「一竹辻が花の妻」
久保田不二子 1994/05 文園社 単行本 287p
Vol.2 No.0129 ★★★★☆
本人の自叙伝
夫の本が86年発行で、妻の本が94年だから、夫の本に含まれなかったことも多くある。とくに、その美術館づくりに孤軍奮闘している夫を見つめる姿は、まさに生涯変わらぬお二人の中でしかわかりあえないような、まさにソウルメイトそのものの足取りを感じる。
この美術館も、この本を読んでいる段階でも私には、もうすでにできているのかどうかわからないが、富士山を望むロケーションの中で、ピラミッド型に骨組までできている。まさに現代の鬼才。鬼気迫るものがある。誰かが彼を「竜神」と呼んでいた。まさにその名にふさわしい存在感だ。
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