「現代の哲学」
<1>
木田元 1991/04
出版社: 講談社 文庫 248p
No.956
★★★☆☆
木
「反哲学入門」
が面白かったので、
自叙伝
やその「反哲学史」なども読んでみた。しかしまぁ、哲学は哲学である。腐っても哲学、簡単であるなんてことはなにもない。この「現代の哲学」は、木田の原点に位置するような、20世紀の哲学をまとめたのがこの一冊である。入門書の入門書にあたるのか。
この本を読みかけながら、ふと思った。哲学について思いをめぐらせるなら、まずはソクラテスとニーチェは落とすことはできないだろう。それからそれから、と思いつつ、Oshoの
「私の愛した本」
を思い出した。そういえば、Oshoは大学で哲学を学んだのだったし、のちには哲学の教授もやっている。彼なりのガイダンスがあるはずだ。あの本の中では168冊の本が紹介されているが、その中でいわゆる「西洋哲学」畑に属していると思われるのは17冊。約一割である。
「ツァラトゥストラはかく語りき」フリードリッヒ・ニーチェ
「存在と無」J・P・サルトル
「存在と時間」マルティン・ハイデガー
「論理哲学論考」L・ウィットゲンシュタイン
「ハシディズムの話」マルティン・ブーバー
「哲学探究」L・ウィットゲンシュタイン
「哲学的考察」L・ウィトゲンシュタイン
「プリンキビア・マテマティカ」ラッセル & ホワイトヘッド
「詩学」アリストレス
「倫理学原理」G・E・ムーア
「ヘラクレイトスの『断片』」ヘラクレイトス
「精神の運命」ウィリアム・S・ハース
「一次元的人間」H・マルクーゼ
このカテゴリは「スピノザ」で書き進めているが、 「OSHOmmp/gnu/agarta0.0.2」
カテゴリとの境界域として、これらの本を読み進めてみるのも面白いかな、と思い立ったので、なにはともあれ、リストアップだけしておく。
<2>につづく
悟りへの階梯 2008.10.27
ツォンカパ チベットの密教ヨーガ 2008.10.26
聖ツォンカパ伝<2> 2008.10.25
PR
Freepage List
Category
Comments