アゲハのひとりごと

アゲハのひとりごと

Jan 7, 2006
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カテゴリ: きょうの一冊
この『百器徒然袋ー雨 』は<京極堂シリーズ>の番外編のようなものだそうです。

今までの<京極堂シリーズ>が超長編だったので、それに比べればスケールは小さいですが、
事件や謎を追うというよりも、登場人物の個性を楽しむ作品ですね。

目次には
「鳴釜」薔薇十字探偵の憂鬱、
「瓶長」薔薇十字探偵の鬱憤、
「山颪」薔薇十字探偵の憤慨、となっています。
薔薇十字社といえば、榎木津礼二郎。

もちろん、落ちをつけるのは京極堂なのは変わりませんが...
榎さんが、その特異な能力を最大限に発揮して、事件をかき混ぜます(*^m^*)
榎さん好きなら、たまらないでしょうし、
今までの事件に出てきた懐かしい顔ぶれも再登場したりして、嬉しくなります♪

ちょっとだけ関口さんとキャラのかぶった初登場の木内さんが、
はじめ依頼人として薔薇十字社訪れて、榎さんや京極堂、関口さんなどと関わっていくんですが、
彼らを知った時の驚きが、なかなか新鮮に描かれていて面白いです。
彼らの扱いは嫌なのに...好奇心は止まらない。。
読者のような感じですね(*^m^*)

事件自体は<京極堂シリーズ>の本編に比べて、とても読みやすいです。
ただ、今までの話を読んできたから楽しいのであって、

できれば<京極堂シリーズ>を読んだ後のとっておきのおやつ、として楽しんでもらいたいです♪

私としては早く本編の続きが読みたいですね。
早く出ないですかねー?

それにしても<京極堂シリーズ>を全部とこの本を貸してくださった、
なつキバさんには感謝してもしきれません。。






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Last updated  Jan 7, 2006 02:53:30 PM


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