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“Every Time We Say Good-bye” by Chet Baker 1987 こちらのブログではすっかりおなじみのドラムのチッコさんが、今年も沖縄にやってきました。 11月19日と20日の二日間、那覇のライブハウスでのパフォーマンスは、大変貴重な大満足のひとときを私たちに与えてくれました。 まずは19日(火)。那覇市牧志の駅近くにある「ファンファーレ」でのジャムセッションナイト。 セッションホストは、チッコさんと、沖縄では誰もが知るベースのジェフ蔵方氏。そして準ホストと呼ぶべき大活躍だったギターに、いはとおるくん。ゲストにあの歌姫 Dynaさんがきてくれて、さらにブルースハープの石川さんもいて、錚々たるメンバーが揃いました。 お客さんで楽器をやる人は、ここの常連らしいギターの若者。もう一人昔東京でチッコさんと知り合いだったギターの人。ほかに石川さんの仲間のギターの人。こう書くとやはりギターは多い。 そんな中、始まってしばらくしてから琉球大学のジャズ研の若者が4人入ってきて、なんとそのうちの3人がドラム。もう一人はベースでした。 セッションは、みなさん得意なものややりたい曲をチッコさんとジェフさんのバックアップあるいはご指導の下、楽しく和気あいあいにやり、とても充実した一夜でした。特に大学生の4人にとっては、きっと忘れられない素晴らしい夜になったことでしょう。 とおるくんにギターを頼んでおいて、つくづく良かったと思った次第です。 ↑19日ファンファーレでの1枚、左から、Dynaさん、チッコさん、ジェフ蔵方さん、右手前の帽子だけがギターのとおるくん。 20日(水)。この日は透析を早めに切り上げて (とは言っても4時間以上はできた)、国際通りのサウンドエムズに。 Chico’s Super Session と銘打って、ギターにスーパーギター奏者モト牧野氏、ベースは予定が変更になり、若手のホープ仲本悠くん、そしてドラムにせっちゃんこと、多くのミュージシャンに信頼厚い牧野せつ子さんという豪華メンバーを従えた、セッションバンドのライブパフォーマンス。僕が到着した頃にはすでに1時間ほどが過ぎていました。 ほどなく Dynaさんがマイクを持ち、連夜に亘る素晴らしい歌声を聴かせてくれました。 チッコさんはこの日、歌もたくさん披露してくれて、それがとても良かったです。ドラムをせっちゃんに任せてマイクを持って歌う姿には、年齢を経て迷いのないミュージシャンのかっこよさが醸し出され、特にラストの “Every Time We Say Good-bye” は胸にジンとくるものがありました。 “Every Time We Say Good-bye” を歌う前に僕の方に向かって、「Qさんが歌ってたよね」って言ってましたけど、他の人には何のことかわからなかったでしょうね。 軽く説明させてもらうと、チッコさんは以前サックス奏者の故Qいしかわさんのバックでよく叩いていて、この曲をQさんが持ち歌にしていて、僕も聴いたことがあるので、「ほら、覚えてるでしょ」っていう感じでこう言ったんです。はい、もちろん覚えてますとも。 そういえば、2005年の12月、Qさんを初めて軽井沢で見たときにチッコさんが叩いていたんですが、この時Qさん73歳。 僕はこの時の感想を「73歳の Q.さんの演奏する姿を見ながら、ああいうジイサンになるなら、年を取っても全然かまわないと思ったりしました」と書いた。それで、今チッコさんは72歳。あと1年であの時のQさんと同じ年になるかと思うと、感無量です。 チッコさんはあの頃のQさんみたいに「ああいうジイさん」になったんだね。 ちなみに僕はすでにあの時のQさんの年齢を追い越してしまった。なのに「ああいうジイさん」には、なれてないなあ。 ↑“Every Time We Say Good-bye” を歌うチッコさん。バックは左から、仲本くん、せっちゃん、モト牧野氏。 “Every Time We Say Good-bye” by Chet Baker 1987 ********** 11月16日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Lullaby of Birdland (Sarah Vaughan with Clifford Brown) 2. Dream (Sarah Vaughan) 3. Whispering (Miles Davis) 4. Folks Who Live on the Hill (Art Farmer) 5. さよならデイト (梓みちよ&田辺靖雄) 6. When I Fall in Love (Natalie Cole with Nat King Cole) 7. Something Stupid (Nancy Sinatra & Frank Sinatra) 8. I Am a Rock (Simon & Garfunkel) 9. You’ve Lost That Lovin’ Feelin’ (The Righteous Brothers) リクエスト曲は、6.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.~4.は11/12に亡くなったロイ・ヘインズを偲んで。彼がドラムを叩いている曲を。5.は「今月の歌」”I’m Leaving It All up to You” を、日本語のカヴァーで。7.~9.は今回も引き続き信州そばさん持ち込み企画による「エレクトリック・ベーシスト、キャロル・ケイ特集(その4)」。因みに7.は先週の続きの’67年のデュエット曲。 以上。次回もよろしくお願いします。
2024.11.22
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“In the Heat of the Night” by Ray Charles 1967 11月12日今度はドラマーのロイ・ヘインズ氏が亡くなった。こちらは享年99。3日に亡くなったクインシー・ジョーンズ氏のさらに上を行く大往生でした。 ご冥福をお祈りします。 9日のラジオではクインシー・ジョーンズ関連の曲を何曲かお届けしましたが、16日はロイ・ヘインズ関連の特集をすることになりますね。 ところで、ロイ・ヘインズといえば、2005年の11月、軽井沢でチッコさんと初めてお話ししたときのことを思い出します。 そのときの模様はこちら↓で読んでみてください。 2005.11.11の日記「アル・ジャクソン~バーナード・パーディー~チッコ相馬」 ただ、この時はシンバルのことしか書かなかったんですが、実はスネアも見せてくれたんです。 それがなんと!憧れのロジャース・ダイナソニック (ウッド5”) ではありませんか。見るからにクラシカルなカバリングで、明らかに60年代のエンブレムとロゴ・・・。 「ボトムは変えてあるんですけどね」って、つまりあの独特のスネアフレームは外してあり、普通のフープに変えてあったんですが、普段持ち歩くならこの方がいいだろうし、多分音的にも問題ないのだろう。あれこれ感心しながら美しく光るブラックダイヤモンドのカバリングを羨ましく眺めていたら、次の一言。 「これ、ロイ・ヘインズに貰ったんですよね」って!「え~~~、本当ですか!」 いや、僕の聞き間違いではないと思うので、書いてしまいましたが、とにかくびっくりしましたよ。 ニューヨークでバーナード・パーディーに師事していたくらいだから、いろんなミュージシャンとの親交はあった(ある)のは間違い無いとはいえ、あのロイ・ヘインズから、ダイナソニック貰っちゃうなんて、それだけで凄いですよね。今度会ったら確かめてみよ。 改めて、そのチッコさん、いよいよ来週の火曜日ですからもうすぐですね。 沖縄でのスケジュールは以下の通りです。 ⭐︎11月19日 (火) “CHICCO’s Funky Jam” @AZAT FANFARE (牧志ファンファーレ) Host Musician : チッコ・ソウマ (mc.ds.vo), ジェフ・蔵方 (b.) Open, 19:30 Start, 20:00 Fee, ¥1,500 + 1d order ⭐︎11月20日 (水) “Chicco’s Super Session” @Sound M’s (国際通り) 時間 Open, 19:30 / Start, 20:00 料金 2800円 出演 チッコ・ソウマ(dr,vo), モト牧野(gt), Andrew Bruhelius(bs), 牧野せつ子(dr) ********* クインシー・ジョーンズが亡くなって、ラジオで特集やろうと思ったけれど、どうしてもあのレスリー・ゴーアのプロデュースをしたということが頭から離れず、番組的にも彼女のデビュー当時の曲はぴったりだろうと、結局4曲レスリー・ゴーアをかけてしまった。 それから、レイチャールズが歌った『夜の大捜査線』のテーマ “In the Heat of the Night” の作曲はクインシー・ジョーンズですが、なんと、このベースを弾いているのが、このところ番組後半にまとめてお届けしているキャロル・ケイなんですよね。 “In the Heat of the Night” by Ray Charles 1967 ********** 11月9日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. 涙のバースデーパーティー 2. 涙のジュディー 3. She’s a Fool 4. 恋と涙の17才 (以上,Lesley Gore) 5. I Got a Woman (Ray Charles) 6. I Wanna Be Loved by You (Marilyn Monroe) 7. Good Vibration (The Beach Boys) 8. The Beat Goes on (Sonny & Cher) 9. Ain’t Nothing Like the Real Thing (Mavin Gaye & Tammi Terrell) 10. In the Heat of the Night (Ray Charles) 11. I’m Leaving It All up to You (Danny & Marie Osmond) リクエスト曲は、5.座波ソーメンさん。6.酋長Kobaさん。7.信州そばさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.~4.と10.は11/3に亡くなったクインシー・ジョーンズの追悼で。1.~4.はクインシー・ジョーンズのプロデュース。10.は同タイトルの映画音楽を作曲(邦題:夜の大捜査線)。同曲はメインテーマ。7.~10.前回に引き続き信州そばさん持ち込み企画による「エレクトリック・ベーシスト、キャロル・ケイ特集(その3)」。今回は全曲1967年の曲。ちなみに8.&9.はデュエット曲。実はこの年にもう1曲デュエット曲があるので用意していましたが時間が無く、次週に持ち越しとなりました。11.は「今月の歌」1974年にリバイバルヒットさせたダニー&マリー・オズモンドで。 以上。次回もよろしく。
2024.11.14
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“It’s My Party” by Lesley Gore 1963 11月3日無事誕生日を迎え、いわゆる後期高齢者の仲間入りをいたしました。 その同じ日、時差はありますが、米国ではクインシー・ジョーンズ氏が亡くなったとの報。享年91の大往生ということですが、音楽界においてはあまりにも大きな存在でしたから、メディアの取り上げ方も大きいものでしたね。 中でもこれら↓はとてもよく書けていると思いました・ [Vogue Japan]クインシー・ジョーンズが死去。享年91歳 [BBC] “Quincy Jones, giant of US music, dies aged 91” [BBC] ’He changed my life’, Stars remember Quincy Jones ご冥福をお祈りします。 なお、9日のラジオではプチ特集も予定しています。 この曲↓をかけますね。 “It’s My Party (涙のバースデイ・パーティー)” by Lesley Gore 1963 ********* アメリカ大統領選でトランプ氏が選ばれてしまいましたね。 また4年間もあの顔をテレビで見なくてはならないのが嫌だなあ。 ネタニヤフは散々好き勝手やったので、たぶんガザでの戦闘を一旦停止するか、停戦交渉に入るでしょう。トランプが説得するという形をとってね。ネタニヤフとトランプって、ご存知のように刎頚の友ですからね。 なにしろ、大統領選の最中はユダヤ系の支持者の多い民主党のバイデン&ハリスはあまり強くイスラエルに圧をかけられないことをネタニヤフは利用して、4万以上の死者を出すという殺戮をしたのですから、初期の目的は果たして、あとはトランプの登場を待つばかりっていうところなんではないかしら。 で、トランプは「俺はネタニヤフを説得して戦争をやめさせた」って、踏ん反り返るという寸法さ。 ただね、そんなふうになったとしても、散々痛めつけられたパレスチナ人が安心して帰ることのできる場所はないんですよ。住んでいた家や土地は、徹底的に焼き尽くされてしまったんですから。 エルサレムに大使館を置いてしまったトランプのことだから、今度は何をやらかすか心配でならない。 それより、自分が撃たれて死にそうになったのだから、銃規制を真剣に考えてもいいだろうに。絶対そうはならないんだろうな。あーあ、憂鬱だわさ。 ********** ↓誕生日だから日付が大きく表示されたのか!・・・と思ったら、単なるいつもの時刻表示でした。1分後には 11:04 になっていましたので。 ********** 11月2日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Stranger on the Shore (Acker Bilk) 2. Tennessee Waltz (Eva Cassidy) 3. I’m Leaving It All up to You (Paul and Paula) 4. River of No Return (Marilyn Monroe) 5. Harvest for the World (The Isley Brothers) 6. Surf City (Jan and Dean) 7. This Diamond Ring (Gary Lewis & The Playboys) 8. My Guy (Mary Wells) 9. Wichita Lineman (Glen Campbell) 10. I Know a Place (Petula Clark) 11. Stop in the Name of Love (The Supremes) リクエスト曲は、4.酋長Kobaさん。5.尻焼原人さん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.はこの日がクラリネット奏者、アッカー・ビルクの命日(2014.11.2没,享年85)で。2.はこの日がエヴァ・キャシディの命日(1996.11.2没,享年33)で。3.は「今月の歌」邦題は『さよならデイト』。6.~11.前回に引き続き信州そばさん持ち込み企画による「エレクトリック・ベーシスト、キャロル・ケイ特集(その2)」。今回は比較的軽めのポップなヒット曲を集めてみました。 以上。次回もよろしく。
2024.11.08
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“Summertime” by Sam Cooke 1957 随分前の話になりますが、スタジオミュージシャンとして著名なベーシストのキャロル・ケイをラジオで特集してはどうかと、リスナーの「信州そばさん」から提案があったのですが、ついつい先延ばしにしているうちにNHKに先を越されてしまいました。 そう。あの Eテレ「星野源のおんがくこうろん」で先日取り上げられてしまったのです。 僕はそのことすら知らず、信州そばさんから指摘を受けて、慌ててNHK+で確認したような次第でした。その後、再放送もあって録画もしましたが、番組はわかりやすく丁寧にキャロル・ケイを紹介していましたので、もしNHK+でまだ視聴可能でしたら、ぜひ見てください。 それで、キャロル・ケイのレコーディング参加曲を何曲か流していたのですが、さすがに一部だけで、フルに聴くことはできなかったので、ややホッとしました。 というのも、僕の番組の売りの一つ。それは曲は原則フルコーラスを流す。これですよ、みなさん。 少々長い曲でも、極力最後までかける。だって、聴きたいですからねえ。 そこで、先はこされてしまいましたが、当然僕の番組でも後半に「放送500回記念特集:キャロル・ケイ」をやり、全部で6曲お届けしました。・・・が、これでは流石に物足りない。なにしろ、多少大げさですが本人いわく、1万曲に参加しているとのことで、つまりはそれほどたくさんの曲を弾いているという意味でしょう。 そうです。次回も後半は「キャロル・ケイ特集」をやろうと思っています。今度は「放送501回記念」ですかね。 因みにこちら↓に彼女自身が選び解説したベスト10が掲載されています。 Carole Kaye Bass My 10 Greatest Recordings キャロル・ケイが最初にレコーディングに参加したと言われているのが、サム・クックの『サマータイム』です。この時はまだギターを弾いていたそうです。 “Summertime” by Sam Cooke 1957 ********** 台風21号は今回も台湾直撃のようで、こちらは大した影響はなくてすみましたが、昨日(10/31)はそれなりに風も吹き、時折雨も混じる1日でした。 で、やはり台風のせいか、気温が高く湿度もmaxに近いから、なかなか汗が引かなかったですね。ようやく室温が28度まで下がって、快適になりました。 今年はもう終わりだろうと思っていた台風バナですが、一昨日咲きましたよ。流石に台風がわかるのか。なら、大したもんだ。 ********** 10月26日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Lemon Tree (The Seekers) 2. Washington Square (The Ames Brothers) 3. 500 Miles (The Brothers Four) 4. It Hurts Me Too (Eric Clapton) 5. The Shadow of Your Smile (Andy Williams) 6. Summertime (Sam Cooke) 7. Then He Kissed Me (The Crystals) 8. Help Me Rhonda (The Beach Boys) 9. Last Train to Clarksville (The Monkees) 10. These Boots Are Made for Walking (Nancy Sinatra) 11. Johnny Angel (Shelley Fabares) リクエスト曲は、4.座波ソーメンさん。5.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.は「今月の歌」シーカーズで。2.は先々週からの宿題で、こちらはオリジナルに英詞を付けて歌った’63年のエイムス・ブラザーズのヴァージョン。3.500回記念に『500マイルも離れて』。6.~11.信州そばさん持ち込み企画による「エレクトリック・ベーシスト、キャロル・ケイ特集」。6.はキャロル・ケイの記念すべき最初のレコーディング曲。この時はまだギターでした。 以上です。次回もよろしく。
2024.11.01
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“Long Train Running” by The Doobie Brothers 1973 来月あのチッコさんが沖縄にやって来ます。 改めてチッコさんについてはこちら↓でご確認を。 CHICCO SOMA OFFICIAL SITE FaceBook「Chic Soma チッコ」 今回は11月19日 (火) と20日 (水) いずれも那覇で、以下のスケジュールとなります。 ⭐︎11月19日 (火) “CHICCO’s Funky Jam” @AZAT FANFARE (牧志ファンファーレ) Host Musician : チッコ・ソウマ (mc.ds.vo), ジェフ・蔵方 (b.) Open, 19:30 Start, 20:00 Fee, ¥1,500 + 1d order ⭐︎11月20日 (水) “Chicco’s Super Session” @Sound M’s (国際通り) 時間 Open, 19:30 / Start, 20:00 料金 2800円 出演 チッコ・ソウマ(dr,vo), モト牧野(gt), Andrew Bruhelius(bs), 牧野せつ子(dr) 僕は月水金が透析の日で、夜間透析のため、水曜日にサウンドエムズに行くのは無理かもしれませんが、もしかするとその日は時間を短縮して駆けつけようかとも思っています。なにしろギターのモト牧野氏が来ますし、ドラムのせっちゃんも来るんですからね。ベースのアンドリューさんはどんな人かわかりませんけど聴いてみたいです。このメンバーでのベースだから、期待が持てますね。 20日が万一ダメでも、19日のファンファーレの方は必ず行きます。 何しろジャム・セッションの日ですからね。場合によってはチッコさんの歌のバックで叩くこともできるのではなかろうかなどと想像しています。 皆さんも楽器持参で、ボーカルの方は一曲につき譜面数枚を持って、ぜひ牧志のファンファーレにお集まりください。 きっと楽しい夜になること、間違いなしです。↑怖そうですけど、いつもスマイルを絶やさない優しさ満点おじさんですよ ********** 10月19日はドゥービー・ブラザーズのパトリック・シモンズの誕生日だったので、番組では “Listen to the Music” と “Long Train Running” の二曲をかけました。ドゥービー・ブラザーズといえば、どうしても『キャップテン・アンド・ミー(The Captain and Me)』のアルバムを思い出してしまうんですよね。 中でも “Long Train Running” と “China Grove” はあのイントロのギターのカッティングが印象的でね。時系列でいえば、あのイントロのカッティングは “Listen to the Music” の方が先だったけれど、僕が聴いた順序は逆だったので、ドゥービーといえば “Long Train Running” か “China Grove” ってなるわけ。 でも、あれを弾いているのはパトリック・シモンズではなく、トム・ジョンストンなんですっけ。歌も作曲もね。 “Long Train Running” by The Doobie Brothers 1973 ********** 10月19日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Lemon Tree (Sandie Shaw) 2. The Tide Is High (The Paragons) 3. Smile (Nat King Cole) 4. Sloop John B (The Beach Boys) 5. (Just Like) Starting Over (John Lennon & Yoko Ono) 6. Listen to the Music 7. Long Train Running (以上, The Doobie Brothers) 8. ワシントン広場の夜は更けて (ダニー飯田とパラダイスキング) 9. Be My Baby (The Ronettes) リクエスト曲は、3.酋長Kobaさん。4.ウィンカー・ダッソーネさん。5.尻焼原人さん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.は「今月の歌」サンディー・ショーで。2.はこの日がパラゴンズのジョン・ホールトの命日(2014.10.19没.享年67)で。6.&7.はこの日がドゥービー・ブラザーズのパトリック・シモンズの誕生日(1948.10.19生.76歳)で。8.は前回かけたヴィレッジ・ストンパースのオリジナルの日本語カヴァーヴァージョン。9.は1963年のちょうどこの頃に全米で大ヒットしていた曲。 以上です。次回もよろしく。
2024.10.25
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“Over the Rainbow” by Gene Vincent 1959 水曜日(10/16)、今年に入って2度目のPTAでした。 PTAについては、2024.1.26.の日記に詳しく説明してありますので、わからない場合は読んでいただければよろしかろうと。 改めて簡単に説明しておくと、人工透析患者が血液透析を受ける場合、通常腕に動脈と静脈をつなぎ合わせて作ったシャントを使うわけですが、これが結構トラブルを起こすんです。 僕の場合、幸い10年以上問題なく使用できたんですが、これが発達しすぎて (つまり太くなりすぎて) 二度にわたって縛って細くする手術を受け、その後縛った箇所とその前後の血液の流れが不規則になり、今度は広げる手術が必要になり、1月に初めて「シャントPTA」を受けました。 簡単に言えば、シャントの狭くなってしまったところを拡げるのが「シャントPTA」で、2度目の今回も無事終了し、血液もしっかり流れるようになったので、良かったです。 今回「シャントPTA」を受けるようになった経緯を説明すると、このところ血圧があまりにも低くなりすぎたのと、シャントにある狭窄のせいで血流が弱くなりすぎたことが重なって、このまま放置するとシャントが使えなくなる危険性が高まったからということのようで、先週の木曜日に以前から執刀してもらっている医師に電話で相談して、今回のPTAが決まりました。 その時の電話で、とりあえずドライウエイトを1キロあげて、血圧も上げるようにとアドバイスを受けたので、久々に市内の中華料理店で「台湾ラーメン定食」をいただき、しっかり塩分をとって血圧が下がらないようにしたというわけです。 血圧の話をすれば、僕は昔から血圧は低い方だったせいか、このところ降圧剤も飲まずに体調も良く、少し低いくらいの血圧を保つ方が快適だったので、下がり過ぎということまで考えていなかったんですよね。 以後気をつけます。 ********** 10/12はジーン・ヴィンセントの命日で、ラジオで2曲かけました。もちろん大ヒット曲の『ビー・バッパ・ルーラ』ともう1曲は “Over the Rainbow” で、こちらは兄が「ジーン・ヴィンセントの “Over the Rainbow” はいいぞ」と教えてくれた思い出の曲です。 “Over the Rainbow” by Gene Vincent 1959 ********** 10月12日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。命日特集のようになってしまいました。1. To Love Again (カーメン・キャバレロ) 2. Blue Hawaii (レイ・コニフ・シンガーズ) 3. 故郷へ帰りたい (ジョン・デンバー) 4. Summertime Blues (Blue Cheer) 5. Lemons Tree (Trini Lopez) 6. Rose Garden (Lynn Anderson) 7. My Happiness (Elvis Presley) 8. Washington Square (The Village Stompers) 9. Be Bop A-Lula 10. Over the Rainbow (以上, Gene Vincent) リクエスト曲は、6.座波ソーメンさん。7.酋長Kobaさん。8.ウィンカー・ダッソーネさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.はこの日がカーメン・キャバレロの命日(1989.10.12没.享年76)で。2.はこの日がレイ・コニフの命日(2002.10.12没.享年85)で。3.はこの日がジョン・デンバーの命日(1997.10.12没.享年53)で。4.はこの日がブルー・チアーのベース/ボーカルのディッキー・ピーターソンの命日(2009.10.12没.享年63)で。5.は「今月の歌」トリニ・ロペスで。9.&10.はこの日がジーン・ヴィンセントの命日(1971.10.12没.享年36)で。。 以上。次回もよろしく。
2024.10.18
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“Just Think about the Good Times (レモンの思い出)” by Nancy Sinatra 1964 毎週土曜の11時にコミュニティFM「fmたまん」にて “穴沢ジョージの Good Old Music” を始めてから丸10年が過ぎ、11年目に入りました。 いろんなことがありましたが、とりあえず無事に11年目を迎えることができて良かったです。これからも楽しい番組を心がけるつもりでおりますので、よろしくお願いします。 11年目に入ったこの日(10/5)は「レモンの日」とのことで、レモンにちなんだ曲を何曲かおかけしましたが、実はこの特集以前にもやったことがあるので、またですかと言われそうです。 いや、10年もやっているとね、こういうことはよくあることですからね。どうか大目に見てやってください。 ところでなぜこの日が「レモンの日」ということになったかというと、この日が高村光太郎の妻、智恵子の命日だからとのこと。光太郎の詩「レモン哀歌」に因む。 レモンで命日といえば、梶井基次郎の命日を彼の代表作「檸檬」に因んで「檸檬忌」と呼ぶから、あえてこの日は「レモンの日」と呼んで区別しようということかと勝手に判断しました。(注;「レモンの日」は「レモン忌」とすることもある) いずれにせよ、高村智恵子も梶井基次郎も没後90年ほど経つのに、今でもこうして人々の記憶の中に残り続けて、レモンの威力は大したもんですね。 それで、番組の最後に、邦題に「レモン」の入った2曲、ナンシー・シナトラの『レモンのキッス』と『レモンの思い出』をかけて締めくくりましたが、これで良かったんでしょうかねえ。どちらも原曲はレモンと無関係のタイトルと内容ですからね。 因みに、2017.5.23の日記が「レモンの思い出」です。この時は1曲目にかけた曲、今回は最後にかけました。 “Just Think about the Good Times (レモンの思い出)” by Nancy Sinatra 1964 ********** ↓東の空。ミーニシ(新北風)が強い今日この頃。 ********** 10月5日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Love Me Do 2. P.S. I Love You (以上, ビートルズ) 3. Juicy Lemon Blues (Tampa Red) 4. Lemon Tree (Peter, Paul & Mary) 5. Lemons Never Forget (Bee Gees) 6. Lemon Squeezing Daddy (The Sultans) 7. That’s When Your Heartaches Begin (Elvis Presley) 8. My Girl 9. Try to Remember (以上, The Temptations) 10. I’m Gonna Make You Love Me (The Temptations & Diana Ross & the Supremes) 11. レモンのキッス 12. レモンの思い出 (以上, ナンシー・シナトラ) リクエスト曲は、7.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.&2.はこの日ビートルズがイギリスで出したデビューレコード。1.が A 面2.が B 面。3.~6.と11.&12.は、この日「レモンの日」で。8.~10.はこの日がテンプテーションズのエディ・ケンドリックスの命日(1992.10.5没.享年52)で。 以上です。次回もよろしく。
2024.10.11
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“Because” by Dave Clark Five 1964 ネット友達の nonoyamasadao さん (「ゆっくりとまったりと」の著者、野々山貞夫氏) のブログで na Relo (ナレロ) というグループを随分前に紹介してもらったんですが、いつかこちらに感想を書こうと思いつつ、今日になってしまいました。 このグループは YouTube に「na Relo 洋楽チャンネル(na Relo’s English Song Cover Channel)」と「na Relo 邦楽チャンネル(na Relo’s Japanese Song Cover Channel)」を持っていて、実に見事なカヴァー曲の数々をアップしています。 YouTube ではかなり評判のようなので、すでにご存知の方も多いでしょうが、初めての皆さんにはとりあえず見ていただくのがよろしいでしょう。 “Because” Covered by na Relo 2024 “Mamatsu-no Dekigoto” Covered by na Relo 2023 na Relo(ナレロ) としては4年前から活動しているようです。 基本的にこのユニットはフロントに女性ヴォーカル2名、バックにギターとドラムの男性2名の4人組オールディーズバンドで和洋どちらも分け隔てなくやるのがそのスタイルです。 ベースは普段はいないので、ライブではヘルプが入り、キーボード、サイドギターも稀に入るようです。4人でやるアコースティックライブという形もあるようです。YouTube 配信ではベースパートはたぶんギターさんがあとから重ねているのだと思います。コーラスやギターもさらに自分たちで重ねているのでしょう。 そして、何よりも、歌と演奏のレベルが高い。 さらにはどの曲もオリジナルをしっかり踏襲していて、非常に良い。 今年の5月15日に「4周年記念ライブ配信」をしていて、これを見ればどういう4人かは良くわかると思いますよ。ただし、1時間24分37秒の中で、3曲しかやっていなくて残念ですが (笑)。でもその3曲が “Pineapple Princess” “Eight Days a Week” “Be My Baby” ですからね、みなさん。 余計なことかもしれませんが、これは僕には結構大事なことなので書かせてもらいますが、この na Relo の4人の服装などについてです。 制服みたいに同じスーツを着て同じ髪型 (リーゼント) でビシッと決めたつもりのオールディーズバンドが時々ありますが、あれは好きになれない。その方が気持ちが入りやすいかもしれませんが、なんだかちょっと違うんだよなって、冷めた気分になってしまう。 その点、na Relo は普通に自分の趣味の服装髪型で好感が持てます。 現在僕はバンド活動休止状態ですが、次にやるバンドは na Relo みたいなのが良いと勝手に妄想しています。昔やってたスリージョージズみたいなやつね。 ↑家族が楽しんでいる庭の薔薇コレクションの一つ。地面にへばりついているようでなかなかいいです。 ********** 9月28日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. 悲しき片想い (ヘレン・シャピロ) 2. Ecoute Le Temps 3. La Madrague (以上, ブリジット・バルドー) 4. September in the Rain (The Platters) 5. Kiss Me Quick (Elvis Presley) 6. I Neve Loved a Man (The Way I Love You) (Aretha Franklin) 7. Smoke Gets in Your Eyes (J.D. Souther) 8. Faithless Love (Linda Ronstadt & J.D. Souther) 9. You’re Only Lonely (J.D. Souther) 10. Little Miss Lonely 11. Some Time Yesterday (以上, Helen Shapiro) リクエスト曲は、5.酋長Kobaさん。6.座波ソーメンさん。7.信州そばさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.と10.&11.は、この日がヘレン・シャピロの誕生日(1946.9.28生.78歳)で。2.&3.は、この日がブリジット・バルドーの誕生日(1934.9.28生.90歳)で。4.は今月の歌『セプテンバー・イン・ザ・レイン』をプラターズで。7.~9.は先日(9/17)亡くなったJ.D. Souther を偲んで。 以上、ありがとうございました。次回もよろしく。
2024.10.04
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“All Summer Long” by The Beach Boys 1964 映画「スタンド・バイ・ミー」は時代考証がしっかりしていて、劇中で使われた曲はどれも、映画の舞台になった1959年に合わせて、1957~58年のヒット曲でした。 では、どうしてエンディングテーマに1961年のヒット曲『スタンド・バイ・ミー』が使われて、映画のタイトルにまでなったのでしょうか。 まあ、ここからは例によって推測ではありますが、つまりは映画「スタンド・バイ・ミー」が「アメリカン・グラフィティ」に対するオマージュであることの証なのです。 なんだい。またかい。おんなじことずいぶん昔に書いてたでしょうが。 はい、その通り。2006.11.28の日記「スタンド・バイ・ミー&アメリカン・グラフィティ」ですよ。 ただ、この時にはエンディングテーマについては触れなかったんですよね。 ズバリ!「アメリカングラフィティ」は舞台が1962年で、劇中ではもちろん当時のヒット曲を使っているが、エンディングテーマは1964年の『オール・サマー・ロング』です。 もうお分かりですよね。そうなんです。どちらの映画もエンディングテーマには設定された舞台となった年の2年後の曲が使われているんです。 おいおい、それは偶然だろうに。 たしかに偶然なのかもしれない。でも、なぜ「アメリカン・グラフィティ」では物語の2年後の曲、ビーチボーイズの『オール・サマー・ロング』をエンディングに選んだのか。 まずは単純に『オール・サマー・ロング』という曲が映画の内容に合っているから。これは『スタンド・バイ・ミー』も同じ。 それに加えて、物語の2年後ということは、つまり2年の月日が流れているということで、ある種の客観性が生まれ、物語を俯瞰して反芻できると言えまいか。どちらの映画も、まさにエンディングにふさわしい選曲をしたと感心してしまう点でもあるのです。 “Stand by Me” by Ben E. King 1961 “All Summer Long” by The Beach Boys 1964 ********** 那覇のライブハウス寓話に客として行ったのは何年ぶりだろうか。 今週の初めに、ふと、木曜日に津嘉山さんのドラムを聴きに寓話に行こうと思い立って、行ってきました。 ライブとかがあると出演が木曜レギュラーメンバーでなくなるわけで、朝一応FaceBookで確認ようとしたら、「今日は屋良朝秋さんのお誕生日です」って。それとどうやら特別ライブはなさそう。 ラッキーなことに一番近くて安いコインパーキングも軽自動車1台分だけ空いていました。 津嘉山さんのドラムもじっくり聴けたし、偶然でしたけど、(ピアノの)朝秋さんの誕生日祝いも兼ねて行くことができたのは良かったです。 そういえば、ここには書かなかったけど、先月(8/31)も寓話に行ったんですよね。 この時は(ベースの)恵茂さんに頼まれて演奏したんですが、偶然にもこの日がサックス&ヴォーカルのフィル (Phil) が誕生日で、お客さんもたくさん来て盛り上がりましたっけ。 フィルやおりえさんの歌のバックで叩くのは本当に楽しくて、僕が叩く時は毎回来て欲しいけれど、みなさんの都合もあるでしょうから、なかなかそうもいかないですかね。 ********** 9月21日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Every Day (Buddy Holly) 2. Come Go with Me (The Del-Vikings) 3. Get a Job (The Silhouettes) 4. Lollipop (The Chordettes) 5. You’ve Really Got a Hold on Me (The Miracles) 6. Kiss Me Sailor (Diane Renay) 7. September in the Rain (Julie London) 8. おはなし (キャッスル&ゲイツ) 9. 白いサンゴ礁 (ズー・ニー・ブー) 10. Yakety Yak (The Coasters) 11. Great Balls of Fire (Jerry Lee Lewis) 12. Mister Lee (The Bobbettes) 13. Stand by Me (Ben E. King) リクエスト曲は、5.尻焼原人さん。6.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.~4.と10.~13.の全8曲は、この日が映画『スタンド・バイ・ミー』の原作 “The Body” を書いたスティーブン・キングの誕生日(1947.9.21生.77歳)で、映画の中で使われた曲の特集を。7.は今月の歌『セプテンバー・イン・ザ・レイン』をジュリー・ロンドンで。8.&9.は町田義人の誕生日(1946.9.21生,78歳)で。 以上です。次回もよろしく。
2024.09.27
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“Love for Sale” by Sergio Mendes 1961 台風14号が久しぶりの直撃台風ということで、かなり警戒したんですが、完全に肩透かしを食らいました。 19日夜遅くに上陸するとの予報どおりのコースで通過して行ったのは間違いないんですが、一番荒れているはずの時間帯がほぼ無風で雨も上がっていたという、珍しい体験でした。 しかし、冷静になって考えてみれば、全然変ではなかったのかもしれません。 今回14号は、大型とはいえ、結局暴風域を伴わず、強い台風特有の中心付近の渦巻きも中途半端で、本来ならいわゆる台風の目の周りの大荒れになる部分が、大きな目のようになって通過して行ったみたいです。 その結果、沖縄本島南部はすっぽりこの大きな目?に入り、さらにこの台風の下半分はほとんど強風も吹かなかったので、いつの間にか強風域からも抜けていたという次第。 でも、中心から少し離れた右上のあたりは激しく雨が降ったようで、沖縄本島北部は大雨警報や土砂災害警戒情報が出されていました。 台風が遠く過ぎ去った昨夜から今朝は、風が強いです。 我が家では紅茶は PG Tips を愛飲していましたが、手に入りにくくなって、現在のところ Tyhoo(タイフー) を飲んでおります。 もちろん英国製造ですが、反対側にはフランス語が書かれています。 ********** セルジオ・メンデスの初期は、ピアニストとしてソロアルバムを出していますが、1961年のジャズスタンダードナンバーを集めた 1st アルバム “Dance Moderno” では、アレンジがまだボサノバではなくサンバになっています。 次に出た “Quiet Nights” は全編ボサノバで、ここから本格的に彼のボサノバ人生が始まったと言えるでしょうか。 では、各アルバムから1曲ずつ聴いてみましょう。 “Love for Sale” by Sergio Mendes 1961 “Desafinado” by Sergio Mendes 1963 ********** 9月14日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。ほぼセルジオ・メンデス特集でした。1. マシュケナダ 2. Wave 3. For Me (以上, セルジオ・メンデス&ブラジル66) 4. September in the Rain (Frank Sinatra) 5. Sailing (Sutherland Brothers Band) 6. Love for Sale 7. カーニバルの朝 (以上, セルジオ・メンデス) 8. One Note Samba/Spanish Flea 9. Going Out of My Head (以上, セルジオ・メンデス&ブラジル66) リクエスト曲は、5.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.~3.と6.&7.そして8.&9.は先日(9/5)亡くなったセルジオメンデスの追悼で。1.~3.と8.&9.は Sergio Mendes & Brasil 66、6.&7.は Sergio Mendes ソロ名義です。4.は今月の歌『セプテンバー・イン・ザ・レイン』を御大シナトラで。 以上です。次回もよろしく。
2024.09.20
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“One Note Samba/Spanish Flea” by Sergio Mendes & Brasil 66 1966 セルジオ・メンデスさんが9月6日に亡くなりましたね。享年83。ご冥福をお祈りします。 以前セルジオ・メンデスについてちょっと書いたのが2005年のことでした。 2005年1月31日の日記 (セルメンの『君に夢中』)を暇な時にお読みいただければ幸いです。 で、上記の中で『君に夢中』のことをあれこれ書きましたが、当時のセルメン物でもう1曲といったら、“One Note Samba/Spanish Flea (ワンノート・サンバ/スパニッシュ・フリー)” ですかね。 この曲はジョビンの『ワンノート・サンバ』とハーブ・アルバートの『スパニッシュ・フリー』を文字通り合体させた曲で、そのアレンジの見事なことには驚かされます。 セルメンさんは『ワンノートサンバ』だけでは物足りなかったんでしょうか。 元々があまり抑揚もなく、文字通りワンノートを繰り返すのが特徴の曲なので、何か付け足したくなったんでしょう。そこで思いついたのが『スパニッシュ・フリー』なんでしょうけど、そういえば、これの入っているアルバムタイトルは、正式には “Herb Albert Presents Sergio Mendes & Brasil 66” だっけね。 ハーブ・アルパートって A&M の重鎮だったわけで、彼が大々的に売り出したバンド、セルジオ・メンデス&ブラジル66のレコーディングに口出し、いや、アドバイスなどしたかもしれませんね。「『スパニッシュ・フリー』のあのリフを付け足してみたら」なんてね。 そのようなことを想像しながら聴いてみましょう。 “One Note Samba/Spanish Flea” by Sergio Mendes & Brasil 66 1966 ついでながらティファナ・ブラスの『スパニッシュ・フリー』です。 “Spanish Flee” Herb Alpert & Tijuana Brass 1965 ハーブ・アルバートさんはブラジル生まれですが、こちら↑もブラジル辺りが原産のジャボチカバ。たくさん花が付きました。ご覧のとおり、幹に直接咲くんですよね。 ********** 9月7日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. エデンの東 (ビクター・ヤング楽団) 2. My Generation 3. The Kids Are All Right (以上, The Who) 4. The Most Beautiful Girl in the World (Sonny Rollins) 5. Happy Together (The Turtles) 6. Red Sails in the Sunset (The Platters) 7. Nothing from Nothing (Billy Preston) 8. September in the Rain (Brenda Lee) 9. Kid 10. Don’t Get Me Wrong (以上, The Pretenders) リクエスト曲は、5.座波ソーメンさん。6.酋長Kobaさん。7.尻焼原人さん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.はこの日が作曲家レナード・ローゼンマンさんの生誕百周年(1924.9.7生,2008.3.4.没)で。2.&3.はこの日がキース・ムーンの命日(1978.9.7没,享年32)で。4.はこの日がソニー・ロリンズの誕生日(1930.9.7生,94歳)で。4.&5.は放送が休止になった8/17がケヴィン・ローランドの誕生日(1953.8.17生,71歳)で。8.は今月の歌『セプテンバー・イン・ザ・レイン』。9.&10.はこの日がクリシー・ハインドの誕生日(1951.9.7生,73歳)で。 以上です。次回もよろしく。
2024.09.13
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“Old” by Dexys Midnight Runners 1982 テニスの全米オープンですが、あっという間にベスト4が決まりましたね。早いものでもう準決勝ですよ。 女子は日本時間の今日(9/6)、男子は明日(9/7)。決勝は8日っていうことですかね。 今回は男女共ごひいきの選手が1週目にどんどん負けてしまい、個人的にはちょっと寂しいセカンドウィークでした。 それでもベスト8に残る選手たちの試合はそれなりに見応えがあって、こちらの朝から昼に行われた試合は、ついつい見てしまいました。 女子の準決勝の組み合わせは、ナヴァーロvs.サバレンカ、ペグラvs.ムチョバで、試合はどちらも結構面白くなりそうです。ひいきの選手がいないというのは、冷静に観戦できるともいえますが、ナヴァーロvs.ムチョバの決勝は見てみたい気がします。 男子は、シナーvs.ドレイパー、フリッツvs.ティアフォーなので、この4人の中ではやはりシナーが頭ひとつ抜けだしているかな。とりあえずは、ドレイパーがどれだけ面白い試合にしてくれるか楽しみです。 ********** 8月17日は番組が休止になって、この日誕生日だったケヴィン・ローランド特集ができなかったので、2週間遅れで31日にデキシーズ・ミッドナイト・ランナーズを2曲流しました。 好きな曲はいっぱいあるんだけど、一番売れた2ndではこれ↓かな。 “Old” by Dexys Midnight Runners 1982 ↑2nd Album "Too-Rye-Ay" 2016年に出した古いカヴァー曲やトラディショナルばかり歌ったアルバムではこれ↓が一番ですね。『青春の光と影』ね。 “Both Sides Now” Dexys 2016 ********** 8月31日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. 風に吹かれて (ピーター, ポール&マリー) 2. If I Had a Hammer (Trini Lopes) 3. Jackie Wilson Said (Van Morrison) 4. Old 5. Both Sides Now (以上, Dexys Midnight Runners) 6. Twilight Time (The Platters) 7. Classical Gas (The Ventures) 8. 太陽は燃えている (エンゲルベルト・フンパーディンク) 9. Cuando Calienta El Sol (Los Hermanos Rigual) 10. 恋のバカンス (カテリーナ・バレンテ) リクエスト曲は、6.酋長Kobaさん。7.ウィンカー・ダッソーネさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.&2.は、今年とカレンダーの同じ1963年8月31日付 Cash Box の Top Singles の5位と6位にこの二曲のプロテストソングがランクインしていたので、取り上げました。ただ、2はライブヴァージョンで、尻切れとんぼのように短いやつだったので、またいつかフルヴァージョンでおかけします。3.はこの日がヴァン・モリソンの誕生日(1945.8.31生,79歳)で。次のケヴィン・ローランドは2ndアルバムでこの曲をカヴァーしています。4.&5.は放送が休止になった8/17がケヴィン・ローランドの誕生日(1953.8.17生,71歳)で。8.&9.は今月の歌『太陽は燃えている』。8.がリバイバルヒットした英語版。9.はオリジナル。10.は1963年のちょうど今頃日本ではやっていた曲。カテリーナ・バレンテは日本語で歌っています。 以上です。次回もよろしく。
2024.09.06
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“Get Off of My Cloud” The Rolling Stones 1965 まずはお詫びから。 8/17(土)放送予定の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」が局側の都合により、急遽放送休止となりました。大変申し訳ありませんでした。 タイトルに書いた三人、アランドロン、高石ともや、松岡正剛の三人の相次ぐ他界には、結構焦ってしまった。いろんな意味である程度世話になった人たちだからね。 まずはアランドロン、享年88 (1935生)。そして高石ともや、享年82 (1941生)。松岡正剛、享年80 (1944生)。こう記すと、彼らが戦前から戦中生まれとわかるけれど、言い換えれば、今70代で亡くなるのは戦後生まれということになるのか。 アランドロンで一番好きな映画はなんだろうか。『冒険者たち』か『太陽がいっぱい』『ル・ジタン』あたりか。 高石ともやといえば、立教大学8年生っていうのを売りにしてたよね。それより何より、前にも書いたけど、高2~高3(1966年~67年)にラジオ関西を聴き始めて、翌年68年3月に東京に出るまで本当にラジ関にはお世話になったけど、その時高石ともやを知った (このことは2007.12.24の日記を参照いただきたい)。 松岡正剛は、雑誌に書いたものをよく読ませてもらったけれど、時に難解で豊富すぎる語彙や難なく駆使するレトリックに、いったいこの人の頭の中はどうなっているのかと、大抵途中で放棄していたっけ。最近になってテレビで見かけたときは、えらくびっくりしましたね。えっ、テレビに出るんだ、って。その時は結構分かりやすく話していて、ちょっと驚いた。 なんだか、この歌もう一度聴きたい気分なのですわ。オリジナルは元たまの知久寿焼。 『死んぢゃってからも』by Chihaya Live in Itoman 2024 ********** チャーリー・ワッツの命日(8/24)にローリング・ストーンズの何を聴こうか迷って結局 “Love in Vain” にしたんだけど、特にチャーリー・ワッツが思い浮かぶ曲ではない気がするなあ。やっぱり何と言っても『一人ぼっちの世界(Get Off of My Cloud)』だよね。 “Love in Vain” by The Rolling Stones 1969 “Get Off of My Cloud” The Rolling Stones 1965↑好物のブドウをいただきました。大変美味!↑ここ数日、庭じゅうあちこちにタイフウバナが咲いています。 ********** 8月24日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。園まりさん追悼プチ特集でカヴァー曲を4曲お届けしました。1. Cuando Calienta El Sol (The Platters) 2. Love Me with All Your Heart (Ray Charles Singers) 3. Parole Parole (Dalida avec Alain Delon) 4. Love in Vain (The Rolling Stones) 5. Speedy Gonzales (Pat Boone) 6. Roll Over Beethoven (The Beatles) 7. My Favourite Things (Sound Track) 8. Fools Fall in Love (Elvis Presley) 9. ほほにかかる涙 (園まり) リクエスト曲は、5.軽ロス・ウエイノさん。6.ウィンカー・ダッソーネさん。7.酋長Kobaさん。8.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.&2.は、今月の歌『太陽は燃えている』の英訳版。ただし、1.は最後がスペイン語になる。ご存知かと思いますが、2.のレイチャールズ・シンガーズは、あのレイチャールズとは無関係の男女コーラスグループです。3.はダリダがアランドロン(8/18他界)の語りと共演した『あまい囁き』。4.はこの日がチャーリー・ワッツの命日(2021.8.24没,享年88)で。9.は先月亡くなった園まりを偲んで、この日もラストに1曲。 以上です。次回もよろしく。
2024.08.30
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“Mr. Bassman” by Johnny Cymbal 1963 8/11(日)「薬局えぱーわーな~」の駐車場にて開催された、薬局開設10周年記念「トーサイ音楽祭」は無事終了しました。 大変暑い中行われた音楽祭でしたが、素人の手作り音楽会の良さが随所に感じられる楽しい催しになりました。来客数もかなり多く、3台来たキッチンカーも結構な売り上げの模様、その点も今後に繋がりそうで良かったですね。 主催のえぱーわーな~さん、出演者の皆さん、PAなどスタッフの皆さん、そして暑い中を聴きに来てくださったみなさん、本当にありがとうございました。 で、あのウクレレ少女 Chihaya さんはといえば、この言葉が適切かどうかわかりませんが、相変わらず風格すら感じてしまうほどで、去年の秋と比べてもますますの歌い上げっぷりでしたよ。 それと、バンドを従えて歌ったウクレレ無しの「たま」の『月夜の病院』が、妙に違和感なく聞こえたのには驚くしかなかったですね。 あと忘れてはならないのが、3曲目に歌ったオリジナル曲『僕の生きる理由』!すごいですね。ついにオリジナル曲を歌ったぞ!と思ったら、なんと、レコーディングまでしてしまったというではありませんか。 今の自分を歌った素直な歌詞と無理のない旋律は、今後の方向性を垣間見せてくれていますよ。今後ラジオでも流せると思うので、その節はぜひ聴いてみてくださいね。 ↓レコーディング風景 ところで、トーサイ音楽祭の前日(8/10土)の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」にChihayaさんが生出演して歌ってくれたんですが、そちらの方は聴いていただけたでしょうか。 演奏曲目は下のオンエア曲を参照いただくとして、とにかくレパートリーが多い人なので、毎回色々用意してくるのが楽しみです (結局二日間で合計8曲聴きました)。 今回ラジオで歌ってもらった曲の中から、こちら↓をどうぞ。ちなみにこれは6月に某所で行われた「予行演習」の模様をYouYubeからです。 『死んぢゃってからも』by Chihaya Live in Itoman 2024 Chihaya さんは現在中学2年生なので、僕が中2の今頃どんなものを聴いていたのか調べてみたら、1963年8月11日放送の「9500万人のポピュラーリクエスト」の第1位から3位までが『悲しき雨音』『ヘイ・ポーラ』『ミスター・ベースマン』ですから凄いもんですね。誰もが知ってる曲ばかりだ。 あと、20位まで出ていましたが、すべてメロディーは頭に浮かんでくるものばかりですから驚きですよね。 時間が無かったので、とりあえず今回はジョニー・シンバルの『ミスター・ベースマン』を聴きました。 “Mr. Bassman” by Johnny Cymbal 1963 ********** 8月10日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. 素敵な貴方 (アンドリューズ・シスターズ) 2. 黒い炎 (チェイス) 3. Vincent (Don McLean) 4. ルージュの伝言 5. Crazy G 6. 死んぢゃってからも (以上, Chihaya [fmたまんスタジオLive]) 7. 太陽は燃えている (コニー・フランシス) 8. ミスター・ベースマン (ジョニー・シンバル) リクエスト曲は、1.酋長Kobaさん。2.軽ロス・ウエイノさん。3.ウィンカー・ダッソーネさん。以上、ありがとうございました。 上記と Chihaya Live 以外穴沢選曲です。4.~6.は、ウクレレ少女 Chihaya さんのスタジオ生演奏。7.は「今月の歌」コニー・フランシスのイタリア語ヴァージョン。8.は1963年8月に日本でヒットしていた曲でした。 以上。次回もよろしく。
2024.08.16
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“Pineapple Princess” by Annette 1960 先週もお知らせしましたが、8/11(日)に「薬局えぱーわーな~」の駐車場にて同薬局主催の「トーサイ音楽祭」が開催されます。 繰り返しになりますが、音楽祭といっても素人の手作り音楽会という感じのもので、小学生から中高年まで幅広い年齢層が、あらゆるジャンルの楽曲を携えて出演します。 そんな中、やはり目玉はあのウクレレ少女 Chihaya さんですね。ぜひ一度、生の Chihaya を聴いてみて下さい。 なお、音楽祭に先立って、前日(8/10)の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」にChihayaさんが生出演してくれることになっているのはご存知ですか。 3月にも番組に来てもらったので、今回で二度目になりますが、また3曲ほど演奏してもらう予定です。楽しみですね。 話はトーサイ音楽祭に戻りますと、当初キッチンカーは4台来る予定でしたが、都合で2台になりました。カレーと揚げパンだそうです。午後4時スタートで9時までの予定なので、お腹が空いたらぜひキッチンカーを利用しましょうね (近くにコンビニもありますよ)。 あとは暑さ対策ですかね。何と言っても真夏のことですから、熱中症対策はしっかりとお願いします。 甘かった!ゴールドバレルという品種です↓ “Pineapple Princess” by Annette 1960 ********** 8月3日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。園まりさん追悼プチ特集でカヴァー曲を4曲お届けしました。1. パイナップル・プリンセス (アネット) 2. Mangos (Marion Ryan) 3. マッシュポテト・タイム 4. グッバイ・ジョー (以上, 園まり) 5. Bluesette (Toots Thelemans) 6. Be-Bop-a-Lula (Gene Vincent) 7. An Old Fashioned Love Song (Three Dog Night) 8. 涙のバースデーパーティー 9. 燃える太陽 (以上, 園まり) リクエスト曲は、5.尻焼原人さん。6.座波ソーメンさん。7.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.&2.は、夏の熱帯果樹の歌でした。3.&4.と8.&9.は先日亡くなった園まりの初期カヴァーポップスのプチ特集でした。 以上。次回はお待たせ、Chihayaさんがゲストですよ。お楽しみに。
2024.08.09
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『燃える太陽』by 園まり 1963 (Original : “Cuando Calienta el Sol” by Los Hermanos Rigual 1957) 園まりさんが亡くなってしまいました。享年80。 ネットニュースでは、あちこちで「スパーク3人娘」の一人として紹介されていて、なんだかおかしくなってしまった。いや、亡くなった人のことを笑ったわけではないですよ。もちろん。 このブログを始めた頃に、「中尾ミエ、伊東ゆかり、園まりは1963年当時、あるテレビ番組に出ていて、三人合わせてなんて呼ばれていたか」という内容のクイズを出したけれど、ほとんどの人が正確には答えられなかったのが昨日のことのようです。 そう、ちゃんと答えてもらえなかったのは「スパーク3人娘」で、その番組は「森永スパークショー」。 今では、ネット検索すればWikipediaなどですぐに答えが出てくるので、こんなクイズもやる意味がなくなってしまったので、20年前が懐かしくすらあります。 で、こちら→(2002年10月18日の日記「60年代米国音楽」テーマ作成記念クイズ)がその日記です。コメント欄に答えが出てくるんですが、当時のHTMLと今のとが違うのか何かで、読みづらいことこの上ないですけど、お許しを。 スマイリー小原が身体をくねらせながらスカイライナーズを指揮し、3人娘を中心に当時のポップス系の歌手が次々に登場して歌う。賑やかなもんでしたよ。尾藤イサオがブルーコメッツをバックに歌っていたのとかも覚えているなあ。 番組の中で、3人娘がある清涼飲料水を手にしながら歌っていた光景も頭に浮かんでくるけれど、歌ってはいなかったかもしれない。でもその飲み物を毎週宣伝していたのは確か。 それでクイズです。さて、その清涼飲料水とは何でしょうか。フルネームでお答えください。(答えは最後まで読んでくれたら教えます) こんな風にいつでも思い出して懐かしんでいますが、園まりさんがたぶん「森永スパークショー」で歌っていた歌で一番印象に残っているのが『燃える太陽』に他なりません。 これについては当ブログでも書かせてもらい、そのルーツやその後のヒットの変遷についてここでは書くつもりもありませんが、とりあえず過去の日記を参照いただければと思います。 2004年9月5日の日記『太陽は燃えている / 燃える太陽』 園まりの声は、高音のハリとハスキーさのゆえに、3人の中では一番特徴的だったように思う。和製のオリジナルものを歌うようになった時に、随分歌謡曲寄りになったというのもこの声質と関係あるでしょうか。 あと、3人の中では最も大人っぽかったのも、もらう曲調を決めたかもしれませんね。 ご冥福をお祈りします。 ↑森永スパークコーラを飲みながら歌っていた頃のスパーク3人娘 『燃える太陽』by 園まり 1963 ********** 8/11(日)に「薬局えぱーわーな~」の駐車場にて同薬局主催の「トーサイ音楽祭」が開催されます。音楽祭といっても素人の手作り音楽会という感じのもので、小学生から中高年まで幅広い年齢層が、あらゆるジャンルの楽曲を携えて出演します。そんな中、目玉はあのウクレレ少女 Chihaya さんですね。ぜひ一度、生の Chihaya を聴いてみて下さい。 なお、当日、会場の薬局駐車場にはキッチンカーが4台も来るので、お腹が空く心配はありませんね。サイフォンコーヒーもあるのです。 ********** 7月27日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Wipe Out (The Surfaris)[#32] 2. The Cruel Sea (The Dakotas)[#29] 3. Ice Cream Man (The Tornados)[#27] 4. 真珠貝の歌 (日野てる子) 5. 愛のプレリュード (カーペンターズ) 6. Sugar Baby Love (The Rubettes) 7. Delilah (Tom Jones) 8. Do You Want to Know a Secret (Billy J. Kramer & the Dakotas)[#19] 9. I’ll Never Get Over You (Johnny Kidd & The Pirates)[#33] 10. By the Way (The Big Three)[#34] 11. It’s Too Late Now (The Swinging Blue Jeans)[#39] 12. I Wonder (Brenda Lee)[#22] リクエスト曲は、5.酋長Kobaさん。6.尻焼原人さん。7.軽ロス・ウエイノさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.~3.と8.~12.は先週に引き続き1963年7月の全英ヒットチャート(UK Top 40)の曲で、今回はベスト10圏外から選曲。[ ]が順位。因みに、結果として4.&5.以外は英国特集となりました (12.は米国人ですが)。あと、1.~3.と8.~11.がバンドなのも興味深い。 以上。次回もお楽しみに。
2024.08.02
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“Samba Pa Ti” by Santana 1970 マヨネーズの値上げが激しい。 僕らの子供の頃に、あのチューブの容器に入って以来俄然便利になり、食卓で大活躍のマヨネーズですが、原材料の鶏卵や食用油の値上げのせいで、とんでもなく値上げされていてビックリですよね。 S というスーパーマーケットが高すぎて買うのに二の足を踏んで別の K というお店に寄ったら、以前の値段のものを売っていたので購入しましたが、どう考えても自分で作る方が安価で味も好きにできるからということで、帰宅してからマヨネーズ作りに取りかかりました。 まずは準備。今回はキャノーラ油を使用。このほかに塩はアルペンザルツ。比較的シンプルに。 10分ほどでできましたが、肩が凝ります。 それで、最終的にはそのまま大量のポテトサラダを作りました。 基本的な具は入れたつもりですが、ハムが無かったので動物性タンパク質はゆで卵を使いました。いただいたばかりのジャガイモが美味しかったです。 ポテトサラダといえば、少し前に、お店の惣菜売り場でポテサラに手をのばした女性に向かって、中高年だか老年だかの男性が「それくらい自分で作れ」と言ったとかで、一大論争になったことがありましたよね。 あの女性にはとても同情してしまいました。 ポテサラを作るのがどれだけ大変か。そのおじさんに作らせてみればいいと思った。 仕事帰りか育児の合間か、いや単なる主婦でも、時には惣菜のポテサラぐらいは買っても何の罪にもならない。むしろそれで少し家事が楽になるなら、何よりではないか。 無責任に自分の価値観を押し付けて、まるで正義の見方のように踏ん反り返っている中高年男性が、僕は昔から何より苦手で嫌いだ。 絶対になりたくない人種だと思っている。けれど、知らないうちにそんな風になっていたらどうしよう。気をつけねば。 そんなことを考えながらマヨネースからのポテトサラダ作りでしたが、ぜひやってみてくださいね。 くれぐれも暇があったら、・・・ですけどね。 そうそう、BGMはこんなの↓いかがですか。 “Samba Pa Ti (君に捧げるサンバ)” by Santana 1970 7/20はちょうどカルロス・サンタナの77歳の誕生日でした。Happy Birthday! ********** 7月20日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. あの娘のレター (ボックス・トップス) 2. 君に捧げるサンバ (サンタナ) 3. Pearly Shells (Burt Ives) 4. Passion Flower (The Diamonds) 5. 青春の輝き (カーペンターズ) 6. レモンのキッス (Maureen Evans) 7. Confessin’ (Frank iField)[#1] 8. 悲しき悪魔 (Elvis Presley)[“2] 9. Atlantis (The Shadows)#4] 10. Sweets for My Sweet (The Searchers)[#5] 11. Take These Chains from My Heart (Ray Charles)[#7] リクエスト曲は、4.座波ソーメンさん。5.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.はこの日がこの曲を作曲したウェイン・カーソンさんの命日(2015.7.20没,享年72)で。2.はこの日がカルロス・サンタナの誕生日(1947.7.20生,77歳)で。3.は「今月の歌」おそらく英語で最初に歌ったバート・アイブスで。6.~11.は先週に引き続き英国特集で、1963年のイギリスのヒットチャートから。6.だけ前年からこの年の初めにかけて英日で流行った曲。無論米国のナンシー・シナトラのオリジナル曲。残りの7.~11.は7月の No.1~7ヒット。[ ]が順位。 以上。次回もお楽しみに。
2024.07.24
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“Summer Holiday” by Cliff Richard 1963 ウィンブルドンの男子はアルカラスの連覇でしたね。 ジョコビッチは、膝の怪我のことを考えると、よく決勝まで進んだなあと感心してしまうくらいだったので、もし怪我なく対戦していたら結果はどうだったかわからないと言えるかもしれない。 でも、今大会はアルカラス一推しだった僕としては、完璧なストレート勝ちは嬉しかった。マレーが正式に引退することになって、ついにテニス界も世代交代の時期に入ったことは間違い無いですね。 ウィンブルドンに因んで、ラジオで英国特集をやりましたが、様々な都合で後半に数曲お届けするにとどまりました。中途半端だったので、今度の土曜にもう少しやりたいと思っています。 1963年のカレンダーが今年と同じだったので、よく1963年の同日の Cash Box Top Singles に入っている曲を流したりするんですが、たまにはイギリスのヒットパレードがどうだったかも見てみようと調べて見たら、いや、これがおもしろい。 たとえば月別で見ると、3月は #1と#2がクリフ・リチャードの “Summer Holiday” とシャドウズの “Foot Tapper” で、#3がビートルズの “Please Please Me” だった。きわめてイギリス的なトップ3に思わず唸ってしまった。あまりにも全米とは違うからね。 しかし、アメリカで受けなかった “Summer Holiday” も夏休み明けごろには日本で大ヒットしたり、この年の終わりから64年に入る頃にはビートルズもアメリカでブレイクする訳で、色々おもしろい。 “Summer Holiday” は同名の映画主題歌だから、映画の封切りがあってからヒットしたことはわかるのだけれど、どうして3月に流行ったんだろう。で、調べてみたら、イギリスげの封切りが63年の2月。 なるほどね。3月に流行ったのは当然だね。 あれれ、でもこの内容でなぜ2月に封切り。サマーホリデイって、夏休みですよね。普通なら夏休み前ぐらいに封切りってとこじゃないのかなあ。イギリスだったら5月くらいにねえ。2月じゃいくら何でも早すぎる気がしますけど。 それともあれかい。2月から夏休みまでなるべく長く、つまりロングランを見越して、じっくり流行らせる戦術だったのかしら。 それと、近頃のイギリスの夏は温暖化で暑くなったけど、当時のイギリス人の夏 (あるいは暑さ) に対する憧れは大変なものだったと思うので、寒いうちから太陽降り注ぐ南ヨーロッパをスクリーンで堪能できる映画は、決して季節外れでおかしいとは言えなかったのかもしれません。 “Summer Holiday” by Cliff Richard 1963 ところで、夏野菜っていうとどんなものを想像しますか。 キュウリ、ナス、トマト、ズッキーニ、オクラ、モロヘイヤなど、いろいろですね。信州ではこのほかに、白菜、キャベツ、レタスなども高原地帯などで盛んに作られています。 ところが、上記の野菜 (オクラとモロヘイヤを除いては)、ここ沖縄では梅雨入り前にほとんど終わってしまい、夏に普通に作られるのは、ゴーヤー、ナーベラー (ヘチマ)、モーウィー (ウリの一種)、青パパイヤなど、限られています。暑すぎてできないものが多いんですよね。 そんな中、嬉しいことに、信州から野菜を送っていただきました。「夏野菜」の他にジャガイモと玉ネギもたくさん入っていました。↓ ********** 7月13日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. 真珠貝の歌 (レイコニフ・シンガーズ) 2. ミスター・タンブリンマン 3. 時代は変わる (以上, The Byrds) 4. 別れのサンバ (長谷川きよし) 5. あなたの心に (中山千夏) 6. Your Song (Elton John) 7. Summer Holiday (Cliff Richard) 8. Foot Tapper (The Shadows) 9. Please Please Me (The Beatles) 10. I Like It (Gerry & The Pacemakers) 11. 涙のバースデーパーティー (レスリー・ゴーア) リクエスト曲は、6.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.は「今月の歌」久しぶりのレイコニフ・シンガーズで。2.&3.はこの日がバーズのギタリスト、ロジャー・マッギンの誕生日(1942.7.13生,82歳)で。4.はこの日が長谷川きよしの誕生日(1949.7.13生,75歳)で。5.はこの日が中山千夏の誕生日(1948.7.13生,76歳)で。7.~11.は英国特集で、1963年のイギリスのヒットチャートから。7.8.9.は3月の No.1~3ヒット。10.は6月の No.1ヒット。11.は7月に全米でも全英でもヒットした曲。 以上です。次回もお楽しみに。
2024.07.19
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“Pearly Shells” by Billy Vaughn & His Orchestra 1964 今年のウィンブルドンですが、「1回戦から波乱が多く、特に女子のシングルスは予想ができない」と前回も書いたように出揃った準決勝の4人は、ほぼノーマークに近かったとも言えるかな。 それでも、ルバキナは一昨年ウィンブルドンで優勝しているし、パオリーニは先月の全仏で決勝まで行ったわけで、実力はあるのでしょう。べキッチやクレイチコバだって弱いわけじゃないから、今大会においては順当だったということなのか。それにしても予測は難しかった。 あと、男子。今回の4人の組み合わせからすると、決勝で見たいのは、やっぱアルカラス対ジョコビッチ戦ですな。 いずれにせよ、これを書き終わる頃には女子は決まるかな。楽しみではある。 ********** “Pearly Shells” by Billy Vaughn & His Orchestra 1964 『真珠貝の歌』といえば、僕らにはビリー・ヴォーン楽団のやつ↑が一番お馴染みですけど、いろんな人が歌っていたから、歌付きのモノも色々聴いてきたけれど、英語の歌詞からしていわゆる「ハパ・ハオレ・ソング」なのかと思っていたが、どうもそうではなさそうだ。 もちろん、ハパ・ハオレにも色々あって、純粋に(?)ティンパンアレイ界隈で作られたモノとハワイで白人向けに作られたものがあったりするので、はっきりしないものもあるけれど、どうやら『真珠貝の歌』は純粋なハワイ民謡 (ハワイアン・フォークソング) で、後から1960年代初頭に英語の歌詞が付けられて米国などでヒットしたというのが真相のようだ。 たとえば『アロハオエ』などは初めからハワイ語で歌われているので、ハワイアン・フォークソングであるとわかるけれど、『真珠貝の歌』はハワイ語ヴァージョンを聴いたことがなかったなあと思ったら、YouTubeさんにいくつか出ていて、あのケアリイ・レイシェルの歌うモノもあった。 “Pupu A’O ‘Ewa” by Keali’i Reichel 2004 ********** ↑百円ショップにて購入。結局、いわゆる猫じゃらしが一番気に入ったようだ。 ********** 7月6日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. 真珠貝の歌 (ビリー・ボーン楽団) 2. Pupu A’O ‘Ewa (ケアリイ・レイシェル) 3. Duke of Earl (Gene Chandler) 4. But Not for Me (Ella Fitzgerald) 5. Can’t Take My Eyes Off of You (Frankie Valli) 6. 星に願いを (ビリー・ジョエル) 7. Let’s Twist Again (Chubby Checker) 8. Let’s Ondo Again (Niagara Fallen’ Stars) 9. Desafinado (ジョアン・ジルベルト) リクエスト曲は、4.酋長Kobaさん。5.尻焼原人さん。6.座波ソーメンさん。7.&8.軽ロス・ウエイノさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.&2.が「今月の歌」。我が国で最も流行った1.とハワイ語による正調『ププ・ア・オ・エワ』の聴き比べで。3.はこの日がジーン・チャンドラーの誕生日(1937.7.6生,87歳)で。9.はこの日がジョアン・ジルベルトの命日(2019.7.6没,享年88)で。 以上です。今回もお聴きいただきありがとうございました。次回もお楽しみに。
2024.07.12
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“Love Letters in the Sand” by Ted Black & His Orchestra Vocal by Tom Brown 1931 テニスのウィンブルドン大会が始まってしまいました。また寝不足になってしまう。って、テニスのせいにして夜更かしの毎日です。 今年はキリ良く7月1日に始まったので、大会何日目とか言われてもいつのことかすんなりわかってよろしいですね。 ところで、今大会は大変予想が難しいですね。何しろウィンブルドンというだけでも難しいのに、1回戦から波乱が多く、特に女子のシングルスは予想ができない。言い換えると誰が決勝に進出してもおかしくない状況です。それだけ楽しみだとも言えますが。 とにかく錦織くんと大坂さんが勝ち残れなかったのは残念ですね。全米に期待しましょう。特に大坂さんは随分良くなってきていますよね。 さて、7月に入っていきなりウィンブルドンだったもんで、6月のライブのことなどを書き忘れそうです。 まずは6月13日の 那覇 Sound M’s (↓) これは本当に良かったし、凄かった。 そもそもドラムのせっちゃんから、チッコさんの友人のブルースハープの人が沖縄に来て、Dynaさんとライブをやることになったので来ませんかとお誘いがあったんです。その内容とメンバーから、やはりさすがに行くべきだと判断して、ちょっと大変だけど那覇まで行って来ました。 はじめ、Sound M’s が取れないとのことで、あちこち探していたようですが、結局13日が取れたようで良かった。何しろ木曜日だったからね。月水金は休めないんですよ、僕は。ね。 せっちゃんイチ押しのギターの牧野元昭さん。この人素晴らしい音を出す。感動しました。なんていうか、上手いということを通り越した落ち着きの中にある凄さ。どえらい経歴などについては、Moto Makino HP を参照してください。ウィキペディアさんにも牧野元昭のページあります。 ベースは沖縄ではおなじみ、なんでもこなす安定のJef蔵方さん。相変わらずの抜群の安定感。こういう時に欠かせない人です。 ドラムは我らがせっちゃん。豪華メンバーの後ろで楽しそうに叩く姿に、こちらも嬉しくなっちゃいました。 Dynaさんは今回のライブの進行役も兼ねて、例によって素敵な歌とピアノ演奏。いつ聴いても飽きの来ないパフォーマンスです。 ゲストの東京から来たチッコさんの友人ブルースハープの石川さん。久しぶりにこういうブルースハープを聴かせてもらい、時代が半世紀近く戻ってしまった感じ。 選曲も僕らにわかりやすいお馴染みのスタンダードナンバー中心の、実に楽しめる素晴らしいライブでしたが、実はこれで終わらないサプライズが・・・。 ライブの途中、オルケスタデラルスの創生メンバーのドラム&パーカッションの江川ゲンタ氏と大儀見元氏が客として来店。そのまま演奏に参加というサプライズで、ライブは大盛り上がり。この時の模様、FaceBookやってる人はDynaさんのところで動画が何本か見られますよ。 このメンバーでミュージックチャージ2000円という沖縄ならではの格安お得ライブに居合わせていただいた一夜でした。 8月9日にも上記4人のメンバーで、同じ那覇 Sound M’sでのライブがあります。超オススメですよ。残念ながらこの日は金曜日で、月水金に出かけられない僕は、病院のベッドで横になって想像ライブですわ。 ********** 6月23日「慰霊の日」。今年も家で正午に黙祷。 しかし、前首相同様、岸田氏もあんな薄っぺらい挨拶のために来るなら、いっそのこと来なくて良いとすら思えてしまう。 あまりに機動隊が多く警備が厳重すぎて、本来の慰霊祭の意味がなくなってしまうのではないか。会場に来る遺族や一般の弔問の人たちの邪魔になるほどの機動隊の人数だったとのこと。平和の礎に手向けられた花束までチェックするのは、さすがにやめてもらいたい。 そして皆さんご存知のように、首相が帰った翌週に米兵による性犯罪の報道。 なぜこのタイミングで報道されたかは明らかだと思われる。つまり、いろいろ政府側に都合の悪いことが予定されていたからだろう。それが済んでからの発表がふさわしいと踏んだから。駐日米大使の与那国訪問。県議会議員選挙。そして首相の慰霊祭参加。これらが終わった段階での発表が政府にとって都合が良かったからだ。 外務省が伝えなかったということになっているようだが、首相官邸が知らなかったはずは無く、しかも伝えなかった理由が被害者のプライバシーの保護のためですって。プライバシー保護のために性犯罪の報道をしないなどということは普通ではあり得ない。プライバシー保護を十分にした上で、犯罪報道はしっかりやることで次の犯罪を防ぐことにもつながるはず。本当に嫌になってしまう。 このようなことがこれからも繰り返されないように、まずは日米地位協定の改定など、抜本的な対策を急いでもらいたい。 ********** そして最終土曜日6月29日は、トーサイ音楽祭の予行演習。なんと私も参加。3曲歌いました。 薬局えぱーわーな~の駐車場での野外ライブ。今回の本番は8月11日。お馴染みのところではあのウクレレ少女のChihayaさんも登場しますよ。皆さん来てくださいね。 えぱーわーな~さん、この8月で10周年とのことで、つまり薬局始めるに当たって糸満ウクレレ部でオープニング祝いをしたのがこのイベントのきっかけだったのかと思うと、感慨深い。 ********** 6月の「今月の歌」こちら↓がオリジナル。 “Love Letters in the Sand” by Ted Black & His Orchestra Vocal by Tom Brown 1931 ********** 6月29日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Day Tripper 2. We Can Work It Out (以上, The Beatles) 3. Love Letters in the Sand (Ted Black) 4. The Man I Love (Ella Fitzgerald) 5. Come On-A My House 6. Sway (以上, Rosemary Clooney) 7. 上を向いて歩こう (坂本九) 8. Paperback Writer 9. Rain (以上, The Beatles) 10. Hey Paula (ポールとポーラ) リクエスト曲は、4.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.&2.と8.&9.は1966年のこの日来日したビートルズにちなんで、’66年の来日前に日本で発売されたシングルのうち2枚を特集しました。3.は「今月の歌」で、これが1931年のオリジナルです。5.&6.はこの日がローズマリー・クルーニーの命日(2002.6.29没,享年74)で。7.は今年とカレンダーが同じだった1963年のこの日も含めて6月に全米ヒットチャートの1位に輝いていた“Sukiyaki”です。10.は9.と同時期に日本で流行った曲。因みにこれは2位で、1位は『悲しき雨音』。 以上。次回もお楽しみに。
2024.07.05
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“I’m leaving’ It All Up to You” by Dick & Grace 1963 (日本語版)『さよならデイト』MYカップル 1964 6月20日梅雨が明けたと思ったら、完全に夏が来ました。 そのせいでというか、そのおかげでというか、番組内で特集していた「梅雨 “to you” 特集」は終了となりました。 しかし、“I’m leaving’ It All Up to You” の最大のヒット盤をとりあえずは聴いていただこうと、6月22日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」1曲目は、1963年に流行った Dick & Grace の『さよならデイト』(←これが “I’m leaving’ It All Up to You” の邦題) をお届けしました。 この曲がなぜ『さよならデイト』という邦題になってしまったにかというと、ここからは推測なのであまり確信は持てませんが、例によって当時よくあった日本語翻訳盤を出す都合があったからだと思われます。 ポールとポーラでデュエットものが流行って、わが国でもこれをカヴァーするにふさわしいデュエットのカップルが誕生して、それがあの「My カップル」。そうです。梓みちよと田辺靖雄の二人を和製ポールとポーラに仕立てて、『ヘイポーラ』『けんかでデイト』と立て続けに二曲大ヒットさせたのです。 そもそもこの二人はあの「夢で逢いましょう」に毎週のように出演するようになって、『ヘイポーラ』『けんかでデイト』の流行ったあとには同番組の「今月の歌」で『いつもの小道で』を歌い、このとき Myカップルとしてはピークを迎えた。けれども、梓みちよが同時期に同番組で『こんにちは赤ちゃん』を歌って大ヒットして、みちよが単独で歌うことが多くなった結果、カップルの歌は危機的な状況になった。ちなみにこの二曲は当初A面が『いつもの小道で』だったのが、のちに入れ替わって『こんにちは赤ちゃん』をA面にした。 というわけで、デュエット曲はここまでかと思われた翌年3月、’63年の米国の新学期、つまり9月に出た (けれど流行らなかった) ポールとポーラの “First Day Back at School” をA面に、同年末に全米で大ヒットした Dick & Grace の “I’m leaving’ It All Up to You” をB面に Myカップル最後のシングルを出した。邦題はそれぞれ『素敵な新学期』と『さよならデイト』。でも、さすがにもう大ヒットというわけにはいかなかった。 僕が中学2年から3年にかけての出来事でした。 『さよならデイト』MYカップル 1964 ********** 梅雨明けとともに、あの青空が戻って来ました。それとこれまでとは桁違いの暑さも。↑フウリンブッソウゲが真っ盛り、空が青い ********** 6月22日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. I’m Leaving’ It All Up to You (Dick & Grace) 2. Will You Still Love Me Tomorrow (Francoise Hardy) 3. Zing! Went the Strings of My Heart (Judy Garland) 4. I’m Not in Love (10 C.C.) 5. Revolution (The Beatles) 6. Look Me Over Closely (Marlene Dietrich) 7. 砂に書いたラブレター (Patsy Cline) 8. The Cruel War (Chad and Jill Stuart) 9. 平和の琉歌 (ネーネーズ) リクエスト曲は、4.尻焼原人さん。5.座波ソーメンさん。6.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.は前回お届けした「梅雨特集」(すなわちタイトルに “to you” の入った曲)の曲ですが、最大のヒットはこれだったので念のため。ちなみに邦題はもちろん『さよならデイト』。2.は先日亡くなったフランソワーズ・アルディさんの追悼で。3.はこの日がジュディ・ガーランドの命日((1969.6.22没,享年47)で。7.は「今月の歌」です。8.&9.は翌日(6/23)が慰霊の日だったので恒久平和を祈って。 以上。次回もお楽しみに。
2024.06.28
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“Leaving’ It All Up to You” by Don & Dewey 1957 はじめに、残念なお知らせで恐縮ですが、6月15日の放送は局の都合によりお休みさせていただきます。 このところ時々番組休止があって申し訳ありませんが、どうぞ悪しからず。次の放送は6月22日となります。 ********** テニスの全仏オープンの結果、女子は案の定というか予想通りというか、僕の期待したようにはなりませんでしたね。決勝の顔合わせは見事に予想と正反対で、ガウフ対アンドレエワではなくシフィオンテク対パオリーニとなって、当然のようにシフィオンテクが優勝しました。 1回戦で大坂なおみとの試合でほとんど負けたかと思われたところを逆転して、そこからはナンバー1シードらしい強さを発揮しての勝利で、この強さは本物なのでしょう。ただ、この先はサバレンカや彼女に勝ったアンドレエワ、バドーサ、ガウフ、大坂なおみなどが台頭してくることが予想されますね。 男子はジョコビッチが怪我で棄権してからは、俄然決勝の組み合わせが誰になるか興味が湧いてきましたが、ズベレフ対アルカラス戦はクレイコートの決勝にふさわしい見事な試合になりましたね。こちらは僕の期待通りアルカラスくんが優勝してくれたので、実に爽快でしたが、ズべレフもいいテニスをしていましたね。 車椅子男子の小田くんは国枝慎吾の後継者として、どうやらこのままナンバー1を続けて行けそうですね。 ウィンブルドンが楽しみです。 さて、梅雨前線ですが、今週は梅雨本番と呼ぶにふさわしい、あるいは予報士によっては梅雨末期とも言っていますが、日本列島の南に長く伸びて居座る形になっています。 当然こちらには時折激しく雨が降り、心配されたダムの水もどうやら満杯になった様子。水不足は心配なくなったものの、洪水やがけ崩れなどの被害が心配されています。 また、ここ数日は雷も激しく鳴ることが多く、流石に怖くなりますね。 梅雨明けはいつになるかわかりませんが、慰霊の日より前には明けてほしいですね。 ********** 今回の「梅雨 “to you” 特集」は、“(I’m) Leaving’ It All Up to You” でオリジナルの Don & Deweyとリンダ・ロンシュタットで聴き比べていただきました。1963年に Dale & Grace で大ヒットした曲ですよ。因みにオリジナルのタイトルには I’m がありません。 “Leaving’ It All Up to You” by Don & Dewey 1957 “I’m leaving’ It All Up to You” by Linda Ronsdadt 1970 ↑気圧が低いからよく寝ます ********** 6月8日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. I’m Leaving’ It All Up to You (Linda Ronsdadt) 2. Leavin’ It All Up to You (Don and Dewey) 3. Thanks to You (Nancy Sinatra) 4. Look Me Over Closely (Marlene Dietrich) 5. Why Do Fools Fall in Love (Joni Mitchell) 6. Shake Your Moneymaker (Fleetwood Mac) 7. 砂に書いたラブレター (田辺靖雄) 8. It’s a Heartache (Bonnie Tyler) リクエスト曲は、4.酋長Kobaさん。5.スティーブくん。6.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.~3.は「梅雨特集」(すなわちタイトルに “to you” の入った曲)です。1.&2.は「聴き比べ」になっていて2.がオリジナル。邦題は『さよならデイト』。3.はこの日がナンシー・シナトラの誕生日((1940.6.8生,80歳)で。7.は「今月の歌」です。3.&4.は「梅雨特集」(すなわちタイトルに “to you” の入った曲)で、「聴き比べ」になっています。因みに3.がオリジナル。8.はこの日がボニー・タイラーの誕生日(1951.6.8生,73歳)で。 以上。次回もお楽しみに。
2024.06.14
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“Trying to Get to You” by The Eagles 1954 台風2号は結局すぐに熱帯低気圧になり、梅雨前線を刺激して雨を降らせましたが、さらに温帯低気圧に変わって前線の上を東に進み、そのまま沖縄から遠ざかっていまは梅雨の中休みになっています。・・・と、ここまで書いたものの、今日は昼前から雲が厚くなり、いまは小雨混じりの梅雨空に戻っています。 テニスの全仏オープン、今年は雨が多くて随分日程がタイトになっていましたが、ついに男女シングルスのベスト4が決まりましたね。 今日はこれから女子の準決勝で、床に就くのは遅くなってしまいそうです。何しろ、今大会一番注目していたアンドレエワさんが準々決勝でサバレンカさんに勝ってしまったので、このまま決勝に進むのを見届けてから寝るのが筋というもの。 試合は午前0時からなので、それまでにこれを書き上げてしまわないといけません。 実はその前に行われる準決勝もうひと試合シフィオンテク対ガウフも大変注目に値するので、できれば午後10時までには書き終えてしまいたい。ですが、どうやら無理みたいなので、これを書きながら試合も見るということになりそうです。 できれば、決勝はガウフ対アンドレエワだと嬉しいです。 ところで男子ですが、ジョコビッチが負傷棄権で若干混沌としていますが、かなり面白くなってきたともいえますね。個人的にはアルカラスファンですが、彼の右腕の負傷は心配です。パンチが強すぎるせいで拳を痛めてしまったボクシングの海老原のようなものなんでしょうか。フォアハンドが強烈すぎるので痛めてしまうっていうこともありそうですね。 おっと、準決勝第1試合が始まってしまいました。では。 ↑ミラ・アンドレエワさん ********** 今回の「梅雨 “to you” 特集」は、“Trying to Get to You” でオリジナルのイーグルス (Doo-Wop のコーラスグループの方)とリッキー・ネルソンで聴き比べていただきました。これまた名曲ですね。 “Trying to Get to You” by The Eagles 1954 “Trying to Get to You” Ricky Nelson 1959 ********** 6月1日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. I’ll Be Home 2. Love Letters in the Sand (以上,Pat Boone) 3. Trying’ to Get to You (The Eagles) 4. Trying to Get to You (Ricky Nelson) 5. Early Morning Rain (Paul Weller) 6. Alfie (Dionne Warwick) 7. Like a Rolling Stone (The Rolling Stones) 8. Maybe I’m Amazed (The Faces) 9. Little Star 10. Why Do Fools Fall in Love (以上, Linda Scott) 11. When I Fall in Love (Marilyn Monroe) リクエスト曲は、6.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.& 2.はこの日がパット・ブーンの誕生日(1934.6.1生,90歳)で。因みに2.は「今月の歌」です。3.&4.は「梅雨特集」(すなわちタイトルに “to you” の入った曲)で、「聴き比べ」になっています。因みに3.がオリジナル。7.&8.はこの日がロン・ウッドの誕生日(1947.6.1生,77歳)で。9.&10.はこの日がリンダ・スコットの誕生日(1945.6.1生,79歳)で。11.はこの日が「マリリン・モンローの日」だったので (モンローが1926年の6月1日生まれで、ロサンゼルス市およびハリウッド商工会議所が1992年に制定) 。 以上、ほぼ誕生日特集になってしまいました。次回もお楽しみに。
2024.06.06
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“Dedicated to You” by Ella Fitzgerald & Mills Brothers 1937 台風1号がようやく発生したと思ったら、何とこちらに向かって来たではありませんか。梅雨時の台風ってタチが悪いから気をつけないとね。 で、どうやら台風としては直接的な影響は及ぼさず、そのかわり一部で大雨を降らせて、列島の東を北上して行きました。 台風1号が接近したこの火曜日に、すごいです。タイフウバナ(台風花)が咲きました。 この花 “Rain Lily”をこの地ではなぜ「タイフウバナ(台風花)」呼ぶのかよくわかりました。 庭のあちこちに咲いたんですよ。すごいですね。どうして台風だってわかるんでしょう。 などと書いていたら、先ほどのニュースで台風2号が発生ですって。やれやれ。 ********** 「梅雨 (つゆ)」→「ツユ」→「ツーユー」=「to you」から、梅雨特集はすなわち「タイトルに “to you” の入った曲」の特集ということで、今回の「梅雨 “to you” 特集」は、ビートルズの “From Me to You” と、スタンダード・ナンバーの “Dedicated to You” でこちらはエラ・フィッツジェラルドとナット・キング・コールで聴き比べていただきました。この “Dedicated to You” なかなかいい曲ですよ。 “Dedicated to You” by Ella Fitzgerald & Mills Brothers 1937 “Dedicated to You” by Nat King Cole 1963 ********** 5月25日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Close to You 2. You’re the Best Thing (以上,Paul Weller) 3. In the Ghetto (Elvis Presley) 4. Da Doo Ron Ron (The Crystals) 5. Up Tight (Stevie Wonder) 6. What the World Needs Now Is Love (Jackie DeShannon) 7. Caravan (The Ventures) 8. Dedicated to You (Ella Fitzgerald & Mills Brothers) 9. Dedicated to You (Nat King Cole) 10. From Me to You (The Beatles) リクエスト曲は、3.軽ロス・ウエイノさん。4.座波ソーメンさん。5.糸満のワーナーさん。6.酋長Kobaさん。7.伊原の上原さん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.& 2.はこの日がポールウェラーの誕生日(1958.5.25生,66歳)で。因みに1.は「今月の歌」でした。8.~10.は「梅雨特集」(すなわちタイトルに “to you” の入った曲)で、8.&9.は「聴き比べ」。 以上。次回もお楽しみに。
2024.05.31
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“To You” by Glenn Miller and his Orchestra (Vo. Ray Eberle) 1939 平年より11日遅れて一昨日(5/21)、沖縄地方ついに梅雨入りしました。 梅雨入りした途端にいきなりの集中豪雨で、昨日は冠水していない道路を探りながらの運転となりました。これではまるで梅雨の末期のようだと思いながら、慎重に迂回しつつクリニックに到着。夜には幸い雨は上がっていましたが、しばらくはかなり降ることになりそうですね。 そんなところに、台風第1号が発生の模様。しかも、来週にはかなり接近しそうで、上陸はしないとしても、梅雨前線に向かってゆっくりと近づいてくるということなので、さらに大雨は必至。色々備えておかないといけませんね。 先月の下旬に、結構雨が続いたことがあったとき、そろそろ梅雨入りかなと思い、5月に入ったら早速ラジオで「梅雨の特集」を何かやろうと思ったんです。 普通に「雨の歌」を特集するんではあまりに月並みだと、今年は少しひねってやりたいと考えたまでは良かったんですが、思いついたのが、「梅雨 (つゆ)」→「ツユ」→「ツーユー」=「to you」というくだらない駄洒落で、一旦頭に浮かんでしまって二度と離れなくなっちゃったんで、結局今年の「梅雨の特集」は、「タイトルに梅雨 (正確には “to you”) の入った曲特集」に決まったんです。 それで、今月の歌も最初に思いついた「タイトルに “to you” の入った曲」“Close to You (遥かなる影)” に決め、あれこれその他の “to you” の入った曲などを集めて待機していたんですが、結局5月に入ってもなかなか梅雨入りはせず、なぜ今月の歌が “Close to You (遥かなる影)” に決まったのかについては次回に発表などと、二週続けて出し惜しみせざるを得ない状況となった次第です。 ところで、皆さんの中には「梅雨」で “to you” はおかしいだろうと、“to you” の発音はどちらかといえば「トゥーユー」だから変ではないかと、思っておられる方も多いかと存じますが、まさしくその通りです。 ですが、ここでは多少の日本語訛りは許していただきたい。そもそも to や two の発音のカタカナ表記は伝統的に結構な確率で「ツー」であって、特に不便はないのですから。例えば「マンツーマン(正確にはワンツーワンか)」とか「ツーバイフォー」のようにね。ま、大目に見てやってくださいな。 そんなわけで、晴れて、いや降ってますが、梅雨の特集第1回目を前回のラジオ(5/18)で行うことができました。実はこの時点ではまだ梅雨入りは発表になっていませんでしたが、待ちきれなかったというのが本音であるのと、週明けまでには梅雨入りするだろうという予報に沿った決断でした。 それで、第1回目にふさわしく「タイトルに “to you” の入った曲」というよりもそのものズバリ “To You” というのが2曲あったので、こちらをお届けいたしました。 次回も張り切って「タイトルに “to you” の入った曲」をご用意いたします。お楽しみに。 “To You” by Glenn Miller and his Orchestra (Vo. Ray Eberle) 1939 ↑この時代のビッグバンドに特徴の、ヴァーカルが歌い出すまでに約1分間演奏が続くスタイルがなかなかよろしいな。 ********** 5月18日(土)、夜は那覇の「寓話」に呼んでいただき、ピアノトリオでの演奏を楽しませていただきました。 お店のママさん、朝秋さん、恵茂さん、いつもありがとう。またよろしくお願いします。 ********** 5月18日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. House of The Rising Sun (The Animals) 2. カリフォルニアの青い空 (アルバート・ハモンド) 3. いつまでもいつまでも (ザ・サベージ) 4. レモンのキッス (ザ・ピーナッツ) 5. Un Tout Petit Pantin (Sandie Shaw) 6. Lady Madonna (Area Code 615) 7. To You (Glenn Miller and his Orchestra) 8. To You (Wings) 9. Close to You (B.J. Thomas) 10. 悲しき雨音 (カスケーズ) リクエスト曲は、5.酋長Kobaさん。6.尻焼原人さん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.は先週の宿題。2.はこの日がアルバート・ハモンドの誕生日(1944.5.18生,80歳)で。3.はこの日がザ・サベージの寺尾聡の誕生日(1947.5.18生,77歳)で。4.はこの日が伊藤ユミ(ザ・ピーナッツの妹)の命日(2016.5.18没,享年75)で。7.&8.は「梅雨特集」(←詳細は上記本文参照)で、”To You” を2曲。9.「今月の歌」B.J.トーマスで。なぜこの曲が今月の歌なのかは上の本文を参照してください。10.は今年とカレンダーが同じだった1963年のこの時期、日本で最も流行っていた曲。 以上。次回もお楽しみに。
2024.05.24
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“I Will Follow Him” by Little Peggy March 1963 ラジオ(fmたまん「穴沢ジョージの “Good Old Music”」)をやり始めてから、随分いろんなことがわかって、ますますオールディーズを聴くのが楽しくなって今に至っています。 たとえば、リトル・ペギー・マーチ(Little Peggy March)の『アイ・ウィル・フォロー・ヒム(I Will Follow Him)』ですが、この曲をぺトゥラ・クラークがフランス語で歌っていて、タイトルは “Chariot(愛のシャリオ)” で、しかもこちらの方が先だったということも、ラジオ用に音源を集めるようになって初めて知りました。 なぜ最初フランス語で、しかも英国人のぺトゥラ・クラークだったのかというと、原曲がフランス人の作曲によるインストルメンタルで、60年代の初め、ぺトゥラ・クラークは既にフランスにも進出していて、そんな中この曲をフランス語で吹きこんでスマッシュヒットしたというわけです。つまり、リトル・ペギー・マーチは英語版のカヴァーだった。 以上のようなことも、ラジオで「ぺトゥラ・クラーク特集」をやったときに、手に入れた音源を流して、あれこれ話すという昔からのディスク・ジョッキー・スタイルでやらせてもらいました。 簡単に言えば、そんなこんなで色々楽しませてもらっているということ。こらからもまだしばらくは続けたいと思っているので、どうぞよろしく。 1963年の5月、全米チャートでは1位になって随分流行ったようですが、僕らも同年少し遅れて、ラジオの「9500万人のポピュラーリクエスト」などでよく耳にしたものです。 テレビでは、あのサビの部分 “♪ I~love you. I love you. I love you.・・・” のところを “♪ す~きよ、好きよ、好きよ~. ・・・” って、日本語のカヴァーで誰かが歌っていたのを覚えているんですが、それが誰だったか思い出せません。なんとなくですが、本人が日本語ヴァージョンも出していたというのも記憶にあります。あとで調べておきましょうね。 “I Will Follow Him” by Little Peggy March 1963 ↑ボーナストラックが6曲も入ってお得なベストアルバム。 ********** 5月11日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Pipeline (The Chantays)[#5] 2. Can’t Get Used to Loving You (Andy Williams)[#3] 3. Puff, The Magic Dragon (Peter, Paul & Mary)[#2] 4. Red House (The Jimi Hendrix Experience) 5. Tell Mama (Etta James) 6. Always Something There to Remind Me (Sandie Shaw) 7. (They Long to Be) Close to You (Dusty Springfield) 8. That’s All I Am to You (The Animals) 9. One Love/People Get Ready (Bob Marley & the Wailers) 10. I Will Follow Him (Little Peggy March)[#1] リクエスト曲は、5.座波ソーメンさん。6.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.~3.と10.は今年とカレンダーが同じだった1963年のこの日(5/11付)の Cash Box top Singles 上位曲 (#印が順位です)。4.はこの日がジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのベーシストのノエル・レディングの命日(2003.5.11没,享年57)で。7.は「今月の歌」ダスティ・スプリングフィールドで。なぜこの曲なのかは今回明らかにする予定でしたが、都合により次週に持ち越しになりました。8.はこの日がアニマルズのリードヴォーカル、エリック・バードンの誕生日(1941.5.11生,83歳)で。9.はこの日がボブ・マーリーの命日(1981.5.11没,享年36)で。 以上です。次回もお楽しみに。
2024.05.17
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“Rose Garden” by Lynn Anderson 1970 先日(5/5)久しぶりに与那原(よなばる)のコスモスに行ってきました。マスターが屋比久さんからアルベさんにバトンタッチしてから初めてだから、随分ご無沙汰してしまいました。 この日は「ジャズナイト」で、おなじみのテナー奏者有田さん+ギターのとおるくんと堀川くんという最強トリオにさらにベースには佐伯さんという人が加わるようなので、楽しみだったんですが、この佐伯さんはとおるくんが岡山で知り合った人で、連休に奥さんと沖縄に来ての参加だったようです。 佐伯さん夫妻は随分音楽に精通しているようで、佐伯さんのベース(今回はエレキ)は見事な弾きっぷりで、奥さん(yukiさん?違っていたらすみません)のヴォーカルも素敵で、さらに八重山地方の古典が専門らしいのですが、三線も歌も素晴らしくこの日は志門さんのソプラノサックスとコラボで沖縄民謡を披露してくれました。 第一部、いつもの有田さんのテナー+とおるくんと堀川くんのギターに佐伯さんのベースが加わり『アナザーユー』で始まった演奏は、時間がtの経つのを忘れるほど良かったです。 第二部、佐伯さんの奥さんの三線と志門さんのソプラノサックス共演と、おなじみ「まぁきぃととおるの独演会」。二組のデュオというかヴォーカルは一人ずつですが、ジャズだけでなく全く異なるスタイルの音楽はいわゆる投げ銭ライブとしてはとてもお得でしたね。 第三部、最初のジャズに戻り、奥さんのヴォーカル(ジャズも良い!)も入って、さらにセッションタイムには私もドラム(へっぽこです)で混ぜてもらい、充実の「ジャズナイト」となりました。 ところで、コスモスのオーナー西銘さんですが、只今入院中とのこと。詳細がわからないのですが、一応今はリハビリ中と聞いたので、快方に向かっているということらしいです。無理ぜずお大事に、1日も早い復帰を祈ってます。 ********** 4日の放送は、この日が「みどりの日」だったので、「緑の歌」を何曲か用意しましたが、どうしても月並みな選曲になってしまうのは致し方ないとあきらめつつ事に当たりました。 そんな中、このところ我が家の庭に目を向けると、息子が管理するようになってから極めて多種類の樹木が植えられ、ワイルドガーデンから脱却しつつある様子がわかります。 その一角に妻が買って来たバラの鉢が幾つが並べられていて、ミニ・ローズガーデンができる日も近いかもしれませんね。 それで久しぶりにこの曲↓を最後にかけました。 “Rose Garden” by Lynn Anderson 1970 ********** 5月4日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Green Grass (Gary Lewis & The Playboys) 2. Green Green (The New Christy Minstrels) 3. I’m a Fool to Care (Fats Domino) 4. In einer Kleinen Konditorei (Heinz Maria Line) 5. 小さな喫茶店 (中野忠晴) 6. よくあることさ (トム・ジョーンズ) 7. (They Long to Be) Close to You (The Carpenters) 8. Green Onions (Booker T & MGs) 9. Village Green (Kinks) 10. Rose Garden (Lynn Anderson) リクエスト曲は、6.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.&2.と8.~10.は「みどりの日」の特集で「緑Green」の曲を。3.は先月お休みした分の「先月の、今月の歌」4.&5.も先月の宿題のようなもので「喫茶店の日」に流すつもりだったこの曲をオリジナルと当時の日本のカヴァーで、聴き比べ。7.は「今月の歌」まずはカーペンターズで。なぜこの曲なのかは次回明らかになります。 以上、次回もお楽しみに。
2024.05.10
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“Dreamy Eyes ” by Johnny Tillotson 1958 & 1962 結果的に、シーミー(清明)に合わせて墓参りをする格好になって留守にしている間に、ジョニー・ティロットソンの誕生日がきてしまいました。 改めまして、4/20はジョニー・ティロットソンの誕生日で、86歳になられました。おめでとうございます。 一週遅れにはなったけれど、ラジオでは何曲か流さなくてはと、冒頭に3曲お届けしました。流した3曲は “Poetry in Motion” “Dreamy Eyes” “It Keeps Right on A-Hurtin’”。 なんと言っても、ジョニー・ティロットソンといえば『ポエトリー(Poetry in Motion)』(←2002.11.21の日記参照)ですが、伊東ゆかりさんのおかげもあって日本でヒットしたあと2曲、『キューティー・パイ』と『プリンセス・プリンセス』もいい曲でね。大好きなんですよ。 しかし、彼にも自作の曲が何曲かあって、これが結構いいんですね。 それで今回2曲 “Dreamy Eyes” と “It Keeps Right on A-Hurtin’(涙ながらに)” を取り上げさせてもらいました。これらを聴いていると、なぜもっと曲を書かなかったんだろうと、不思議に思ってしまうんです。 まあ、いろいろ事情もあったんだろうし、今更どうにもならないから、こんなことを言っても仕方ないでしょうね。 それより、数々の名曲を書いてもらっているので、それだけで十分とも言えるかな。 では、“Dreamy Eyes” を聴いてみましょうか。 “Dreamy Eyes ” by Johnny Tillotson 1958 この曲のオリジナルは、1958年彼がまだ大学生の時の自作でレコードデビュー曲でしたから、大したもんですよね。1961年にはリイシュー盤が出て、こちらもスマッシュヒットしました。個人的にはオリジナルの方が好きです。 ********** ↓いただきものです。 こんなうまいものがあるということを知らずにいました。ありがとう。 ********** 4月27日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Poetry in Motion 2. Dreamy Eyes 3. 涙ながらに (以上,Johnny Tillotson) 4. I’m a Fool to Care (Connie Francis) 5. The End of the World (Skeeter Davis) 6. As Usual (Brenda Lee) 7. 若葉の頃 (ビージーズ) 8. Dedicated to the One I Love (The 5 Royals) 9. Mack the Knife (Ann Margret & Al Hirt) 10. Photograph (Ringo Starr) リクエスト曲は、5.糸満のワーナーさん。6.酋長Kobaさん。7.尻焼原人さん。8.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.~3.は1週間前のこの日がジョニー・ティロットソンの誕生日(1938.4.20生,86歳)で。4.は「今月の歌」コニー・フランシスで。9.はこの日がアル・ハートの命日(1999.4.27没,享年76)で。10.はこの日がジム・ケルトナーの誕生日(1942.4.27生,82歳)で。 以上、次回もお楽しみに。
2024.05.03
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“Without You” by Bad Finger 1970 最初にお断りしておきますと、次回 (4/20) の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」は、家族の墓参りに行ってきますので、お休みさせていただきます。ちょうどこの日は局の都合で午前中は特番になるとのことで、時期的にも清明(シーミー)の期間にもあたり、墓参りには都合が良かったかと思っています。 留守中もfmたまんをどうぞよろしくお願いします。 ********** 4/13は「喫茶店の日」ということで、喫茶店といえばこの歌、”Hey Jude (The Beatles)”と”Without You (Bad Finger)”が頭に浮かんできます。 特に ”Without You” が思い出深い。 ↓20年前に書いた日記です。 2004.7.7.の日記 “Without You” 皆さんにも喫茶店で思い出す曲ってありますか。 “Without You” by Bad Finger 1970 ********** 4月13日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. I’m a Fool to Care (Ray Charles) 2. Tired of Being Alone (Al Green) 3. Everybody’s Somebody’s Fool (Dinah Washington) 4. Everybody’s Somebody’s Fool (Michael Jackson) 5. My Way (Paul Anka) 6. Blue Star (The Ventures) 7. Hey Jude (The Beatles) 8. Without You (Bad Finger) リクエスト曲は、5.酋長Kobaさん。6.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.は「今月の歌」レイ・チャールズで。2.はこの日がアル・グリーンの誕生日(1946.4.13生,78歳)で。3.&4.先週の続きで、コニー・フランシスヒット曲と同名異曲で、スタンダードナンバーのこの曲を、ダイナ・ワシントンとマイケルジャクソンで「聴き比べ」。7.&8.はこの日が「喫茶店の日」ということで、僕が初めて効いたのが喫茶店だった曲。どちらもお店の有線で、7.は池袋、8.は新宿のいわゆる普通の純喫茶でした。 以上です。次回もお楽しみに。
2024.04.18
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“歌をおしえて” by 伊東ゆかり 1963 「森永スパークショー」で伊東ゆかりさんが歌っていた『歌をおしえて』を覚えて、大声で歌っていた頃から60年以上が経ってしまったんですね。 この歌については何度もこちらに書いたと思うので、詳細は省きますが、一応参考までに過去の日記はこちら↓です。 2008年10月8日の日記『歌をおしえて』伊東ゆかり 上記の日記で書いたこの歌の記録についてですが、この度、Wikipediaさんのディスコグラフィーが改訂されて、『歌をおしえて』のレコード発売が1964年の1月と記されていたので、やはりレコーディングは前年の1963年で間違いないでしょう。 一応念のため、蛇足ではありますが、上の日記を書いた頃のネットの情報は今ほど豊富ではなかったので、近頃のWikipediaの充実ぶりなどを見るにつけ、ここ数年のこの分野の進歩にはただただ驚くばかりです。 無論、YouTubeに『歌をおしえて』のような曲がアップされることもなかったし、以前こちらでやっていた「クイズ」なんて、今ではGoogle検索すれば誰でもサッと答えられてしまうから、やる意味もやる気もなくなってしまいました。いろいろ便利になったけど、寂しいというのが本音かな。 “歌をおしえて” by 伊東ゆかり 1963 話は変わって、「浜辺のサンセットマルシェ」で歌うChihayaさんの様子がYouTubeに上がりました。13歳になってついにティーンの仲間入りしたので、もう「ちゃん」ではなく「さん」ですね、Chihayaさん! “Wherever You Are” Covered by Chihaya 2024 ********** ↓いただきました! 八幡屋礒五郎さんもなかなかやりますなあ。これの元になった七味のガラムマサラは以前に瓶詰めのやつをいただいたことがあって、今回は缶入りのものと一緒にこの「ガラムマサラの種」をいただきました。 形は、元祖浪花屋の「柿の種」をリスペクトしていますが、平べったくして少し大きめです。辛さが元祖よりはるかに強く、ネーミング通りガラムマサラっぽいエスニック感が美味い。。 インドゾウが七味と書いた唐辛子をくわえたパッケージデザインが、またいいですよね。 ごちそうさま。 ********** 4月6日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. April Love (Pat Boone) 2. Day by Day 3.Polka Dots & Moonbeams (以上, Four Freshmen) 4. Everybody’s Somebody’s Fool (Connie Francis) 5. Everybody’s Somebody’s Fool (Clyde McPhatter) 6. 失われた世界 (ザ・フィンガーズ) 7. 悲しき慕情 (ニール・セダカ) 8. 四月になれば彼女は (サイモンとガーファンクル) 9. I’m a Fool to Care (Ringo Starr) 10. 歌を教えて (伊東ゆかり) リクエスト曲は、6.ミスターコーラさん。7.酋長Kobaさん。8.尻焼原人さん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.は毎年恒例4月の第1回目の1曲目にお届けする曲。2.&3.は年度替わりの四月に因んで「新入生」や「新人」を表すフレッシュマンからの連想で Four Freshmen の歌を。もっとも、欧米では四月と年度替りは無関係ですが。4.&5.は四月といえば、つい April Fool の連想から fool の歌をということで、コニー・フランシスのこのヒット曲を。9.は「今月の歌」こちらもやはり fool からの連想での選曲となりました。10.はこの日が伊東ゆかりの誕生日(1947.4.6生,77歳)で。 以上です。次回もお楽しみに。
2024.04.12
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“Steppin’ Out” by John Mayall & The Bluesbrekers 1966 チャーシュー麺とラーメンの決定的な違いは、チャーシューの枚数だけではない。 今はいろんなラーメンがあるので、ラーメン屋によっても様々でしょうが、昔、チャーシュー麺を初めて知った頃は、チャーシュー麺というのは、とにかくチャーシューばかりがどっさりのっかったラーメンだった。 しかし、ラーメンにはチャーシューが一枚、支那竹少々、鳴門巻一切れ、海苔一切れがのっていて、刻んだネギが浮いていた。つまり大変豪華なトッピングだったわけだ。でも、チャーシュー麺にはこのラーメンの豪華さがない。代わりに、何切れものチャーシューが丼を埋め尽くしていたのだ。 ま、言い換えれば、支那竹や鳴門、海苔などは、入れたら邪魔になってしまうということだったんだろうか。 いろいろ思い出してみるけれど、チャーシュー麺を注文したことはほとんどない。ラーメンやタンメンに比べて高かったので当然だが、もしかするとあの見た目の地味さと値段が釣り合っていないと感じたのかしら。 いやいや、とにかく若い頃は安くてうまいものが自分にはふさわしいと知っていたのだから仕方ない。今この年になって、時間があるものだから、チャーシューを自分で作り、ラーメンにのっけて食べているのは、やはりあの頃なかなか食べられなかったからなのかしら。ちなみに、僕の作るチャーシュー麺は、鳴門巻以外は全部のっけた正統派ラーメンに、作ったチャーシューを好きなだけ並べたものです。 正統派とは言ったものの、スープはお湯でとくだけの出来合いのもの、麺も同様茹でるだけの生麺です。支那竹は水煮のパックを買って、自分で味付けしてます。スープや麺まで自分で作ろうとは思っていませんが、チャーシューだけは作ってるんですわ。 ↑今回は肩ロースを使用しました。 ********** 若き日のクラプトンのギターは、やはり若い!↓ “Steppin’ Out” by John Mayall & The Bluesbrekers 1966 ********** 3月30日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. 聖者の行進 (エドモンド・ロス楽団) 2. ユア・ベイビー (ワイルド・ワンズ) 3.Steppin’ Out (John Mayall & The Bluesbreakers) 4. Crossroads (Cream) 5. Have You Ever Seen the Rain (C.C.R.) 6. Love Letters (Shelly Fabares) 7. Pay You Back with Interest (Dana Gillespie) 8. Here There and Everywhere (Celine Dion) 9. Hurt 10. What(s a Matter Baby (以上, Time Yuro) リクエスト曲は、5.座波ソーメンさん。6.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.は「今月の歌」ラテンフレイバーのエドモンド・ロスの演奏で。2.は先週の続きで、ワイルドワンズ。3.&4.はこの日がエリック・クラプトンの誕生日(1945.3.30生,79歳)で。7.はこの日がダナ・ギレスピーの誕生日(1949.3.30生,75歳)で。8.はこの日がセリーヌ・ディオンの誕生日(1968.3.30生,56歳)で。8.&9.はこの日がティミ・ユーロの命日(2004.3.30没,享年63)で。 以上です。次回もお楽しみに。
2024.04.05
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“Day-O (The Banana Boat Song)” by Harry Belafonte 1956 3/23(土)、南城市の「浜辺の茶屋」近くの少し登った海の見えるところで「浜辺のサンセット・マルシェ」という催しがあって、ウクレレ少女Chihayaちゃんが一曲歌うというので、夕方から行って来ました。 車を停める場所が心配でしたが、あちこちに臨時駐車場があって、係りの人が誘導してくれたので問題なく停められました。 坂道を少し歩いて入り口でワンドリンク券を500円で買って、これが入場料。会場はお客さんでいっぱいでした。入ってすぐ右手のお店でドリンク券と引き換えに飲み物をもらい、会場をぶらぶら。いろんなお店がたくさん出店していて、僕らはパンを買いました。 Chihayaちゃんと付き添いのマネージャーさん(お母様)に挨拶をして席に座り、演奏が始まるのを待ちました。 木の植わっている一段高い場所がステージです。プログラムの下から二番目「ハルコニー音楽教室」の6番目に出るというので、今回の仕組みがわかりました。要するにミニ発表会のようなものです。 小学校入学前の子から小学6年生まで、小さい子たちがウクレレを弾きながら自由に、でもしっかりきちんと、歌う姿から、この音楽教室の方針がよくわかるようで大変良かった。 そしていよいよ我らがChihayaちゃん登場。One Ok Rock の “Wherever You Are” を熱唱。最後までちゃんと声が出ていた。というより、いつもそうだけれど、このタイプの歌を歌うとき、徐々に盛り上げて声もそれとともにどんどん出てくる感じが、この子の持ち味でもあるんだね。この時の模様もそのうちYouTubeでアップされると思うので、乞うご期待。最後に子供達みんなが出て来て、バンドをバックに歌ったのも良かったなあ。 とりあえず画像で。 ↑Chihaya ↑日が沈むとこんなふうにになって、いい感じです(演奏しているのは玉城オールスーターズの皆さん) ********** バナナハートの天ぷらをいただきました。 庭のバナナ、実を大きくするために咲いた花を切り落とし、皮をむいて中心部分を細かく切り、よくアクを抜いてから、かき揚げのようにしていただきました。下ごしらえまでは僕と息子がやり、かき揚げは妻が上手なので、任せて正解。とても美味しがったですよ。少し、山菜の風味がして、この季節にはよろしいかもしれませんね。 三枚目の写真、この中心部のことをバナナハートと呼ぶらしい ↑このように天ぷらにして食べました まだ実は食べられないけど、バナナの歌っていえばコレ↓ですよね。他に思い浮かばない。↓ “Day-O (The Banana Boat Song)” by Harry Belafonte 1956 ********** 3月23日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Time Marches on (Del Shannon) 2. Time Marches on (Lainie Hill) 3. Time Marches on (Dr. John featuring B.B. King, Willie Nelson & Dirty Dozen Brass Band) 4. When the Saints Go Marching’ in (Sleepy John Estes) 5. I Kept on Loving You (The Carpenters) 6. Johnny Get Angry (Joanie Sommers) 7. 想い出の渚 (ワイルドワンズ) 8. Stormy Weather (Dinah Washington) 9. Stormy Weather (Etta James) 10. Lovely Weather We’re Having (Louis Armstrong) リクエスト曲は、5.尻焼原人さん。6.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.~3.は「同名異曲」特集。今回は “Time Marches on” でしたが、いずれもあまりお馴染みの曲ではなかったですかね。4.はスリーピー・ジョン・エステスの歌う「今月の歌」。 7.はこの日がワイルドワンズの鳥塚しげきの誕生日(1947.3.23生,77歳)で。8.~10.はこの日が「世界気象デー」だったので、とりあえず思いついた「天気の歌」を。因みに8.&9.は本日の聴き比べ。 以上、いかがでしたか。それでは次回もお楽しみに。
2024.03.29
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“Music and Me” by Michael Jackson 1973 ウクレレ少女Chihayaちゃんが、ついに番組にやって来てくれました。 番組前の打ち合わせの時に、気になっていた誕生日前後のことについて付き添いのお母様に尋ねてみました。するとやはり結構大変だったということでした。 誕生日は2011年3月22日。当時は東京の中野に住んでいて、ちょうど3.11震災当日は出産前の検診の日に当たっていて、新宿の病院にいたそうです。交通機関はストップし、タクシーもダメで、いわゆる帰宅困難者になったわけですが、結局Chihayaちゃんの入った大きなお腹を抱えて新宿から中野まで歩いて帰ったそうです。 まあ、たしかに距離的にはそれほど遠いわけではないとしても、あちらこちらで被害があった中、家に着くまでは安心できなかったでしょうね。あの日のことを思い出すとどれだけ大変だったかは容易に想像できますね。 さて、そんな「震災ベビー(←お母さん曰く)」のChihayaちゃんは、今日13歳になりました。歌が大好きなとても元気の良い子に育って良かったですね。背も高くて、歌っている姿を後ろから見ながら声を聞いているだけだと、とても中学1年生とは思えません。 13歳といえばいわゆるティーンの仲間入り。ここからは大人と子供の中間の一番楽しい年代になりますから、たくさん歌を歌って、みんなに聴いてもらいましょうね。 さて、放送当日は番組の中で4曲演奏してもらいました。 曲目は下の「オンエア曲」に記した通りですが、一応若干の解説を書きますと、 『電車かもしれない』は「たま」の2001年の曲で、幼少の頃から好きだった「たま」(というより知久寿焼) が沖縄に来た時に、何と!共演を果たし、好評を博した。この時、Chihayaちゃん小学6年生。その時の模様はこちら→[ライブ映像] 電車かもしれない/たま covered by Chihayaシュクラン15周年記念2022 11.3.で確認を。 “Sweet Memories” 同名タイトル曲がいくつかありますが、当然1983年の松田聖子版です。バラードをアルペジオで演奏しながら歌うのはなかなか難しいと思うけど、大変良くできました。 『コーヒールンバ』もちろんあの「♪ 昔アラブの偉いお坊さんが~」で有名なアレですが、今回Chihayaちゃんは歌無しのいわゆるソロ弾きで演奏してくれました。「間違っちゃいました」っていうのも生放送ならではでね、大丈夫。ソロ弾き曲いいね、どんどんやってほしい。 “Music and Me” 1973年のマイケル・ジャクソンの名曲。“Sweet Memories” もそうだけど、英語がきちんと発音できているのには感心してしまった。誰かがちゃんと教えている英語のように聞こえましたが、聞こえた通りに歌っているだけだとのこと。これは正しい覚え方だし、耳の良い証拠でもある。 全体を通してウクレレの演奏がしっかりしていて、ストロークもアルペジオも、指使いが正確でとても聴きやすかったです。ぜひまた番組に来て歌っていただきましょう。 “Music and Me” by Michael Jackson 1973 過去の関連日記→2023年12月1日の日記↑本番前 ↓本番ですよ〜 ********** 3月16日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. The Saints (Tony Sheridan & The Beat Brothers) 2. Hey Good Looking’ (Hank Williams) 3. Mister Sandman (Chet Atkins) 4. 電車かもしれない 5. Sweet Memories 6. コーヒールンバ 7. Music and Me (以上, Chihaya スタジオライブ) 8. 恋の売り込み (エディ・ホッジス) 9. 内気なジョニー (ジョニー・ソマーズ) リクエスト曲は、2.酋長Kobaさん。3.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 4.~7.はウクレレ少女Chihayaちゃんによるスタジオライブをお届けしました。 上記以外穴沢選曲です。1.は「今月の歌」タイトルは “When the Saints Go Marchin’ in” が省略された “The Saints” で呼ばれることもある。トニー・シェリダンのバックはもちろんハンブルク時代のビートルズ。あの “My Bonnie” のB面の曲。 本日の聴き比べ。8.&9.はスタジオに来てくれたChihayaちゃんがもう直ぐ中学2年生になるというので、僕がちょうど中学2年生になる頃に流行ってよく聴いていた曲。 以上、いかがでしたか。次回もお楽しみに。
2024.03.22
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“Today” by The New Christy Minstrels 1964 今年もやってきた3.11。どうやら東日本大震災という名称で落ち着いたようですが、この地震により、もう一つ忘れられない福島の原発事故が起きてしまった。 そしてこの三日後の2011年3月14日は僕が人工透析を開始した記念すべき日でもあった。 原発から出る放射能が風向き次第では大変危険だとわかっていても、この日からの透析開始と、それに伴う観察入院期間を大病院で行うこととなっていて、流石にそれは避けられなかった。 計画停電があったり、コンビニの棚がガラガラになったり、ガソリンスタンドに長蛇の列ができたりといったことがあちこちで起こっていた。 透析中の退屈しのぎに音楽が聴きたいと iPhone を買ったおかげで、ラジコで原発の状況や津波による被害の様子が刻々伝えられるのをドキドキしながら病院のベッドで聴いた。 今日であれからちょうど13年が過ぎた。 能登半島地震の時も、透析患者を優先的に治療するのに様々な苦労があったようだが、災害が起きるたびに他人事ではないのを痛感している。治療に必要とする大量の水の確保は大問題で、沖縄でも今年の水不足で断水や給水制限があったらどうなるのかと、心配だ。 とりあえず、この13年間、こうして生き延びて来たのは、現代医学のおかげであるのはもちろん、特にこちらに越して来てからの長時間透析とそれを実施しているクリニックとそのスタッフの皆さん、および確立した保険制度によるところが大きい。いくら感謝してもしきれない。 そして余談ではありますが、クリニックで出る食事は本当に楽しみで、週に三回レストランに通っているようなものです。 ↓この日は煮付定食。ちょっとわかりにくいですが、筍、人参、厚揚げの下にはたっぷりの炙り軟骨ソーキが隠れていて、大満足。右上はクリームコロッケ。中上は見た目はただの酢の物のようですが、実はミートボールの甘酢あんかけ。もちろん完食です。 “Today” by The New Christy Minstrels 1964 過去の関連日記→2011年4月14日の日記「今日という日」 ********** ウクレレ少女Chihayaちゃんが、fmたまん(76.3MH) 3/16(土) 午前11時から放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」にやって来て歌ってくれますよ。もちろん生放送です。楽しみですね。 そのChihayaちゃんですが、もうすぐ誕生日を迎えるとのこと。ということは、ちょうど今から13年前、2011年の3月生まれということでしょうか。生まれたときはどこにいたんでしょうねぇ。ま、本人は覚えているはずもないですが。付き添いのマネージャーさんに聞いてみますかね。 ********** 3月9日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Young Love (Sonny James) 2. Young Love (Lesley Gore) 3. Too Much (Elvis Presley) 4. Sunday Morning 5. Femme Fatale (以上, Velvet Underground) 6. My Boy Comes Marching Home (Jenny Moss) 7. When Johnny Came Marching Home (Connie Francis) 8. Some Enchanted Evening (Perry Como) 9. Susan (The Buckinghams) 10. When the Saints Go Marching in (Fats Domino) 11. Today (The New Christy Minstrels) リクエスト曲は、8.酋長Kobaさん。9.糸満のワーナーさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.&2.は本日の聴き比べ。1.はカレンダーが今年と同じだった1957年のこの日の全米ナンバーワンヒット曲で、2.は1965年にレスリー・ゴーアがこれをカヴァーした。3.は同じくこの日の全米3位の曲。4.&5.はこの日がジョン・ケイルの誕生日(1942.3.9生,82歳)で。彼が在籍していたヴェルヴェット・アンダーグラウンド時代のおなじみのアルバムから。6.&7.は今月が3月(March)ということで、先週に引き続きMarch関連の曲を。10.は「今月の歌」ファッツ・ドミノで。11.は3.11が間近だったので、毎年恒例の “Today” でした。 以上、次回もお楽しみに。
2024.03.14
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“When the Saints Go March’ in” (Traditional Black Spiritual) 子供の頃の聴き取りなどというものは、もちろんいい加減なものが多かったので、話題にするのも馬鹿馬鹿しい限りだけど、いま思い出してもつい苦笑してしまうものがある。 以前も書いたと思うけれど、4~5歳の頃にヒットした春日八郎の『お富さん』が毎日ラジオから流れてきたようで、聞こえるがまま覚えて歌い、両親によく笑われた。 まずは正しい歌詞を書くと、 ♪ 粋な黒塀 見越しの松に 仇な姿の洗い髪 死んだはずだよお富さん 生きていたとはお釈迦様でも 知らぬ仏のお富さん エッサオー 源冶店 そもそも漢字交じりだと、普通に読んでも難しいが、さすがに今では漢字のおかげで意味もわかる。ただ、最後の「源冶店(げんやだな)」は辞書が要るか。 色々面倒なので、この際まずは検索結果から次のサイトを参照いただくとよろしいかと。 UtaTen 春日八郎「お富さん」歌舞伎がモチーフの歌詞の意味を考察 世界の民謡・童謡 お富さん 歌詞の意味 それではいよいよ僕が当時聞こえた歌詞の解説と参りましょう。 まずは一行目の前半。「♪ いきなくろべえ みこしのまつり」当然、くろべえは人名で、くろべえさんは祭りにお神輿担いだのかと思っていた。後半の「あだなすがたの」はその都度いろんな聞こえ方をしたので、適当に歌った。「あらいがみ」はその通り聞こえても意味不明だった。 さて二行目。ここは完璧に聞き取れた。一番でかい声で歌えたのがこの二行目ですね。「死んだはずだよお富さん」は流行語にもなったということなので、日本中の子供もここは大声で歌ったでしょう。 いよいよ問題の三行目ですよ。前半は「うらのはたけのおとみさん 」と見事に別解釈。当時住んでいた家の裏手には畑があったので、それをイメージして勝手に歌詞を変えて歌ったというわけです。つまり「裏の畑のお富さん」ってね。ここが大人に一番ウケた。で、後半の掛け声は『おさるのかごや』から「えっさほー」だとおもっていた。「源冶店」に至っては「え~んヤァだなー」みたいな勝手な歌い方でお茶を濁すという始末。 まだ子供だったということでお許しください。 さて、ここからが本題。 『聖者の行進』あるいは『聖者が街にやってくる』の邦題で知られる “When the Saints Go Marchin’ in” と、ここまで書いたら「あ、それなら僕にも(わたしにも)覚えがある」っていう人が多数いましたね。 そうです。「英語の歌詞の中に日本語が入っているのか」とか、「英語でも日本語と同じような言い方をするのか」などと、全く見当違いの納得の仕方をしていた時期があったんですよね、みなさんにも。 ♪ Oh, when the saints go 街に~ ・・・って、歌ってましたよね。けど、そう歌ってもきっと通じますから、あながち間違っているとも言えないのかと。『聖者が街にやって来る』の邦題を考えた人は、聴く側が混乱することをわかっていて訳したんだろうか。なかなかの名訳ですね。 誰の歌で聴くのがよろしいでしょう。やっぱこれ↓かな。 “When the Saints Go Marchin’ in” [on The Ed Sullivan Show] by Louis Armstrong 1959 ********** fmたまん(76.3MH) 3/16(土) 午前11時から放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」にて、Chihayaちゃんが生出演して歌ってくれることになりました。 みなさんぜひ聴いてくださいね。↑ついにバナナの花が咲いたぞ ********** 3月2日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. 聖者の行進 (ルイ・アームストロング) 2. March (The Chiffons) 3. March (Lulu) 4. Martin’ Down Broadway (Harry Nilsson) 5. And I Love You So (Perry Como) 6. I’d Rather Go Blind (Rode Stewart) 7. With a Little Help from My Friends (Larry Carlton) 8. The Twist (Hank Ballard) 9. 夢見るシャンソン人形 (フランス・ギャル) 10. Wishin’ and Hopin’[BBC Live] (Dusty Springfield) リクエスト曲は、5.酋長Kobaさん。6.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.~4.は今月が3月(March)なので、March関連の曲を。因みに1.は「今月の歌」で一発目はおなじみサッチモで。7.はこの日がラリー・カールトンの誕生日(1948.3.2生,76歳)で。8.はこの日がハンク・バラードの命日(2003.3.2没,享年75)で。9.はこの日がこの歌の作詞作曲をしたセルジュ・ゲンズブールの命日(1991.3.2没,享年62)で。10.はこの日がダスティ・スプリングフィールドの命日(1999.3.2没,享年59)で。 以上、次回もよろしく。
2024.03.08
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“Be My Baby” by The Ronnettes 1963 おなじみのライブハウス与那原のコスモスのことは、ここでも何度か書いていますが、このところ体調がすぐれないオーナー西銘さんに代わって、英夫さんが約5年ほどマスターをしていました。 その英夫さんがこのたび定年退職 (と周りでは言っている) を迎え、今日(2/29)がラストデーだったので、おなじみのメンバーが集まって入れ替わり立ち替わりのセッション大会をやりました。 英夫さん、お疲れ様でした。 明日からはアルベさんがマスターになって、後を引き継ぐことになりました。 アルベさんはギターを弾きながら歌う人で、オールディーズが得意です。今日も一緒に2曲やりました。“Route66” と “Be My Baby” ですよ。この辺は得意分野なので、これからもよろしくお願いします。 というわけで久しぶりにロネッツで、これ↓。 “Be My Baby” by The Ronnettes 1963 ↑コスモスのレコードライブラリー。一部です。 ********** すでにすっかりおなじみになったウクレレ少女Chihayaちゃんが、3月16日ついに番組のゲストできてくれることになりました。 放送の中で、何曲か歌ってもらうつもりでいますが、レパトリーが広いので、オールディーズ関連が良いかとも思うんですが、ここはやはり本人の一番得意とするところを歌ってもらうのがよろしいでしょうかね。ちょっと悩んでいます。が、この辺りのことは事前にしっかり打ち合わせをしておこうと思います。 生音でのウクレレ弾き語りは、fmラジオだとどんな感じになるでしょうかね。楽しみです。 みなさんぜひ聴いてくださいね。 改めて告知。 fmたまん(76.3MH) 3/16(土) 午前11時から放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」にて、Chihayaちゃんが生出演して歌ってくれることになりました。 ********** 2月24日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. 5-4-3-2-1 2. Do Wah Diddy Diddy 3. Come Tomorrow (以上, Manfred Mann) 4. It’s Too Late (Roy Orbison) 5. The Good Life (Tony Bennett) 6. I’ll Be Your Mirror (The Velvet Underground) 7. あなたが欲しい (ザ・ハプニングス・フォー) 8. Cry (Johnnie Ray) 9. すてきなメモリー 10. 内気なジョニー 11. One Boy (以上, ジョニー・ソマーズ) リクエスト曲は、5.酋長Kobaさん。6.糸満のワーナーさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.~3.はこの日がマンフレッド・マンのリードヴォーカル&ハーモニカのポール・ジョーンズの誕生日(1942.2.24生,82歳)で。4.は「今月の歌」ロイ・オービソンで。7.はこの日がハプニングス・フォーのドラムのチト河内の誕生日(1944.2.24生,80歳)で。8.はこの日がジョニー・レイの命日(1990.2.24没,享年77)で。9.~11.はこの日がジョニー・ソマーズの誕生日(1941.2.24生,83歳)で。 以上、誕生日・命日特集のようになってしまいました。次回もよろしく。
2024.03.01
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“The Fool on the Hill” by 知久寿焼 2003 (Original: by The Beatles 1967) 先週の続きから書かせてもらいますと、結局カウシルズの曲をかける時間がありませんでした。またそのうち機会があるでしょうから、お楽しみに。 カウシルズの『雨に消えた初恋』の流行った頃を思い出しながら、何となく「オリンピックがあって閏年だったなあ」とその時、あらら・・・と気づいてしまったことがあった。 去年が1961年と1967年がカレンダーが同じだったので、今年は1962年と1968年が同じカレンダーだったと何の疑いも持たずに今年の放送に入ってしまったが、これは大きな間違いだった。 確かに2月まではこの法則は当てはまる。でも、今年は閏(うるう)年ではないか。閏年にはオリンピックがあると覚えていたから、今年と1968年がカレンダーが同じだったのは間違いないが、1962年はオリンピックはなかったので閏年ではなかったから、3月からは今年と違うカレンダーになるわけだ。 つまり、今年(2024年)とカレンダーが同じ年はそんなに多くないのかと気づいた。 単純計算して、閏年は四年に一度。曜日は全部で7つ。4x7=28。そうか、28年に一度同じカレンダーになるのか。 調べてみたら、1940, 1968, 1996. 2024, 2052年が今年とカレンダーが同じだった。今年は1968年にもう一度注目したいと思うのでした。 ********** 日曜日(2/18)に「ツナグみらい」というところで「冒険遊び場, 子供アースデー」という催しがあって、そこでウクレレ少女のChihayaちゃんが歌うというので、家族で行ってきました。 この日のChihayaちゃんは最初ずいぶん緊張しているようでしたが、僕らが突然現れたせいだったかなと、ちょっと反省。主に子供達がお客さんだったけれど、みんな楽しんでいました。 いわゆる投げ銭ライブだったのに、ポケットに入っていたのは百円玉が3枚。少なくてごめんなさい。次はもっと持っていきますから。 ↓Chihayaちゃんはこの人のライブを見てウクレレ始めたようです。 “The Fool on the Hill” by 知久寿焼 2003 ********** 2月17日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Love Is Blue (Paul Mauriat)[#1] 2. Hello Goodbye (The Beatles) 3. The Fool on the Hill (知久寿焼) 4. Michelle (Booker T. & The MG’s) 5. Here Comes the Sun (George Harrison [Live]) 6. My Foolish Heart (Tony Bennett) 7. It’s Too Late (Derek and the Dominos) 8. Cry Baby Cry (The Angels)[#88] 9. I Surrender, Dear (Aretha Franklin)[#92] 10. Let Me Call You Sweet Heart (Eimi Yuro)[#91] リクエスト曲は、4.尻焼原人さん。5.座波ソーメンさん。6.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.は今年とカレンダーが同じだった1968年のこの日(2/17)付の Cash Box Top Singles で#1 だった『恋はみずいろ』。2.は、その1968年の最初に#1 だった曲。ついでにここから5.まではビートルズ関係の曲。3.は元「たま」のあの人。前回誕生日だったので、かけようかと思ったのですが時間が取れなかった。7.は「今月の歌」アルバム「レイラ」収録。8.~10.は、1962年のこの日(2/17)付の Cash Box Top Singles より。Top100の下位の曲 ([#] が順位)。 以上です。次回もよろしく。
2024.02.23
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“The Rain, The Park & Other Things” by The Cowsills 1967 今年の旧正月は2/10でした。 この日 fmたまんは「嘉利~さびら ウチナー正月でーびる」ということで、「穴沢ジョージの “Good Old Music”」も正月特番の枠の中でやったわけですが、内容は特にいつもと変わらず、ただいつもよりは多めのトークで、旧正月のことなどに触れてみました。 で、番組の中でカウシルズの『雨に消えた初恋』をなぜ流したかというと、1968年のちょうど今頃、大学受験1年目、つまり現役で受験したこの時期に流行っていたので、毎年決まって思い出す曲なんですよね。 本国アメリカでは’67年の秋に発売されて、11月には Billboard でNo.2、Cash Box では何と! No.1になっている。少し遅れて我が国でも大ヒットしたというわけです。 ヒットパレードにはすでに興味がなくなっていたけれど、ラジオでしょっちゅう流れていたし、あの巨泉が司会をしていたテレビの「ビートポップス」で毎週かけていたしね。 ビートポップスといえば、小山ルミが巨泉の横に座ってませんでしたか。司会のアシスタントみたいな感じで。これが’68年。 その小山ルミを、翌年か翌々年の冬(?)くらいに国鉄長野駅のホームで見かけたっけ。今どうしてるんだろうかと思って、Wikipediaさんに相談したところ、「1974年に渡米。翌年現地で知り合った日本人宝石商と結婚し芸能界を引退。その後ロサンゼルス在住。1997年にテレビ朝日で放送された『ザ・スーパーサンデー・あの人は今』で、小山のロサンゼルスにおける近況が紹介され、小山は過去のVTRを除き約23年ぶりに放送媒体に姿を見せた」とあった。 そうか、アメリカに行って結婚してたんだな。僕らより3つも年下だったんだね。 話を『雨に消えた初恋』に戻そう。カウシルズのリードボーカルのビル・カウシルが今度の土曜日(2/17)が命日だったではないか。どうする。2週続けてもう一度『雨に消えた初恋』をかけるか、それとも他の曲にするか。悩んでます。(もう一度よく調べたら、命日は2/18との記述もあり、どちらが正しいかまだ判然としません。) “The Rain, The Park & Other Things” by The Cowsills 1967↑庭のムラサキカタバミ。きれいです。 ********** 2月10日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. モスコーの夜は更けて (ケニー・ボール楽団)[#15] 2. Crying in the Rain (Everly Brothers)[#14] 3. It’s Too Late (Ruth Brown) 4. You Are the Sunshine of My Life (Stevie Wonder) 5. Be Real Black for Me (Roberta Flack & Donny Hathaway) 6. Stay with Me (Roberta Flack) 7. 雨に消えた初恋 (カウシルズ) 8. Will You Still Love Me Tomorrow (The Shirells) リクエスト曲は、4.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.&2.は今年とカレンダーが同じだった1962年のこの日(2/10)付の Cash Box Top Singles より。上昇中の2曲 ([#] が順位)。3.は「今月の歌」ルース・ブラウンの熱唱。5.&6.はこの日がロバータ・フラックの誕生日(1937.2.10生,87歳)で。7.は毎年この時期になると必ず思い出す曲。「牛も知ってるカウシルズ」by Kyosen。8.は、この日(2/10)まで東京ドームで来日公演をしていたテイラー・スウィフトがカヴァーしたことがあるということで。オリジナルを。 以上です。次回もよろしく。
2024.02.16
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“It’s Too Late” by Buddy Holly & the Crickets 1957 (Original: by Chuck Willis 1956) 1/25(木)に咳が出始めて、あまり出ないタイプの咳だったから、ちょっと心配だったので、翌日クリニックに行った時に検査してもらえるか電話で尋ねると、熱が出なければ検査はしないとのこと。土曜の午前も発熱外来やっているから、熱が出るようなら来るようにですと。 で、結局一回38.0度出て、その後も微熱が続いたので、土曜の朝発熱外来に行って検査を受けたところ、インフルエンザA型でした。 タミフルが処方され、その他咳止めなど飲んで、熱はその後出ていないので、治ったということですが、咳がなかなか止まらない。気管支喘息みたいな感じの咳の出方で、ちょっと閉口しています。それでも最初の頃よりはマシで、暖かくしてじっとしていればほとんど咳き込まなくなってはいます。 あとは、気がついたら食欲がない。ほとんど普通には食べられず、ようやく昨日あたりからだいぶ普通に食べられるようになったところです。 家族にうつっては困ると思ったけれど、時すでに遅し。妻が土曜の朝39度出て、僕が帰宅したのと入れ替わりのように近所のクリニック(午後2時から発熱外来やっているとのことで)に行って、タミフル処方してもらったような次第。 息子には感染しなかったのは良かったです。 以上のようなわけで、!/27の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」は急遽お休みとなりました。皆さんには大変ご迷惑をおかけしました。 改めてインフルエンザの感染力の強さには驚きましたが、皆さんも「時すでに遅し」とならぬよう、十分お気をつけくださいね。 「時すでに遅し」といえば、バディ・ホリー&ザ・クリケッツがチャック・ウィリスの “It’s Too Late” をカヴァーしてますね。あまり重ったるくないバディ・ホリーの歌いっぷりが好感持てますね。因みに2/3はバディ・ホリー、リッチー・バレンス、ザ・ビッグ・ポッパーが飛行機事故で亡くなった日で、ラジオでちょっと特集しました。 “It’s Too Late” by Buddy Holly & the Crickets 1957 ↑スミレが咲いてるね! ********** 2月3日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Duke of Earl (ジーン・チャンドラー)[#1] 2. Ain’t That a Shame (コニー・フランシス) 3. It’s Too Late 4. Listen to Me (以上, Buddy Holly & the Crickets) 5. Come on, Let’s Go 6. We Belong Together (以上, Ritchie Valens) 7. Running Bear (Johny Preston) 8. Sunny (Bobby Hebb) 9. Passion Flower (The Diamonds) 10. バラ色の人生 (エディット・ピアフ) 11. Break It to Me Gently (Brenda Lee)[#13] リクエスト曲は、8.酋長Kobaさん。9.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.&11.は今年とカレンダーが同じだった1962年のこの日(2/3)付の Cash Box Top Singles より ([#] が順位)。2.は1/27に放送できなかった「今月の歌」(正確には「先月の歌」)。コニーフランシスで。3.~7.はこの日がバディ・ホリー(享年22)、リッチー・バレンス(享年17)、ザ・ビッグ・ポッパー(享年28)の命日(1959.2.3.没)で。のちに「音楽が死んだ日」とドン・マクリーンが『アメリカン・パイ』の中で歌った。なお、3.は「今月の歌」です。7.はザ・ビッグ・ポッパー(J.P.リチャードソン)の作曲。10.はオードリー・ヘップバーンの出演した映画関連の曲の続き。「麗しのサブリナ」で使われた。 以上です。次回もよろしくお願いします。
2024.02.09
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“Letter Full of Tears” by Gladys Knight & the Pips 1961 火曜日(1/23)はPTAでした。 この場合、PTAというのは Parent-Teacher Association (←日本で普通PTAといったらこれのことですよね) のことでも、Passenger Transport Authority のことでもありません。僕たち人口透析治療を受けている者にとっては比較的よく行われる手術の一種で、シャント(透析用の針を刺すために動脈と静脈をつなぎ合わせて作った血管のこと)に狭窄があったりして血流が良くない場合などに行うのが「シャントPTA」で、これを初めて体験しました。 どういうものか詳しい説明がありました(Google のQ&Aみたいなところにあった説明↓です)。 「Percutaneous Transluminal Angioplastyの略で経皮的血管形成術といいます。 血流を確保するため、シャントの一部にシースという針を刺し、血管内にバルーンカテーテル(先に風船が付いている)を挿入し、閉塞、狭窄した箇所でバルーンを拡張させます」 いろんな人から「痛い」と聞いていたので、それなりの覚悟はしていたんですが、麻酔と眠り薬で気がついたら終わっていました。昨日までは何の痛みも無かったんですが、いまになって刺したところが少し痛む。このくらいなら仕方ないかな。 本来僕のシャントは発達しすぎて太くなりすぎてしまうから、以前に二度にわたって縛って細くする手術をしたんですが、今回は狭窄部ができたせいでPTAを受けたというわけです。 しかし、狭いところを広げてスムーズな血流が確保できたのは大変喜ばしいのですが、元来発達しすぎて太くなる傾向の僕のシャントは、すでに随分と盛り上がってきました。 主治医はとても信頼の置ける、つまり腕の良い血管外科医なので、「これはまたいずれ縛ることになりそうだ」と言われましたが、「その節はよろしくお願いします」とすんなりと答えて診察を終え、日帰り手術から帰った次第です。 以上、PTA報告でした。 ********** グラディス・ナイトの声はとても素敵ですね。 “Letter Full of Tears” by Gladys Knight & the Pips 1961 ↑熟睡中(屋内にて) ********** 1月20日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. 魅惑のワルツ (ジェーン・モーガン) 2. Moon River (Audra Hepburn) 3. Charade (Henry Mancini) 4. Ain’t That a Shame (The Four Seasons) 5. Let’s Love (Peggy Lee) 6. A Place in the Sun (Stevie Wonder) 7. Donna 8. I’m Not in Love (10cc) 9. I Could Have Danced All Night (Sylvia Syms) 10. Letter Full of Tears (Gladys Knight & the Pips)[#25] リクエスト曲は、5.尻焼原人さん。6.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.~3.&9.はこの日がオードリー・ヘップバーンの命日(1993.1.20.没,享年63)で。彼女の出演した映画関連の曲を。4.は「今月の歌」で、フォー・シーズンスのカヴァー。7.&8.はこの日がギタリスト、エリック・スチュワートの誕生日(1945.1.20.生,79歳)で。10.は今年とカレンダーが同じだった1962年のこの日(1/20)付の Cash Box Top Singles より ([#] が順位)。 以上です。次回もよろしくお願いします。
2024.01.26
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“You’ve Got a Friend” by Roberta Flack & Donny Hathaway 1971 気がつけば、全豪オープンが始まってましたわ。 近頃よく使う「気がつけば」ですが、今回の全豪オープンは本当に知らないうちに始まっていたんですよ。 今までだと月曜に始まっていたものが、今年は日曜からすでに始まってしまっていたんだから、困ったもんです。こういうところはしっかりチェックしておかないと、大事な試合を見逃す羽目になるのです。 全豪オープンはオーストラリアのメルボルン開催ですから、日本との時差が2時間なので、テレビで観戦するのに都合が良いはずなんですが、月水金は透析があるので、午後2時頃までしか見られません。もし、クリニックにWi-Fi環境が整っていたら・・・、なんて考えるのはやめときましょう。 まあ、残りの4日間は存分に見られるので良しとしようぜ。 テニスの4大大会(グランドスラム)は、WOWOWオンデマンドのおかげで好きな試合を選んで見ることができるので、加入していて良かった。 今日から3回戦。シングルスのベスト32が出揃ったところで顔ぶれを眺めて見ると、男子はジョコビッチとアルカラスが勝ち残りそうですね。個人的にはチチパス対アルカラスを見たいところだが。女子はシフィオンテクとサバレンカの決勝になるのでしょうか。 こういう予想はなかなか当たらないのが世の常ですが、今回はどうも決まりではないでしょうか。ただ、優勝が誰になるかは、非常に予想が難しい。まあ、ダブルスや車椅子テニスも含めて、残りの10日間楽しみではある。 ところで、女子シングルスでまだ16歳のアンドレエワという選手がいるが、この子には注目してほしい。 ウィンブルドンでも4回戦まで行ったのでご存じの方も多いでしょうが、とにかくテニスが上手い。まだ若いせいか身が軽い。背は高い方ではないがバランスの取れたすらっとした体型ながら、ボールに威力がある。おまけにルックスも抜群である。 今回はベスト8には残ってもらいたいが、そうなるとサバレンカと当たってしまう。まあ、必ず負けると決まったわけでもないので、せいぜい応援しましょうかね。 ********** 『君の友達(You’ve Got a Friend)』は、どなたのが好きですか。 僕の場合、ダニー・ハサウェイがロバータ・フラックとデュエットで歌っているやつが一番気に入っていますね。というのも、この歌の付け足しのようなサビ(大サビというのかな?)の部分は、あまりにも付け足し感が強くて、どうしても好きになれなかったんですが、この人たちのを聴いて、なるほどこう歌ったかと、そのソウルフルな処理具合に実に感心してしまった。ぜひ、聴いてみてください。 “You’ve Got a Friend [Live in New York1971]” by Roberta Flack & Donny Hathaway ↑外猫、桜耳子II世(仮名♀)。大きくなった。 ********** 1月13日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Moon River (Henry Mancini)[#11] 2. You Keep Me Hanging on (Vanila Fudge) 3. Superstition (Beck, Bogert & Appice) 4. You’ve Got a Friend (Roberta Flack & Donny Hathaway) 5. (You Make Me Feel Like) A Natural Woman (Aretha Franklin) 6. Suspicion (Elvis Presley) 7. Ain’t That a Shame (Bobby Rydell) 8. Norman (Sue Thompson)[#21] 9. When Your Boy in Your Arms (Is the Boy in Your Heart) (Connie Francis)[#8] 10. There’s No Other (Like My Baby) (The Crystals)[#22] リクエスト曲は、5.座波ソーメンさん。6.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.&8.~10.は先週に引き続き今年とカレンダーが同じだった1962年のこの日(1/13)付の Cash Box Top Singles より ([#] が順位)。2.&3.はこの日がティム・ボガートの命日(2021.1.13.没,享年76)で。4.はこの日がダニー・ハサウェイの命日(1979.1.13.没,享年33)で。7.は「今月の歌」で、ボビー・ライデルのカヴァー。 以上です。次回もよろしくお願いします。
2024.01.19
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“Deep Purple” by Nino Tempo & April Stevens 1963 1月6日、ニーノ・テンポ (Nino Tempo) が89歳になった。“Deep Purple” はニーノ・テンポ最大のヒット曲なので、ご存知の人も多いでしょう。まずは聴いてみてください。・・・そう、この曲ですよ。↓ “Deep Purple” by Nino Tempo & April Stevens 1963 あの有名なバンド名はスタンダードナンバーの方の “Deep Purple” から取ったとのことなので、それとは同名異曲ということですね。April Stevens は彼のお姉さんです。 ********** 前回、能登半島突端の珠洲市禄剛崎(ろっこうざき)の灯台とその近くの狼煙の町にあった民宿のことを書きましたが、石川県にはとても親しくしていた友人が小松にいて、近頃は音信が途絶えているので、どうしているか心配です。 もう40年近く経ってしまったので、ちゃんと調べないといつのことだったか正確な日付は覚えていないけれど、彼の家に泊めてもらって翌日、友人の親戚の家の車で志賀町(しかまち)まで行ったのだった。運転は妻。僕は当時運転に自信がなくて、もっぱらナビ。友人とその彼女そして友人の母親、あとは飼い犬、もちろん皆運転はせず。結局妻一人が運転するようなことになって結構疲れたんじゃなかったろうか。 途中能登島で昼を食べたりして、志賀町には夕刻についた。彼の親戚は大変大きな家で、そこに一泊させてもらい食べきれないほどのご馳走をいただいた。 そのお宅の若い主人は何かの集まりで忙しがっていたのに、わざわざ夕食の時に顔を出してくれて、色々話してくれたのだが、その時に原発ができてしまいそうだという話もしてくれた。どうやって原発建設を止められるか、困っている様子だったように記憶している。地元の人が反対するのは当然のことだと思うが、賛成の人も多いのかと、考えさせられた。 その後、あれよあれよというまに志賀原発はできてしまった。 今回の地震、最大震度7強は志賀町と聞いた時、思わず福島を連想した。蛇足とは思うけれど、福島の原発でメルトダウンが起きたのは津波のせいではなく、地震が原因で、そこにさらに津波が押し寄せたということだった。だから、7強で原発は本当になんともないのだろうか心配なのだ。 志賀原発は長期間停止中だからと、いかにも心配ないと印象づけるような発表をしているが、実際には外部電源は一部が使えなくなっているし、絶縁や冷却のための油が漏れ出した値を訂正して、実際には9800リットルだったという。あと、6日のNHKのニュースサイトによると「5日までに発電所内のすべての重要設備について目視で点検を行った結果、1号機の原子炉建屋の周辺など少なくとも4つのエリアで、コンクリートで舗装された地面に数センチから最大35センチの段差や地盤の沈下が見られたということですが、北陸電力はいずれも安全上の影響はないとしています」ですって。 電力会社の言うことが信用できるかどうか以前の問題として、あんな自然の豊かな綺麗な場所に原発を作ってしまったことを反省して、福島同様どのように廃炉するかを真剣に考えてもらいたいものだ。 あの晩泊めていただいた友人の親戚宅、あの大きな立派な家は無事だったんだろうか。心配している。 ********** ↑今年最初のチャーシュー麺です。庭のツルナ入り。 ********** 1月6日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Deep Purple 2. Whispering (以上, Nino Tempo & April Stevens) 3. Ain’t That a Shame (John Lennon) 4. Sunday (Buster) 5. Kiss Me Quick (Elvis Presley) 6. The Lion Sleeps Tonight (The Turtles)[#2] 7. The Twist (Chubby Cheker)[#1] 8. I Know (Barbara George)[#10] 9. I Don’t Know Why (Linda Scott)[#15] 10. ’Til (The Angels)[#17] リクエスト曲は、4.ミスターコーラさん。5.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.~3.はこの日がニーノ・テンポの誕生日(1935.1.6生,89歳)で。3.が「今月の歌」で、ジョン・レノンのカヴァー。ニーノ・テンポはこのアルバム「ロックンロール」で、サックスで参加している。6.~10.は今年とカレンダーが同じだった1962年のこの日(1/6)付の Cash Box Top Singles より。[#] が順位。 以上です。次回もよろしくお願いします。
2024.01.12
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“Goodbye Baby” by Elmore James 1955 気がつけばいつの間にか2024年になってしまいました。 そして元日に能登の大地震。翌日の羽田空港の飛行機衝突事故。 なんだか普通に「おめでとう」が言えない気分のまま三が日が過ぎてしまいました。 能登半島の突端に禄剛崎(ろっこうざき)の灯台があります。 そこに山口誓子の句碑があり、「ひぐらしが鳴く奥能登のゆきどまり」の句が刻まれています。 本当に良いところです。 灯台に上る坂の下の集落が狼煙で、今は道の駅になっているところの向かいにあった民宿に、夏になると毎年のように通ったので、今どうなっているか本当に心配です。 民宿はすでにやめてしまったようですが、みなさんどうしているでしょうか。避難所に身を寄せているんでしょうか。 川浦や木ノ浦の綺麗な海はどうなっているんでしょうか。 漁港には津波も押し寄せたようなので、しばらくはあの美味しい魚や貝も食べられないんでしょうか。 どうかこれ以上の犠牲者が出ませんように。 ********** 12/30は2023年最後の放送でした。ゆく年にさよならということで、同名異曲特集は “Goodbye” を3曲流しました。 そしてラストは、ダメ押しのように憂歌団の “Goodbye Baby” で一年の終わりとしました。 “Goodbye Baby” のオリジナルはこちら↓。そう、エルモア・ジェイムスですよ。 “Goodbye Baby” by Elmore James 1955 元日の透析食。素晴らしいメニューに思わずシャッターを切ってしまった。 ********** 12月30日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Winter Wonderland (Leon Redbone) 2. ボーイ・ハント 3. Sunglasses (以上、トレイシー・ウルマン) 4. 夢で逢えたら (シリア・ポール) 5. Baby Face (Little Richard) 6. It’s Been a Long, Long Time (Pat Boone) 7. Goodbye (Anita O’Day) 8. Goodbye (Blonde on Blonde) 9. Goodbye (Mary Hopkin) 10. Goodbye Baby (憂歌団) リクエスト曲は、5.糸満のワーナーさん。6.酋長Kobaさん。7.尻焼原人さん。9.ミスターコーラさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.は「今月の歌」『ウィンター・ワンダーランド』をレオン・レッドボーンで。2.&3.はこの日がトレイシー・ウルマンの誕生日(1959.12.30生,64歳)で。4.はこの日が大瀧詠一の命日(2013.12.30.没,享年64)で。7.~9.はタイトルが “Goodbye” の「同名異曲」特集。10.は憂歌団の1st アルバムの最後に入っているエルモア・ジェイムスの名曲カヴァーです。 以上。グッバイ2023!2024年もよろしくお願いします。
2024.01.05
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“It’s Now or Never” by Elvis Presley 1960 ラジオの「クリスマスソング特集」無事終えました。・・・が、困ったことに、予定していた曲を全てかけるのは無理でした。 え?なぜ無理だったかって、そりゃあ、喋りすぎのせいですよ。 何をそんなに喋りすぎたかって? ええ、実はね。 ウィンタースポーツの季節を迎えたつい最近のこと。ネットの NumberWeb の下のような記事を目にしたので、これについて話し始めてちょっと止まらなくなってしまったんですよ。 「このままではスキージャンプができなくなる」高梨沙羅27歳が語る“危機感”…天然雪が減っている「人工雪は足に響く」ケガのリスクも こんな記事だったので、環境問題とか基地問題については黙っていられないこともあって、つい喋りすぎてしまったんですが、時間は計算していたので大丈夫だろうと思っていたのがいけなかった。 何があったかって?それがですね。この話をしたあと一曲流した頃に、急遽「告別式のお知らせ」を二本入れなければならならなくなってしまったんですよ。 まあ、何と言っても「告別式」ですからね。割愛するわけにも参りません。仕方なく支持通り前半と後半に一本ずつ入れて、ちょうど二曲分の時間を使ってしまったというわけ。 長いことやっているといろんなハプニングはあるわけですが、こういうのは初めてでした。 今回の教訓は「おしゃべりは短めに」っていう感じですかね。 というようなこともありましたが、昨日(12/28)は演劇鑑賞をしてきました。 12/28 演劇「亀岩奇談」 妻が、知人が行けなくなったからと、チケットを二枚もらってきたので出かけてきました。なかなか面白かったですよ。 簡単に言えば、美しい海を埋め立てて何かを作ろうとしているがどうなのかという、現在沖縄の抱える問題を、架空の島を舞台に話は展開する。歌を数曲交えてちょっとミュージカル風な喜劇仕立てになっていて、誰でも楽しめる舞台でしたよ。 はじめの方で『オー・ソレ・ミオ』を日本語カヴァーヴァージョンで、と言っても今回の芝居に合わせた歌詞で歌ったのが実に良かったから、こういう曲をあと二つぐらい聴きたかったですね。 今日は『オー・ソレ・ミオ』の英語版、プレスリーの例のやつを聴きますか。 “It’s Now or Never” by Elvis Presley 1960 そんな中、気がつけば今年もあとちょっとで終わる。このブログもたぶん次回は年明けに書くことになると思うので、最後は今年の大収穫 Chihayaちゃんを二曲聴いて、締めということにしましょう。では、みなさん、良いお年をお迎えください。 『点描の唄』by Chihaya [at まんまる夜音祭 2023] (Original by Mrs. Green Apple) 『電車かもしれない』by Chihaya [Live at Kukuru Itoman 2023] (Original by たま) ********** 12月23日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲、全曲クリスマスソングです。1. Christmas Day (The Beach Boys) 2. Please Come Home for Christmas (John Bon Jovi) 3. Christmas(Baby Please Come Home) (Mariah Carey) 4. Home on Christmas Day (Cyndi Lauper) 5. Winter Wonderland (Ringo Starr) 6. Christmas Love ((Minnie Riperton) 7. Merry Christmas All (The SalSoul Orchestra) 8. Angels We Have Heard on High (Ella Fitzgerald) 9. Have Yourself a Merry Little Christmas (Doris Day) 10. Christmas Tears (The Four Seasons) 11. Happy Christmas (John Lennon & Yoko Ono) リクエスト曲は、6.酋長Kobaさん。7.尻焼原人さん。8.ミスターコーラさん。9.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.は毎年恒例になりましたビーチ・ボーイズのマイベスト・クリスマスソングです。2.~5.は1990年代の中から選曲しました。5.は「今月の歌」『ウィンター・ワンダーランド』をりんご・スターのクリスマス・アルバムから。10.はフォー・シーズンズのクリスマス・アルバムから。11.は恒例の『ハッピー・クリスマスで』。Peace on Earth! 以上。「クリスマスソング特集」でした。次回もよろしくお願いします。
2023.12.29
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“Dirty Old Town” by The Pogues 1984 当然のことですが、今年もラジオでは「クリスマスソング特集」をやります。・・・が、大変難航しております。 え?何が難航しているかって、そりゃあ選曲ですよ。選曲。 クリスマスにふさわしい曲を集めてくればいいんじゃないかって? はい、おっしゃる通り。だから困るんですよ。 実は毎年クリスマスに一番近い土曜日にやる「クリスマスソング特集」では、一応ある程度のテーマを持った上で、リクエストを中心に選曲して楽しんでいるわけですが、実は、12月に入ったら毎回徐々にクリスマスソングを入れていって、少しずつ盛り上げ、本番に臨みたいという意図もあるんです。 そんなつもりで今年も第1土曜日の1曲目は恒例のオーティス・レディングの『ホワイト・クリスマス』でスタートしたんですよね。ところが、翌週(12/9)は局の都合で急遽お休みになったので、予定が完全に狂ってしまった。ポーグスの特集もジョンとオーティスの特集も16日に回すことになり、16日の放送はパンパンになって、最終的には全てが中途半端なまま23日の本番を迎えることになってしまったのです。 そんな中迎える「クリスマスソング特集」ですから、変な気合いが入ってしまって、どんなテーマでやるかも決まらず、まだ頭の中がとっ散らかったまんまです。 つまりはあれもこれもかけたいということなので、今年はいつも以上に「思い付きランダム選曲」のようになってしまいそうですが、リスナーの皆さんにはどうかお許しを願いたいところです。 そうこうするうちに、あのChihayaちゃんがウクレレ展で歌った時の勇姿がYouTobeにアップされていましたよ。いつも通り元気な歌で突っ走ってます。トレードマーク?だった長い髪がいきなり短くなった頭部にもご注目を。おまけに、まんまる夜音祭で披露してくれたウクレレ演奏の『コーヒー・ルンバ』もどうぞ。 怪獣の花歌』by Chihaya [Live at Kukuru Itoman 2023] (Original by Vaundy) 『コーヒー・ルンバ』by Chihaya [at まんまる夜音祭 2023] ポーグスも聴きましょうか。やはりこれ↓ですかね。 “Dirty Old Town” by The Pogues 1984↑冬瓜(とうがん)と手羽元のスープ(コンソメベースの洋風味付け)。 ********** 12月16日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Winter Wonderland (Darlene Love) 2. Dirty Old Town (The Pogues) 3. Fairytale of New York (The Pogues, featuring: Kirsty MacColl) 4. Lovin’ You (Minnie Riperton) 5. Happy Holiday (The Shells) 6. The White Dove (The Stanley Brothers) 7. Starting Over (John Lennon & Yoko Ono) 8. I’ve Been Loving You Too Long (Otis Redding) 9. Bus Stop (The Hollies) 10. White Christmas (The Darts) リクエスト曲は、4.酋長Kobaさん。5.座波ソーメンさん。6.ミスターコーラさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.は「今月の歌」『ウィンター・ワンダーランド』を「フィル・スペクターのクリスマス・アルバム」から。2.&3.は、11月30日に65歳で亡くなったシェーン・マクガワンの追悼で。7.&8.は12/8と12/10が命日のジョンとオーティスを偲んで、代表曲を。9.はこの日がホリーズのリードギター、トニー・ヒックスの誕生日(1945.12.16生,78歳)で。10.はクリスマス近し。Doo-Wop ダーツの『ホワイトクリスマス』。 以上。次回は「クリスマスソング特集」です。よろしくお願いします。
2023.12.22
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“Fairytale of New York” by The Pogues, featuring: Kirsty MacColl 1987 「番組休止のお知らせ」 誠に申し訳ありませんが、明日、12/9の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」は残念ながら局の都合でお休みとなります。 来週は通常通りに番組をお届けいたしますので、よろしくお願いします。 ********** ポーグスのシェーンが死んでしまった。11月30日。享年65。 以前、1987年のクリスマスシーズンから翌年にかけて流行ったポーグスの “Fairytale of New York” のことについて書いたのがちょうど20年前の12月7日のことだった。 まずは、2003年12月7日の日記「ポーグスのクリスマスソング」を読んでください。 この日記↑で取り上げた “Fairytale of New York” は、プリテンダーズの “2000miles” と並んで80年代クリスマスソングの双璧と言っても過言ではないと、いまでも思っています。 あれこれ言うのもなんですから、まずは聴いてみましょうね。 “Fairytale of New York” by The Pogues, featuring: Kirsty MacColl 1987 ああ、いつ聴いてもいい歌だ。 あの遠い日のロンドンがこのシェーンの声とともにいつでも蘇ってくる。 シェーンが死んでしまうのは時間の問題だったとしても、この歌はいつまでも生きていて、彼はあの声で、クリスティ・マッコールと一緒に、僕をニューヨークではなくロンドンに連れて行ってくれるのだ。 あの年にロンドンにいてこの曲と出会ったのは偶然だったと言えないような錯覚に陥ってしまう。 シェーンくん、どうか安らかに眠ってください。本当にお疲れ様でした。 さて、今年も12月8日がやって来ました。 ウクライナでの戦争はいつ終わるかわからないような状態のまま年を越してしまおうとしているところに、今度はイスラエルがガザで暴れまわっているようで、どうにも仕様がないですわ。 21世紀に入って20年以上も経つのに、こんな状態をジョンもさぞかし天国から呆れて見ていることでしょう。 我が国も、相変わらず核兵器禁止条約を批准する気すら無いようで、二言目には決まって「抑止力」「核の傘の下」といったお題目のような言い回しを使って、ひたすら軍備を増強する道を歩んでいて、困ったもんです。 ********** 近頃またこれ↓に凝ってます。 漢字ナンクロの難しいやつ。 ********** 12月2日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. White Christmas (Otis Redding) 2. 涙くんさよなら (ジョニー・ティロットソン) 3. 風 (はしだのりひことシューベルツ) 4. At Seventeen (Janis Ian) 5. Walk Right in (The Rooftop Singers) 6. Words (The Monkees) 7. Words (Bee Gees) 8. Words (F.R.David) 9. Winter Wonderland (Paul Anka) リクエスト曲は、5.座波ソーメンさん。6.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.は、毎年恒例の12月最初の曲。オーティスの『ホワイトクリスマス』です。2.はこの日が作曲家浜口庫之助の命日(1990.12.2.没,享年73)で。3.はこの日がはしだのりひこの命日(2017.12.2.没,享年72)で。6.~8.は以前にもやったことはあるのですが、このところやっていなかった「同名異曲」特集で、今回は “Words”。なお、信州そばさんからも「同名異曲特集」のご提案はいただいておりました。9.は「今月の歌」『ウィンター・ワンダーランド』をポール・アンカで。 以上。次回もよろしくお願いします。なお、12/9は局の都合でお休みです。
2023.12.08
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“Music and Me” by Michael Jackson 1973 先週末、市民ホール「くくる糸満」の多目的スペースでウクレレ展があって、Chihayaちゃんが出るというので行ってきました。 会場に入ると、入口左手と両側の壁沿いに、ずらっと各地の工房で作られたウクレレが並べられていて、大変見事なもんでした。 正面にはステージがあり、椅子もかなり置かれ、朝10時から夜までライブが楽しめるようになっていて、ここに土曜日の午後2時から Chihayaちゃんが出るというのでそれに合わせて行ったのです。 長い髪が印象的だった Chihayaちゃんでしたが、何と!見事にカットして最初遠くから見たときには別人かと思ってしまいました。 「Chihayaちゃんってどんな子なの」と尋ねられたら、「とっても長くて綺麗な髪が特徴でね」って説明していたのが、今度から「髪がうんと短くて後ろから見たら男の子と間違えそう」なんて言わなくちゃいけませんね。 15分ほどの短いステージでしたが、相変わらず肝の据わった歌いっぷりが楽しく頼もしい。思わず会場中が引き込まれてしまう。元気をもらえるとはこういうことですね。 今回、マイケル・ジャクソン’73年の名曲 “Music and Me” の熱唱が嬉しかったです。YouTubeさんに去年の夏のライブの模様がアップされていました。もちろんまだ髪は長いし、まだ小学生だったし。 “Music and Me” by Chihaya (Original: Michael Jackson 1973) Chihayaちゃんの演奏の後、会場で久しぶりにハワイアンの Nakamaさんにお会いしました。5時頃から演奏するとのこと。以前一緒にバンドをしていた ZinZin も一緒にやるのかと尋ねると、「もちろん。あそこで PA の手伝いをしているよ」って。よく見たら、ZinZin も来てました。休憩に入ったところで ZinZin に挨拶して、家に戻ってもう一度あとで聴きに来ると伝えて一旦帰りました。 家に戻り息子を誘って再度会場に。Nakama さんはウクレレ、ZinZin はギターで女性ヴォーカルとのハワイアン・トリオ。歌も演奏もとても良かったです。 ウクレレ展二日目のラストにはハワイで活躍中のシンガー Chad Takatsugi のライブが予定されているというので、本場の音を期待して行って来ました。Chad Takatsugi の歌声には本当に驚きました。 今回のウクレレ展、ライブは一部しか聴けませんでしたが、とても良かったです。 YouTubeにアメリカPBS HAWAII制作のこれ↓がありました。ぜひご覧ください。 “Chad Takatsugi | NĀ MELE (full episode) | PBS HAWAIʻI” ********** 三枚肉でチャーシュー作った。 ********** 11月25日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Autumn Leaves (Bill Evans Trio) 2. Les Feuilles Mortes (Gigliola Cinquetti) 3. Somebody Loan Me a Dime 4. Directly from My Heart to You (以上, Fenton Robinson) 5. Everyone Thinks He Looks Daft 6. Anyone Can Make a Mistake (以上, The Wedding Present) 7. You Light up My Life (Debby Boone) 8. Fool #1 (Brenda Lee)[#6] 9. Crazy (Patsy Cline)[#13] リクエスト曲は、7.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.&2.は「今月の歌」『枯葉』。今回はビル・エヴァンスのピアノとジリオラ・チンクエッティのフランス語で。3.&4.はこの日がフェントン・ロビンソンの命日(1997.11.25.没,享年62)で。5.&6.はこの日が北アイルランドのサッカー選手、ジョージ・ベストの命日(2005.11.25.没,享年69)で、英国ギターバンド The Wedding Present 1987の 1st Album “George Best” から2曲を。8.&9.は今年とカレンダーが同じだった1961年のこの日、11月25日付 Cash Box Top Singles の中からピックアップ。 以上。次回もよろしくお願いします。
2023.12.01
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“Big Bad John” by Jimmy Dean 1961 着るものを整頓していたら、こういうものが出て来ました。 JUNのプルオーバーの長袖シャツです。このタイプのシャツは好きだったので、VANやTakaQの半袖の白やピンクを持っていましたが、これは友人が、今で言うところのサイズアウトしたため、僕の手元に来てから、今まで手放さずに引越しのたびに持ち歩いて、今年でざっと50年。当の私もサイズアウトしてからずいぶん経ちますが、なぜか捨てられずに今日までタンスの奥にしまわれていたのです。 写真は少し明るい色に写っていますが、実際にはもう少し暗い青で、要するに紺です。 現在また少し痩せたような気がして腕を通してみましたが、さすがに入りません。 捨ててしまえば良いのかとも思うけれど、なぜか捨てられません。その最大の理由は、ロゴタイプにあると思った次第です。 このシャツについているロゴのJUNは、当時のVANを真似た真ん中のUが赤いタイプで、つまりはJUNは二匹目のドジョウを狙って見事に成功したというわけで、その後も続々といわゆる三文字商標のブランドが出て来ましたが、なかなか三匹目のドジョウとはならなかったようです。 これは余談ですが、大学1年の時、横浜は花咲町の川沿いの靴屋にずっと欲しかった白黒のサドルシューズが格安で出ていて、サイズが若干小さめだったけど、もちろん買いました。靴を見つけたことにも驚いたけれど、一番驚いたのはメーカーの名前がYANだった!もしかすると、世の中にはYANをVANと勘違いして買ってしまう人がいたかもしれませんが、それにしてもねえ。 同じような話では、リサイクルショップで見つけたTenderのエレキ。これがFenderそっくりのロゴで、一見同じ。つい間違えてしまいました。今でもこういう商法はあるんですね。 おっと、話が逸れましたが、JUNがVANを真似たロゴを使っていた頃は、つまり路線が同じで、いわゆるアイビー系のものを中心に売っていました。覚えているのは長袖&半袖シャツ、トレーナー、セーター。コットンパンツ、などなどで、VANより幾分安く結構好きで買っていました。その後路線を変更してロゴタイプも変え、VANとは違う、大人相手の感じになったんでしたっけ。 それで、このシャツ、もし処分するにしても、商標のところを切り取っておこうかと思ったりしています。 ********** 今年とカレンダーの同じだった1961年の11月に全米ヒットチャートの1位を続けていたのは、“Big Bad John” という曲で、歌っていたのは Jimmy Dean。我が国ではほとんど紹介されなかったと思う。ご存知ない方の方が多いのではないでしょうか。 ところがこの歌を聴いていて、あれっ、これはプラスチック・オノ・バンドの『平和を我等に(Give Peace a Chance)』の手法と同じ作りではないか。前者は脱力系の語り口調の後にリフが、後者は当然力強いメッセージ口調の後にリフが、のような違いはあるにせよ、やってることは似ています。 そうか、ジョンはこの歌 “Big Bad John” が頭にあって、『平和を我等に(Give Peace a Chance)』を作るのに参考にしたんだな。タイトルの “Big Bad John” には、もしかすると親しみを感じていたのかもしれない。 ・・・というようなことを考えているうちに明日になってしまった。 “Big Bad John” by Jimmy Dean 1961 ********** 11月18日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Autumn Leaves 2. From Me to You 3. Nowhere Man (以上, The Beatles) 4. Come and Get It (Bad Finger) 5. Dedicated to the One I Love (The Shirells) 6. Casablanca (Bertie Higgins) 7. This Time (Troy Shondell)[#5] 8. Please Mr. Postman (The Marvelettes)[#3] 9. Big Bad John (Jimmy Dean)[#1] 10. Give Peace a Chance (The Plastic Ono Band) リクエスト曲は、3.teaさん。4.尻焼原人さん。5.座波ソーメンさん。6.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.は「今月の歌」『枯葉』。今回は英語の女性ヴォーカルで。2.&3.は前週予告したように高校時代(1967秋)にバンドでやったビートルズ曲の残りの2曲。結局全部で12曲だった。・・・と思う。7.~9.は今年とカレンダーが同じだった1961年のこの日、11月18日付 Cash Box Top Singles の上位⑶曲。10.は9.と聴き比べ。曲作りの手法が同じなのだ。“Big Bad John” も 以上。次回もよろしく。
2023.11.24
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“Nowhere Man” by The Beatles 1965 高校時代にやったビートルズの曲が、まだあと四曲ほどあると書いて、その四曲をラジオでかけたまでは良かったんだけど、ちゃんと数えたら正確にはさらにあと二曲あった。 ああ、なんでこの二曲を忘れていたんだろう。しかも、何度も歌ったし今でもコードを覚えているくらいなのにね。ビートルズは計十二曲やったんですね。 というわけで、残りの二曲、今度のラジオで流して、今回のビートルズ特集は一旦終了ということになります。 上で書いた残りの二曲のうちの一曲は “Nowhere Man” なんですが、“Nowhere Man” って、直訳できない代表選手のようなものだなあと、初めて耳にした頃思ったもんです。もちろん、今でもできません。 それで、当時の邦題が『ひとりぼっちのあいつ』だったんですが、歌詞全体を眺めたり、あれこれ考えてみると、これはかなり名訳なのかもしれないと思ったりしたのです。 邦題で言えば、同じ英国盤 “Rubber Soul” では『ノルウェーの森』が論争になったこともありました。これは、結論から言うと誤訳であるわけですけど、響きとか音の印象からすると、なかなか良い邦題だということになっているみたいですね。 “Nowhere Man” by The Beatles 1965 ********** 毎年恒例の、沖縄に秋が来たことを知らせてくれるススキの写真を撮りました。この日(一昨日)、ちょっと空模様は怪しかったんですが、結局雨は降らず、夜は少しだけ冷えた感じでした。 しかし、現在、外はちょっと嵐です。いわゆる前線の通過に伴うもので、夜が明ける頃には相当冷え込む予報が出ています。いよいよ服装が難しい季節になりますね。 ********** 11月11日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. And I Love Her 2. The Night Before 3. I Need You 4. You’ve Got to Hide Your Love Away (以上, The Beatles) 5. あんた (ハナ肇とクレイジーキャッツ) 6. ブルーハワイ (石原裕次郎) 7. Coyote (Joni Mitchel with The Band [Live]) 8. Both Sides Now (Harpers Bizarre) 9. Les Feuilles Mortes (Sylvie Vartan) リクエスト曲は、6.酋長Kobaさん。7.Steveさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.~4.は前週に引き続き高校時代(1967秋)にバンドでやったビートルズ曲。他にもあと2曲ほどやりましたが、それは次回に。8.はジョニ・ミッチェルの名を世に知らしめた名曲。様々な人が歌っている中で、ハーパーズ・ビザールを。9.『枯葉』が「今月の歌」シルビー・バルタンのフランス語で。 以上。次回もよろしく。
2023.11.17
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“If I Fell” & “And I Love Her” by The Beatles 1964 前回、まんまる夜音祭で「高校時代以来のギターの弾き語りをしました」という書き方をしたんですけど、ちょっと誤解を招きそうなので、正しく書き直そうかと思いましたが、面倒なのでこちらに書きます。 以前にも何度か書いたように、高校時代、ビートルズの来日の年に僕らはバンドを作り、翌年の文化祭にビートルズをやったんですが、その時僕はギターを弾きながら主に下のパートを歌うという役割でした。つまり、人前でギターを弾きながら歌うといっても、あくまでバンドの一員だったので、一人で弾き語りをしたわけではなかったというわけです。 だから今回のように人前でギターを抱えてソロで歌ったのは初めてだったことになりますね。それで、次回同じような機会があったら、ぜひとも三曲完璧に仕上げたいと思って、今から必死に曲探しです。 こんなこともあって、ラジオでは久しぶりにビートルズの特集をやりました。それも高校時代にやった曲ばかりかけたんですが(下のオンエア曲を参照,まだあと四曲ほどある)、この中にできそうなのがあるか考えたところ、初期のビートルズの場合コーラスの入ったものはあの独特のハーモニーが大事なのでソロでやるのは変だと常日頃思っているので、却下。ほんとは『恋におちたら』なんかいいんだけどなあ。 では、たとえば “And I Love Her” なんかどうでしょう。おっと、これはギターの間奏が無理だ。『恋する二人』ならいいか。いや、待てよ。ハーモニカはどうする。あ、思い出したぞよ。高校の時はハーモニカホルダーを使ってやったんだっけ。じゃあ、『恋する二人』に挑戦するか。 などとあれこれ考えているうちの真夜中になってしまった。 やはりこの二曲、名曲だわ。“If I Fell” “And I Love Her” by The Beatles 1964 ********** ウクレレ弾き語りの Chihaya ちゃんのことを前回書きましたが、彼女がまんまる夜音祭で歌った時の様子が YouTube にアップされました。音響の良さと相まって、実力の程が見事に発揮されていました。ぜひ聴いてみてください。 歌っているのは Ado の『風のゆくえ』↓ですよ。 まんまる夜音祭で歌う Chihaya ちゃん↑庭に咲く台風花(たいふうばな=Rain Lily)はほとんど黄色なんですが、時々白が咲きます。けど、なぜ今咲くんでしょうか。まさか今から台風が来るなんてことは・・・。 ********** 11月4日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. A Hard Day’s Night 2. I Should Have Known Better 3. If I Fell (以上, The Beatles) 4. Autumn Leaves (Nat King Cole) 5. As Time Goes by (Dooley Wilson) 6. Burning Love (Elvis Presley) 7. True Love Ways (Buddy Holly) 8. Any Time at All 9. Help 10. I Want to Hold Your Hand 11. She Loves You (以上, The Beatles) リクエスト曲は、5.酋長Kobaさん。6.ウィンカーダッソーネさん。7.糸満のワーナーさん。8.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.~3.と8.~11.は高校時代(1967秋)にバンドでやったビートルズ曲。他にもあと4曲ほどやりましたが、それはまたの機会に。4.『枯葉』が「今月の歌」。まずはナット・キング・コールで。 以上。次回もよろしく。
2023.11.10
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