「セ、パ両リーグ誕生60周年記念試合・プロ選抜vs
大学日本代表」
のこと。
■スコア1-1の同点で迎えた9回裏、二死走者なしの場面で 嶋基宏
(楽天、
中京大中京高-國學院大)が打席に立った。大学日本代表の投手は東海大
の 菅野智之
(2年、東海大相模高)。
初球 直球(147km) 外角ぎりぎりに決まりストライク
2球目 直球(141km) 初球とほぼ同様のコースだったがボール
3球目 カーブ(115km) 内角でストンと落ちた
4球目 スライダー(140km) ファール
5球目 スライダー(138km) これもファール
6球目 直球(141km) 高めの球をこれもファール
そして7球目。高めのボール球(直球)を、振り遅れながらもライトの右に弾き
返した。この日の嶋、打席では常に笑顔だった。その笑顔の意味は、菅野の
投げる球への驚き(苦笑い)だったのか。それとも、プロとしての余裕を示す
ものだったか? いずれにせよ結果はヒット。一塁ベース上の嶋は安堵の表情
を浮かべていた。
■嶋基宏。ボクが初めて彼を観たのは、2006年6月3日に行われた東都大学
リーグ1部・2部入替戦の第1戦だった。この頃、嶋はすでにドラフト候補捕手と
して注目を集めていて、ボクのお目当ても嶋だった。
立正大(1部6位) 000 210 010 =4
國學大(2部1位) 120 410 00×=8
(立)高田-武部-高橋、(國)佐藤-相原
2部リーグ戦に優勝した國學院大が出場したこの入替戦。ボクが観たこの試合
(1回戦)で勝利後、2回戦で星を落としたものの3戦目で勝利。見事に1部昇格
を果たした。嶋は4番を打つ中心打者だったし、嶋に続く5番打者は 聖沢諒
(現・
楽天、松代高)だった。
■嶋の中京大中京高時代のポジションはセカンド(大学2年時に捕手に転向した)。
甲子園は2002年のセンバツに一度だけ出場した。チームメイトには、投手の
中根慎一郎
(現・三菱重工名古屋、慶應義塾大)や、捕手のは 渡辺哲郎
(現・
トヨタ、法政大)がいたが、甲子園の初戦で 西村健太朗
(現・読売)を擁する広陵高
と対戦し、スコア0-4で完封負けを喫した。
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