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2015年01月26日
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 18禁です。

 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。

 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m


手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート


 バレンタインデーなんか大嫌いだ。女の子から100個チョコを貰ったって、

 飛雄ちゃんから貰えなければ意味がない。今日は映画を観る約束なのに、

 何で来ないんだ。こんな事なら、女の子100人から貰ったチョコを

 コインロッカーになんか預けないで、家に持って帰ってから来れば良かった。

 何故1時間も待ち合わせ場所に来ない?映画はとっくに始まっている。

 俺は待ち合わせの時間に遅刻するといけないと思って、学校から直接

 来たのに・・・ひょっとしたら、また浮気しているのかもしれない。

 飛雄ちゃんは誰とでも寝る子だったから心配だ。中学の時なんか

 俺が卒業した後、知らない間に部員全員とヤッてたし・・・



 なんかいつも、あの二人イチャイチャしてないか?日向って奴、

 俺と会う度にライバル心燃やしてる感じがするんだよね。それって

 恋のライバルってことだよな?うん。きっとそうだ。だって、

 バレンタインデーに遅刻する理由って言ったら、他の男にチョコを

 渡してる以外に考えられない。



 及川は思わず、声に出して、呟いてしまった。すると、背後から

 「嫌いなんですか。」

 と、声がして、及川は振り返ると、無表情の影山が立っていた。

 「い、いつから居たの?」

 「さっき・・・」

 「飛雄ちゃんが1時間も遅刻したせいで、映画始まっちゃったよ。

 どうすんの?」

 「すみません。他の映画にしませんか?」

 「ま、チケット買ってた訳じゃないから他のでも良いけど・・・

 この時間だと恋愛物の映画しかやってないよ。それでいい?」

 「はい。」

 影山の観たがっていたアクション映画をあっさりと変更して、

 愛と感動のラブストーリーを観る事にした。

 すると、バレンタインデーという事もあって、映画館の中は見渡す限り

 カップルばかりだった。制服姿の男子高校生2人組は目立つ気がして、

 及川は一番後ろの隅っこの席を選んで、座った。

 「ここなら、映画は観にくいけど、隣に人がいないから、

 二人の世界に浸れるね。」

 ストローが二つ挿さったLサイズのコーラとポップコーンを

 買ってきた後、影山の手を握って、及川が言った。しかし、

 「コーラはMサイズ二つが良かったんですけど・・・ま、イイっす。」

 相変わらず、影山はそっけなかった。及川は握った影山の手を放して、

 黙々とポップコーンを食べ出した。

                          (続く)





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最終更新日  2015年01月28日 00時29分28秒
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