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野田達夫、35歳。17年働き続けてきた平凡な人生に、何が起ったのか。達夫と逢引する女、佐野美保子はほんとうに亭主を刺したのか。美保子と出会った瞬間、一目惚れの地獄に落ちた刑事合田雄一郎はあてもなく街へさまよい出る。照柿の色に染まった男二人と女一人の魂の炉。
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『マークスの山』も(すごく面白かった記憶あり)『レディ・ジョーカー』も(タイトル以外記憶にないけど)も読んだはずなんですが。
例によって感想かいておりません。
たぶんブログ始める前に読んだんじゃないかと・・。
なんだけど、主人公の合田さん、まったく記憶にないんですが・・こんなに 陰湿
な人でしたっけ?あれ?
この作品に限って言えばもー、 暗い
し陰湿だし粘着質だし協調性ないし小市民だし、まったく持っていいところなし。
夫と浮気相手を血相変えて追いかけていた女に一目ぼれしたってのもかなりの 変わり
ものだけど、職質しただけでホレるって・・いやー、中3だってないだろーよ。
しかも勝手にホレて勝手にその愛人に嫉妬して警察官という立場を利用して愛人(昔の友人でもある)を陥れようと画策するってさー。
ストーカー?
なんでまた主人公であるヒーローにこんなことさせるのかしら、高村さん?
一応ホステス殺しという事件は追っているものの (この一目ぼれ女性とはまったく関係がない)
、何でこの事件の真犯人にこだわるのかも一向にわからない。
だって合田氏、真犯人よりもストーキングにご執心だし。
なのに突然捜査のために300万円以上も費やしてヤクザさんとかかわったりさー。なんだかやってることがまとまりがないというか。
まとまりがないといえば主人公だけじゃなくてこの作品全体がそう。
2つの別の事件(ホステス殺しと中国人愛人電車飛び込み事件ね)に新たな刃傷傷害事件が絡んでくるけどさ。
なんていうか上下巻にしてまで何が言いたかったのか・・・。
で、主人公に愛を感じちゃってるらしい元義兄とかもとても微妙。
だらだらと疲労のみが堆積していくストーリーですが、時間的にはたったの4日ほどの間に起こった話です。
その4日間ほとんど眠らなかった、というか眠れなかった達夫クン (逆恨みされた友人)
の疲労具合は下巻に来て重苦しいまでになってくるわけですが、それにしても突発的に彼が起こした殺人事件はよくわからない。
キレるにしてもキレる相手が違うんじゃなかろうか?
ってか、眠ろうよ。
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