音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

2025年08月17日
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当時の勢いと熱気が満載のライヴ盤(後編)


 ( 前編 からの続き)
 アルバム収録曲をざっと見ていきたい。1枚目の冒頭3曲は、 『闇に吠える街』 を代表する楽曲が並ぶ。1.「暗闇へ突走れ」はライヴで見せ場へとなっていったレパートリーで、2. 「バッドランズ」 と3.「プロミスト・ランド」はそれぞれ元アルバムのA面・B面のオープニング曲である。

続く2曲は、リリース直前の『ザ・リバー』からのナンバーで、表題曲4.「ザ・リバー」でじっくり聴かせ、5.「愛しのシェリー」で盛り上げる。そして、1枚目の終盤は、サード作 『明日なき暴走』 所収の6.「涙のサンダーロード」、 ファースト作 収録の7.「ジャングルランド」という、じっくり聴かせる代表的楽曲が連続する。

セカンド作 収録の1. 「ロザリータ」 は、12分という長さを感じさせず、むしろメンバー紹介なども含めてこれだけ盛り上げて楽しませるにはこの時間が不可欠といった演奏を披露している。

 2.「明日なき暴走(ボーン・トゥ・ラン)」は、若いころの彼の代名詞的ナンバーで、上記サード作のタイトル・トラック。3.「ステイ」は、モーリス・ウィリアムスとゾディアックスの1960年の全米No.1ヒット曲。続く4. 「デトロイト・メドレー」 と5.「クォーター・トゥ・スリー」は、ライヴでのお得意のレパートリーである。前者は「デヴィル・ウィズ・ザ・ブルー・ドレス・オン」、「グッド・ゴーリー・ミス・モーリー」、「シー・シー・ライダー」、「ジェニー・テイク・ア・ライド」という、1960年代をスプリングスティーンのバンドらしくカバーしたロック・メドレー。後者は、ゲイリー・US・ボンズの1961年の全米No.1ヒット曲のカバーである。アルバムを締めくくる6.「レイヴ・オン」は1958年のバディ・ホリーのヒットでも知られるナンバー。このように、2枚組の本作の終盤にかけての演奏は、ライヴでしか味わえないスプリングスティーンのパフォーマンスを楽しむことができる。


[収録曲]

(Disc 1)
1. Prove It All Night 
2. Badlands
3. The Promised Land
4. The River

6. Thunder Road
7. Jungleland

(Disc 2)
1. Rosalita (Come Out Tonight)
2. Born to Run
3. Stay
4. Detroit Medley: Devil with the Blue Dress On~Good Golly Miss Molly~C.C. Rider~Jenny Take a Ride
5. Quarter to Three
6. Rave On

1979年9月21日(I: 6-7, II: 1-2, 4, 6)、同22日(1.-5, II: 3, 5)録音。
2021年リリース。




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Last updated  2025年09月18日 06時33分08秒
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