あま野球日記@大学野球

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2008.06.29
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カテゴリ: プロ野球

オリックス・ 北川博敏 (大宮東高-日本大)は、バットを一度も
振ることもなく三球三振に切ってとられ、憮然とした表情で
ベンチに下がった。


昨日の日本ハムvsオリックス、4回裏のこと。


北川を三振に仕留めたのは、日本ハムのルーキー投手・
多田野数人 (八千代松陰高-立教大)。プロに入団後の
ピッチングを、ボクは初めて見た。


気の短い打者なら、 「なめんなよ!」怒ってる とばかりにバットを
放りなげて、マウンドに駆け寄るに違いない、きっと。
清原某 との対戦をぜひ見たい・・・)


メジャー流の「キタナイ」球というのだろうか。
直球130km台後半、変化球が120km台半ば、
微妙に球が揺れてバットの芯を外している。
テレビで見ていると、直球でさえ変化球に見えなくもない。


まさに、それが「逆輸入」投手の真骨頂。
右腕をスッキリ振り切ることなく、ひねくれたフォーム(失礼!)
から、ひねくれたような球(再び失礼!)が繰り出されているのだ。

ボクがはじめて多田野を見たのは、彼が立教大時代。
いまのフォームとはまるで真逆で、ヒザを大胆に高く上げて
思い切り腕を振る本格派の右腕だったと記憶している。


東京六大学通算成績、
20勝16敗、防御率1.51、奪三振334(通算5位)。
チームメイトには 上重聡 (現・日本テレビアナ、PL学園高)がいたし、
早稲田大の 和田毅 (現・ホークス、浜田高)とはライバル関係にあった。


八千代松陰高時代、98年夏の甲子園に出場した。
この大会は 松坂大輔 擁する横浜高が優勝。
準々決勝のPL学園高との戦いでは、延長17回の死闘を
繰り広げたことで、強く印象に残る大会だ。


多田野がいた八千代松陰高は、上重のいたPL学園高と
運悪く1回戦で対戦。残念ながら、スコア2-6で初戦敗退した。

有名な話だけど、その甲子園でマウンドに立つ多田野に憧れ
同じ八千代松陰高に進学したのが、現・ホークスの
大場翔太 (東洋大)。


もし、いまの多田野に憧れる少年たちが増えたら、
「ひねくれた(ような)」球を繰り出す投手が増えて、
これからのプロ野球界はもっと面白くなるんじゃなかろうか。
「打高投低」の力関係も少しは変わるのかもしれない。


でも、打者のストレスはたまる一方だろうなクール

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Last updated  2008.06.29 11:39:19
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