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レーザーディスクのように輝く絹織物―。偶然、不思議な糸を吐く野蚕を発見した長谷康貴は、その魅力に憑かれ、バイオ・テクノロジー技術者・有田芳乃の協力で、蚕を繁殖させようとする。事業は成功したように見えたが、意外なパニックがまき起こる…。ミステリータッチの本格SF。第3回小説すばる新人賞受賞作品。
絹の変容
レクイエム
があまりにツボだったので
かなり期待して読んだのですが・・。
この本はそんなに好きじゃなかったです。
不思議な美しさを持つ絹の製造過程は
なかなかグロくて
これと美しい絹の対比が
印象的で、これはスーパーモデルの壮絶な死でクライマックスを
迎えるわけですがその後の展開は
ホラーに走ります。(特に虫嫌いには)
蚕が わさわさざわざわ
と・・。
きゃ~。
この蚕にアレルギー体質の人が咬まれたら致命傷になるなんて
豚インフルなんか比じゃない
パニックになりそうです。
しかし範囲が八王子に限られているところが
何と言うか現実味をもたせる意図があったのかも、
と作者のキモチを理解しようと思うワタシがいるわけですが
かえってそれが中途半端なパニックになってしまっている感じ。
八王子限定パニック。
どうだろう?
ちょっと安くない?
(八王子が安いと言っているわけではありません。)
貧相な研究者とぼっちゃまの中途半端なロマンスも
余計だったし。
せめて研究者を風変わりだけれど美人、とかいう
設定にしてくれていたらちょっとはロマンスっぽくなった
かもしれないけれど。(メンクイ)
なんとなく 全体的に中途半端
な小説でしたが
何よりぱっとしないのはタイトルでしょう。
「変容」だけとかのほうがよろしくないでしゅか?
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