広島カープ考察

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2025.06.09
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カテゴリ: 広島東洋カープ


『攻守に躍動』

 本日の広島は10-0で西武に勝利を収めました。
先発森は直球を軸に多彩な変化球を満遍なく投げ分け、ストライク先行の投球で西武打線を翻弄、変化球をしっかりと低めに投げ分けて空振りを奪う事も多く、129球の熱投で9回を投げて7安打8奪三振1四球無失点の完封勝利を飾りました(13:8:3)。
昨季から腕の位置をスリークォーター気味に変更した事で右打者に長打を浴びる割合が減り、開幕から変化球が危ないゾーンに行く事が多かったものの、この日はしっかりと低めに投げる事が出来ていました。
もしかしてスタミナがないのか?という懸念があったものの、この日は完封勝利を飾ったのを見る限り1軍に慣れてきて落ち着いてきたのかな?と思います。
この投手の生命線は直球中心に投げますが、最後は変化球で仕留めるというタイプなだけに、今日のように変化球をしっかりと制球良く低めに投げていって欲しいですね。

 一方野手陣は初回に二死となって武内からファビアンが外角に投じた直球が少し甘く入ったところを逃さずにファビアンらしい弾丸ライナーのソロ本塁打で1点を先制します。
2回は一死満塁のチャンスを作るも投手に回ってしまって無得点、好守で無失点で迎えられた4回裏に二死となって菊池が四球歩くと、菊池の盗塁で二死二塁となり、3-0から内角に入った直球を矢野が振り抜いてライトスタンドに飛び込む2ラン本塁打を打って貴重な2点を追加します。
5回は先頭中村奨成が外角ベルト付近に入った変化球を打ち返して二塁打とすると、小園が外寄りスライダーを引っ張ってライト前ヒットで繋ぎ、更にファビアンの打席で暴投によって二三塁となり、9球目の外寄り低めのチェンジアップを拾って2点タイムリーを打って5点目、一死となって坂倉がライト前ヒットの後、末包が2球目に空振りしたスプリットと同じような球を打ってタイムリー、尚も菊池と矢野の連打で得点を重ね、この回一挙に4点をあげました。


 昨日今日と何となく感じるのはやはり普段対戦していないからなのか、西武バッテリーがあまりこちら側の打者の苦手要素を把握できていなかったのかな?と感じました。
昨日の今井もそうでしたが、ファビアンとモンテロにはほぼ外角に直球とスライダーのみで、この日もファビアンに対してそれほど内角を徹底的に突いてくる事なく、割かし得意としている外のチェンジアップやツーシームを中心に投げてきました。
内角をほぼ投げないとファビアンは外寄りが得意なので当然ながら打ってきます(逆に阪神は徹底的につ内角を突いてきて詰まらせるか、内を十分に印象付けてから外角を使ってきますが)。
正直ファビアンに限らず外中心の配球だった印象で、これだけ分かりやすいと当然ながら広島打線も狙ってきますよね。
そういった意味では初戦に羽月が足技を見せたのが余程印象に残ったのでしょうか(とはいえ走者なしでも外角中心だった気が)?今井と武内という好投手攻略に繋がりました。
他には大盛に対しても我々広島ファンは最後変化球を投げれば割と空振りする打者だという印象なのですが、直球を投げてきたのであまり大盛という打者の特徴を分かっていなかった印象、この辺りは普段対戦していない且つそれほど打席に立たないという面が功を奏したのかもしれませんね。

 そして今日のヒーローは勿論完封勝利を飾った森の名前が挙がるものの、一番のヒーローは矢野だったのではないかな?と思います。
何よりも4回の守備(​ twitter ​)が大きく、送球に難のあるファビアンの為に割かし遠めのポジショニングを敷いて送球を受けてからの矢のような送球で走者を本塁打で刺したプレーは見事でした。
もし得点されていればその後の展開も変わっていたかもしれず、試合を大きく左右するプレーとなったのではないでしょうか。
そして打撃では3-0から内寄りに入ってきた直球を強振しての貴重な2ラン本塁打、二死からの攻撃且つ次が投手という事もあって投手の精神的ダメージが相当なものだったのではないでしょうか。

今季の矢野はどうも無理に流し打ちをしたり、ファール狙いの打撃をしたりと2年前の打撃に逆戻りしてしまっていた感がありましたが、この日のライトスタンドへの一発は久々に昨季の打撃向上が見られた矢野の打撃だったと思います。
勿論球数を投げさせるという事も大事ですが、甘く入った球はしっかりと仕留める事も忘れないように望んで欲しいなと思います。






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最終更新日  2025.06.09 00:00:05
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