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2018年01月10日
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テーマ: ニュース(96859)
カテゴリ: ニュース
政府はこれまで東京電力が中心になっていた原子力業界を、今後は「オール電力」に再編したい意向のようだと、7日の東京新聞が報道している;




 これまで原子力業界は、資本や人材など、あらゆる面で東電がリードしてきた。むつ市の中間貯蔵施設も東電が8割を出資し、残る2割を負担する日本原電も東電が大株主となっている。ところが 第一原発事故で東電は経営が悪化 。多額の国費が投入され、他社の支援をできる状況ではなくなった。

 代わって台頭したのが関西電力だ。東電に次ぐ規模の組織力で、原子力規制委員会の再稼働審査も先行。規制委幹部は他電力に「関電を見習って」と注文するほどだった。ただ、原発への依存度が高かった関電の経営状態も厳しく、かつての東電のような負担はとても受け入れられるものではない。

東電と関電は水面下で、実現性の見通しが立たず、金ばかりかかる核燃料サイクル政策の「盟主の座」を押し付け合っている状況だ。 国が調整に入っても、政策そのものの見直しをしなければ、再編は絵に描いた餅で終わる可能性が高い。


2018年1月7日 東京新聞朝刊 12版 3ページ「原子力、東電中心から『オール電力』に再編も」から引用

 これまでの原子力業界が東京電力を中心に運営されていたと言われても、我々素人にはピンと来ないが、記事をよく読むと、新たに必要になった施設の建設に対する投資や技術開発に対する人材の派遣等を、今までは東京電力一社に任せていたものを、今後は「オール電力」という仕組みにしたい、ということのようである。将来に向けて大きな需要とそれに付随する利益が見込まれる事業であれば、誰もが先を争って参入してくるものであるが、原子力発電の場合は、現在は水力と火力で十分こと足りているし、将来は再生可能エネルギーが世界の主流になりつつあることを考えると、下手に「盟主の座」を争うなど自殺行為のようなものだから、誰もが「盟主の座」を押しつけ合うのは当然だ。しかし、盟主の座に誰が座る座らないに関わらず、いずれ原発は廃炉にするときが来るわけで、この原発という「生産手段」は電力会社経営者の私有財産なわけだから、その私有財産の後始末は所有者の自己責任でやってほしいものである。それが資本主義社会のルールだったはずだ。





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最終更新日  2018年01月13日 20時02分44秒


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