音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

2011年12月20日
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 12月に入ると、ジョン・レノンを偲ぶ間もなく、街ではクリスマス・ソング一色となり、都会を歩けば、様々なクリスマス曲が耳に飛び込んでくる。気がつくと、実際、クリスマスはもうすぐそこだった。何回続くかは分からないけれど、今日からクリスマスまでの間は、“個性的なクリスマス・ソングたち”というタイトルで、そのアーティストらしさがよく表れたポップやロック界のクリスマス曲を取り上げてみたい。一応、オリジナル曲、カバー曲関係なく、“その人らしさ”というのを観点にして、12月の我が家のレパートリーから選んでいきたいと思う。

 ひとまず、第1回目はエルトン・ジョンの「ステップ・イントゥ・クリスマス(Step Into Christmas)」。リリースされたのは1973年で、この年のクリスマス・シーズンに合わせてシングルとして発売され、後にはリマスター盤(『カリブ』)のボーナス・トラックや、クリスマスの企画盤『エルトン・ジョンのクリスマス・パーティ』にも再録された。

 曲の作者は、ポップ界の黄金コンビ、エルトン・ジョンとバーニー・トーピンの組み合わせ。曲調としては、いかにもエルトン節全開といった風で、ノリノリのロックンロール調ナンバーである。この曲でのエルトンのヴォーカルは、どうも演奏の中に埋もれているような印象を受ける。想像に過ぎないけれど、もしかするとこのようなヴォーカルのミックスは意図的なのではなかろうか。そう思い始めると、確かに、楽器音満載のおもちゃ箱があって、その中からエルトン・ジョンのヴォーカルが聴こえてくるようなイメージもする。

 余談ながら、リリース当時の日本盤シングルには「来日記念盤」(74年2月に来日公演を行っている)、「エルトンが’73年をふりかえりながら、クリスマスの想い出を歌ったスマッシュヒット!!」なるようわからんキャッチコピーがついている。そして、その当時の邦訳タイトルが「ロックン・ロールで大騒ぎ」というものだった。もしかして、クリスマス・シーズンの発売を逸してしまったので、日本盤ではクリスマスではない邦訳タイトルになったということなのだろうか?


[収録アルバム]

Various / Elton John's Christmas Party (2005年)
Various / The Best Christmas Album in the World… Ever! (1999年)
その他、各種クリスマス・コンピ盤に収録。




この曲の動画は こちら から。
ブルース・スプリングスティーン「サンタが街にやってくる」
ボブ・シーガー 「リトル・ドラマー・ボーイ」
ケイト・ブッシュ「ディセンバー・ウィル・ビー・マジック・アゲイン」






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Last updated  2011年12月26日 06時19分47秒 コメントを書く


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