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2014年10月02日
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カテゴリ: 「黒執事」小説



 18禁です。

 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。

 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m



手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート



 夢から覚めたシエルは大きなベッドに寝ていた。

 枕元でセバスチャンがシエルの顔を覗き込むように言った。

 「坊ちゃん。目が覚めて良かった。」

 シエルはまた夢の続きを見ているのだと思った。

 夢なら泣いても構わないだろうと思うと、涙が溢れてきた。

 シエルはセバスチャンに泣きながらしがみついて、

 「怖かった。皆が淫乱って苛めるんだ。」

 と言った。

 「それは・・・怖かったですね。・・・坊ちゃんはどんな夢を見たのですか?」



 すると、その時、背後からクロウの声が聞こえた。

 「きっと、監禁調教される夢でも見たのだろう。僕がスープにした

 キノコは睡眠作用と潜在意識を夢に見せる作用があるからね。」

 シエルはビクッとして、セバスチャンから身体を離して振り返ると、

 そこにはクロウと幽霊の少年が立っていた。



 とシエルは言った。しかし、セバスチャンはクスッと笑って、

 「坊ちゃんは寝ぼけて夢の続きを見ていると思っていたのですか?

 夢じゃありませんよ。通りで・・・甘えん坊ですね。」

 と言った。シエルは急に恥ずかしくなって、顔を赤らめた。

 「おやおや。顔が赤いですね。風邪でも引いたんじゃないですか?」

 とセバスチャンがシエルをからかうように言うと、

 「風邪を引かないようにベッドに運んだのだが・・・」

 とクロウは言った。

 「そうでしたね。私までもベッドに運んでいただいて・・・

 ご親切に。どうも。」

 とセバスチャンはニッコリ笑って言ったが、

 明らかに怒っているように見えた。

 「どういう事だ?」

 シエルがようやくいつもの口調になって、事情を聞いた。

 「そちらの悪魔がスープに顔を突っ込んで眠ってしまったので、

 そのままにしておくのも悪いかと思って、ゲストルームに運んだのだよ。

 頭上に魔方陣を描いておいたから、悪魔でも簡単に魔法で運べたんだ。

 キミは僕が抱えて、お姫様抱っこで運んだ。キミ達は12時間も

 よく寝ていたね。途中で起きるかと思って、見張っていたけど・・・

 水晶玉に映ったキミ達の夢は滑稽だったな。」

 クロウはクスクスと馬鹿にしたように笑った。すると、セバスチャンは

 「失礼ですね。私は途中で何度か目が覚めましたが、なにしろ夢が・・・

 坊ちゃんの顔をしたキノコがいっぱい生えている森の中で

 何百匹もの猫と戯れるというあまりにも素敵な夢でしたし、

 坊ちゃんが隣で艶めかしい顔でスヤスヤ寝ているものですから、

 煩悩に負けて、頭上の空中に浮かんだ魔方陣を取り除くのが

 面倒になっただけです。どうせ12時間経ったら自然と消えると

 思っていましたからね。スープに顔を突っ込んでる間も身体が

 動かないだけで声は聞こえてましたよ。可哀相な身の上話を聞くのも

 調査の手間が省けて良いかと思ったものですから。もしも、あなたが

 危害を加えようとしたら、すぐさま戦闘態勢に入ってました。」

 と言った。

                           (続く)






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最終更新日  2014年10月03日 15時55分06秒
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