中林伸陽
(慶應義塾大・新4年)。
2005年のセンバツ、中林をはじめ現在慶應義塾大の主要メンバーの
何人かが慶應高の選手として出場。初戦の岡山関西高戦にサヨナラ勝ち
したのを皮切りに、準々決勝まで勝ち進んだ。中林の安定したピッチング
とともに、神宮がそのまま甲子園に持ち込まれたような慶應の応援スタンド
が強く印象に残った。例え戦力が同じでも、応援で相手を圧倒してしまい
そうな迫力がある。
3月からはじまるセンバツ、もし早慶戦が実現したらスタンドの応援風景も
面白そうだ。
早稲田実「コンバットマーチ」、試聴は こちら
。
慶應高「ダッシュKEIO」、試聴できるサイトが不明?
中林伸陽
。
身長179cm、体重78kg、左投げ左打ち、投手。
一昨年は 加藤幹典
(現ヤクルト、川和高)と、昨年は 相澤宏輔
(今春卒業、
熊本高)との二枚看板だったが、今年は押しも押されもせぬ慶應義塾大の
エース。これまでに増して完成度の高い投球術が要求される。これまで通算
12勝の実績があるし、昨秋の早慶戦ではこれまで一度も勝てなかった
(5連敗)早稲田に初勝利を挙げたことで、大きな自信を得ることができた
ようだ。
中林伸陽、 動画
は こちら
(2008年9月、秋季リーグ・対法政大戦)
昨秋は東京六大学リーグ投手十傑の7位の成績を残した。
10試合、3勝1敗、54回1/3、被安打34、与四死球19、奪三振33、
自責点11、防御率1.82。
※また「あま野球日記」が計算した昨秋の奪三振率は「5.5」。
(決して高い数値ではない。規定回数以上の投手で奪三振率1位は、
明治大・ 野村祐輔
の「10.7」、次いで法政大・ 加賀美希昇
の「10.4」。
ちなみに早稲田大・ 斎藤佑樹
は「7.5」)
もちろん今秋のドラフト候補選手でもある。
いま発売中の雑誌『野球小僧』(白夜書房刊)ではこう評している。
「均整抜群の◎。軸足の折れる傾向が高めに浮く要因に」
少なくとも直球主体でグイグイ押すタイプの投手ではない。もっと直球が速く
なってほしい。
■ボクが最も印象深かった試合は、昨春の早慶3回戦。
延長10回をひとりで投げ抜いたものの、サヨナラ負けを喫した試合だ。
敗戦が決まった瞬間、中林は一人で責任を負っているかのように涙を流して
ヒザに手をあてたまま動けないでいた。
→ 「中林伸陽、延長で力尽きる」(2008.6.2)
「あま野球日記」が相互リンクを張っている 慶應義塾大学「野球部ブログ」
では、
ファンからのメッセージにひとつひとつ丁寧に返事を書いている中林。その姿勢
は立派だし、見ていて応援したくなる選手の一人なのだ。
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