,2色使いにしたかったので水50㏄に食塩20gと食紅を加えたものを2色用意してみました。*食塩は全ては溶けません。少し底に食塩が残った状態になります。作ってみた感じでは飽和食塩水より少し塩があったほうがうまくいくようです。*食塩は,うまみ成分などが入っていない,純粋な塩化ナトリウムのほうが良いようです。これに洗濯のりを50㏄ずつ入れて,わりばしでかき混ぜ,ひと固まりになったら取り出し,2つを一緒にしてタオルで水気を取りながら成形します。*新聞紙やペーパータオルは水分が減ってくるとくっついてしまうので注意しましょう。プラスチック製のものの上で乾かします。丸くしたい場合は,固まるまで丸い型に入れておきましょう。ガチャポンの入れ物などもよさそうです。時々取り出して水気を取りながら,気長に作ると,次第によく跳ねるようになります。*塩が残っているので金属の型はNGです。エアコンの室外機などの上に放置しないようにしましょう。ドーナツ型に整形してみました。手前は半分の量のもの。手が小さい小さいお子さんにはこのくらいの方が作りやすいかもしれません。レシピ通りの量で作ると赤ちゃんの誤飲チェッカーよりちょっと大きめでしたがあまり変わらなかったので,小さなお子さんの手の届かないところで作ったり,乾かしたりしてください。こねこねのひととき,楽しかったです。芸術の秋に楽しいアイディアで素敵な作品ができますように★depuis 2005 CHEE Tous droits réservésconçu par Chee
2016.10.14
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引き出しを整理していたらセロファンが出てきましたのでちょっと思いついて実験をしてみました。セロファンを少し水で濡らし,小さめの器で窪みを作り,食紅を入れます。(水に透明に溶ける染料なら何でもOK)これに墨汁を入れます。口を縛って,底を水につけると食紅だけ溶けだしてきます。いわゆる透析の実験ですが,ちょっとした手品のようで,子供が喜んでました。セロファンが透明だったら,もっとインパクトがあったかな?数時間経つと穴が膨らむのか墨汁もにじんでくるのでご注意ください。実は最初墨汁ではなく牛乳でやろうとしたのですが失敗しました。粒子が小さいからか,液体だからかも?墨汁のほかにも顔料の絵具や,豆乳など色々試してみるのも面白いかもしれません。セロファンはプラスチック製品だと思っているお子さんも多いと思うので,「紙と同じ素材なんだよ~」なんていう豆知識も楽しいかも。梅雨のおうち遊びに,汚れても良い器と服で,いかがですか?design by sa-ku-ra*
2016.06.07
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紫キャベツで作った色水に酸性,またはアルカリ性の水溶液を加えるとさまざまな色に変化します。ほんとにきれい。実験に興味のあるお子さんなら一度はやってみたい実験ですよね。結果が分かっていても,楽しいですし,何も知らせておかないでビックリした顔を見るのは親も楽しいです(笑強めのアルカリの物質で黄色→緑→青→中性で紫→酸性でピンク→と変化します。色を取り出すのは煮る方法が一般的かと思いますがみじん切りにして凍らせるのもお勧めです。凍らせるのに時間がかかるのが欠点ですが少量で濃い色が出るので,冷凍しておいて使いたい量だけ取り出すようにすると何回も実験できます。楽しく実験するために薬品に書いてある注意事項を守りましょう。 (掃除以外の用途には使わないでください、は守ってないかな(笑)2種類の薬品を安易に混ぜるのはやめましょう。 危険な気体が発生する場合もあるし、 二酸化炭素のように危険ではなくても容器からあふれたりすることも あります。混ぜたいときはよく調べてから少しずつ行ってください。汚れても良い服装で。アルカリ性の薬品は目に入らないように,手に触れないように注意しましょう。酸,アルカリ関連の化学の用語は,似たようなものが多いように思います。例えば「酸」と「酸素」。「酸」は英語では「acid」と言ってこれはラテン語の「acetum」が語源だそうです。なんでも錬金術師が発見したとか。「酸素」は質量保存の法則を発見した科学者ラボアジェが酸のもとになるものだと考えて命名したものがそのまま残っているそうです。英語なら「Oxygen」。「アルカリ」はアラビア語の「灰」が語源だそうです。中学以降は学校では「塩基」と呼ばれることが多いと思いますがこれは酸と中和反応で「塩」を生じるもの=「塩のもと(基)」から来ているそうです。英語だと「base」。こういうマメ知識って,化学が発展してきた歴史に触れることができて楽しいと思います。(2019.1.13 2019.4.19一部改稿)セスキ炭酸ソーダクエン酸重曹紫キャベツスポイトは必須かな。
2016.01.04
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家の近くに小さな雑貨屋さんがあります。そこの入った時の非現実感、異空間っぷりが面白いんです。駅からも近いわけでもない、住宅街の真ん中にありながら平日の午後も来客が絶えない、人気のお店。そこにあった結晶のアイテムからヒントをもらい、ガラス瓶だけ買ってきて作ってみました。先日作ったミョウバンの結晶と作り方は同じ。色水にしてみました。コーヒーの木につるして。最近いろいろ吊るされて大変かな。窓辺に水溶液のまま飾るのはなかなか難しいです。最初、温度が上がって結晶が溶け落ちてしまいました。お店には琥珀などもあって、とてもきれいでした。色のついた結晶も楽しそう。手に入れるの難しそうですが…。 週末に念願のふなっしーカフェに行ってきました!実物が見たかった~ふなっしーのイリュージョンソーダ。お味も酸っぱさがほどよくて、美味しかったです。梨を開けるとそこには!?イリュージョンふなっしー こちら、背中のイリュージョンがかわいすぎです。小さめなケーキなんですが甘めのモンブランなのでお腹一杯になります。ほかに"肉なっしープレート""アツアツデニッシュアイス添え"いただきました。どちらもボリューミーで、美味しくいただきました。お茶碗もすごくかわいくて。大きめなのでお兄ちゃん専用になる予定。撮影スポットも沢山。入口では撮影用のグッズも貸してくれます。ああ満喫。楽しかったです。
2015.10.06
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小学校の理科実験の定番、ミョウバンの結晶づくり。染色のためにミョウバンを買ったのでついでに作ってみました。ミョウバンにはいくつか種類があるのですが今回はアンモニウムミョウバンを使っています。 なすやキュウリの漬物を色鮮やかにするとしてもよく使われています。 焼きミョウバンだと水に溶けにくいのですが、フレーク状のものや、粉末のものもあり、水溶液を少し火にかければわりとすぐ溶けます。アルミパンが1つ実験専用にあると便利です。私はロウソクを湯煎したりするのにも使っています。まず30gほどのミョウバンに200gくらいの水を加え温め全て溶けたら放冷してして種結晶を作ります。5ミリくらいの結晶がいろいろできますのでなるべく面がきれいに出ているものを選びます。これを焼いたワイヤーに刺します。次に飽和水溶液を作ります。水溶液をもう一度温めて出てきている結晶をすべて溶かし,50℃くらいになったらプリンカップに上澄みだけ移して種結晶をつるします。プリンカップなどのプラカップは結晶がくっつかないので、種結晶が育ちやすくおすすめです。出来れば耐熱性のあるものを。PET製は耐熱性が低いので要注意です。温度計も一本あると便利。結晶づくりは温度が大切です。保温ボックスでゆっくり冷やすと結晶が成長してきます。室温まで来たら冷蔵庫に移します。2,3日で溶液が減ってさらに結晶が成長します。(室内に放置すると一日の気温差で結晶が溶けたり,析出したりを繰り返してしまいます。)今回はきれいな八面体にはなりませんでしたが不純物を取り除いたり、条件を整えるともっときれいになるかな。種結晶の形によってはランダムな形になることも。冷蔵庫を覗くたびに成長が楽しみな、お手軽実験です。文化の秋におひとついかがでしょう?楽しいですよ~。小さいお子様がいらっしゃる場合はお口に入れないように気を付けてくださいね。私はひとつ思いついたのでまた新しいものを作ってま~す。〈更新〉数値を加え,一部文章を修正しました。こちらはカリミョウバンの焼きミョウバンだそうです。もしかするとこっちのほうがきれいな可能性も??自然の美~結晶づくり大好き。クリックすると他の結晶づくりの日記に飛べます。ドライアイスで作る氷の結晶カリミョウバンのきれいな結晶に挑戦成長が楽しみ砂糖の大結晶試験管に降る雪 塩化アンモニウム結晶松ぼっくりを尿素の結晶でおめかし綺麗な形の塩の結晶にチャレンジトップページにいろいろな実験をまとめたので,おうち遊びの参考になればうれしいです。
2015.08.28
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八月初旬に行われたオレオサイエンスフェアというプログラムに娘と参加してきました。日本油化学会主催の記念行事だそうです。慶應大学の青々とした銀杏並木を抜けて会場へ。油を使ったいろいろな食品のお話を聞いたりしたあと、いざ、石鹸づくり開始。今回はオルトケイ酸ナトリウムというものを使いました。水と、油と、せっせと振ると発熱してケン化が起きて石鹸ができます。アマゾンには売ってるみたいです。ちなみに今回の配合は水50mlサラダ油100mlオルトケイ酸ナトリウム25gでした。出来上がった石鹸で表面張力の実験をしました。石鹸水と、水で布へのしみこみ方の違いを見たり、水面にベビーパウダーを薄く敷いて、石鹸水を落としたり、水に浮かべた⌂形のボートの後ろに石鹸水を落としたり。(写真がなくてごめんなさい)どれも簡単で、はっきり結果が出て面白かったです。最後にこんなものも。BTB水溶液と油を混ぜると、混ぜている時だけ緑色に見えるみたい。これも界面活性だそうです…色の世界はまた奥深いですね。中学生になってしまうと一緒に参加できるイベントが減るので楽しい経験でした。娘には"表面張力"の概念?はなかなか難しかったようです。水ってありふれているけど、すごいパワーをもっているということが少しでも分かってもらえてよかったかな。また家でもいろいろな話をしていきたいと思います。
2015.08.16
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らでぃっしゅぼーやで紫玉ねぎがやってきて、ふと、紫玉ねぎの皮で染物すると紫の布ができるのかしら?と思い、試してみました。さらしの布に、一応、絞りを入れて大き目の紫玉ねぎの2個分の皮を細かいネットに入れて浸る程度の水に入れて煮ます。煮汁、煮汁+ミョウバン の2通り作ってみました。(通常ミョウバンは染めた後入れると思いますがお試しで)30分ほど染めるとこんな感じ。普通の玉ねぎとほとんど同じ、黄色になりました。(ミョウバンを入れたものは黄緑)紫の色素は布に染まらないんですね。水によく溶けるということでしょうか。昔は紫の布は高価だったというけど…そういうことなのかな。普通に染めたものもミョウバンで固定して、軽く洗って乾かします。乾くとそれほどの色の差はありません。煮出すところは火を使うので小さいお子さんは難しいかもしれませんが染める条件を変えるとか、絞りを工夫する、布を変えるミョウバン以外のものに変える、いろいろ楽しめるかな。 ベランダではトマトが色づいてきました。今年は暑すぎたせいか、成長が止まってしまいました。でも100個くらいは収穫できそうです。朝晩すこしだけ涼しい風が吹くようになったのでこれからの成長に期待かな。depuis 2005 CHEE
2015.08.12
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ずっと興味がありながらやったことがなかった人工イクラづくり。お兄ちゃんのお友達の高校の文化祭で見かけてやっぱりやってみたいな~と思い、ハンズにて材料を購入アルギン酸ナトリウムを水に溶かして1w%の水溶液にします。ダマになりやすいので水は少しずつ加えた方がいいです。ちなみにアルギン酸は、コンブなどの海藻に含まれる食物繊維だそうです。今回は1gを100g水溶液にしましたがちょっと飽きちゃうくらいの量の人工イクラが出来ちゃいます。ほんとは半分くらいで良いと思いますがでも0.5g計るって難しいですよね。10gほど取り分けて好きな色を付けます。今回は水彩絵の具で着色してみました。食紅でも色がつくのですが、数時間で退色してしまいますこれを注射器で吸い込みます。別に作っておいた1w%の塩化カルシウム水溶液の中に滴 滴 と入れていきます。入れた瞬間に人工イクラが完成すぐに取り出せばイクラっぽい半生な感じ、ずっと入れておくと小さめに締まってきます。カラフルに作るとこんなにきれい。一番難しかったのは、写真を撮ることかも(笑こういう写真を撮るのって、難しいんですね~。このようにとっても簡単ですが、本物の人工イクラ(?)みたいに「大きくする」とか「中に油を入れる」となると急に難易度が上がります。また時間が取れたら試してみようかな。
2014.10.27
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まるで夏休みの自由研究のような話題ですが… キュウリの皮で光合成の実験ができると聞いて試してみました。やり方はシンプルで、こんな風にペットボトルに水を満たし、キュウリの皮を入れます。今回は1本分。蓋を閉じてしまうと圧力が上がるので、こんな風に一回り大きい容器に水を満たしておくとよいかと思います。キュウリの皮が丸まったり、裏を向いてしまうので底に鏡を置いてまんべんなく光が当たるようにしました。40℃を超えると光合成しないようなので、温度計も入れて。そうしたら5分もしないうちに沢山泡が出てきました。2時間くらいでこんな感じ。沢山集めれば、酸素を集めて…っていう実験も出来るように思います。外皮が外を向くような皮の剥き方にも工夫が必要かな。と、来年の自由研究ネタに、覚え書きでした(笑 これだけあったらいっぱい実験できそう。2005-2010 CHEE Tous droits réservésconçu par Chee
2014.10.10
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娘の夏休みの自由研究の食品サンプル作り、いろいろ楽しみましたが最後にちょっとおふざけを♪左の二つは本物です。サンプルだったら、なんでも揚げられるね♪ということで作ってみましたが…なんかこう、違和感かなあ。最後に微妙なものが出来ちゃいました(笑色はクレヨンなどで付けられます♪学校でのお友達の反応が楽しみです。*追記 エビ天の作り方はこちら*https://plaza.rakuten.co.jp/yurika221/diary/201901110000/
2014.08.30
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