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江田島の主峰・古鷹山が炎上し、短剣を腹部に突きたてた不審な焼死体が発見された。そして10年―。帝国海軍の象徴・東郷元帥の盗まれた短剣の行方を追って浅見光彦が江田島へ。奇しくもその日、発見された短剣で男が「自殺」した。三つの短剣に秘められた戦後40余年の繁栄に酔いしれる日本の悲劇とは。
江田島殺人事件
浅見モノ シリーズ27作目だそうです。
以前どこかにシリーズまとまったものないかなぁ?なんていってましたが
ありました。
このページ、浅見家の見取り図とか
主要キャラクターのデータなんかが整理されていて
結構面白いです。
また、以前書いたクラブハウスに宿泊も出来るみたいで
1泊7000円~9000円くらいってかなり良心価格ですよね?
結構いってみたいかも。
軽井沢、行ったことないし。
で、この本ですが薄めの本なので通勤の行き帰りでほぼ読んでしまいました。
元海軍学校がからんだストーリーなので
もっと壮大な陰謀とか、戦争の悲劇とか期待したのですが
陰謀、それほどでもなかったです。
東郷元帥の短剣がキーになっているのですが
そもそもそれを持ち出したのは戦中海軍学校の生徒で
卒業を機に「全員お国のために死ぬぞ」と誓い合うために
”いたずら心で”元帥にあやかろうとして”学校にあった短剣を持ち出した、と。
そして、死ぬことに疑問を持った友人にたいして他の卒業生が
腰抜けっと責めたところ”死ぬのが怖いわけではないっ”と
その場で短剣で自殺した、と。
ちょっと無理があるんじゃないかなぁ。
戦争体験はないけれど、ものを見聞きしただけでも
戦前・戦中天皇の写真の入った箱にお尻を向けてはいけないとか
その扱いが悪かったからと言いがかりで不敬罪で殺されてしまったりした時代
だったようなのに、海軍の軍神とあがめられていた東郷の
短剣を「いたずら心」でそんなことに使おうと思うでしょうか?
下手したら殺されるって言うのに?
しかも”必死”に疑問を持った友人、死ぬのが怖いわけではないと
証明するために短絡的に自殺する?
それこそ無駄死にってやつじゃないですか。
なんて文句言いながら結構このシリーズ読むのやめられません。
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