大田区 東雪谷 石川台の学習塾 塾長が責任もって指導 個別指導塾の松栄塾(しょうえいじゅく)が考えていること

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2010.12.06
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カテゴリ: カテゴリ未分類
中学生はまだまだ精神的に未熟。
勉強を教えるということは、その未熟さに向き合うことになる。
調子いいときはバンバン進むが、ひとたびわからない問題や、疲れてきたりすると、たちまちペースダウン。
見る見るやる気が失われていく。

特にうちのようなところは、本音が炸裂しやすいので余計である。

遠慮なく自分の感情を私にぶつけてくる。


基本的に、勉強が好きな子はほとんどいない。どちらかというと、やらされている感が強い。
これは私も中学生の時はそうだった。
煮詰まってくると、「なんで勉強するんだろう?・・・」って考えてた。
教育の価値の非対称性である。送り手の感じる価値と、享受者の感じる価値が見事にずれている。
ただ、それが当然ではあるのだが。
また、それでいいんだし。

だから基本的に、だれてきてやる気なくした子にも、「四の五の言わずにやれ」という姿勢を貫き、彼らが向き直るのを待つことにしている。

勉強した方が得だとか、目標がどうだとかはあまり言わない。それを突き詰めすぎると、「じゃあ、いらない」という選択肢を選ばれたときに矛盾が生じるからだ。

教育は個人の利益だけではなく、社会の利益にもなるからである。
どちらかというと後者の色彩の方が強いと、私は個人的に思う。

まあ、それはともかく、毎度のことだが未熟な中学生と、これまた未熟な私のやりとりが、結果としてはこの仕事の一番の醍醐味なのだと思っている。
端から見ていると、ずいぶんへたくそなキャッチボールみたいだろうけど。

教育の基本は待ちと寛容 だと思う。
教えるテクニック云々よりも、人間同士のぶつかり合い。
その化学変化こそが楽しいのかもしれない。


都立高校入試(23年2月23日)まで、あと79日






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最終更新日  2010.12.07 16:25:12


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