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2010年11月16日
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カテゴリ: 「咎狗の血」小説




 18禁です。

 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。

 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m



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 トシマへ着いたのは夕暮れだった。アキラは荒廃したトシマを

 一人さ迷い歩き、誰にも会わない事を祈りながら、今にも

 全壊しそうな半壊したビルの中で一晩を過ごした。アキラは

 このままビルが崩れ落ちて死んでもかまわないと思った。

 アキラの体は衰弱しておりイグラができる状態ではなかった。

 せめて1日安静にしていれば、なんとか戦えると考えた。

 ケイスケに抱いて慰めてもらえなかったのは心残りだったが、

 ケイスケの判断は正しかった。もしケイスケに抱いて貰って

 いたら、治りかけた傷口が開き、再び出血していただろう。



 ケイスケは子供の頃からアキラの心配ばかりしていた。

 アキラはその美貌ゆえに幼い頃から大人達の性的欲望の

 対象にされていた。孤児院でも先生達にしょっちゅう酷い目に

 遭わされていた。孤児院にいる他の子供達からは嫌われ、

 アキラは完全に孤立していた。アキラは自分をからかう子を



 させても先生に怒られなかった。逆にアキラに怪我をさせた

 子は先生達に折檻された。先生達はアキラを夜、玩具にする

 代わりに昼間えこひいきして可愛がっていたのだった。当然

 アキラには友達は一人もできず、いつも独りぼっちだった。

 だから、なんとなく、虐められっ子のケイスケを助けた時に

 「ありがとう」と御礼を言われて嬉しかった。ケイスケがいつも

 アキラの後をついてくるようになって、やっと友達が自分にも

 できたと感じて、ケイスケを大切にした。ケイスケはアキラが

 夜、先生に何をされているのか聞かなかった。見知らぬ大人

 と養子縁組して里子に出された後も、親切な養父に夜、何を

 されているか聞かなかった。アキラが養父から逃げ出して、

 一人暮らしするようになってから、ケイスケは初めてアキラと

 キスをした。ケイスケはアキラが初めてだった。もっと早く

 アキラを抱きたかったとケイスケは初めての夜に言った。

 それ以来、アキラはケイスケだけのものだった。ケイスケ

 との蜜月を想いながら、アキラは眠りについた。


                            (続く)



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最終更新日  2010年11月18日 08時55分40秒
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