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2014年12月09日
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カテゴリ: 「黒執事」小説



 18禁です。

 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。

 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m


手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート


 街にサンタが溢れる頃、シエルは誕生日を迎える。

 誕生日の前日、シエルはセバスチャンを連れて、

 ファントムハイヴ社の経営する玩具屋の視察に出かけた。

 クリスマスキャンペーンで12月1日~24日までの売り上げの

 1%を恵まれない子供達に寄付すると公言したとたん

 慈善事業家としてファントムハイヴの名が新聞に載り、

 クリスマスプレゼントを買い求める客が店に押し寄せて来たのだった。

 「坊ちゃん。大繁盛ですね。」

 「世の慈善事業家どもは目玉の飛び出る金額を教会に寄付したりするが、

 我が社はタダでは寄付しない。たった1%だというのに物珍しさで



 我が社の勝ちだな。ワッハッハ・・・」

 シエルは悪そうな顔で笑った。

 「慈善事業を上手く利用して広告代を浮かすとは坊ちゃんも

 悪知恵が働きますね。お見事です。」

 セバスチャンはシエルを褒めた。店は親子連れで賑わっていた。



 ドアから入って来た。最初は客のペットかと思ったが、どうやら違うようだ。

 猫に気付いた店員が慌てて駆け寄り、猫を店の外に摘まみ出した。

 シッシッと言って追い払う店員に何故か猫は逃げなかった。

 もう一度店の中に入りたいのか店員の足に猫はすり寄った。

 随分人懐こい猫だなとシエルが思って、フッと笑った瞬間、

 店員が猫を蹴り飛ばした。蹴られた猫は勢いよく道の真ん中まで飛んで行った。

 すると、その時、猛スピードで駆けてくる馬車が猫を轢きそうになった。

 「あっ!危ない!」

 と、シエルが叫んだ瞬間、セバスチャンが馬車の前に飛び出して、

 猫を助けた。猫を抱きかかえ戻ってきたセバスチャンは

 「この猫を屋敷に連れ帰ってもよろしいですか?」

 と言った。猫は毛並みの色つやも良く野良猫には見えなかった。

 「迷子猫かもしれないぞ。飼い主を探せ。飼い主が見つかるまでなら

 飼っても良いぞ。」

 「イエス・マイ・ロード。ロンドン中に100枚貼紙をします。」

 「セバスチャン。おまえ、猫には親切だな。」

 シエルは猫を屋敷に連れて帰る事にした。

                             (続く)






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最終更新日  2014年12月10日 20時15分21秒 コメント(4) | コメントを書く
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