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2026.03.10
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カテゴリ: 野球


『流れの存在』

 本日も視聴できたWBCの試合を振り返っていきたいと思います。
今回は平日だったので視聴できたのは豪州対韓国のみ、韓国は豪州相手に勝利且つ5点差以上得点して2失点以内に留めるという難易度の高いハードルでしたが、何とそのハードルを乗り越えて見事に7-2で豪州を下して準々決勝へ進出しました(​ youtube ​)。

 まず韓国の先発左腕ソン・ジュヨンが2回の投球練習中に肘に違和感を覚えて降板するという突然のアクシデント発生、しかしながらこれを救ったのが2013年のWBC以来の出場となった41歳のノ・ギョンウンでした。
緊急登板でしたが2回を投げて1安打1奪三振無失点と好投し、降板した際にはガッツポーズでチームを鼓舞しました。
それに呼応するかのように3回に2点が入って4点目をあげ、更に5回には二死から盗塁を絡めてタイムリーヒットが飛び出して遂に5-0となります。
しかしながら5回に先頭グレディニングがセンター左へ飛び込むソロ本塁打を放って4点差と再び豪州を進出圏内に引き戻しに成功しますが、6回に台湾戦で3回を投げて好投したA・ウェルズが3イニング目も続投しますが、ここでも失点して再び韓国が進出圏内となります。


しかしながら9回にさすがにオローリンがガス欠気味だったのか先頭打者を四球で歩かせると、ジョンソンはライトフライに打ち取り、イ・ジョンフの当たりは併殺打かに思われましたがグラブに当ててしまい、遊撃手のデールが慌ててしまった悪送球、一死一三塁となって犠飛が飛び出して貴重な追加点が入り、9回は外野の間を抜けようかという当たりをイ・ジョンフが好捕して見事に韓国が準々決勝進出となりました。

 まず采配面では豪州に継投策に綻びが出てしまったかな?という格好、これまで先発投手がイニングを稼いできましたが、この日は先発のL・ウェルズが誤算で1.2回で降板してしまって狂いが生じてしまったように思いました。
結果的にA・ウェルズやオローリンがそれぞれ3回・3.1回と引っ張らざるを得なくなり、それが敗退に繋がってしまったでしょうか。
個人的には無死二塁を凌いだところで精魂使い果たしてしまったように見えただけに、9回は別の投手に交代していればどうだったのかな?と感じるところです。
そして7回の攻撃に無死一二塁からグレディニングが併殺打を打ってしまった場面も痛かったところで、この試合は敗戦しても3得点以上奪えば良かった試合です。
普通の試合ならば逆転しないといけないので普通に打っても良かったのですが、そうではなかったのですから強引にならずに逆方向を指示しても良かったのではないかな?と思いました。
実際8回は犠打を敢行していただけに、この場面の攻撃は少し勿体なかったかな?と思いました。

 もう一つ明暗を分けたのはやはり守備、この試合唯一の失策が豪州を敗退へと繋がる悪送球となり、逆に韓国は外野の間を抜けるかという打球を好捕しており、この辺りも結果的に大きく分ける形となりましたね。
そして韓国は見事に1次ラウンドを突破する事に成功、過去3大会連続で1次ラウンド敗退していたものの反比例するかのようにKBOの人気が急上昇していました(​ twitter ​)。
そんな中での1次ラウンド突破ですから尚の事より一層国内での野球人気が跳ね上がるのではないかと期待しています。


オランダ対ニカラグアは後1人のところで平凡な三塁ゴロだったはずが三塁ベースに直撃して大きく跳ねて二塁打となり、何とアルビーズのサヨナラ3ランが飛び出してニカラグアの歴史的1勝がスルリと逃げてしまいました(​ youtube ​)。
そしてプエルトリコ対パナマも後1人のところでまさかの2者連続四球で押し出し、更に10回に同点に追いつかれるも併殺打で走者なしとなり、ホッとしたところでまさかのサヨナラ本塁打を喫してサヨナラ負けを喫しました(​ youtube ​)。
そしてこの試合ではイ・ジョンフの打球にグラブを差し出さなければ二遊間に寄っていたデールが捕球した後、そのままベースを踏んで間違いなく併殺打が完了して試合終了となるはずでした。


 最後に残念ながら敗れてしまった豪州、試合終了後は皆しばらくベンチに座ったまま動けず、かなり悔しい思いでいっぱいだったと思います(​ twitter ​、​ twitter ​)。
しかしながら8回の現役引退となるケネリーが犠打で送り、若き有望株であるバザナがタイムリーで応えたシーンは痺れましたし、バザナも興奮してガッツポーズを見せていました(​ twitter ​)。
こちらの​ twitter ​の方の情報によりますと、現役引退するケネリーを見て豪州代表に入りたいと目指したそうですね。
過去記事 ​でも書きましたが、豪州では野球の競技人口が年々増加していき、近年では有望な選手が10代でABL入りしてプレーし、そこからアメリカの大学へ入学してMLBドラフトを目指す選手が増えており、間違いなく豪州野球のレベルは更に上がっていくと思います。
そのメンバーを束ねていく事になるのがMLBドラフト全体1巡目で指名されたバザナだと思います。
偶然にもnetflixで流れている曲が「タッチ」、豪州野球を引っ張る存在がケネリーからバザナへとバトンタッチする事を象徴するシーンだったのかな?と思います。
今大会ではここで終了となりましたが、プールCをここまで盛り上げたのは間違いなく豪州の奮闘があったからなのは間違いなく、またWBCで豪州代表を見られる日を楽しみにしたいと思います(​ twitter ​)。





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最終更新日  2026.03.10 00:36:12 コメントを書く
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