アゲハのひとりごと

アゲハのひとりごと

Jan 8, 2006
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カテゴリ: きょうの一冊
正月休みに読んだ本がたまってしまったので、


湯本さんの本は初めてです。
リンクさせて頂いている、きたあかりさんや、みつまめさんの日記で名前は聞いてはいましたから、
気にはなっていたんですけどね。
この前、ブックオフへ行ったとき、あ、夏の庭だ、湯本さんだ!と(^^)
内容に興味があったので、早速買ってみました♪

簡単なあらすじは、
小学6年生木山、河辺、山下の3人組。

河辺が「もうすぐ死ぬといわれているおじいさん」を観察しよう、と言い出す。
河辺以外は反対するが、説得され、おじいさんを観察することに...。
はじめは観察するだけだったのに、ひょんなことから、その偏屈なおじいさんと交流を持つようになり...。
という内容。

おじいさんを観察する...無邪気なだけに小学生ぐらいなら、そんな風に考えるもんだろうか?と、
すごく不思議でした。
男の子って女の子より精神的な成長は遅い気がしますけど...6年生ってそんなお年頃でしたか?
これを聞いただけではひどいんじゃないかと思いましたけど、
彼らは彼らでいろいろ考えて、そういう行動になったようなので。。

読んでみたら、とても優しい話でした(^^)
親しい人の死がどういうものなのか...子供の視点だと余計に泣けちゃいますね。

それに負けないように頑張っているんですけど、大人には振り回されてしまうのはどうしようもない。。
そんな彼らが出会った、偏屈な老人とのひと夏の交流は、お互いに足りないものを補い合う関係になっていく...。

小学生の視点で書かれているので、とても読みやすいと思っていたら、
小学生の課題図書になったことがあるそうですね(^^)
映画化もされたのだとか...この話をどう映画化したのか興味深いです。見てみたいな。


普段、ミステリーなどでドロドロしたものばかりになりがちですから、
こういうものも入れていきたいです。
「博士の愛した数式」もここら辺な雰囲気ですね。

湯本さんは他に「ポプラの秋」や「西日の町」の評判を聞いているので、
そちらも今から楽しみですねw(^o^)w






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Last updated  Jan 8, 2006 07:20:15 PM


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