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2026年01月02日
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テーマ: ニュース(96853)
カテゴリ: ニュース
高市首相の挙動不審について、文芸評論家の斎藤美奈子氏は、12月17日付け東京新聞コラムに、次のように書いている;



 「だって入れとかないと、総理に怒られるじゃないですか」
 「たしかに」

 こんな会話が内閣府で交わされたかどうかは知らないが、というわけで男女共同参画答申案に突然加えられた「旧姓の通称使用の法制化」。首相に忖度したのはよかったが、おかげで有識者会議のメンバーだった連合の芳野友子会長に叱責されるハメになった。

 一方、こちら辻元清美議員の質問主意書を受け取った内閣官房。

 「どうしますか、これ。例の存立危機事態の件ですが」
 「正直にいうしかないっしょ」
 「でも総理のアドリブだったとバラして大丈夫ですかね」
 「大丈夫も何も、用意した紙を無視したのは総理なんだから」
 「たしかに」

という会話があったかどうかは知らないが、かくして開示された、首相の答弁とは異なる内容の答弁資料。あの答弁は私たちのせいではないですよという事務方のアピール、それとも弁明?

 いずれにしても官僚諸氏の心の声が聞こえるようだ。めんどくさっ。

 つまるところ、高市首相にはそれまで積み上げてきた議論をぶち壊すイレギュラーな発言が多すぎるのだ。石破前首相は独自カラーを出せずに退陣したが、高市首相はカラーを出しすぎ。まるで暴走トラックだ。迷惑するのは国民である。大事故になる前に誰か停止させて。
(文芸評論家)


2025年12月17日 東京新聞朝刊 11版 21ページ 「本音のコラム-トップの暴走」から引用

 有識者会議が議論をしてまとめた「答申案」に首相が相談もなく勝手なことを書き加えるというのは、有識者会議のメンバーに対して失礼な行動であり、会議のメンバーが怒り出すのは当然です。これは「しょうがねいね」で済ませていないで、正式なルートで「首相による『答申案の捏造』は許せません」と、はっきり異議申し立てをするべきです。また、「台湾有事は日本の有事」とうっかり発言して、これまで歴代内閣が踏襲してきた「台湾は中国の一部」という「建て前」を完全に否定し、中国との信頼関係を損なってしまった「罪」も重大です。高市氏にしてみれば、これまでの内閣がやってきたことのことごとくが気に入らないので、自分が首相になった「この機会に」好き勝手に発言して、あわよくばそのまま「自分の意志」を通してしまおうという魂胆なのですから、こっちもその積もりで、「勝手なマネは許さない」という毅然とした態度で対応しないと、そのうち首相の一言で憲法も「以前の憲法に戻す」などということになりかねないと思います。





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最終更新日  2026年01月02日 01時00分04秒


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