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昨日は岐阜市のカーザップラウジホールへ
川口成彦氏のピアノとチェンバロリサイタルに出かけました。
完全予約制、限定50席でしたが、
キャンセル待ちの希望者が多かったようです。
観客の大半は女性で男性はちらほらいらっしゃいました。
午後1時30分開場、2時開演でしたが、
1時45分から木村チェンバ郎さんのプレトークがありました。
私はチェンバロの生演奏を聴くのは初めてでしたが、
木村さんの話を聞いて驚くことばかりでした。
まず蓋をしたチェンバロは棺に似ているので
17世紀、18世紀のヨーロッパでは蓋の裏に
ラテン語で「音楽は神の賜物、音楽は喜びの友、悲しみの薬」と書いてあり、
もう一方の蓋には美しいお花の絵が描いてあります。
ピアノ&チェンバロリサイタルはシャブリエの「ハバネラ」から
ピアノ演奏が始まりました。
ショパンの「夜想曲第2番」「ポロネーズ第6番」で前半が終了しました。
その間、チェンバロ演奏もありました。
休憩をはさんでハイドンの「音楽時計」をトイピアノで演奏されました。
↑
トイピアノです。
私達が幼い頃に弾いたオモチャのピアノとはかなり違ってました。
左はピアニストの川口さんが作ったトイピアノで
右は木村ピアノ工房の木村さんが作ったトイピアノです。
アンコールでは同じ曲をチェンバロで演奏されました。
ベートーヴェンのピアノソナタ第8番「悲愴」をピアノで、
モンボウの「歌大鳥」「魔法の歌」をチェンバロで演奏されました。
アンコール曲もチェンバロとピアノでそれぞれ1曲ずつ弾かれました。
私はチェンバロの生演奏は初めて聴きましたが、
軽やかで優しい音色に魅了されました。
幼い日の記憶を呼び覚ますトイピアノの演奏でハイドンの曲を演奏し、
2台のトイピアノで見事な演奏をされました。
やはりハイドンやベートーヴェンのような大作曲家が作曲した曲を
素晴らしい演奏家が見事に弾きこなすと
オモチャとはとても思えないそれぞれが醸し出す良さを感じました。
ピアノ演奏は時に激しく、時に優しい音色を奏で感動しました。
そしてピアノとチェンバロの違いもよくわかりました。
ピアノはハンマーで弦を叩いて音を出す「打弦楽器」ですが、
チェンバロは内部の爪で弦をはじいて音を出す「撥弦楽器」で
16世紀から18世紀のバロック音楽で広く使われた
ピアノの祖先にあたる鍵盤楽器です。
マリーアントアネットが好んで演奏したそうです。
木村チェンバ郎さんが最初にわかりやすく説明され、
ピアノとチェンバロどちらも調律されました。
チェンバロの内部にある器具も展示されていました。
2時間余り演奏を聴いて終演になりました。
皆さんは川口氏と記念撮影をされてましたが、
私は列車の時間が気になり、駅まで15分ほど早歩きをしましたが、
列車は出たばかりで30分待たされることになりました。
こんな事なら私も記念撮影してくれば良かったと思いました。
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