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2025.09.30
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カテゴリ: 海外リーグ野球


『各国プロ野球形式に』

 今回は中国の野球について見ていきたいと思います。
中国で開催されていたアジア野球選手権大会ですが、結果的に終わってみれば中国は定位置の4位に入り、日本が優勝を収めました…が、せっかく優勝したのにあまり日本では報道されていませんね^^;(​ twitter ​)。
ただ今大会ではパレスチナがフィリピンに勝利を収め、フィリピンを差し置いて5位にランクインしています。
そして今大会の中国ですが、台湾相手には0-4、韓国には3-4と割と善戦しており、徐々にではありますが力をつけつつあります。

 その中国ですが、前回の​ 記事 ​にてプロ野球リーグが創設される事を書かせていただきましたが、今回新たに記事(​ ​)が掲載されていました。
正式リーグ名称は 中国都市野球リーグ というようで、中国野球が市場化と専門家の道を進む確固たる一歩を踏み出したとしています。
このリーグは「都市+企業」を参加主体としており、これまでの省市体育局のチーム編成方式から変更されて企業が資金提供を行うと書かれており、キューバのような公務員制ではなく、各国のプロ野球リーグのような形となり、更にMLBよりはNPBやKBO、CPBLのような親会社が球団を持って都市に根付かせていく形を採用するようですね。
続いて日程ですが、来年はまず15~18試合の春季リーグという短期の試合日程に4つの球団を参加させ、2027年は夏至リーグとしてクラブツアーホーム制(要するに現在のCBLと同じく、各球団のフランチャイズとする都市で集中的に開催し、日程が終わると別の球団のフランチャイズとする都市へ移動)を採用し、2028年は正式にホーム&アウェイ制を完全実現したリーグ制となって試合数も増やしていき、「通年のプロリーグシーズン」となると書かれているので各国のプロ野球と同じような日程になるのかな?と思います。
そして春季リーグもレギュラーシーズンのプレシーズン強化試合として存在すると書かれているので、恐らく各国プロ野球でいうところのオープン戦の位置づけになるものと思われます。
そして2028年のレギュラーシーズンの期間は20週間で、試合数は合計96試合になると書かれており、あくまでも現状の目標ではあると思いますがほぼ100試合となっており、オープン戦の存在などを考えると 完全に各国のプロ野球リーグと同じ ものとなりますね。

 そしてチーム編成ですが、前回の記事では中国選手10名、台湾選手10名、外国人選手10名と書かせていただきましたが、どうやら台湾だけでなく香港やマカオの選手を含めているようです。
つまり中国人選手と台湾・香港・マカオの選手、外国人選手と3カテゴリに分かれます。
次に選手の獲得に関してですが、ドラフト・テストシステムとして10月中旬からスプリングリーグとしてドラフトシーズンが設けられるそうで、公開テストミーティング・公式テストミーティング・ドラフトカンファレンスの3カテゴリに分かれるそうです。

そして給料ですが、前回の記事では4万元と書かせていただきましたが、それは前者の「スーパーラウンド」で指名された選手で、後者は2万元との事ですが、それでもまずまずの金額ではないでしょうか。

 近年中国野球は徐々に成長を遂げており、国際大会ではU23W杯では大健闘の4位入賞を果たしました。
そして競技人口は2200万人と何と日本よりも多くなっており(まあ人口が多いですからね^^;)、更に面白い事に野球人口の80%が20~35歳に集中しており、比較的野球ファンの年齢層が非常に若い点にあり、これから野球の人気も伸ばしていける余地も十二分にありそうです。
そして少年野球大会も31もの数が開催され、900チームも参加するなどニッチなスポーツから徐々に脱却してきたと記事で書かれています。
既に150キロを越える直球を投げる投手やMLBと契約した有望左腕投手も出てきているだけに、プロ野球リーグが軌道に乗れば急成長を遂げていく事ができるのではないかと期待しています。


 ただ一つだけ気がかりなのは代表選手の選出、U18では不可解な選出や今大会でも北京タイガースの選手のみで構成されるなど傍から見ると疑問符がつくものとなっています。
やはり人気向上を図るには国際大会が非常に重要だと思いますし、実際に前回のアジア野球選手権大会で社会人で構成されていたものの日本に初勝利を収め、上記の通り4位に入賞を果たして注目を浴びました。
プレミア16の予選大会開催国に立候補しているようですが、もう少ししっかりとした選出を期待したいですね。
また、今年は中国のビッグイベントであるらしい全人民運動会という中国国内の競技大会があるそうで、そこに野球の大会が開催されるそうです。
多くの国民が関心を寄せる大会でしっかりと野球をアピールして新しく創設されたCPBに興味を持ってもらえるように祈りたいところです。





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最終更新日  2025.09.30 00:00:04 コメントを書く
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